「スニペット」という言葉の意味を調べると、「切れ端」や「断片」という意味の英語だという説明が見つかります。また、「文章の一節を短く引用したもの」とも書かれています。

では、マーケティング用語の「スニペット」とは、どのような意味で使われているのでしょうか。

マーケティングにおいて、この用語はブログ記事の一部を抜粋したものや、無料PDFの一節をコピーとして使用するもの、あるいは検索エンジンの結果ページに表示される部分などを指して言うこともあります。

この最後の「検索エンジンの結果ページに表示される部分」、すなわち「フィーチャードスニペット」について、どのように画面に表示され、人々がそれをどの程度信じているかを、これからご説明したいと思います。

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それでは始めましょう。

フィーチャードスニペットとは?

フィーチャードスニペットは、検索エンジンに入力する質問への回答を要約したもので、検索結果ページの一番上に表示されます。検索でヒットしたページのなかから、Googleが最も適切と判断したテキストが抽出され、ページタイトルおよびURLと一緒に表示されます。

まだまだ日本語での検索結果でスニペット検索結果をいることはあまりありませんが、英語圏などでは徐々に一般化しており、日本にもその流れが押し寄せてくることは間違いありません。

たとえば、Googleに「Why are dogs so great?(なぜ犬はこれほど素晴らしいのか?)」という質問を入力して検索を行った際に、Googleがその回答として抽出したフィーチャードスニペットは、次のようなものでした。

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この画像の場合、フィーチャードスニペットとして使用されているページは、検索結果ページ(SERP:Search Engine Results Page)でトップに表示されているページと同じです。ただし、いつもそうとは限りません。

また、Search Engine Landによる最近の報告では、Googleはフィーチャードスニペットとして使用するページを、それ以降に表示される検索結果から除外することを検討し、テストを行っているそうです。

次に、「Why are dogs the best?(なぜ犬は最高なのか?)」と入力して、検索を行ってみました。

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フィーチャードスニペットに選ばれたページが、やはり検索の上位に表示されています。ただし、今回の順位はトップではなく2位です。このように、SERPでトップに表示されるページが、必ずしもフィーチャードスニペットになるわけではありません。覚えておきましょう。

フィーチャードスニペットを信じている人の割合は?

自分のコンテンツをフィーチャードスニペットにしたいと躍起になっている方はいませんか?もしそうなら、この後の説明で考えが少し変わるかもしれません。

少し前に、オーストラリア、イギリス、アメリカの消費者を対象に調査を行ったところ、フィーチャードスニペットを「必ず信じる」と回答した人は、全体のわずか7%でした。それに対し、「まったく信じない」と答えた人は21%、「どちらとも言えない」と答えた人は36%もいました。

なぜそうなるのでしょうか。

その理由を調べるために、先ほど「Why are dogs so great?」と入力して検索した結果をもう一度見てみることにしました。

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このフィーチャードスニペットには、人間と飼い犬の関係の歴史が興味深く説明されていますが、どのような特長によって、犬がこれほど素晴らしい生き物として、人間に可愛がられているかについては、何も説明がありません。

これ以外の質問ではどうでしょうか。以下は「How long does it take to caramelize onions?(玉ねぎがあめ色になるまで何分かかる?)」と入力して検索した結果ページの画像です。

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フィーチャードスニペットには「about 5 minutes(約5分)」と大きく書かれていますが、このテキストは、実はレシピに書かれている調理時間がどれほどいい加減かを取り上げた記事からの引用であり、約5分という長さも、レシピにある調理時間が正しくないことを指摘する箇所に書かれている長さです。

もちろん、これは大した問題ではありません。たとえ私がGoogleの言うとおりに玉ねぎを炒めて失敗しても、ホームパーティで多少残念に思うことはあるかもしれませんが、世の中はまったく何も変わりません。

ですが、より大きな問題に発展する危険もないとは言えません。過去や現在の出来事について、完全に間違った情報をフィーチャードスニペットで表示した結果、それが広く知れ渡り、多くの人が信じてしまう可能性だってあるのです。

Search Engine Landはフィーチャードスニペットで完全に間違った情報が表示された例を集めて、記事を紹介しています(2017年5月の時点でそのほとんどが訂正されています)。

いずれにしても、フィーチャードスニペットの内容はその程度のものだと、理解して読むようにしましょう。ただしマーケティング担当の皆さんは、フィーチャードスニペットに間違った情報を表示しないよう、ページをできるだけ最適化しておくことが、倫理的に正しい対応だと思います。SERPでフィーチャードスニペットのほかに、検索順位でトップに表示された場合にも、困ることはないはずです。

Googleは、アルゴリズムの改善に積極的であるように、フィーチャードスニペットの問題にも熱心に取り組んでいるであろうと思われます。私たちもそれに注目し、何か重大な変化があれば、皆さんにまたご報告したいと思います。

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元記事発行日: 2018/04/15 20:30:00, 最終更新日: