HubSpot Marketing Blog

2016年12月08日 // 6:00 PM

スパムフィルターを回避しマーケティングメールの到達率を上げるためのガイド

執筆者: | @

email-deliverability.jpeg

マーケターの皆さんは、Eメールの開封率やクリックスルー率を飛躍的に向上させるために、読み手の心に響くメッセージを書き、ブランドの魅力を十分に表現したテンプレートをデザインし、簡潔で魅力的な件名を作成することがどれほど大変かをよくご存知だと思います(関連記事はこちら:The Anatomy of a 5-Star Subject Line)。

ですが、送信ボタンをクリックする前に、自分が苦労して作成したEメールが果たして購読者の元に届くのかどうか、心配になったことはありませんか。

法に触れないよう注意してマーケティングメールを送信していても、知らないうちにメールがブロックされ、受信者の元に届かないケースは少なくありません。メール配信において企業が従うべき法律は厳しさを増し、スパムフィルターはますます高度になっています。したがって、Eメールマーケティングにおいては、メールの配信を妨げる要因について詳しく理解することが、到達率を上げるために非常に重要です。

法律を順守するためだけではありません。メールの到達率が向上すれば、EメールマーケティングのROIを大幅に改善することも可能です。この記事では、メールを受信者に確実に送信するために、Eメールマーケティングにおいて絶対にやってはいけないことを説明します。

また、メールの到達率を上げるために積極的にやっておきたいことについてもご紹介したいと思います。(HubSpotによる無料のEメールマーケティング認定コースをこちらからご利用いただけます(英語)。ベストプラクティスの習得にお役立てください。)

スパムフィルターを回避しマーケティングメールの到達率を上げる29の方法

絶対にやってはいけないこと

1)Eメールリストを購入しない

リストに含まれる人が、Eメールを受信することに同意していれば、リストを借用したり購入したりしても違法ではないという人もいます。確かにそうですが、賢いやり方ではありません(関連記事はこちら:メールアドレスリストを買うのは愚作(お金をかけずに作る方法教えます))。

これはEメールサービスプロバイダーによるサービス利用規約で禁止されているだけでなく、リストに含まれる人たちはメールの受信を望んでいないため、メールがスパムとしてマークされる可能性が高くなります。さらに言えば、質の高いメールアドレスが売りに出されることは絶対にあり得ません。買うだけ無駄です。

2)ウェブサイトのスクレイピングを行ってメールアドレスを集めない

ウェブスクレイピングをすれば、メールアドレスを簡単に入手してコンタクトリストを作成できると思うかもしれませんが、企業のためになることでは決してありません。言うまでもありませんが、これは米国(CAN-SPAM Act)など多くの国で違法な行為です関連記事はこちら:What Is CAN-SPAM? [FAQs])。

3)バウンスを繰り返す受信者にメールを送信しない

ハードバウンスを起こすのは、無効、破棄された、あるいは存在しないメールアドレスのいずれかであり、何度送信しても到達することはありません。インターネットサービスプロバイダー(ISP)は、メール送信者のレピュテーションを判断する際に、バウンス率を重要な要素として使用します。そのため、ハードバウンスの数があまりにも多いと、受信者への配信が許可されなくなってしまいます。

(Eメールの到達率について、HubSpotによる無料のEメールマーケティング認定コースで詳しく解説していますので、こちらからクリック(英語)してご利用ください。)

4)メールの本文または件名で、英単語を大文字のみで表記しない

英単語を大文字のみで表記すると、読み手に威圧感を与えるため印象が良くありません。受信者の注意を惹くために、メールの件名などに含めることがあるようですが、不快に思ったり、スパムと誤解したりする人もいるので避けた方が無難です。

実際、Radicati Groupによる調査でも、85%以上の回答者が、件名の文字はすべて大文字よりもすべて小文字の方が望ましいと答えたそうです。

刺激的な表現で読み手の注目を集めようとするよりも、パーソナライゼーションを利用して、関連の高いメッセージを、印象に残る愉快な表現で伝えるのがよいと思います。魅力的なメールを作成する方法についは別記事をご参照ください(関連記事はこちら:How to Write a Marketing Email : 10 Tips for Writing Compelling Email Copy)。

5)感嘆符を使用しない!!!!!

