【調査結果】YouTubeの最適な投稿時間帯は?見極め方法や再生数に重要な要素

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Martina Bretous
Martina Bretous

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HubSpotブログの調査結果から、動画マーケティングの分野においてはTikToxkやInstagramといったSNSプラットフォームの中でもYouTubeが最も活用されていることが分かりました。

【調査結果】YouTubeの最適な投稿時間帯は?見極め方法や再生数に重要な要素

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    また、2022年に最も多く投資するプラットフォームにもYouTubeが選ばれています。

    そこで今回の記事では、この重要なプラットフォームで高い効果を挙げられるよう、投稿に最適な時間帯と曜日について解説します。

    詳しい調査結果も以下でご覧いただけます。

     

    YouTubeに投稿するための動画作りは容易ではありません。まずアイデアを出し、次に台本を作り、撮影、そして編集と、高レベルな技術を必要とする作業が続きます。労力をつぎ込んでやっとアップロードした動画があまり再生されなかったら、残念な気持ちになるでしょう。

    YouTubeマーケティングを開始したばかりの頃は、ある程度の苦労は付き物です。しかし、しばらく続けているのになかなか再生回数が伸びないなら、動画をアップロードする時間帯が原因かもしれません。

    HubSpotは、米国の300人のマーケティング担当者を対象に2022年のソーシャルメディア最新動向を調査する一環として、YouTubeに投稿する最適な時間帯を尋ねました。

    まず始めに分かったことは、多くの回答者がInstagramやTikTok、Redditといった他のSNSプラットフォームと同じく、YouTubeにも週に4~6回の頻度で投稿しているということです。

    それに対し、FacebookとTwitterには毎日投稿しているという結果になりました。

    他のソーシャル メディア プラットフォームは24時間で消える動画、フィードへの投稿、アンケート機能、ライブストリーミングなど、視聴者を惹きつけるフォーマットを数多く提供しているのに対し、YouTubeではフォーマットの拡張が遅れているという指摘もあります。

    YouTubeに投稿するような尺の長い動画の制作には多くの時間と労力がかかることもあり、マーケティング担当者が他のプラットフォームと同じ頻度でYouTubeに投稿しているという上記の結果は、少し意外なものでした。

    さて、本題のYouTubeへの投稿タイミングの回答について結果見ていきましょう。1~3位の時間帯は以下のとおりです。

    • 午後6~9時:31%
    • 午後3~6時:23%
    • 正午12時~3時:19%

    YouTubeへの投稿タイミングの回答

    ※アンケート実施時の回答者の所在地のタイムゾーンに基づいて回答いただきました。およそ40%の回答者が米国東部標準時間のタイムゾーンに属しています。

    曜日別に見ると週末の人気が高く、1位が土曜日で、金曜日、日曜日と続きます。

    これは、週末になると消費者がプラットフォームを探索し、お気に入りのコンテンツの視聴に費やすことのできる時間が増えるからだと説明できます。

    TikTokやInstagramなどのその他の動画プラットフォームは短尺動画に焦点を当てており、消費者が日中の仕事の休憩時間などにも視聴しやすいコンテンツを提供しています。しかし、YouTubeの動画を見るためには、もう少し長い時間が必要です。

    YouTube投稿に適さない時間帯は?

    投稿に適したタイミングが分かったところで、今度は投稿に適さない時間帯も気になるのではないでしょうか。HubSpotのソーシャルメディア最新動向調査によると、月曜日には投稿が少ない傾向が見られます。

    月曜日に動画をアップロードしているのは、回答者のわずか5%でした。次に火曜日、水曜日が続きます。

    投稿が少ない時間帯は以下の通りです。

    • 午前6~9時
    • 午後9~12時(深夜)
    • 午後9~12時(正午)

