インスタグラムは非常に上質な写真、動画、ビジアルコンテンツが贅沢に集められた、素晴らしいSNSになりました。あまりに綺麗なので、すべての投稿に「いいね!」や賛辞のコメントを送ってしまいそうです。
インスタグラムを見るだけで、家にいながらでも、あるいはバスの中や、昼休憩のちょっとした時間にでも、まるで現代美術館で芸術を楽しんでいるような気分になることができます。
インスタグラムには才能溢れる人たちが集まってきます。個人がSNSを利用してブランド力を身に付けることも、最近では珍しくありませんが、インスタグラムを上手く利用すれば、芸術家やデザイナーが、自分で小さなデジタル版アートギャラリーを創り上げることができると思います。
もちろん、デザインを学びたいマーケティング担当にとっても、インスタグラムは最高の教材です。
インスタグラムの秀逸なコンテンツを皆さんに数多くご覧いただくために、最高のインスタグラムアカウントを選びましたので、この記事でそれらをご紹介したいと思います。どれもこれも、デザインの参考になる素晴らしいコンテンツばかりです。
27のアカウントを、イラスト、グラフィックデザイン、ポップアートおよびイラスト、色彩パレット、ストリートアート、フォトグラフィー、タイポグラフィー、カリグラフィーのカテゴリに分類しています。ただし、なかには複数の(あるいはいくつもの)カテゴリに当てはまるアカウントも見られると思います。
芸術家たちがインスタグラムで、自分の作品を世界中の人たちに紹介しているようすを覧ください。きっと、多くのひらめきが得られると思います。
下のカテゴリをクリックすると、その位置へ移動できます。
Steve Harrington氏はロサンゼルス在住のデザイナーです。自らのデザインのスタイルを「サイケデリックポップ美学」と称しており、彼のインスタグラムには、鮮やかな色彩の楽しいイラストが数多く紹介されています。その大半はブランド向けにデザインされたもので、なかでもシューズをはじめとするナイキスポーツウェアのデザインには非常に目を惹かれます。
写真のキャプション(コメント)では、ナイキスポーツウェアがニューヨークで週末に開催するAir Max Dayに自分が参加することや、そこで特別な商品が販売されること。また、写真のAir Maxモデルは、2016年にデザインおよび発売された商品であることが説明されています。
Rachel Ryle氏はインラストレーター、アニメーター、そして作家という3つの顔を併せ持ち、彼女のインスタグラムには、それらすべてが上手に入り交じっています。どの投稿も美しく、巧妙で、下に紹介するような非常に可愛らしいストップモーション動画も多く見られます。Mashableからのインタビュー(英語)でRyle氏は、これらのアニメーションを1つ完成させるために、アイデアを練る段階から最後の仕上げまで、平均で15から20時間もかかると述べています。
下のキャプションでは、6月2日が「国際ドーナツデー」であることを紹介し、インスタグラムで自分の腹筋(シックスパック)を自慢する写真を投稿する人がいるけれど、甘いドーナツを食べればシックスパック(6個入りパック)という夢を叶えることができる。だからドーナツデーを楽しみましょう、と冗談を飛ばしています。
下の動画が気に入った方は、インスタグラムでぜひフォローしてください。これほど彼女の魅力が詰まったサイトは他にありません。
シカゴ在住のMikey Burton氏は、デザイナーとイラストレーターを掛け持ちしているため、自身のことを「Designy Illustrator」と称しています。Converse、ESPN、Target、The New York Times、TIME Magazine、Esquireなどをクライアントに持つかたわら、インスタグラムやBehanceなどのSNSで多くの作品を紹介しています。スケッチもあれば、手の込んだものもあり、風変わりで面白いイラストを楽しむことができます。
Jamel Saliba氏(別名Melsy)は、アーティストとして、また起業家としても活躍しています。ファッションイラストレーターとしての成功を目指して、20代の半ばに退職しました。彼女のスケッチはファッション、友情、愛をテーマとし、いずれもコンテンポラリーシックなスタイルで美しく作成されています。Etsyの作品で、消費者とブランドの注目を一気に集めて以降、Hallmark、T.J.Maxx、Home Goodsなどのクライアントにも作品を提供しています。