もう一つ、件名に感嘆符の入ったメールも、怪しげな印象でスパムと間違えられやすくなります。特に、感嘆符がいくつも並んでいるような件名は最悪です。メールをスパムとして報告するかどうかを、件名を見ただけで判断する人が69%もいるそうですので、感嘆符の使用はできる限り避けた方が良さそうです(関連記事はこちら:19 Eye-Opening Subject Line Stats That Will Supercharge Your Email Open Rates)。

また、語句を使うべきところを感嘆符で済ませてしまうと、薄っぺらい文になってしまいがちです。

6)動画、フラッシュ、JavaScriptをメールに使用しない

フラッシュや動画などのリッチメディアを、メールに組み込んでいるのを見かけますが、ほとんどのメールクライアントが、デフォルトでこれらのメディアの表示を禁止しています。リッチメディアをウェブサイトの方に用意し、メールに動画プレーヤーの画像を表示して、そこからリンクを張るようにしてください。

JavaScriptやその他のダイナミックスクリプトを使用したメールは、仮にスパムフィルターのチェックを通過できたとしても、メールクライアントによってスクリプトの実行が禁止されることがほとんどですので、最初から使用しない方がよいと思います。

7)フォームをメールに組み込まない

セキュリティリスクを避けるため、メールクライアントは通常フォームの組み込みをサポートしません。フォームはランディングページに作成し(関連記事はこちら:Web訪問者を見込み客化するためにフォームで質問するべき項目を決める方法)、メールの本文にCall-To-Action(CTA)を配置するかリンクを張りましょう。

8)メールにファイルを添付しない

PDFやWord文書などをメールで送りたい場合でも、ファイルを添付することは避けてください。ファイルを添付すると、メールがスパムフィルターに引っかかる可能性があります。ファイルをウェブサイトにアップロードし、その場所へのリンクが張られた効果的なCTAをメールに表示しましょう(関連記事はこちら:50 Free Call-to-Action Templates to Design Clickable CTAs in PowerPoint [Free Download])。

そうすることで、メールがスパムフィルターにブロックされる可能性が大幅に低くなり、かつメールの読み込み時間も短縮されます。

9)スパムを連想させる語を使用しない

スパムフィルターを通過するためにやるべき最も簡単な方法の一つは、メールの件名で使用する語を慎重に選ぶことです。判断に困ったら、中古車デーラーのセールスマンが使いそうな表現は、スパムと間違えられる可能性が高いと考えてください。無料、保証、大特価などは使わないようにしましょう。(スパムを連想させる一般的な語のリストをこちらからご覧ください。)

タイトルに使用する語には、クリエイティブで面白く、わかりやすいものを選びましょう。大袈裟な表現は望ましくありません。良い件名の例をいくつかご紹介します(関連記事はこちら:23 Sales Email Subject Lines That Get Prospects to Open, Read, and Respond)。

  • こんにちは、[名前]。[質問]?
  • お探しの商品は見つかりましたか
  • 意外なほど簡単な~の解決法
  • どうしようもなく落ち込んだ時に効く薬があります

10)メールの文字に赤いフォントを使用しない

白い背景に白いフォントという、目に見えない文字がメールに含まれることがあります。これはスパマーがよく利用するトリックで、スパムフィルターによって必ず検出されます。

実際、マーケティングメールに一般的でないフォントやフォントサイズ、フォントカラーが使用されるのを嫌がる人は少なくありません。先ほどのRadicati Groupによる調査では、不快感を与えやすい要因として最も多く回答された10項目のうち、4つがフォントに関するものでした。

60%を超える回答者が、マーケティングメールのフォントのサイズが異なっていたり、一般的でないフォントを使用していたり、フォントの色が異なっていたりすることを、許せないと感じると答えたそうです。そして、70%近くの人が、フォントのサイズは1つに統一されている方がよいと回答しています。

11)スペルチェックを忘れない

Radicati Groupの調査で、メールに関して最も不快に感じるのは、誤字脱字や文法の間違いを見つけたときと回答した人が、全体の80%もいたそうです。しかも、誤字脱字は体裁が悪いだけでなく、スパムフィルターにかかる可能性もあります。

