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2017年05月09日

SNSの投稿やブログ記事に最適な文字数を考えるためのガイド

執筆者: | @

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ブログの記事やSNSの投稿を作成する際に、多くのマーケターが迷ってしまうことがあります。それは、「コンテンツを何文字以内で作成するべきか」という問題です。この答えは簡単そうで、実はそれほど簡単ではありません。それぞれの文字数制限に注意するというよりも、各チャネルで望ましいと思われる文字数を理解することが重要だからです。

たとえば、ツイートの文字制限が(半角で)140であることはよく知られていますが、理想とされる文字数はそれよりも少ないことをご存知ですか?

HubSpotブログには、コンテンツを最適化する方法に関する記事はいくつもあります。たとえば最適な投稿時間投稿の画像サイズ文字数などのフォーマットの違い、様々な複合的な要素を開設したブログがあります。

しかし、一般的にもコンテンツの文字数について書かれた記事は少なく、文字数の制限に関する情報を、理想的と思われる文字数と一緒に、チャネル別に並べて紹介する記事があれば便利だろうと考えました。

そこで今回は、ブログ記事およびFacebook、Twitter、LinkedIn、Instagram、SnapChat、YouTubeについて、文字数制限と、それぞれに理想的とされる文字数を、すべてご紹介したいと思います。

マーケティングファネルの各段階ごとにSNSを活用する方法はこちらかご覧になれます。

インターネット上の各投稿に適した文字数

1)ブログ記事

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出典:Medium

早見表

  • 記事の本文: 2,100単語(日本語文字数で3,780文字程度)
  • タイトル: 60半角文字未満
  • メタディスクリプション: 155半角文字未満

記事の本文

ブログ記事の本文の理想的な長さについては、さまざまな側面から考察する必要があると思います。たとえば以下をご覧ください。

  • Mediumによると、平均して7分程度で読み終わる記事が、最も多くの人の注目を集めるそうです。
  • 1990年に行われた調査によると、英語のネイティブスピーカーである一般的な成人が英文を読むスピードは、1分間で300単語(日本語文字数で540文字程度)だと言われています。
  • このスピードに基づいて計算すると、記事の理想的な長さは2,100単語になります。
  • この結果は、Google検索で10位以内に表示されるブログ記事の長さの平均が2,032単語から2,416単語だったとされる、serpIQが過去に実施した調査の結果と一致しています。

以上をまとめると、読みやすさの面でも、またSEO対策においても、ブログ記事の長さは2,100単語程度が望ましいと言えます。

これは記事の本文の長さにだけ注目した結果ですが、私たちがHubSpotブログに投稿した記事について調べたところ、自然検索の回数が最も多かったのは、2,250から2,500単語の長さの記事でした。

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言うまでもなくブログ記事には、本文以外にも注目すべき要素があります。次ではそれらの要素の長さについて考えてみたいと思います。

タイトル

タイトルの理想的な長さは、記事を作成する目的と、そのタイトルがどこに表示されるかによって変わってきます。

たとえば検索結果で上位を獲得することを目的として記事を作成する場合であれば、検索エンジン結果ページ(SERP)で、タイトルなどの項目がそれぞれ何文字まで表示されるかを確認することが重要になると思います。

Googleの場合、SERPでタイトルが表示されるスペースの幅は通常600ピクセルですが、Mozによると、タイトルタグのテキストのうち最初の50-60半角文字が表示可能だそうです。

したがって、検索結果でタイトルを最後まで表示させたい場合は、60文字以下でタイトルを作成しておくのが無難だと思います。ブログ記事のメタディスクリプションやタイトルについて、表示可能な長さを確実にチェックしたい方は、SEOmofoによるこちらの便利なツールか、あるいはMozによるこちらのタグ プレビュー ツールを使用するとよいでしょう。

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続いて、記事をSNSで紹介するという目的に適したタイトルの長さについて考えてみましょう。たとえばTwitterの場合、ツイート可能な文字数は140半角文字までです。