    早朝からお昼にかけて(午前6時~正午)の投稿が最適だと答えた回答者は、全体の20%以下にとどまりました。
     

    投稿タイミングの重要性

    投稿の時間帯を意識することは必要かと聞かれれば、その答えはイエスでもあり、ノーでもあります。短期的に見ると、投稿タイミングは公開から数時間以内にどれだけ再生してもらえるかに影響するため、時間帯を見計らって投稿することはとても重要です。

    アップロード直後の再生回数を伸ばせると、さらなる視聴者を呼び込むことができ、チャンネルの発展に役立ちます。

    しかし、それはチャンネルの長期的な発展を左右するための大きな要因ではありません。例えば午前3時に動画を投稿しても、数か月後または数年後の再生回数にはほとんど影響しないでしょう。
    新鮮なコンテンツが成功の鍵を握るInstagramとは異なり、YouTubeではコンテンツの目新しさよりも関心のあるテーマを扱っていることが重要視されます。

    つまり、投稿の直後はパフォーマンスが低くても、ユーザーの検索キーワードとの関連性が高い動画であれば、すぐに人気が集まる可能性があるのです。

     

    最適な投稿タイミングを見極める方法

    YouTubeでは真新しさよりも関心のあるテーマが重要だとはいえ、できるだけ最適なタイミングで投稿できるに越したことはありません。
     

    ペルソナの行動を考える

    最適な投稿タイミングを図るには、ペルソナの行動を考えることが重要です。

    チャンネルを運用する上で、想定するターゲットのペルソナを設定していることでしょう。そのペルソナは生活の中でどのタイミングでYouTubeを視聴するのか、情報を収集しようとするのかを考え、そのタイミングで動画を投稿できればすぐさまリーチできます。

    実際には、ペルソナがYouTubeをよく見る時間の少し前のタイミングで投稿すると良いでしょう。動画の再生回数の初動スピードが良ければ、その後の伸びも期待できるかもしれません。
     

    アナリティクスを参考にする

    ある程度チャンネル運用を続けていて、十分なトラフィックを獲得しているチャンネルの場合、チャンネルの視聴者がYouTubeにアクセスしている時間を高度なレポートで確認できます。

    その他、YouTubeのアナリティクスダッシュボードを確認すると、チャンネルに関する正確で信頼できるデータを入手できます。

    アナリティクスを参考にする

    このレポートへは以下の手順でアクセスできます。

    1.  YouTube Studioを開く
    2.  [アナリティクス]をクリックする
    3.  [視聴者]タブを開き、レポートを確認する

     

    YouTubeの投稿時間は固定するのがおすすめ

    さまざまな投稿時間や曜日を試し、このタイミングが良さそうだという時間が見つかれば、投稿時間は固定するのがおすすめです。
     

    視聴者の意識に残りやすい

    決まった時間に動画を更新することで、視聴者の意識に残しやすく、再生数を伸ばしやすくなる可能性があります。特にファンになってくれた視聴者に対しては、決まったタイミングで動画が投稿されることは見やすさにつながり、さらなるロイヤルティの向上にもつながります。

    複数のシリーズがあれば、シリーズごとに投稿タイミングを変えるのも良いでしょう。

    ライブ配信を定期的に行うのであれば、時間の固定はなおのこと重要です。
     

    チャンネル登録を増やしやすい

    コンスタントに更新を続けているチャンネルであれば、視聴者の「チャンネル登録しておこう」という意欲も高まります。動画を面白いと思っても、更新が不定期であればチャンネル登録をする意味はあまりありません。毎週このタイミングで更新があるという安心感があれば、ファンを増やすことにつながるでしょう。

    チャンネル登録を増やすには、投稿タイミングを固定することにあわせて、更新を途絶えさせないことも重要です。
     

    SNSも活用

    動画の更新を通知するために、SNSも活用しましょう。動画を投稿した通知はもちろん、◯日後の◯時に動画を投稿しますという予告を行えることもSNSの強みです。

    リッチなコンテンツを更新するときはSNSでのお知らせを強化し、フォロワーの関心を高めることもできます。

     

