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2017年05月10日

SNS界の巨人である、Facebook、LinkedIn、Twitterで完璧な投稿を作成する方法

執筆者: | @

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SNS戦略の実施方法は? と聞かれたら、多くのマーケターが次の3つを答えるでしょう。

  1. コンテンツを作成する
  2. Facebook、LinkedIn、Twitterを選択する
  3. この3つにコンテンツを自動で投稿する

いかでしょうか。これでは決して望ましいとは言えません。なぜなら、この3つのSNSチャネルを、ユーザーはそれぞれ違うスタイルで利用しているからです。SNSを最大限に活用したいなら、投稿をFacebook、LinkedIn、およびTwitterに対して別々に最適化する必要があります。

SNSを効率的に投稿管理するためのエクセルテンプレートはこちらから無料ダウンロードできます。

下のプレゼンテーションは、Facebook、LinkedIn、Twitterで効果的な投稿を作成する方法を詳しく説明するために私が作成したものです。ビューワーの数は現在10万回を超え、大変ご好評をいただいております。皆さんもぜひご覧ください。

本題に入る前にお伝えしておきたいことがあります。SNSは常に変化を続けています。この記事で紹介する調査結果やベストプラクティス(成功実績のある手法)は、SNSを始める際の足掛かりとするには有効だと思いますが、いずれ自社の顧客層に対してテストを実施し、その結果から最適な方法を判断することが必要になってくるはずです。

それでは始めましょう。この記事では、下のSlideShareで紹介している30のテクニックを、クリックではなくスクロールしながらご覧いただきたいと思います。


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Facebookのベストプラクティス

Facebookによると、Facebookユーザーのニュースフィードには、1日に平均1,500件の投稿が集められ、それらがフィルタにかけられて、最終的に300件の投稿がニュースフィードに表示されるのだそうです。

では、その300件に残るためにはどうすればよいのでしょうか。ここでご紹介するFacebookの投稿に関するベストプラクティスを読んで考えてみてください。

Facebook Liveなど様々な機能の活用の仕方についてはこちらの無料ガイドで解説をしています。興味のある方はぜひご覧ください。

1)写真でファンを惹きつける

Facebookは、リンクが張られた写真に対して投稿の監視を強化すると発表しましたが、現状では画像の投稿がエンゲージメントを最も多く集めているという状況に変わりはないようです。

クリックを獲得するためだけに写真を投稿しましょうとは決して言いませんが、Facebookの企業ページではやはり、画像がエンゲージメントの獲得に重要な鍵を握ることは間違いないようです。

2)質の高い画像をアップロードする

アップロードする画像のサイズを最適化しただけで結果が激変するわけではありませんが、Facebookで投稿に画像をアップロードするのであれば、指定されたサイズに従うのが望ましいと思います。3種類の主要な画像で指定されているサイズを下に示します。

  • ニュースフィードの画像: 1200×1200ピクセル(実際には504ピクセルでアップロードされますが、このサイズであれば美しく表示できます)
  • シェアしたリンクのプレビュー画像: 1200×628ピクセル(実際には484×252ピクセルでアップロードされますが、このサイズであれば美しく表示できます)
  • シェアした動画のプレビュー画像: 504×283ピクセル

3)リンクを本文中に含めない

恐ろしく長いURLを本文中に含めるのは避けて、すっきりと表示しましょう。投稿のスペースはそれほど広くありませんので、貴重な本文のエリアには、読者の興味を惹くような文字だけを並べるべきです。URLのテキストリンクがなくても、ユーザーはサムネイル写真やタイトルをクリックして、そこにセットされたブログ記事やウェブページなどのリンク先に移動することができます。ですから、URLを本文に入れる必要などありません。New Call-to-action

4)投稿の本文を長く作成する

TrackMavenの調査によると、80ワード(日本語文字数で150文字程度)以上で作成された投稿は、エンゲージメントを2倍も多く集めるそうです。もちろん、すべての投稿をストーリー仕立てで作成するべきとは言いませんが、言葉で伝えたいことがあるときには、それを思う存分文章で表現するべきだと思います。Facebookユーザーもそれを望んでいるはずです。