この文字数は画像を表示しても減りませんが、URLの場合は、たとえ平均的な長さの短縮URLを含めた場合でも一律で23文字が加算され、残りの116文字しか入力できなくなります。

私たちがHubSpotのブログについて調査した結果によると、Twitterの場合はタイトルの長さが8から12単語(日本語文字数で14から21程度)の場合に、平均で最も多くのシェアを獲得したのに対し、Facebookの場合はタイトルの長さが12または14単語(日本語文字数で21または25程度)の場合に最も多くの「いいね!」を獲得しています。

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メタディスクリプション

メタディスクリプションは、そのウェブページの内容について説明を記述するためのHTML属性です。下のSERPの例のように、そのページが何について書かれているかの説明が短く表示されます。

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Googleはメタディスクリプションを2行目まで表示し、3行目以降は削除していることがほとんどです。Mozによれば、タイトルと同じくメタディスクリプションの長さも、ピクセル数で制限していると推測されるそうです。

半角文字数で160くらいは表示されるようですが、念のため155文字程度で作成することをお勧めします。

タイトルと同様に、メタディスクリプションの場合も、SEOmofoによるこちらの便利なツールを使用して長さをチェックすることができます。

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2)Facebook

早見表

  • 通常の投稿: 最長で63,206半角文字(ただし40文字程度が望ましい)
  • 動画: 最長で45分(ただし2分程度が望ましい)

通常の投稿

Facebookの投稿では、半角で最大63,206文字までのテキストを入力することができます。その一方で、HubSpotのSNSマーケティングマネージャーであるChelsea Hunersenは次のように言います。

「実際には、これよりはるかに少ない文字数で投稿するべきだと思います。Facebookのヘビーユーザーは、通常40文字程度で投稿しています。このことは、BuzzSumoによるSumoRankのページで、HubSpotのFacebookページをチェックした結果からも納得がいきます」

ではなぜ40文字なのでしょうか。Hunersenによれば、「Facebookの投稿に作成するテキストは、投稿に含まれるリンクの先にあるページの内容について説明していることがほとんど」です。

投稿にリンクを含めると、リンク先のページのメタタイトルやメタディスクリプションのテキストが自動で表示されるため、説明を入力して投稿してもあまり意味がないというのです。なるほど、確かにそうですね。

「多くの人が投稿の画像にまず注目し、その下に表示されるメタタイトルとメタディスクリプションを見て内容を理解します。ですから、テキストを入力しても気付かない人がほとんどなのです」(Hunersen)

Facebookに表示する場合でも、メタタイトルは60半角文字以下、メタディスクリプションは155半角文字以下にするのが良いと思います。

HTMLのコーディングに慣れている方は、こちらの記事で紹介されているテンプレート(英語)などを使用して、Facebook用のメタデータの文字数を調整してください。そうでない方は、タイトルやディスクリプションを短く作成しておくことをお勧めします。

動画

Facebookでは最長で45分までの動画を投稿できますが、そのような長い動画は、SNSでのみ視聴できる特別な長編フィルムを投稿する場合でもない限り、まったくお勧めできません。

Wistiaが行った調査によると、SNSでの投稿に最適な動画の長さは2分であり、それより1分でも長いと視聴者が大幅に減少するそうです。「2分が経過するまで、視聴者の数は変化しません。

したがって、90秒の動画だろうと30秒の動画だろうと、視聴者は同じように注目してくれることがわかります。つまり、動画を短く作成しようとするとき、数秒の違いに神経を使う必要はなく、2分以内で収めておけばよいのです」(Wistia)

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出典: Wistia

ただし、最適な長さは動画のトピックによっても変わります。Hunersenは次のように言います。「BuzzFeedRefinery29がFacebookに投稿するような面白い動画なら、5分間くらいまでは大丈夫だと思います」

Facebookに投稿する動画について、Hunersenは長さだけでなく音声にも注意が必要だと言います。つまり、ユーザーがフィードのスクロールを中断して消音のボタンをクリックしなくて済むよう、動画の最初で音声が出ないようにする必要があります。