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    YouTubeの再生回数を増やすためのその他の要素

    YouTube動画は最適な投稿時間を見極めることも重要ですが、再生回数を伸ばすためには要素の1つでしかありません。以下の要素もぜひ参考にしてください。
     

    アルゴリズムを把握

    YouTubeでは「検索」「おすすめの動画」「急上昇」などの要素があり、それぞれ独自のアルゴリズムに則って動画が表示されています。このアルゴリズムを把握することで、動画の再生回数を伸ばせる可能性が高まっていきます。

    例えば「検索」では、ユーザーが目的をもって動画を探しているため、検索キーワードに合った動画が表示されます。投稿する動画においても、タイトルやタグにキーワードをしっかり入れ込むことが重要です。
     

    再生回数を伸ばす8つの要素

    ここでは、再生回数を伸ばすために重要だと考えられている8つの要素をまとめています。
     

    キーワード

    上記のとおり、キーワードの最適化は重要です。

    キーワードは動画のトピックやペルソナの検索意図から設定できますが、YouTubeの検索レポートを見ることで実際にどのような検索キーワードからたどり着いているかを確認できます。
     

    1本あたりの動画の長さ

    動画1本の長さは、「ホーム」「おすすめ動画」への表示順位に影響すると考えられています。動画の長さについて正解はありませんが、内容に合った長さを模索していくことが重要です。
     

    アップロードされてから再生されるまでの時間

    同じ人数が動画を視聴してくれるとしても、アップロードされてからの再生回数の初速は重要だとされています。初速が良ければ、「急上昇」や「おすすめ動画」に表示される可能性が高まります。
     

    総再生時間とチャンネル登録者数

    YouTubeでより高く評価されると考えられているのは、個々の動画の再生回数よりもチャンネル全体の総再生時間やチャンネル登録者数です。1回のバズよりも、コンスタントに見られているチャンネルのほうが「人気がある」と捉えられるためです。

    YouTube動画の再生回数を増やしていくには、バズを狙うよりも、ファンに向けた確実なコンテンツ更新を心がけましょう。
     

    エンゲージメント

    高評価やシェア、動画へのコメントなど、視聴者からのエンゲージメントはYouTubeにおいて高く評価されます。リーチに対してエンゲージメント率の高い動画は評価が高いと判断され、「ホーム」などへ表示される可能性が高くなります。
     

    再生リスト

    シリーズ動画や関連度の高い動画を再生リストにまとめることで、YouTubeに「これらの動画は関連度が高い」と伝えることができ、「関連動画」へ表示される可能性が高くなります。

    また、動画に興味を持ってくれた視聴者が関連動画を探す際にも再生リストは有効です。
     

    クリック率

    一覧ページでの表示回数に対してクリックされた(再生ページへ遷移した)割合を指し、「ホーム」や「おすすめ動画」に影響するとされている要素です。

    クリック率を上げるには、思わず見たくなってしまうようなタイトルやサムネイル画像を設定するようにしましょう。
     

    平均視聴時間

    動画が評価されているかどうかを示す重要な指標の1つとして、平均視聴時間があります。平均視聴時間が長ければ、ユーザーは興味深くその動画を視聴していたということになり、YouTubeからの評価も上がります

    タイトルやサムネイル画像で惹きつけるだけでなく、冒頭で視聴者の視聴意欲を刺激し、飽きさせない構成で作成することが重要です。

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    YouTubeの再生回数に関わってくるアルゴリズムの詳しい解説は、以下のコラムをご覧ください。

     

    投稿時間はチャンネル成功の要素のひとつ

    YouTubeに投稿する最適な時間帯や曜日は、投稿すべきタイミングを厳密に規定するものではありません。短期的あるいは長期的な成功を収めるためにチャンネルを最適化するヒントとして、参考にしていただければ幸いです。

    HubSpotではこの他にもマーケティングやセールスに役立つ資料を無料で公開していますので、ぜひこちらからご覧ください。

     

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