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人材採用の担当者を長く続けてきた人なら、このように一風変わった質問で優秀な人を特定する話を耳にされたことがあると思います。しかし、巷にはスマートで能力の高い応募者が溢れており、有名企業で多用されたこの種の難問も、彼らに対してはくだらないだけで役に立たないことが、最近の調査で明らかになっています。実際、Googleは何年も前から、このような質問は控えることを決めているそうです。

それでも人材を採用するのであれば、面接で何か変わった質問をする必要があると思います。応募者の本当の姿を探るために、「最近読んだ本を教えてください」や「5年後の自分を想像してみてください」といった程度の質問を用意する企業も多いのではないでしょうか。

次回、応募者に面接を行う際の参考にしていただくために、この記事では選考に役立つ優れた質問をいくつか紹介し、その模範的な回答についても説明します。

次回の採用面接で使いたい15の素晴らしい質問とその回

1)難しい目標を自分で設定したことはありますか? それを達成するために何をしましたか? 過程やその目的について詳しく教えてください。

目標を立てたり結果を出したりすることに長けた人材を探している場合は(ほとんどがそうだと思います)、この質問をすることによって、採用された後に待ち受ける大きな目標に、応募者が上手く立ち向かっていけるかを評価することができます。難しい目標を正しく設定できること、そして、仕事の質は維持しながら、目標達成のための努力を惜しまない人物であることがわかる回答が理想だと思います。

2)商品を買いに来たお客だと思って、私に【企業名】を売り込んでください。

「我が社の製品やサービスについて説明してください」という質問はよく聞きますが、それを難しくアレンジしたものがこれです。応募者はこの質問で、今回の面接のために自分がどれだけ念入りに調査したかを示すこと、そして、説得力のある宣伝文句を咄嗟に作り出すことを要求されます。

この質問に自然に答えられる人もいれば、そうでない人もいると思います。たとえば、営業やマーケティングといった部署に応募した人なら、事務職などに応募した人よりも簡単に答えが出せるかもしれません。ですが、それは特に重要ではありません。この質問では、応募者の回答そのものではなく、応募者がどのように考えて答えを出したかに注目してください。

3)過去に一緒に仕事をしてきた人たちとの関係について聞かせてください。最も素晴らしいと思ったのはどのような人でしたか? 逆に、最悪だと思った人は?

チームが違えば雰囲気もまったく変わります。この質問では、応募者がチームの人たちと仲良く、生産的に仕事ができ、十分に好感を持たれるかどうかを見ることができます。回答からは、応募者が周囲の人とどのように関わるのか、また、どのような付き合いを期待するかがわかると思います。

応募者の多くは、面接でかつての同僚や上司の悪口を言うことを躊躇するでしょうから、前の職場で最悪だと思った人について、どのように話を切り出すかに注目すると面白いと思います。

4)これまでのキャリアで、達成感を最も強く感じたプロジェクト、あるいはタスクは何ですか? どのように計画を立て、管理し、成果を測定したか、詳しく教えてください。また、大失敗したということがあれば、それも説明してください。

『The Essential Guide for Hiring & Getting Hired』や『Hire With Your Head』の著者であるLou Adler氏は、応募者を採用すべきかどうかを面接で審査するための、最も効果的な質問について、10年かけて調査を行いました。

そして、最高の質問に選ばれたのがこの質問だったそうです。回答からは、応募者が仕事において何を優先するかと、当事者意識があるかどうかを評価することができます。自信を持って仕事に臨む一方で、謙虚な姿勢で周囲を立てることのできる人物であることがわかる回答が望ましいでしょう。

5)過去に仕事上で、最終的に上手くいったけれど、もう二度とやりたくないと思った経験はありませんか?

この質問に対する回答からは、仕事で大変な目に遭ったという経験に対して、応募者がどのように考えるかを見ることができます。どの仕事に就いていようと、誰でも一度は必ず辛い経験をするものです。HubSpotのグローバル・カスタマー・サポート部門VPであるMichael Redbordによると、この質問の回答は、大きく次の3つのカテゴリーに分かれるそうです。

  1. (袋詰めなどの)単調な仕事。その仕事をやり遂げることの大切さを、回答者が理解しているかに注目してください。あるいは、つまらない仕事なので自分がやるべきではないなどと考えていないか確認してください。
  2. 非常に負荷の高い仕事。負荷が高くなった原因について、計画や仕事の進め方などに問題がなかったかなどを質問してください。何のせいで、あるいは誰のせいで、そのような目に遭ったと考えているでしょうか。
  3. チーム内で揉めた仕事。そのチームについてさらに詳しく質問してください。応募者はそのチームで何を担当していたかなどを聞きましょう。

もう二度とやりたくないと思った仕事については、カテゴリーを調べているだけでも興味深い、とRedbordは言います。感情的になってしまうほどひどい経験について話してもらうと、応募者の本当の姿が見えてくるかもしれません。

6)時間をかけて完璧にやるのと、決められた時間で上手くやるのとでは、どちらが良いと思いますか?

ほとんどの企業にとって、正解は「決められた時間で上手くやる」だと思います。十分なレベルに達したら、そこで終わりにすることが重要です。ブログの記事も、Eメールも、eBookも、動画でも何でも、いつまででも見直したり手直ししたりできるのですから、いずれかの時点で投稿してしまわなければきりがありません。完璧さを追求し過ぎて締め切りを守れないような人を、ほとんどの人は雇いたいと思わないはずです。

応募者が「状況に応じて決める」と答えた場合は、さらに説明を求めてください。この質問の雰囲気から、どちらかが正解であることが応募者にもわかるでしょうから、応募者はあなたの反応を見ながら正しい回答を探ろうとするかもしれません。その場合は、どちらとも取れるような態度を続けてください。そして、疑心暗鬼で「決められた時間で上手くやる」と回答し直すようであれば、おそらく優先順位を正しく決めて仕事ができる人だと思います。

7)何か難しいことで詳しく知っていることを、5分以内で説明してもらえますか?