インスタグラムでは、彼女のポートフォリオに追加されたイラスト以外にも、下に紹介するようなイベントや祝日を記念するイラストを紹介しています。下のキャプションでは、ハロウィーンを記念して友達をタグ付けするよう呼びかけ、オンラインまたは特設のショップで商品を購入できると宣伝しています。
Neil A. Stevens氏はポスターのデザインを専門としており、とりわけ鋭敏で動的な作風に定評があります。世界中で多くの国や市に、ポスターのデザインを提供しています。下はStevens氏がシリーズで描いている、ツールドフランスのポスターのひとつです。
Hey Studioは、Ricardo Jorge氏、Veronica Fuerte氏、Mikel Romero氏の3名による、スペインで非常に人気の高いグラフィック デザイン スタジオです。幾何学的な形状を特徴とした素晴らしい作品が多く、インスタグラムにはこれらの画像とともに、自分たちが作品を制作している写真も紹介されています(リラックスしている写真もあります)。
下の画像で右端の矢印をクリックすると、作品をさまざまな側面から見ることができます。
Luke Choice氏はニューヨーク在住のオーストラリア人で、作品にはグラフィックデザインやイラスト、タイポグラフィーなどがあります。非常にカラフルでユニークなスタイルが特徴ですが、とりわけ3Dイラストは非常に素晴らしく、驚くほど面白いアニメーションも3Dで見ることができます。Choice氏のインスタグラムには、彼の個人的な作品や、ナイキなどのブランドと共同で作成した作品などもありますので、最新の投稿をぜひご覧ください。
私はJessica Walsh氏から、デザイナーとしても起業家としても、かなり刺激を受けていると思います。彼女がSagmeister & Walsh, Inc.に入ったのは23歳のときのことですが、当時の社名はSagmeister, Inc.でした。
その2年後に、創設者であるStefan Sagmeister氏は、彼女を(25歳という若さで)経営パートナーに選び、社名をSagmeister & Walshに変更しました。以来、同社はリーバイスやHBOなどの名立たる企業にデザインを提供しています。
Walsh氏のインスタグラムには、自身の作品のほか、会社の作品や、ひらめきを感じる他者のデザインも紹介されています。下のキャプションでは、Ladies, Wine & Designがニューヨークで開催するイベントを紹介し、そこでワインを提供するスポンサーを称賛して、オンラインで商品を購入できると説明しています。
コロンビア人のデジタルアーティスト、Daniel Aristizabal氏は、その類まれな才能で、私たちが普段よく目にする日常的な物を、非現実的でカラフルで、一度見たら忘れられない画像に次々と変えていきます。SkillShareに掲載されたプロフィールには、彼の作品についての説明が「科学を想起させる要素や、レトロな色合いや、奇妙なイメージや、力強い幾何学模様や、遊び心のあるいたずらで今にも溢れ出しそう」と書かれています。
Danielのインスタグラムをフォローして、彼が見ている世界を覗いてみてください。Toy Nail PolishやRefinery29などのクライアントと共に制作した作品も見ることができます。
Dschwen LLCはミネアポリスを拠点とするクリエイティブスタジオで、米国内のいたるところからデザイナーを採用し、共同で制作活動をしています。主にAmazon、Apple、Juicy Couture、General Electric、Uber、Twitterなどの大企業向けに作品を提供しています。
数々の受賞歴があり、こちらの画像、「traffic cone in disguise(変装した工事用コーン)」では、カンヌ クリエイティビティ フェスティバルのデザイン部門金賞を受賞しています。Dschwen LLCのインスタグラムでは、クリエイティブで、奇抜で、巧妙なデザインを、可愛らしいアニメーションも含めて数多く見ることができます。