5)「!」や「?」などを試してみる

同じくTrackMavenの調査で、Facebookで「!」や「?」などを使用すると、ユーザーのレスポンスが向上するという結果も報告されています。皆さんもそれぞれの顧客層でテストしてみてください。報告されているなかから、目立ったものを下にご紹介します。

6)写真をアルバムに入れる前にニュースフィードに投稿する

Facebookのアルバムは、写真を整理して紹介するにはたいへん便利ですが、写真をアルバムにアップロードすると、エンゲージメントの数がかなり低下します。私たちがアルバムに入れた、誰にもアクセスしてもらえない写真を、Facebookに1枚ずつ投稿してニュースフィードで紹介してみたのですが、驚いたことに一転してかなり多くの反応が得られるようになりました。

ですから、写真はまずニュースフィードに投稿し、アクセスの集中が鎮まったところで(5時間程度で鎮まるようです)、どうしても必要であればその写真をアルバムにアップロードして収めればよいと思います。

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7)リンク先のタイトルを100文字より短くする

ニュースフィードで記事へのリンクを紹介する際、リンク先のタイトルが長い場合は、そのタイトルを短く編集しておく必要があります。100半角文字を超えるタイトルは、Facebookのビジネスページに投稿すると表示が切り取られますので、重要なメッセージが消えてしまわないように注意が必要です。

8)就業時間後に投稿する

先ほども紹介したTrackMavenの調査によると、就業時間後(午後5時から深夜1時のあいだ)に公開した投稿は、就業時間中(午前8時から午後5時)に公開した投稿よりも11%多く対話が見られたそうです。また、就業時間前(深夜1時から午前8時)の投稿では29%も多くの対話がありました。皆さんも、多くの人が帰宅の途に就くころなど、さまざまな時間帯で投稿をテストして結果を分析してみてください。

9)週末に投稿する

同じくTrackMavenの調査では、日曜日に公開された投稿は、水曜日の投稿に比べて「いいね!」、シェア、コメントの数が25%も多かったそうです。どう思いますか?週末に公開される投稿の数は、全体の18%にも満たないというのに、です。

この傾向は、Eメールの開封率にも見られるそうですので、SNSやEメールでのプロモーションについて、どの曜日が効果的かを必ずテストしてみる必要があると思います。

10)エモーティコン(顔文字)を試してみる

AMEX Open Forumの調査によると、Facebookの投稿にエモーティコンを使用すると、エンゲージメントが向上する場合があるそうです。

  • エモーティコンを使用した投稿は、シェアの割合が33%高くなる
  • エモーティコンを使用した投稿は、シェアの割合が33%高くなる
  • エモーティコンを使用した投稿は、「いいね!」の割合が57%高くなる

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LinkedInのベストプラクティス

LinkedInによると、LinkedInの会社ページを作成している企業の数は、400万を超えているそうです。しかも、LinkedInで公開される情報について、ユーザーの87%が、企業の意思決定に影響を与えるほど信頼性が高いと回答しています。

これほどまでにメジャーなSNSツールで、自社の投稿に注目してもらうにはどうすればよいでしょうか。ここからはLinkedIn特有のベストプラクティスをご紹介します。

11)リンク先のタイトルを70文字より短くする

LinkedInの会社ページで記事へのリンクを紹介する際、リンク先のタイトルが長い場合は、そのタイトルを短く編集しておく必要があります。70半角文字を超えるタイトルをLinkedInの会社ページに投稿すると、表示が切り取られてしまいます。

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12)リンク先のディスクリプションを250文字より短くする

リンク先のタイトルが切り取られるのと同様に、リンク先のディスクイプションも、250半角文字を超えると表示が切り取られ、テキストをクリックしなければ全体が表示されません。メタディスクリプションの文字数も、これを考慮して短くしておいてください。

