マーケティングの仕事に就いたばかりの頃、私はSEOの知識がある気でいました。

しかしその知識というのは、SEOとは「検索エンジン最適化」を意味し、SEOを上手に実践すれば検索エンジンのランクが上がる、という程度のことです。それでは、SEOに精通しているとは到底言えません。

当時の私には、知らないことがたくさんありましたし、それを知らないということ自体を知りませんでした。そして、知れば知るほど、新たな疑問が浮かんできました。

この記事では、当時から現在までの間に、私が要所要所で疑問に思ったものの、その頃は誰に尋ねればよいかわからなかった基本的な疑問を、Q&A形式で解説していきたいと思います。

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一見簡単なようでいて、意外と混乱を招きやすいこれらの疑問とその答えが、皆さんのお役に立てば幸いです。

SEO対策、いまさら聞けない18のよくある疑問

1)SEOとは何か?

SEOとは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)のことです。Google、Bing、Yahooなどの検索エンジンで、あなたのサイトに関連するブランド、製品、サービスが検索されたときのために、オーガニック検索のランクを上げるための策を施して、サイトを見てもらいやすくすることを表します。

HubSpotブログでは、SEOに関する記事を数多く掲載しています。

2)オーガニック検索の結果と有料広告の結果は何が違うのか?

オーガニック検索の結果とは、検索エンジンで表示される普通の検索結果です。サイト側は料金を支払っておらず、アルゴリズムに従って順位が決まります。

一方、有料(非オーガニック)の検索結果とは、結果ページの上部や右側に表示される検索結果です。サイト側が広告料金を支払うことによって表示されています。

paid-vs-organic

3)メタディスクリプションとは何か?今でも重要なのか?

メタディスクリプションとは、検索結果ページでリンクの下に表示されるテキストです。リンク先がどのようなページなのかを表しています。

下の例の場合、メタディスクリプションでは、「充実したブログ記事を書くために必要な要素をわかりやすい9ステップで学びましょう」ということを説明しています。

meta-description

メタディスクリプションは今でも重要です。ただし、昔と今では、重要さの意味合いが異なります。昔は、ページの内容がクローラーに伝わりやすくなるようにキーワードを最適化するという面で重要でした。

しかし今では、検索結果からウェブサイトへのコンバージョン率を高められるように、検索結果を見た人がクリックしたいという気を起こしそうな文を書くことの方が重要です。

4)ドメイン名もキーワードを盛り込んだものに変えるべきか?

メインのドメイン名は、キーワード最適化のためだけにキーワードを盛り込むべきではありません。むしろSEOにとって逆効果です。会社名にたまたまキーワードが入っているぶんには問題ありません。

たとえば「inboundmarketingsoftwarebloggingsocialseoemailautomation.com」のようなドメイン名は、絶対に無意味ですよね。

5)ページで使っているキーワードの数が適切かどうか、どうやって判断すればよいか?

残念ながら、ページに盛り込むキーワードはいくつが正解なのか、具体的な数を挙げることはできません。キーワード最適化についてそのように考えること自体が的外れです。

キーワード密度で目標にすべき値はありません。実際、キーワードの出現頻度が高すぎると、「キーワードスタッフィング」としてペナルティの対象になります。読み手のことだけを考えて、必要なときにのみキーワードを使えば、それで十分です。自然に使う機会だけで足りますので、所定の数に達しなくてはと考える必要はありません。

6)内部リンクとインバウンドリンクの違いは?

内部リンクとは、同じウェブサイトの中の別ページにジャンプするリンクです。一方、インバウンドリンクとは、他のウェブサイトから自サイトのコンテンツにジャンプするリンクです。どちらもSEOにとって有益です。

7)コンテンツの各ページには内部リンクがいくつ必要か?

コンテンツにリンクを詰め込みすぎるのは、キーワードの詰め込みすぎと同じで逆効果です。読み手にとって役に立つ箇所でのみリンクを張れば十分です。

8)「|」はキーボードのどこにあるか?

下の画像をご覧ください。

pc-keyboard
mac-keyboard

9)自分でSEOをするにはコーディングの知識が必要か?