下の画像にある「Purple Rain」は、米国のミュージシャン、プリンスの有名な曲の名前です。キャプションでは自身によるプリンスの想い出を紹介し、「ミネアポリスの人なら誰にでも、プリンスに関する忘れられない想い出がありますよね」と問いかけています。
Leta Obierajski氏はニューヨーク在住のアートディレクター兼グラフィックデザイナーであり、鮮やかな色や、角度や曲線を操るのが得意です。彼女のインスタグラムで特に素晴らしいのは、作品に対する想いや制作プロセスなどの背景情報が、キャプションで詳しく説明されており、非常に興味深く読むことができる点です。
たとえば、下の画像のキャプションでは、ニューヨークのローカルレストラン、 Le Turtleのために、この作品を仲間のデザイナーと共同で制作したと説明されています。また、Le Turtleに対する自分たちのビジョンを表現するために、映画や絵画を観たり、建築家や美術家の言葉を参考にしながら、サイケデリックなシンボルや、オカルト映像をイメージしたこと。
素材をそのまま使用し、角度や曲線にこだわって特徴を引き出したこと。Le Turtleの文字は自分たちでデザインし、印刷物やウェブサイトなどでも使用していること、なども説明されています。
Design Seedsのインスタグラムは、美しいデザインを作るうえで配色がどれほど重要かを、フォロワーに非常に明確に伝えていると思います。Design Seedsは、#SeedsColorのハッシュタグを使用してインスタグラムに送られた画像から、イメージを膨らませて色彩パレットを作成し、インスタグラムで紹介しています。
Design Seedsが最も大切にしている自然の美しさを理解してもらうとともに、エンゲージメントを促すこともできる、非常に楽しくて良い方法だと思います。
キャプションでは、画像を送ってくれた人を紹介し、お礼の言葉を述べています。
Canvaはデザインツールですので、インスタグラムでデザインに関連する投稿が多いのは当然でしょう。豪華な写真やデザインの投稿もありますが、私が特に素晴らしいと思うのは、先のDesign Seedsのように、写真を基に色彩パレットを作成し紹介している投稿です。
しかもCanvaの場合は、各色の名前と16進コードをパレットに表示し、フォロワーがそれをCanva color wheelの機能に入力して、デザインを作成する際に使用できるようにしています。下のキャプションでも、そのことがフォロワーに説明されています。
Jaime Rojo氏自身はストリートアーティストではなく、ストリートアートを撮影する写真家です。彼のウェブサイトには、自身の目標について、ニューヨークのブルックリンだけでなく、世界中に存在する新しいパブリックアート、ストリートアート、落書き、および都市アートを、(Urban Nation Berlinとパートナーシップを結んで)実物のまま写真に収めること、と書かれています。
彼は最新のトレンドに常に目を光らせ、そのトレンドが大衆文化や芸術文化にどのような影響を与えるかについて、世界規模で意見を交わす場を作ろうと懸命に努力しています。彼は写真を撮影したらインスタグラムですぐに投稿し、作者が明らかな場合は、名前を紹介したりタグ付けをしたりしています。
Biafra Inc.はミネアポリス在住の匿名ストリートアーティストで、スプレーペイントやスクリーン印刷、ステンシルで作品を制作したり、ステッカーやポスターを制作したりしています。彼自身、自らの作品について、人生の一部をストーリーにしてビジュアルに伝えていると説明しています。
また、「自称ニュースおたく」と言うように、社会政治的テーマを作品に取り入れることも多くあります。彼のインスタグラムには、アメリカ中西部のさまざまな都市で撮影した、刺激的な作品がバラエティ豊かに紹介されています。
「私のアートは、大胆で、遠慮がなくて、強引で、型破りな私の性格を大袈裟に表現したものです」とは、匿名ストリートアーティスト、Fumeroismが自身の色鮮やかで、表現力豊かで、コンテンポラリーなストリートアートを説明した言葉です。
彼のデザインには、実在する物や人を戯画化したものが多く、たとえば下の画像にある、バルセロナに住む仲間のストリートアーティスト、Sebastien Waknine氏の肖像画もその一つです。インスタグラムでFumeroismをフォローして、世界のさまざまな場所で制作された、カラフルで大胆で精力的な作品をご覧ください。
