ユーザーがWebサイトの管理者に連絡をする際に、Webサイト内に設置されているさまざまな「フォーム」を利用するのは今では一般的になっています。

ドラッグ&ドロップで簡単に作成できる無料フォーム作成ツール

Webサイトに設置されているフォームはユーザーが何らかのメッセージやお問い合わせを行う際に使うものです。ユーザーにいかにストレスなく利用してもらうフォームを作成するためには、何に注意すればいいのでしょうか。

今回は、フォームの種類や作成時の注意点を解説します。無料で利用できるおすすめのフォームツールもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

フォームとは?どのような種類がある?

フォームとは?どのような種類がある?

インターネットにおける「フォーム」は、Webサイト上の入力欄に情報を入力する欄を指します。入力した情報はWebサイトの管理者に送信されます。

フォームにはいくつか種類があります。例えば、よく目にするものとしては以下4種類が挙げられます。

  • お問い合わせフォーム
  • アンケートフォーム
  • メールフォーム
  • 購入フォーム
     

1. お問い合わせフォーム

利用するユーザーが資料請求やセミナーの申込などのお問い合わせを行うことを目的として設置されるフォームで、企業のWebサイトのお問い合わせ窓口などに設置されています。

ユーザーからの問い合わせに返信しなければいけない場合が多いため、一般的にはメールアドレスや電話番号など連絡先の情報を記入する欄が設置されています。
 

2. アンケートフォーム

アンケートフォームは、ユーザーに対してセミナー開催後や商品を使った感想などのアンケートを行う際に利用されるフォームです。文章を記載する項目を設置したい場合は、必須項目にしない、選択式を適宜入れるなど面倒だと思われないよう工夫する必要があります。
 

3. メールフォーム

フォームに入力された情報がメール送信されるタイプのフォームです。

メールアドレスをコピーして、メーラーを起動してメールを送信…といった手間を省くことができるため、ユーザーにとってはメールを送るよりも気軽にメッセージを送ることができます。
 

4. 購入フォーム

ECサイトに設置されている商品・サービスを購入する際に入力するフォームです。購入する商品やサービスの個数、場合によっては住所や電話番号を入力する必要があり、情報の正確性が重要となります。ミスタイプを防ぐような仕組みをできるかぎり実装した方がいいでしょう。
 

フォーム作成時に注意したい6つのポイント

フォームには目的によってさまざまな種類がありますが、フォーム作成時に注意するポイントは共通しています。最大のポイントは、ユーザー目線で使いやすさを意識すること。では、使いやすさを高めるためにはどうすればいいのでしょうか。具体的なポイントを6つご紹介します。
 

1. 入力項目は極力減らす

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フォームの入力項目は必要最低限の設問のみに絞りましょう。個人情報を入力するユーザーの心理的負担や手間を省き、入力完了させることを優先すべきです。
 

2. 任意項目はできるだけなくして必須項目だけにする

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ユーザーからより多くの情報を得るために任意項目を用意してしまいがちです。しかし、前述の入力項目を減らすのと同じく、シンプルに必須項目だけに絞るとユーザーは迷うことなく入力完了できます。
 

3. 入力方法の注意点や入力例は入力欄の手前に記載する

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姓と名の間にスペースを入れるのか、電話番号の間にハイフンをいれるべきなのか、といったユーザーが判断に迷う情報は必ず入力欄の手前に記載するようにしましょう。設問の手前に記載する情報は、疑問の余地が残らないように「ハイフンは必要ありません」など明確な指示を示す必要があります。
 

4. 入力データの整形はWebサイト側で行う

EFO(エントリーフォーム最適化)ツール|【GORILLA EFO】「2019年最新版」

入力された情報を整形したい場合(姓と名の間にスペースを入れたり、電話番号にハイフンを入れたい場合など)は、ユーザーにその手間をかけさせるのではなく、入力データを受け取るWebサイト側で整形処理を行いましょう。ユーザーが少しでも面倒だと感じてしまうような設問は極力避けるべきです。
 

5. 住所の入力を全角指定にしない

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数字の全角指定はユーザーの負担が増えるので、全角・半角の指定なしで入力してもらうようにしましょう。もし、データを受け取る際に全角または半角のいずれかでないと不備がある場合は、Webサイト側で変換処理を行いましょう。
 

6. エラー表示は入力項目に近い場所にわかりやすく表示させる

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エラーは項目のすぐ近くに、可能であればインラインで表示するのが理想です。入力不備が入力完了ボタンを押した後に分かると、ユーザーはエラーを探す手間が増えてフォーム入力の離脱率が上がる原因になります。
 