また、音声がなくてもスクロールの手を止めて動画を視聴したいと思わせるほど、動画の冒頭で魅力的な画面を表示することが重要です。

3)Twitter

早見表

  • ツイート: 最長で半角140文字
    • 画像、動画、投票、引用ツイートの長さは含まない
    • 120-130文字が望ましい
  • ハッシュタグ: 2つ以内
  • 動画: 最長で2分20秒

ツイートの長さ

Twitterがついに文字数の制限を緩和し、しかも画像、動画、投票、引用ツイートなどの文字数を140文字の制限から除外すると発表したとき、多くのマーケターが大喜びしました。

引用ツイートを使用すれば、さらに多くの文字数をツイートに含めることができます。回転する矢印のアイコンをクリックして投稿をリツイートし(下のアニメーションを参照)、表示されるテキストボックスにコメントを入力すれば、引用ツイートの文字数にプラスして最大140文字までのコメントを投稿できます。

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推奨される文字数

Twitterにおいても他の投稿と同じように、ツイート全体の長さを短く、簡潔に作成するのが望ましいと思います。

SNSサイエンティストのDan Zarrellaが行った調査でも、半角で120から130文字のツイートを投稿した場合に、クリックスルー率(CTR)が最も高くなったと報告されています。

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出典: Buffer

ハッシュタグにおいても同じです。140半角文字以内であれば、どれほど長いハッシュタグでも含めることが可能ですが、ハッシュタグだけでなくコメントも入力するのですから、ハッシュタグは短くしておく方が無難です。11文字か、可能ならそれよりも短くするべきでしょう。

また、1つのツイートに含めるハッシュタグは1つか2つにし、3つ以上は含めないようにしましょう。

Buddy Mediaによれば、ハッシュタグを入れたすべてのツイートで、ハッシュタグのないツイートよりも、エンゲージメントを示す指標が2倍に向上したが、その一方で、ハッシュタグの数を1つか2つに抑えたツイートでは、3つ以上含めたツイートよりもエンゲージメントが21%高かったそうです。

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出典: Buffer

動画

Twitterで動画をインポートするか、Twitterのアプリを使用して動画をレコーディングすると、Twitterに動画を投稿することができます。どちらの方法で投稿する場合でも、動画の長さは最長で2分20秒までと決められています。

4)LinkedIn

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プロフィール

LinkedInのプロフィールに含まれる重要な項目について、文字数の制限に関する情報を、Andy Foote氏によるこちらの記事に基づいてご紹介します。

  • 会社名・職名: 120半角文字
  • 概要: 2,000半角文字
  • 職歴: 100半角文字
  • 職歴の説明: 2,000半角文字(最小で200文字)
  • 投稿: 600半角文字。ただし、Foote氏によれば「LinkedInからTwitterにも同時に投稿する場合、Twitterの投稿には最初の140文字までが表示される」そうです。

オリジナルコンテンツ

LinkedInのコンテンツ投稿プラットフォームを使用して、オリジナルコンテンツを作成し、自分のネットワークへ投稿することが可能になりました。もちろん、この投稿の文字数にも制限があります。

  • 投稿のタイトル: 100半角文字
  • 投稿の本文: 40,000半角文字

5)Instagram

早見表

  • 紹介: 150半角文字
  • ハッシュタグ: 30半角文字
  • キャプション: 125半角文字未満が望ましい

何といってもInstagramは写真や動画を共有するためのプラットフォームですから、当然ビジュアルコンテンツに主眼を置くことになりますが、写真や動画について説明するためにテキストを追加するのも決して悪くないと思います。

Instagramのビジュアルコンテンツにテキストを追加する場合は、次の文字数を目安にするとよいでしょう。

キャプション

Instagramではキャプションの文字数に制限を設けていないようですが、ユーザーのフィード内では、4行目以降のテキストが表示されないことが、Instagramによるこちらのページに説明されています。したがって、キャプションは125半角文字以内で作成するのが望ましいと思います。

