HubSpotアプリマーケットプレイスの公式連携アプリ登録数が1,000件を突破しました(プレスリリースはこちら)。HubSpotはお客さまのビジネス成長を支えるというミッションの下、さまざまなアプリ連携に取り組んでいます。パートナー各社のお力添えにより、この素晴らしい業績を達成することができました。
成長企業にとって業務支援ソフトウェアの選択肢は増加の一途をたどっており、当面はこの傾向が続くものと思われます。HubSpotがIDCに委託して制作された最新のホワイトペーパーによると、クラウドコンピューティング業界は今後3年間にわたってさらに成長を続ける見込みです。
Blissfullyのレポート(英語)では、SaaSビジネスはいずれの分野においても引き続き成長し、特にIT、セキュリティー、コンプライアンス、HRの分野で高い成長率に達することが予想されています。つまり、業務に活用されるアプリの数は今後もさらに増加するということです。それに伴い、システム全体でデータを統合して顧客体験の一貫性を強化するために、アプリ連携に対する需要も高まっていくでしょう。
こうした理由から、HubSpotは自社のアプリエコシステムについて成長企業を支援するプラットフォームの大切な要素だと考えています。HubSpotアプリマーケットプレイスには、幅広いユースケース(マーケティング、営業、カスタマーサービスなど)に対応する多彩な連携アプリが1,000件以上登録されており、ビジネスの成長に役立つアプリをすぐに見つけて簡単に接続できます。
HubSpotのユーザー企業は平均7種類のアプリを連携して使用しており、10種類以上連携しているユーザー企業は全体の4分の1以上にのぼります。HubSpotが目指すのは、HubSpotプラットフォームを中心にユーザー企業のIT環境を統合、一貫した素晴らしい顧客体験の実現をご支援することです。
HubSpotは、将来的にエコシステムへの投資を倍増させる予定です。各SaaSツールに保存されている顧客データやエンゲージメントアクティビティーをHubSpotのプラットフォームで一元管理していただけるよう、ユーザー企業にさらなる選択肢をお届けしたいと考えています。
HubSpotエコシステム内のアプリを数と質の両面から充実させるとともに、HubSpotアプリマーケットプレイスの多言語対応を強化して世界中のユーザーにご覧いただくために、今年の後半にかけて引き続き取り組んでまいります。
ここからは、HubSpotエコシステムの中でも特に人気の高いアプリをいくつかの注目カテゴリー別にご紹介いたします。
顧客体験を向上させるマーケティングツール比較 ・ 一覧表
各ツールの料金や利用難易度も比較できる実用度の高い一覧表
- 初期費用、月額料金比較
- 利用難易度、対応言語での判断も可能
- 各ツールの詳細な特徴
- 無料トライアルの有無
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全てのフィールドが必須です。
HubSpotアプリマーケットプレイスが拡大を続ける中で、業界を牽引する企業も自社の顧客に提供するために続々とHubSpotとの連携機能を開発しています。以下に挙げるのは、G2(英語)で業界リーダーに選定され、ユーザーからも高い評価を獲得しているHubSpot認定アプリです。
- Zapier:素早く簡単にワークフローを自動化できます。
- Dialpad:会社の電話システムを接続して煩雑な業務を自動化できます。
- WooCommerce by MakeWebBetter:ユーザー、注文、製品のデータを同期できます。
- Aircall:インバウンドコールとアウトバウンドコールの両方に対応する高度なコールセンターソリューションです。
- Calendly:スケジュール管理プラットフォームで営業プロセスをスピードアップできます。
- Typeform:オーディエンスを惹きつける見栄えの良いフォームを作成できます。
- Integromat:さまざまなAPIと接続してワークフローを自動化できます。
- PandaDoc:営業提案書や契約書の作成、追跡、電子署名が可能です。
- CloudTalk:営業やカスタマーサービスの効率化に役立つクラウドベースの電話システムです。
- Jotform:カスタムフォームを作成してリードの情報を収集できます。