13)リンクを投稿してエンゲージメントを向上させる

QuickSproutによると、LinkedInの投稿にリンクを含めると、エンゲージメント率が200%も向上するそうです。(クリックしてツイート

リンクを投稿する際には、先の11)と12)のベストプラクティスにも注意しましょう。

14)画像を使用してコメント数を増やす

QuickSproutによると、投稿に画像を使用すると、コメントの割合が98%も高くなるそうです。(クリックしてツイート

15)動画を投稿してシェアの数を増やす

QuickSproutによると、YouTube動画へのリンクを投稿すると、シェアの割合が75%高くなるそうです。(クリックしてツイート

16)1日に1回程度は投稿する

LinkedInによれば、LinkedInに1か月あたり20回投稿すると、顧客層の60%にリーチできるそうです。(クリックしてツイート

17)会社ページのファンをオファーで転換する

SNSにおいては、コンバージョンを目的としたオファーコンテンツと、通常のコンテンツとのバランスを上手に取ることが重要と言われますが、LinkedInは少し違うようです。HubSpotで行った調査では、LinkedInはFacebookやTwitterよりも、リードジェネレーションに対して効果が277%高くなることがわかりました。

LinkedInユーザーは、有益で価値の高いコンテンツであれば、自分の個人情報と引き換えに喜んでダウンロードする傾向があります。

18)LinkedInの通知を送る

LinkedInによるリードジェネレーションの効果を、LinkedInの通知を利用して飛躍的に向上させることが可能です。HubSpotでも、LinkedInグループから通知を送信した日には、明らかに多くのリードを獲得できていますし、その翌日や翌々日あたりまでは、通常よりも多くのリードを獲得しています。

ただし、グループを自社で作成してリードを獲得するとなると、時間をかけてフォロワーをナーチャリング(育成)する必要がありますので、いくつかのグループを選んでエンゲージし、そのいずれかが送信する通知を、自社のマーケティングに利用するような方法を考えてもよいと思います。


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Twitterのベストプラクティス

Twitterによると、最初のツイートが投稿されてから10億番目のツイートが投稿されるまで、3年と2か月と1日が経過したそうですが、今ではわずか1週間で10億回のツイートが投稿されています(参照記事はこちら:#numbers)。

それほど数多くの投稿があるなかで、自社のコンテンツに興味を持ってもらうにはどうすればよいでしょうか。ここからはTwitterのベストプラクティスを、最後まですべてご紹介します。

また活用の実践方法や具体的な機能を知りたい方はこちらの無料ガイドをご覧ください。

19)ツイートは短く作成する

ツイートを短くするべき理由は2つあります。

  1. ソーシャルメディア科学者であるDan Zarrellaのデータによれば、ツイートの文字数は(半角文字で)120から130程度が最も効果が高くなるそうです(クリックしてツイート)。
  2. テキストの文字数が制限を十分に下回っていれば、ツイートのどの部分も削除することなく、簡単にリツイートすることができます。たとえば、ちょうど140半角文字のツイートをリツイートすると、「RT @ユーザー名:」のテキストが先頭部分に追加されるため、元のツイートの一部を削除するか短くすることが必要になります。

20)元の投稿者のハンドルを含めてリツイートする

企業またはユーザーのメッセージや記事をリツイートする場合は、その企業またはユーザーのハンドルをテキストに必ず含めてください。そうすれば、元の投稿者がそのツイートを見て自分のオーディエンスにリツイートする可能性が高くなります。リツイートされればされるほど、フォロワーの数が増えたり、メッセージが拡散されたりしやすくなります。

21)リプライとメンションの違いを理解する

リプライとメンションは紛らわしくて理解しにくいものですが、どのツイートが誰に表示されるかを知るために、この2つを正しく理解しておく必要があります。Twitterのハンドルをツイートの先頭に入力すると、メッセージはそのユーザーに送信されます。

ただし、それはプライベートなダイレクトメッセージとは異なり、投稿者と送信先ユーザーの両方をフォローしているすべての人に表示されます。通常のツイートのように、フォロワー全員のタイムラインに表示させたい場合は、(多くの人が使う方法ですが)ツイートの先頭にピリオド「.」を追加してください。

22)ハッシュタグを賢く利用する

ツイートにあまりにも多くのハッシュタグが含まれるのは、見ていてうっとおしいものです。Salesforceが作成したレポートによると、ハッシュタグが1つまたは2つだけ含まれるツイートは、3つ以上含まれるツイートよりも、エンゲージメント率が21%高くなるそうです。

23)トレンディングトピックを無理に含める必要はない

この記事の作成時点で、米国で第1位を獲得しているトレンディングトピックは#ReplaceASongNameWithTwerkです。これを企業のツイートに含めることは、ほとんどの場合不可能に近いと思います。それにもかかわらず、トレンディングトピックをツイートに含めることが良しとされているのはなぜでしょうか。