SEOのすべての要素でコーディングの知識が必要なわけではありません。高度な施策の中には、コーディングの基本的な知識が必要になるものもありますが、それ以外は大丈夫です。

10)robots.txtとは何か?

インデックスやクローリングの対象にしたいページを検索エンジン側に伝えるためのファイルです。「YOURDOMAIN/robots.txt」のように、トップディレクトリの直下に置きます。

11)sitemap.xmlとは何か?

サイト内のすべてのページをリストアップしたファイルで、人間ではなく検索エンジン用です。インデックス化するコンテンツを示す目次のような働きをします。

12)クローリングとインデックス化の違いは?

どちらも検索エンジンが行う処理です。クローリングとは、検索エンジンがウェブサイトを巡回してコンテンツの情報を集めることです。インデックス化とは、そうやって集めたコンテンツを検索結果として表示できるように、情報を整理して保存しておくことです。

1つ重要なのは、すべてのコンテンツがインデックス化されるわけではないことです。クローリングのプロセスを進める中で、インデックス化するコンテンツとそうでないコンテンツを検索エンジンが選別しています。

13)どのページがインデックス化されたかはどうやって確認できるか?

「site:www.YOURDOMAIN.com」のように、ご自身のドメイン名を入力してください。そのサイトでインデックス化されているページがわかります。

14)画像に代替テキストがなぜ必要なのか?

検索エンジンは、画像の中身は理解できなくても、テキストは理解できます。代替テキストは、何についての画像かを検索エンジンに理解させるためのものです。また利用者も、ページの画像が何らかの理由で読み込めなかったときに、代替テキストを見れば、どのような画像なのかを理解できます。

15)SEOの成果が表れるには、どのくらいの期間がかかるか?

成果がいつごろ出るかは、いくつかの要素に応じて決まります。たとえば、次のような要素があります。(これですべてではありません)。

  • 作成したコンテンツの数
  • コンテンツの質
  • オーディエンスの共感を呼ぶ度合い
  • サイトの大小と、ドメインオーソリティの度合い

大規模なサイトで、検索エンジンが定期的にクローリングしている場合には、数日のうちに結果が出る場合もあります。小規模なサイトの場合は、クローリングの頻度が下がることから、もう少し時間がかかるはずです。

SEO戦略を修正すべきかどうか判断するには、最低でも1週間、普通は1か月近く待ってからにしてください。SEOを初めて手がける方は、さらにもう少し待ってみましょう。

16)SEOを専任の担当者や外部業者に委託するべきか?

社内や外部の誰かにSEOを任せることがプラスになる場合もありますが、その人が最近のSEOの流儀を知らなかったとしたら、むしろ害になる場合もあります。不適格なSEO業者を利用することのマイナス面については、Google自身もヘルプの中で言及しています。

17)SEOの目標はどのように設定するのが適切か?

SEOの目標を考えるときに、Top of the Funnel(ファネルの最上層)や、ウェブサイトの訪問者数の伸びだけに目を向けてはいけません。マーケティングファネル全体や、質の高いトラフィックの獲得について考えましょう。

SEOを通じてあなたのウェブサイトを見つけて来る人は、本当に有望なプロスペクト(潜在見込み客)なのでしょうか。もしそうでないとしたら、ウェブサイトのトラフィックが増えることに意味があるのでしょうか。

目標を設定するうえでは、全般的なトラフィックと有望なトラフィックの違いが持つ意味を考えてください。トラフィックだけを基準にするのではなく、マーケティングファネルを全体を基準として目標を設定しましょう。

18)ここ数年でSEOは何が変わったか?

変わった点はたくさんあります。HubSpotでは、SEOの定説について取り上げたPDFも提供しています。SEOの何がどう変わったのかがわかるはずです。

SEOに関して、今回取り上げた以外の疑問がありましたら、コメント欄で教えてください。

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編集メモ:この記事は、2014年3月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。Rachel Leistによる元の記事はこちらからご覧いただけます。

元記事発行日: 2017年7月24日、最終更新日: 2019年10月29日

トピック::

SEO