- Databox:KPIダッシュボードや分析ダッシュボードを作成できます。
- Qwilr:見栄えの良いインタラクティブな提案書や見積書を作成できます。
- Zendesk:チケットやコンタクト情報を同期できます。
- CallRail:電話やテキストメッセージによるコミュニケーションのデータを同期できるコールトラッキング&分析ソフトウェアです。
- Automate.io:コンタクト情報を同期してワークフローを自動化できます。
- Skyvia:コーディング不要で主要なクラウドアプリやデータベースと連携できます。
- Proposify:営業用ドキュメントの作成、送信、署名、追跡が行えます。
- Intercom:オートメーションやウェブチャットを通じてウェブサイトからリードの情報を収集できます。
- Unbounce:ランディングページを作成してキャンペーンを最適化できます。
- GetAccept:電子署名機能を備えたセールス エンゲージメント プラットフォームです。
- SurveyMonkey:アンケートを実施して、今後の参考になる回答を収集できます。
- Leadfeeder:リードの管理、タスクの作成、取引情報や会社情報の記録が行えます。
- Vidyard:インバウンドマーケティングのプログラムに動画を組み込めます。
- Unito Two-Way Sync:人気の業務管理ツールに取引やタスクのデータを同期できます。
- Wistia:動画視聴の行動データに基づいたリードのセグメント化、ナーチャリング(購入意欲の醸成)、スコア付けが可能です。
- Grow.com:事業の健全性と営業プロセス全体を可視化できます。
- ChurnZero:顧客の解約を食い止めるカスタマーサクセスのためのプラットフォームです。
- Rybbon Digital Rewards:デジタルの謝礼や報酬を自動送信できます。
- Front:コミュニケーションのためのコラボレーションプラットフォームで、リアルタイムに情報を更新したり、前後情報を確認したりできます。
- Teamwork:プロジェクトやタスクを同期することで、インバウンドマーケティングやインバウンドセールスの活動データを整理できます。
最新のHubSpot連携アプリ
2021年、HubSpotアプリマーケットプレイスには多岐にわたる連携アプリが追加され、機能やカテゴリーの幅がさらに広がりました。新しい連携アプリの登場により、ユーザー企業がお使いのSaaSツールとHubSpotをこれまでになかった方法で連携できるようになりました。
データ同期連携アプリTop 8
2021年前半、HubSpotはOperations Hubをリリースしました。この新製品にはデータ同期機能が搭載されており、双方向同期、マルチオブジェクト同期、カスタム フィールド マッピングなど、カスタムコネクターの数々をコーディング不要で簡単に利用できます。現在、100件を超えるアプリとのデータ同期がHubSpotアプリマーケットプレイスで提供されています。データ同期機能で連携できるアプリの中から人気の8つをご紹介します。
- Google Contacts:コンタクト情報をリアルタイムに同期できます。煩雑なCSVファイルでのインポートとエクスポートは必要ありません。
- Outlook Contacts:データ入力やインポートを手作業で行わなくても、個人用Outlookの連絡先を同期できます。
- Mailchimp:Mailchimpのオーディエンスをリアルタイムに同期できます。
- Stripe:コンタクトを同期できるほか、Stripeのフィールド(口座残高や通貨など)を使ったフィールドも追加できます。
- Pipedrive:Pipedriveの人物情報が同期されます。
- Sendinblue:Sendinblueとの一方向同期または双方向同期が可能です。
- Xero:Xeroとコンタクト情報を同期できます。
- Airtable:コンタクトや会社の情報をAirtableと同期できます。
メディアブリッジ連携アプリTop 8
2021年には、メディアブリッジのための連携アプリも多数公開しました。これらのアプリによって、HubSpotのドラッグ&ドロップで使えるコンテンツエディターから直接、動画やポッドキャストなどのメディアを埋め込めるようになるため、メディアのエンゲージメントデータをHubSpotのCRMプラットフォームやレポートに活用できます。HubSpotのユーザー企業に最もインストールされているメディア ブリッジ アプリの上位8件は以下の通りです。