#INBOUND14などのように関連の高いハッシュタグなら話は別ですが、それ以外は含める必要はないと思います。Twitterによれば、Twitterで検索回数の多い上位1,000の用語のうち、17%は1時間以内に新しい用語と入れ替わってしまうそうです。それほど短い期間で順位が入れ替わるなら、ツイートに含めるよう努力しても何の意味もないと思います。

24)ビジュアルコンテンツを混ぜる

マーケティングチャネルにおいて、ビジュアル要素はとにかく重要と言われていますが、そのことが見過ごされがちなのがTwitterです。Simply Measuredの分析によると、Twitterでの写真の投稿は、テキストのみのツイートほど多くはシェアはされませんが、エンゲージメント率が非常に高くなるそうです。

これは単にテキストのみのツイートの方が、写真よりも多く投稿されるからかもしれませんが、ビジュアルコンテンツを投稿してテストしてみる価値が大いにあると思います。

HubSpotが独自に行った調査でも、画像付きのツイートはリードの獲得率が55%も上昇することがわかっています(クリックしてツイート)。

25)Instagramの写真を自動投稿しない

Twitterで非常によく見かけるのですが、Instagramの写真をTwitterのプロフィールに自動で投稿するのはやめましょう。Instagramの写真は、Twitterのプロフィールではリンクをクリックしなければ表示されないうえ、その写真を見るためにTwitterから離れなくてはなりません(フィードに自動では表示されません)。

また、Instagramの写真はプロフィール写真の下に表示されるTwitter写真(下の画像を参照してください)のなかには表示されません。先ほど紹介したSimply Measuredの分析でも、Twitterに直接投稿された写真は、Instagramの写真へのリンクが投稿された場合と比較して、5倍程度のエンゲージメントを獲得すると報告されています。ですから、写真はTwitterに直接投稿しましょう。

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26)写真を適切なサイズで投稿する

画像をツイートで投稿する際、アクティビティストリームへの表示に合わせて最適なサイズを選びましょう。そのためには、アクティビティストリームへの表示に最適なサイズとは、440×220ピクセルです。

27)写真にユーザーをタグ付けする

ご存知のとおり、Twitterでは写真にユーザーをタグ付けできますので、140という貴重な文字数をユーザーのハンドルで消費する必要はありません。ユーザーをタグ付けすると、写真を投稿したことが通知されますので、そのユーザーがリツイートや「いいね」をしてくれる可能性が高くなります。

28)ツイートの途中でリンクを入れる

可能であれば、ツイート全体の25%のあたりでリンクを入れるようにしてください。Dan Zarrellaのデータによると、ツイートの最初の方で表示されるリンクは、最後に表示されるリンクよりも、クリックスルー率がはるかに高くなるそうです。最初のあたりでリンクを表示すれば、読み手の注意をすぐに惹くことができるうえ、ほとんどのツイートがリンクを最後に表示するため、他と違って見えるからだと思います。

29)リンクを短くしてツイートをすっきりと見せる

リンクに関連してもう1つ、ツイートに含めるリンクは短くしましょう。短縮されたリンクは、ツイートの効果を調べるためのトラッキング情報の収集に役立つだけでなく、ツイートがすっきりとして見えるという利点もあります。また、リンクの文字数が20を超えると、ツイートが部分表示に省略される可能性があります。

30)投稿する時間を工夫する

どのようにツイートするかだけでなく、いつツイートするかも非常に重要です。Dan Zarrellaのデータでは、ツイートの効果的な時間帯について分析されており、クリックの回数が最も多くなるのは、月曜日から日曜日の午後1時から3時まで、リツイートの回数が最も多くなるのは、金曜日の午後4時から5時のあいだであることが明らかになっています。

この記事で紹介した30のベストプラクティスに注意して、SNSを完璧に使いこなしてください。またSNS担当で投稿の管理や運営を効率化されたい方はぜひこちらのエクセルシートをご利用ください。

HubSpotの無料マーケティング診断

編集メモ:この記事は、2014年11月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。Anum Hussainによる元の記事はこちらからご覧いただけます。

トピック: ソーシャルメディア

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