誤字脱字のような小さなミスは、特に自分で編集をしている場合には見落としてしまいがちです。

12)メールのメッセージにキーワードを詰め込まない

メールのキーワードスタッフィングとは、メールにできるだけ多くのキーワードを詰め込むことを言います。Googleはそのようなウェブページの検索順位を低くしますが、その理由は、ユーザーが不快に感じる、つまり、ロボットのために最適化されたコンテンツを誰も読みたいとは思わないからです。

ロボットのためではなく、読者のためにメールを書けば、より多くの人が開封するうえ、スパムしてマークされることもありません。メールを読んだ人がアクションを起こしてくれるように、シンプルかつ説得力のあるメッセージを作成しましょう。カジュアルな話し言葉を使用し、自分の身の上話を入れたりすると、より親密で親しみの持てる内容になると思います。

下の画像はTurnstyle CycleよるEメールの例です。シンプルでフレンドリーで、しかも誠実さが表れていて素晴らしいと思います。下の3つは私が特に良いと思った文です。

  • "We know you are busy and would hate to see you miss out"
    「ご購入いただいたクラスを、ぜひとも期限切れにしないでいただきたいのです」
  • "Please let us know if we can help accommodate in any way possible"
    「何かお手伝いできることがございましたら何なりとお申し付けください」
  • "Feel free to give us a call - we want to help :)"
    「いつでもお電話ください。お力になりたいと思います :)」

また、購入したクラス名、購入日、受講期限、問い合わせ先の電話番号など、必要な情報がすべて記載されている点も便利でよいと思います。

turnstyle-email-copy-example.png

13)圧倒的な数の画像や巨大な画像を使用しない

メール全体を一つの大きな画像で作成したり、あちらこちらに画像を入れ過ぎたりすると、メールが受信者の迷惑メールフォルダに入れられる可能性が高くなります。

また、画像ファイルは表示に支障のない程度でサイズをできるだけ小さくした方が、メールの読み込み時間を短縮できるのでよいと思います。(HubSpotのユーザーの方たちは、Eメールツールを使用して、メールに表示する画像を自動で圧縮し、読み込みを早くすることができます。HubSpotのユーザーではない方には、Compressor.ioCompressjpeg.com、およびJpegmini.comなどの画像圧縮ツールをお勧めします。)

ご存知かもしれませんが、Microsoft Outlookは背景画像を認識しないため、背景画像ではなく背景色を使用してください。

必ずやるべきこと

14)Eメールリストを定期的に整理しクリーンに保つ

完全にオプトインした人だけでメールリストを作成していても、適切な方法でリストを管理していなければ、スパマーのレッテルを貼られる恐れがあります(関連記事はこちら:3 Reasons to Practice Good Email List Hygiene)。

なぜなら、インターネットサービスプロバイダー(ISP)は、購読者全体ではなく、アクティブな購読者をベースに苦情率を算出するからです。

また、期限の切れたメールアドレスは、スパムトラップに利用される可能性があります。つまり、合法的に取得したアドレスであっても、破棄されて何年ものあいだ使用されていない場合に、スパムトラップに形を変える可能性があります。スパムトラップに一度でもメールを送信すると、到達率の低下を招く恐れがあるので注意が必要です。

さらに、期限切れのメールアドレスがunknownなアカウントになる(バウンスする)こともあります。メールの送信先にunknownなアカウントが5%よりも多く含まれると、ISPはその送信者を非常に悪質と見なし、受信者にメールが届きにくくなるようにします(関連記事はこちら:3 Reasons to Practice Good Email List Hygiene)。

また、送信者のレピュテーションが著しく低下するため、メールの到達率がさらに低下します。

メールリストを最新の状態に保つことができれば、受信者がメールをスパムとしてマークする可能性が低下します。開封率やクリックスルー率などの指標、あるいはウェブサイトでのユーザーのアクティビティに注目して、応答のない購読者や期限の切れたメールアドレスがないか調べましょう。