無料で利用可能なフォームツール7選

無料で利用可能なフォームツール

フォームの特徴が分かったら、実際にフォームを作ってみましょう。

あまり手間をかけられない、自分で一から作る自信がない場合は、フォーム作成ツールを利用してみましょう。現在は、無料で利用可能なのに高品質なツールが多数あります。今回は無料のフォーム作成ツールを7つピックアップし、それぞれの特徴をまとめてみました。
 

1. Google フォーム

Googleフォームはアンケートやお問い合わせフォームといったWebフォームを簡単に作成できるGoogleのクラウドサービスです。

Googleフォームの回答データはGoogleドライブを通じてGoogleスプレッドシートに集約されるので、Googleのアカウントがあれば回答の集計や管理、分析を一貫して行えます。

特徴

  • Googleアカウントさえ持っていれば誰でも無料でGoogleフォームを利用可能
  • 直感的な操作のみで簡単に作成できる
  • Googleアプリ(Googleスプレッドシートなど)との互換性が良い
     

2. フォームズ(formzu)

フォームズはメールフォームが無料で作成できるサービスです。問い合わせフォーム、申し込みフォーム、アンケートフォームなど用途に合ったフォームを作れるうえ、さまざまな外部サービスと連携できます。

作成したフォームはサーバーで動作し、暗号化された信頼性の高いフォームを設置できます。安全性が評価されて東証一部上場企業や国立機関まで幅広く利用されています。

特徴

  • ワードプレスのプラグインでSSL通信のフォームを作成可能
  • スパム対策認証搭載
  • IPアドレス毎にアクセス制限可能
     

3. Form Mailer

株式会社フューチャースピリッツが提供するForm Mailerでは、ドラッグ&ドロップの直感的な操作により専門的な知識がなくてもフォーム作成が行えます。

他社のツールと比較してデザインテンプレートは少なめですが、問い合わせフォームの他、応募・投票フォーム、アンケートフォーム、購入フォームなど、幅広い用途のフォームが作成できます。

有料プランでは、フォーム以外にもランディングページの作成も可能です。フォームだけではなく、フォームからの遷移先も併せて用意する際に便利です。無料で使える期間は14日間と他社より短めです。

特徴

  • フォームからランディングページまで作成可能
  • デザインを1カラム、2カラムから選べる
  • フォーム入力後の完了メッセージの文言を自由に調整可能
     

4. formrun

formrunは、フォームを作る側だけではなくユーザーにとっても使いやすいツールです。住所の自動補完機能などの入力補助機能で入力完了率を高めてくれます。

特徴

  • 無料登録でも顧客のステータス管理が可能
  • 管理画面で問い合わせ対応状況を見られる
  • 24時間監視体制など、セキュリティ面の対策が充実
     

5. HubSpot

HubSpot CRMをご利用いただいている方にはずっと無料で使えるフォーム作成ツールをご用意しています。コンタクト情報と回答データはCRMに蓄積されるため、継続的にデータを分析できます。

また、HubSpot CRMで無料の範囲内で使える広告管理機能やツールともデータを統合できて、マーケティングの業務に活用しやすくなっています。

特徴

  • 無効な回答や信頼性の低いドメインからのメールをブロックできる
  • 集計された情報はCRMに同期可能
  • ドラッグ&ドロップの操作のみでフォームを作成できる
     

6. Survey Monkey

Survey Monkeyはアンケート作成専門のツールです。シンプルな内容のアンケートを簡単に作れるので、社内社外問わずにアンケートを作成する機会が多い方におすすめです。

特徴

  • セキュリティが充実している
  • オンラインでのサポートが手厚い
  • 多言語対応で英語のフォーム作成にも適している
     

7. Tayori

カスタマーサポートツールとして認知されているTayoriにも、無料のフォーム作成ツールが提供されています。Tayoriは予約フォームやイベント申し込みフォーム、見積もりフォーム、採用フォームなどの幅広い用途に合わせたフォームを取り揃えているのが特徴です。

特徴

  • 高品質なテンプレートが充実している・デザインをカスタマイズしやすい
  • チャットやFAQとスムーズに連携できる
     

ユーザーにとってストレスの少ない入力フォームを作ろう

フォームは作って終わりではありません。得られた情報を活用することも念頭に置かなければなりません。カスタマーサポートへの問い合わせや、マーケティング施策への資料請求など、ユーザーからの全ての問い合わせは企業にとって資産となります。

どのような声が届いているのか、どのような人がどの資料を請求しているのかなどの情報を可視化し、共有しやすい環境を構築することで、マーケティング、営業、カスタマーサポートなどあらゆるチームの業務改善のヒントを得られます。

ユーザー情報はCRMなどで一元管理し、アプローチ状況を可視化しておくと運用しやすいでしょう。

HubSpotではこの他にもマーケティングやセールスに役立つ資料を無料で公開していますので、ぜひこちらからご覧ください。

 

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元記事発行日: 2016年6月19日、最終更新日: 2020年6月15日

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