彼をご存知の人なら驚くことでもないでしょうが、イギリスのストリートアーティストであるBanksy氏は、インスタグラムに長いあいだ何も投稿しないことがよくあります。これは本当にBanksyの公式アカウントか?と思う人も多いようですが、広報を担当しているJo Brooks氏は、下のツイートで確かにそれを認めています。
@hookedblog Hey Mark that IS the official instgram account and the only official account
— Jo Brooks (@brightonseagull) February 25, 2015
ただし、彼が何かを投稿すれば、それは決して見逃すべきでないほど素晴らしい作品です。
たとえば、1年半近くものあいだインスタグラムから遠ざかったのち、2015年の2月に彼は、これまで目にしたこともないような、まったく新しいストリートアートの作品を、自身のインスタグラムにキャプションなしで投稿しています。これを紹介した、Paste Magazineによるこちらの記事(英語)をご覧ください。記事ではその作品について、「ドアの上に制作したらしい」と説明しています。
また、制作場所は明らかになっておらず、現時点で公開もされていないとも書かれています。皆さんもBanksyのアカウントをフォローして、スクロールしながら素晴らしい作品をご覧ください。そして、新作が投稿されたらすぐに見れるようにしておきましょう。
下の画像は、2017年9月に投稿されたもので、キャプションではホテルの裏にギフトショップが開店したことや、ホテルの隣にある「Banksy shop」というお店は自分とは関係ないので間違えないで欲しいということ、および作品の購入が可能なホテルのURLが紹介されています。
美しい写真を投稿している人なら、インスタグラムには山ほどいますが、なかでも私の大のお気に入りは、パリ在住のフォトグラファー、VuThéara Kham氏です。彼は写真家という職業をインスタグラムで開始し、このコミュニティで一躍人気者となりました。
彼のインスタグラムをフォローして、パリの素晴らしい風景や人々を絶妙に切り取った写真をお楽しみください。下の写真(チューリッヒの夜の風景)のように、パリ以外のヨーロッパの街の写真もあります。
インスタグラムで写真家としての基礎を築いただけあって、福田洋昭氏がインスタグラムに投稿する写真は本当に素晴らしいものばかりです。Kham氏と同じく、福田氏も東京で、趣味でインスタグラムを始めて、膨大な数のフォロワーを持つにいたりました。
複数の大企業が彼の才能に目を付け、さまざまな仕事の依頼が届き始めたため、彼はインスタグラマーという職業に専念することを決めます。今では世界中を飛び回り、ナイキやクリスチャンディオールなどの企業に写真を提供しています。なお、彼はCNNのインタビューで、投稿した写真に多くの人からコメントをもらってとても嬉しいと答えていますので、コメントをたくさん送りましょう。
Dirk Bakker氏はアムステルダム在住のグラフィックデザイナーですが、アートやデザインや建築の写真を撮るのが好きで、それを自分のインスタグラムに投稿しています。クレーンや階段といった、ありきたりの物を独自の視点で撮影し、深みを与えることによって、見事な画像を創り出すのが得意です。
とりわけ、ライン、幾何学模様、形、色などの繰り返しパターンを取り入れ、目に焼き付いて離れないような、印象の強い画像を作る才能が突出しています。
Max Wanger氏はロサンゼルス在住のフォトグラファーで、結婚式の写真などの肖像画を専門に撮影しています。彼のインスタグラムには、個人的な写真と、仕事でクライアントのために撮影した写真が一緒に投稿されています。
彼の写真はロマンチックだったり、自分だけのために投稿されたかのように思えたりするところが素敵です(下の写真のキャプションには、「悲しい気分の人はこれを見て元気出してね」と書かれています)。また、空白のスペースを非常に上手く利用しているところも素晴らしいと思います。
Erik Marinovich氏はレタリングアーティストでもあり、デザイナーでもあり、そして起業家でもあります。ナイキ、Target、Google、Facebook、Sonos、Sharpieなどの大企業からの依頼で文字やロゴや書体を制作するかたわら、ブログやショップを仲間と運営するFriends of Typeと、ワークショップや講義を提供するクリエイティブ ワーク スペース、Title Caseを共同で設立しています。