15)反応がない、あるいはほとんどない購読者を再エンゲージできるか調べる

グレーメールとは、メールの購読を希望してオプトインした人が、その後メールへの興味を失ったために、ほとんど、またはまったく反応されなくなるメールを指します。これはスパムには分類されませんが、メールの到達率を低下させるので望ましくありません。エンゲージメント率が低いと、ISPおよび受信箱のプロバイダーは、その送信者をグレーメールの送信者として特定し、送信されるすべてのメールを迷惑メールのフォルダーに入れる可能性があります。つまり、メールは送信されるものの(そして送信済みと表示されるものの)、受信者に見つけてもらいにくくなります。

反応が少ない、あるいはまったくない購読者をトラッキングし、メールへのエンゲージメントが低下した購読者を対象として、再エンゲージメントキャンペーンを実施しましょう(関連記事はこちら:リストをクリーンに保ち、購読者のエンゲージメントを促すEメールキャンペーン)。

たとえば、購読者が前回フォームの送信、ウェブサイトの訪問、メールのクリックなどを行った日からの経過日数を調べ、それをトリガーの条件として設定し、メールを送るという方法もあります。

このキャンペーンで、購読者に特別なオファーやクーポンなどを送信すれば、再度興味を持ってもらえるかもしれません。あるいは、簡単なアンケートを送り、どのような内容のメールであれば読みたいと思うかなど、フィードバックをお願いするのもよいと思います。

16)ダブルオプトインを利用する

ダブルオプトインとは、メールの購読を要求した人にフォローアップメールを送り、確認用のリンクでメール購読の意思を再確認することを言います。

この方法でメール購読の意思が再確認されたユーザーであれば、企業から受信したメールを最後まで読み、しっかりとエンゲージしてくれるはずです。ダブルオプトインを利用すると、メールリストの質が非常に高くなり、購読者のエンゲージメントがかなり向上することを期待できます。(HubSpotのユーザーの方たちは、HubSpotでのダブルオプトインの設定方法をこちらからご覧いただけます。)

17)アドレス帳へのアドレスの追加を購読者にお願いする

スパムフィルターはこれまで以上にチェックを強化しており、場合によっては、受信者が読みたいと思うような価値の高いメールまで、迷惑メールフォルダーに入れてしまうこともあります。

ですが、受信者が送信者のアドレスを自分のアドレス帳に追加すると、ほとんどのスパムフィルターで、送信者がホワイトリストに登録されるため、購読者にこれをお願いできれば安心です。

18)メールの最後に購読解除のリンクをはっきりと示し、会社の住所も記載する

購読解除の方法を示すことは、メールリストをクリーンに保つために、言い換えれば、本当に希望する人だけにメールを受信してもらう(スパムとしてマークされない)ために非常に重要です。しかも、米国を含む多くの国で、受信者が購読を簡単に解除する方法を提示しないメールを送信することは違法とされています。

マーケティングメールでは、購読解除の方法を必ず明記する必要があります。購読解除の方法には、単純にメールを返信するものや、メールにあるリンクをクリックして購読解除が可能なページに直接移動するものがあります。どの方法を選ぶかは送信者が決めてかまいませんが、その説明は目立つ場所にわかりやすく記載されなくてはなりません。

ほとんどの場合、購読解除のCTAはメールの最後に表示されるため、ユーザーも通常は同じ場所で簡単に見つけることができます。下の画像はHubSpotによるメールの例です。

unsubscribe-1.png

このように購読解除のリンク(「Unsubscribe from all future emails」のリンク)だけでなく、メール購読の設定を変更するためのリンク(「email preferences」のリンク)を入れておくと、受信者が購読を解除するだけでなく、特定のタイプのメールの受信だけを設定から解除するという選択肢も提供できます。

19)購読解除の処理を疎かにしない

誰かが購読を解除したら、Eメールリストからその人を削除しなくてはなりません。これは言うまでもなく法律で決められています。購読解除の手続きをユーザーに少しでも楽しんでもらいたいと考えて作成された、素晴らしい購読解除ページの例はこちらからご覧ください(関連記事はこちら:9 Effective Email Unsubscribe Pages)。