この質問によって、応募者の知的能力を大学の成績表などよりもはるかに正確に知ることができます。また、熱意やカリスマ性を評価するのにも有効です。

特に仕事に関することでなくてもかまいません。趣味やスポーツチーム、テクニカルなことでも、何でも好きに選んでもらってください。この質問の意図は、応募者が難しいことについてどの程度深く理解しているか、また、それをあまり知らない人にどの程度わかりやすく説明できるかを評価することです。

何かについて非常に熱心に知識を得ようとする人、そしてその知識を上手に伝えられる人は、仕事においてもカリスマ性を持ち、集中力が高く、強い影響力を持つ可能性が高いと思います。

8)「きつい仕事」とはどのような仕事だと思いますか?

企業によって、仕事のペースが速いこともあれば遅いこともあります。この質問は応募者が社内の人たちと同じペースで仕事をする能力があるかを正しく評価するのに役立ちます。また、応募者がそれまでのんびりとした企業で働いていたり、あるいはそれほど努力する必要のない仕事に就いていたりしたが、これからは無理をしてでも自分の能力を試してみたいと考えているような人を特定できる場合もあります。

9)あなたのこれまでの同僚たち全員に、あなたを好きか嫌いかと尋ねるとすると、何パーセントの人が嫌いと答えると思いますか? また、あなたについてどう思うか意見を聞くとしたら、どのような言葉が多く返されると思いますか?

仕事の上では、誰にでも好かれようとすることは不可能です。この質問では、一部の人と対立してでも自分の意見を貫こうとする意欲が、応募者にあるかどうかを見ることができます(ただし、あまり多くの人に嫌われるのも問題だと思います)。

2つ目の質問の回答は、最初の質問のパーセンテージよりも重要です。この回答で「情熱的」という言葉が出るようなら期待が持てますが、「頑固」などの言葉が出た場合は要注意です。

10)大失敗をした経験について話してください。

これは自己認識力をチェックする方法として絶対に確実で、使い古されてはいますが、良い質問だと思います(正直、この質問の回答をあらかじめ用意している応募者もいるかもしれません)。

大きな失敗を経験したとき、それを自分自身の問題と捉え、そこから何かを学ぼうとする人は、謙虚であり、周囲に気を配ることもできます。失敗を周りのせいにしたり、「働き過ぎて体を壊した」などと適当にごまかして答えたりする人は避けるべきだと思います。

11)あなた自身が最も賢明だと思う人は誰ですか? その理由も聞かせてください。

この質問で、自分の知人について考えてもらい、その人がなぜ賢明なのかを明確に説明してもらうことで、応募者が何に価値を置き、何を目指しているかを知ることができます。理想的な回答などは特にありませんが、たとえば何手も先まで考えて行動できるなど、応募者が選んだ人物の能力に注目すると良いでしょう。

判断力が高い、顔が広い、学ぶことへの意欲が強い、習得した知識をすぐに適応できる、などの能力を望んでいる人は有望だと思います。

12)定年を迎えた後に、毎日何をして過ごせたら幸せだと思いますか?

スキルの高い人を採用することも大切ですが、採用した人に会社で楽しく仕事をしてもらうことも大切です。このような質問をすることによって、その応募者がどうすれば満足して働けるかがわかります。つまり、自分に与えられる仕事を楽しむことができるか、あるいは、すぐに転職を考えたりしないかをチェックすることができます。

13)400万円で会社を作るとしたら、何をしますか?

これはHubSpotの採用担当者であるEmily MacIntyreがよく使う質問です。どのようなビジネスを選んで回答するかによって、応募者が何に興味を持ち価値を置くかや、人と違うアイデアを出せるかどうかが、手に取るようにわかるそうです。

また、応募者のビジネス手腕を評価することもできます。具体的な金額(この場合は400万円)を提示しているため、それをどのように使っていくかが回答のポイントになります。

回答は具体的であるほど望ましく、ビジネスの大まかな内容や、資金をどのような順序で使っていくか、どのような人材を最初に確保するか、などが具体的に説明できれば良いと思います。

14)これまでさまざまな判断を下してきたなかで、最も重要だったと思うものは何ですか? その理由も聞かせてください。

応募者が何かを判断する際、どのようなアプローチを取るか知りたい場合に、非常に有効な質問です。重要なことでもすぐに判断してしまうのか、それとも時間をかけてじっくり考えるのか。あるいは、ほとんど誰にも相談せずに決めてしまうのか、周りの意見を参考にしながら判断するのか。計画立てて物事を決定するか。などを確認してください。

仕事に関してでも、個人的な判断でもかまいません。どちらで回答すればよいか応募者に聞かれた場合は、どちらでもよいと答えてください。

15)この面接で驚いたことを教えてください。

このような質問を予想して準備できる応募者はいないでしょう。この質問に対する回答から、応募者が物事を全体としてどう捉えるかを評価できます。また、瞬時に機転を利かせて回答するようすも見ることができるでしょう。オフィスの空間や面接官の個性や面接中の質問について、特別だと思ったことが説明できれば良いと思います。

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ats テンプレート

編集メモ:この記事は、2015年8月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。Lindsay Kolowichによる元の記事はこちらからご覧いただけます。

元記事発行日: 2017年1月25日、最終更新日: 2020年6月15日

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