ただし、キャプションの内容を省略して短くするのではなく、重要な情報やCTA(Calls-To-Action)を最初の方に置き、ハッシュタグや@マークを付けたメンションなど、あまり重要でない情報は後の方に置くようにしてください。

ストーリーについても、文字制限に関する情報は見当たらないようですが、テキストがストーリーのビジュアルコンテンツに重ねて表示されるため、見る人の目がどうしてもそこに集中します。ですから、テキストを入れ過ぎて写真や動画の美しさを損なわないよう注意しましょう。

6)Snapchat

早見表

  • 投稿: 最長で80半角文字

ビジュアルコンテンツの美しさを重視すると言えば、Snapchatもまさに同じです。

Instagramのストーリーは、Snapchatの機能を真似て作られたと言われています。つまり、Snapchatは短期間で公開が終了する写真や動画の投稿ツールです。Snapchatもやはりビジュアルコンテンツがメインですので、テキストを追加し過ぎて画像が見えにくくなることは避けなくてはなりません。

Teen Vogueによると、Snapchatに投稿する際の文字数制限は80半角文字だそうですが、以前は31文字でしたので、2倍以上に増えたことになります。ですが、名前に「Snap」とあることからもわかるように、このツールは「短く簡潔に」コンテンツをシェアするためのツールだということを覚えておいてください。

下はSXSWによる投稿例ですが、キャプションが非常に効果的に使用されています。

7)YouTubeのビデオ

YouTubeもビジュアルコンテンツを中心としたネットワークです。と言うと、タイトルや説明などのテキストはあまり重要でないと思うかもしれません。

それも間違ってはいないと思います。YouTubeは動画ホスティング用のプラットフォームですので、企業が作成した上質な動画を紹介するなどで非常に重宝されています。

ですが、これまでのツールでもお話ししたように、視聴している動画がどのようなもので、誰が作成したのか、あるいはこれを試聴するべき理由は何かをテキストで説明することも必要だと思います。

YouTubeの公式ヘルプサイトには、チャンネルの説明に関して文字数制限がある(1,000半角文字まで)ことが説明されていますが、それ以外には文字数について何の情報も見つかりません。

下の画像にあるように、タイトルまたは説明にテキストを長々と入力した場合に、タイトル(または説明)が長過ぎるというメッセージが表示されるだけです。

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YouTubeの場合もやはり、テキストの最初の2行目までは表示されますが、それ以降は非表示になります。ですから、テキストを長めに入力する必要がある場合は、InstagramやSnapchatの場合と同じように、重要な情報やCTAは最初の方に置いて、必ず表示されるようにしましょう。

まとめ

使用するツールが何であろうと、作成するテキストの長さを決める際には、ユーザーを第一に考えることが重要です。各ツールで文字数の制限が設けられているのは、何よりユーザーのことを考えて、つまり、コンテンツを見る人が退屈したり嫌になったりしないよう配慮しているからです。

この記事では、各ツールで最も望ましい文字数についてご紹介しましたが、必ずしもこれらの数が最適であるとは限りません。まずはこの文字数から始めるとよいと思いますが、うまくいかない場合は思い切って変えてみることをお勧めします。

投稿自体を最適化したい方はこちらの「SNS界の巨人である、Facebook、LinkedIn、Twitterで完璧な投稿を作成する方法」もご覧ください。

チャネルごとにさまざまな文字数を試して、各投稿のパフォーマンスがどのように変わったかを調査しましょう。

そうすれば、どのタイプのコンテンツにタイトルや説明をどのように追加すれば、顧客層から良い反応を得られるかが理解できると思います。

さまざまなオンラインチャネルで、テキストをどのくらいの長さで作成していますか。SNSを様々なマーケティングのプロセスでご活用されたい方はこちらの無料ノウハウもぜひご活用ください。

HubSpotの無料マーケティング診断

編集メモ:この記事は、2017年4月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。Lindsay Kolowichによる元の記事はこちらからご覧いただけます。

トピック: SEO コンテンツマーケティング ソーシャルメディア

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