EメールマーケティングソフトウェアがCRMとシームレスに連携していれば、購読解除の処理がコンタクトのリストとEメールソフトウェアのリストの両方に即座に反映されるので非常に便利です(関連情報はこちら:Email Marketing)。購読解除の処理を手動で行う場合は、アドレスをリストから削除するのを絶対に忘れないようにしてください。

20)差出人を親しみやすい名前にする

スパムがあまりにも世の中に蔓延しているため、不明な送信者から送られたメールの開封を躊躇する人が多くなりました。受信者がメールの送信者を特定できるように、差出人に企業名を表示しましょう。

また、できれば企業名ではなく個人名を使用してください。多くの場合、団体名よりも、信頼できる個人の名前が差出人として表示される方が、受信者には好まれます。HubSpotが調べたところ(関連記事はこちら:A/B Testing in Action: 3 Real-Life Marketing Experiments)、差出人を「Maggie Georgieva, HubSpot」と表示したメールの方が、「HubSpot」とだけ表示するよりも、開封率やクリックスルー率などのパフォーマンスが高くなりました。(HubSpotのユーザーの方たちは、差出人の名前とメールアドレスをパーソナライズする方法をこちらからご覧いただけます。)

21)「宛先:」に受信者の名前を入れる

受信者の名前を「宛先:」に表示すると、スパムフィルターによって、送信者が受信者を知っていると判断されます。しかも、メールのパーソナライゼーションにもなるため、受信者によるコンテンツへのエンゲージメントの向上も期待できます(関連記事はこちら:12 Personalized Email Examples You Can't Help but Click)。

22)HTMLとテキストの2つのバージョンを用意する

プレーンテキスト形式のメールの場合、書式を何も設定できませんが、HTML形式であれば書式設定を使用して、魅力的なビジュアル要素を含んだ美しいメールを作成することができます(関連記事はこちら:13 of the Best Examples of Beautiful Email Design)。

それぞれのメールにテキストとHTMLの2つのバージョンを用意することで、ISPに正当な送信者であることをアピールできるだけでなく、受信者に対しても親切なメールを送信することができます。

ほとんどのEメールマーケティングツールで、メールエディタを使用してテキストバージョンを簡単に作成することが可能です。5分ほどあれば十分ですので、テキストバージョンのメールを作成し、最適化することをお勧めします。

一方、HTMLバージョンのメールでは、コーディングにエラーがあると、Eメールプロバイダーやユーザーがメールをスパムとしてマークする可能性があるため、タグが壊れていないかなどに注意してください。

23)メールをウェブブラウザで表示できるようにする

あらゆることに注意して完璧に作成したメールでも、メールクライアントによっては正しく表示されない場合もあり得ます。メールをウェブページで表示するためのリンクを、下の例のようにメールに必ず含めてください。

View-As-A-Web-Page-Link-1.png

24)メールの画像にaltテキストを追加する

メールクライアントの多くが、デフォルトで画像をブロックします(参照記事はこちら:How image blocking works in email)。つまり、メールを開封したとき、受信者が画像を表示するボタンをクリックするか、あるいはデフォルトの設定を変更しない限り、画像は読み込まれません。画像にaltテキストを追加すると、画像が表示されない場合でも、受信者はそれが何の画像かを理解することができます(関連記事はこちら:How to Add Alt Text to Your Email Images [Quick Tip])。

画像が表示されないと、画像をCTAに使用している場合は特に不便です。altテキストがなければ、CTAの画像は下のように表示されます。

altテキストを追加していれば、受信者はどこをクリックすれば次に進めるかを、画像が表示されなくても理解できます。

This is what an image with alt-text looks like.

altテキストは、Eメールツールのテキストエディタで編集できます。あるいは、EメールツールのHTMLエディタを使用し、下の画像のようにaltテキストを入力することも可能です。

altテキストをここに入力します"/>

25)メールは短く

長々としたメールも、スパムフィルターにかかる可能性があります。また、簡潔なメールは多くの人に好まれやすいものです。誰もが時間に追われ、受信箱にはメールが溢れており、これ以上メールに煩わされたくないと思っているはずです。

短くて魅力的なメールを作成する非常に良い方法があります。それは、親しみを込めて書くことです。現実の世界で誰かに話しかけるようにメールを書けば、読み手にその内容を身近に感じてもらうことができます。

長文のメールを書く必要がある場合は、文を複数の段落に区切ってください。段落ごとに分けて表示し、導入と本文、そしてまとめの部分がはっきりとわかるように構成すれば、かなり読みやすくなるはずです。

26)送信する前にメールをテストする

最近はさまざまなメールクライアントが使用されています。しかも、メールをモバイルデバイスで読む人が、全体の53%にも上ります(参照記事はこちら:53% of Emails Opened on Mobile; Outlook Opens Decrease 33%)。マーケティングメールを作成する際には、これらのことを考慮する必要があります。

問題は、メールクライアントごとにメールが異なって表示されることです(関連記事はこちら:Gmail, Outlook, Yahoo! & More: How to Optimize Emails for Different Email Clients)。

すべてのメールクライアントで表示をテストするのはあまりにも時間がかかるため、オーディエンスが多く使用するものを選んでテストするとよいと思います。Litmusが10.6億回のメール開封を調査した結果、次の5パターンのメールクライアントが最も多く使用されていることがわかりました(参照記事はこちら:Email Client Market Share)。

  1. AppleのiPhoneでMailアプリを使用(28%のユーザー)
  2. Gmailを使用(16%のユーザー
  3. AppleのiPadでMailアプリを使用(11%のユーザー)
  4. Google AndroidでMailアプリを使用(9%のユーザー)
  5. Outlookを使用(9%のユーザー)

Eメールマーケティングツールのなかには、人気の高いさまざまなメールクライアントでメールがどのように表示されるかを、プレビューで確認できるものもあります。(HubSpotのユーザーの方たちは、「Preview in other inboxes」機能を使用してテストメールを送信し、作成したメールがそれぞれのメールクライアントでどのように表示できるかを確認することができます。)

また、本番の前に、テスト用のメールを送信して問題がないかチェックすることも重要です。(HubSpotのユーザーの方たちは、メールをテストする方法をこちらからご覧ください。)

27)第三者による送信者の認定を取得する

メールの送信者は、第三者による認定を取得することができます。これには送信者が一定のガイドラインに従ってメールを使用していることを、第三者に評価してもらう必要があります。この認定を取得すれば、ISPによって信頼できる送信者としてリストに登録され、メールフィルターを回避することができます。

28)送信者のレピュテーションをモニタリングする

メールの到達率は、IPアドレスのレピュテーションによって大きく左右されます。レピュテーションの低いIPアドレスでメールを送信すると、送信先の受信フォルダーに到達する可能性がかなり低下します。

DNSstuff.comを使用すると、自分が送信者のブラックリストに登録されているかチェックすることができます(ブラックリストに登録されているのに気づかないマーケターも多いと思います)。

29)メール送信に関する法律、ISPの動向、スパムフィルター技術について最新の情報を入手する

Eメールマーケティングは絶え間なく進化を続けています。その最新の動向を理解しておくことは、ベストプラクティスに、そして法に従うために非常に重要です。責任の大きいポジションを任されているEメールマーケターは、Eメールに関する法律やISPの動向、あるいはスパムフィルターの技術について最新の情報を常に入手しています。

必要であれば、企業の法務部に相談するか、信頼できる弁護士に依頼して、法に触れる行為を行っていないか調べてもらうとよいでしょう。メールの到達率について詳しく知りたい方は、HubSpotのポストマスターであるTom Monaghanが講師を務める、HubSpotアカデミーのEmail Marketing Certificationコースの第6項目をご覧ください。

以上のほかにも、メールの到達率を上げるために行っていることがありましたら、下のコメント欄でお聞かせください。

編集メモ:この記事は、2016年5月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。Lindsay Kolowichによる元の記事はこちらからご覧いただけます。

トピック: コンテンツマーケティング Eメールマーケティング

メルマガ登録

コメント

申し訳ありません。過去のコメント履歴が削除されてしまいました。何か疑問やご質問がある方はこちららどうぞ。疑問や質問をツイートするにはこちら。

コメント
X

全世界で30万人のマーケターが購読中

マーケティングの最新情報をメルマガで配信します