彼のインスタグラムには印象的なレタリングアートが、ブランド向けのデザイン作品から、驚くほど魅力的ないたずら書きまで、バラエティ豊富に紹介されています。
Ahda氏(ペンネーム: Mister Doodle)は、Element Skateboards、The Sunday Times U.K.、Citizen Apparelなどのメジャーブランドに作品を提供しているハンドレター作家です。曲線をベースとした美しいハンドレタリングを、形状やイラストと巧みに組み合わせた作品が特徴です。彼のインスタグラムで、Tシャツのデザインや、その他のクリエイティブな作品を、キャプションにある説明と併せてご覧ください。
Cyril Vouilloz氏(別名Rylsee)は、ベルリン在住のデザイナーです。楽しい作風で、実験的とも思えるタイポグラフィーを制作しています。ラインや空間を自由に操る、ユニークなハンドレタリングが特徴で、インスタグラムに投稿する画像のなかには、イラストを指でつまむなどして、歪めたり崩したりしているような、目の錯覚を引き起こものが多く含まれ、見る人を少し不思議な気分にさせています。
これらのずば抜けて面白い作品をインスタグラムで見て、彼をフォローすれば、オリジナルの作品がその先の投稿でどのように歪められるか、楽しみになるかもしれません。
下のキャプションでは、この作品について、イスラエルのテル・アビブに旅行へ行った際に、仲間のスタジオで壁にアニメーションのフレームを1つずつ、夜通し一緒に描いて完成させたという楽しい思い出を紹介しています。
美しいタイポグラフィーは、何もラテン文字だけのものではありません。アラビア文字の世界でも、非常に美しいタイポグラフィーが多く見られます。アラビア文字には、右から左に書く、アクセントやドットやラインを文字に使用する、単語のどこに置かれるかによって文字の形が変わるなど、レタリングを非常に美しくする要素が多く含まれています。
Arabic Typographyのインスタグラムアカウントは、エジプト在住のNoha Zayed氏によって運営され、標識や看板からストリートアート、タトゥーにいたるまで、アラビア文字の美しいタイポグラフィーが、クラウドソーシングによって世界中から集められています。
アーティストでありデザイナーでもあるSeb Lester氏は、(この記事の投稿時点で)110万人を超えるフォロワーを持つ、インスタグラムで最高に有名なカリグラフィーアーティストの一人です。彼の投稿は大半が動画ですが、それには納得のいく理由があります。
「カリグラフィーで最も重要なのは、動きとリズムです。短い動画を利用すれば、カリグラフィーの美しさやマジックを、インターネットにぴったりな方法で紹介することができます」と、The New YorkerでLester氏は述べています。
「投稿のコメントには魅惑的とか、催眠術とか、満足感といった言葉がよく出現します。なぜだかよくわかりませんが、人は何か完璧と思えるものが形成される、一部始終を見ていることが好きなのだと思います」
Lindsay Oshida氏はロサンゼルス在住のグラフィックデザイナーで、インスタグラムに美しいカリグラフィー作品を投稿しています。彼女は「ゲーム・オブ・スローンズ」(米国のテレビドラマシリーズ)の引用を作品にして、このドラマの2015年シーズンプレミア放送日までの10日間、毎日一度ずつ投稿を続けました。これによって、彼女はインスタグラムでかなりの注目を集めています。
下の画像の「Kill the crows(カラスを殺せ)」もその一つで、汚れた水か乾いた血の色に見えるインクを文字に使用し、カラスの絵はカラスのくちばしでできたペンで描いています(キャプションでそのように冗談を言っています)。それ以降、彼女は「ゲーム・オブ・スローンズ」や、その他の人気の高いテレビ番組からの引用で作品を投稿し、他のカリグラファーたちもこれを真似するようになったと言っています。
この記事で新しくフォローしたいデザイナーが見つかりましたでしょうか。皆さんのインスタグラムフィードが、今よりもさらに美しくなるといいですね。