- Wistia:動画視聴の行動データに基づいたリードのセグメント化、ナーチャリング、スコア付けが可能です。
- Vidyard:インバウンドマーケティングのプログラムに動画を組み込めます。
- Hippo Video for Sales:営業活動に使う動画を簡単に記録、共有、追跡できます。
- TwentyThree:ドラッグ&ドロップでランディングページに動画を直接追加できます。
- SproutVideo:マーケティング動画を生かして貴重なリード情報を収集できるとともに、動画コンテンツを同期できます。
- Cincopa:収集したリード情報や動画視聴データをHubSpotに転送できます。
- Idomoo:動画のパーソナライズによって、多数の顧客への個別対応が可能になります。
- Moovly:パーソナライズされた動画を作成して、HubSpot上のEメールやランディングページに追加できます。
ワークフロー連携アプリTop 8
2021年には、HubSpotのワークフローと直接連携して業務プロセスを簡単に自動化できるワークフロー連携アプリが50以上リリースされました。人気の高いワークフロー連携アプリをまとめたので、今後HubSpotワークフローを設定される際にお試しいただければ幸いです。
- Kixie:電話の前後に営業担当者がこなさなければならない煩雑な作業を自動化できます。
- WP Fusion:WordPressの新規ユーザーを自動的にインポートできます。
- Insycle:スケジュールやワークフローの連携機能を使ってHubSpot上のデータを整理できます。
- WhatHub:WhatsAppのメッセージの内容に基づいてワークフローを自動実行できます。
- Salesmsg:電話やメッセージを受信したときにワークフローを自動実行するよう設定できます。
- Sakari:コンタクト、チケット、取引に基づいたワークフローにSMSに関するアクションを追加できます。
- JustCall:SMSに関するワークフローを作成してテキスト送信を自動化できます。
- GoToWebinar:ウェビナーへの参加登録や出席をワークフローの実行条件に設定できます。
マーケティングイベント連携アプリTop 8
ここ数か月の間に、HubSpotのマーケティング イベント オブジェクトと連携できるマーケティングイベント連携アプリの数も増えました。マーケティングイベントのデータをHubSpotに簡単に同期して、アトリビューションレポートを作成したり、イベントのROI(投資回収率)を分析したりすることができます。HubSpotのユーザー企業がマーケティングイベントの運営に活用している人気のアプリをご紹介します。
- eWebinar:事前収録の動画とリアルタイムのコミュニケーションやウェブチャットを組み合わせることで、ウェビナーを自動化できるソリューションです。
- GoToWebinar:バーチャルのカンファレンスやイベントといったウェビナー運営のためのプラットフォームです。
- Eventbrite:イベント管理やチケット発行を行えます。
- Zoom:オンライン会議やウェビナーのためのソリューションです。
- Hopin:多数のインタラクティブエリアを備えたバーチャル会場など、イベントに役立つテクノロジーが利用できます。
- Airmeet:バーチャル会場で魅力的な体験を提供できるイベントプラットフォームです。
- Accelevents:オンライン、対面、ハイブリッドのイベントを管理できるプラットフォームです。
- On24:バーチャルイベントのプラットフォームとウェビナーソフトウェアを提供しています。
2022年以降もHubSpotのアプリエコシステムがますます拡大すること、そして、お客さまのビジネス成長をご支援するためのソリューション構築に向けて開発者やパートナーの皆さまとの協力関係がさらに強まっていくことに大きな期待を寄せています。
上に挙げた各アプリや今回ご紹介できなかった多数のアプリについて詳しく知りたい場合は、HubSpotアプリマーケットプレイスをご確認ください。