ノーコードデータベースおすすめツール5選｜特徴や料金を紹介

ノーコードのデータベースとは、プログラミング不要（ノーコード）で業務に必要なデータベースを構築・運用できる仕組みのことです。IT人材の不足や業務の属人化を解消する手段として注目されています。

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本記事では、ノーコードのデータベースのおすすめツールを5つご紹介します。特徴や料金についても詳しく解説するので、自社に合うツールを選ぶ際の参考にしてください。

ノーコードのデータベースとは、プログラミング不要（ノーコード）でデータベースを構築・管理できるツールのことです。従来のデータベース構築ではプログラミング言語の記述が必要でしたが、ノーコードのデータベースはドラッグ＆ドロップなどの簡単な操作で構築できます。

現場に即した機能的なシステムをスピーディーかつコストを抑えて構築できる点がノーコードデータベースを利用する大きなメリットです。

ここからは、業務効率化に役立つおすすめのノーコードのデータベースを5つご紹介します。

• PigeonCloud
• kintone
• Zoho Creator
• Quickbase
• SPIRAL
   

PigeonCloud

出典：PigeonCloud

PigeonCloudは、企業の業務情報をノーコードでデータベース化できるクラウドサービスです。請求管理や在庫管理、申請処理などの幅広い業務に対応し、社内に散在するデータの一元化に貢献します。ブラウザで利用できるため、スマ－トフォンやタブレットからもアクセス可能です。独自のデータ移行システムを利用すれば、エクセルで管理しているデータを容易に移行できるため、脱エクセル化によって業務効率化を進めたい企業におすすめです。

• 特徴
  • カレンダー表示やファイル内テキスト検索機能を標準搭載
  • 集計・分析、チャート表示によるデータの可視化
• 料金
  • 無料トライアルあり
  • 月額1,100円／ユーザー（税別、5ユーザーから） ※5ユーザーまでは5,500円固定
• 公式サイト
  • https://pigeon-fw.com/
     

kintone

出典：kintone

kintoneは、プログラミングの知識は不要で業務アプリを作成できるクラウドサービスです。案件管理や顧客管理をはじめとするデータベースを容易に作成でき、データの登録や共有、集計、グラフ化などもマウス操作で完了します。エクセルやCSVファイルを読み込みデータベース化できる他、変更履歴の保存も可能です。

• 特徴
  • 部門や業種など業務に応じて利用できる100種類以上のテンプレート
  • APIやプラグインの利用で200種類以上の外部サービスと連携可能
• 料金
  • 月額1,000円～／ユーザー（税別、10ユーザーから）
• 公式サイト
  • https://kintone.cybozu.co.jp/
     

Zoho Creator

出典：Zoho Creator

Zoho Creatorは、自社の業務に特化した独自のデータベースを作成できるクラウド型のプラットフォームです。ドラッグ＆ドロップの直観的な操作でデータベースの構築、管理できるほか、移行も容易に行えます。構築したデータベースを搭載したアプリはCRMなどのZohoと自動連携でき、外部サービスとのデータの送受信も可能です。

• 特徴
  • 100種類以上のカスタマイズ可能なテンプレート
  • マルチデバイスに対応
• 料金
  • 月額960円～／ユーザー（年払い換算）
• 公式サイト
  • https://www.zoho.com/jp/creator/create-online-database.html
     

Quickbase

出典：Quickbase

Quickbaseは、12,000社以上の組織に採用されているノーコード開発プラットフォームです。クラウド上で動作し、複雑な業務プロセスやプロジェクトを一元管理できる点が魅力です。リアルタイムでのデータ更新やAI機能により、業務プロセスに応じたアプリ作成やカスタマイズ、運用を容易に行えます。プロンプト（指示文）の入力のみで、アプリを作成でき、現場主導での柔軟なシステム構築が可能です。

• 特徴
  • ドラッグ＆ドロップで直感的なアプリ構築が可能
  • API連携により多様な外部サービスと連携可能
• 料金
  • 月額35ドル～／ユーザー
• 公式サイト
  • https://www.quickbase.com/
     

SPIRAL

出典：SPIRAL

SPIRALは、ローコードでアプリやデータベースを開発できるツールです。テキストやラジオボタンなど、58種類の豊富なフィールドから必要な項目を選ぶだけで、簡単にデータベースを構築可能です。データベース操作や連携はもちろん、一定条件下での自動処理機能も搭載しています。

• 特徴
  • 名刺登録機能を利用すれば、デジタル化したデータをデータベースに登録可能
  • 一度の登録で複数のデータベースを編集できる「トランザクションDB」を搭載
• 料金
  • 初期費用100,000円
  • 月額50,000円～（レコード件数による）
• 公式サイト
  • https://www.spiral-platform.co.jp/service/spiralv1/function/database/
     

ノーコードのデータベースは、プログラミングに関する専門的な知識がなくても業務データの管理やプロセスの自動化を行える有益なツールです。エクセルなどでは難しい業務の可視化・効率化を容易に実現でき、生産性向上に寄与します。

テンプレートやAI機能の搭載など、ツールによって強みは異なるため、自社の課題や目的にあわせて選定することが大切です。無料プランやトライアルがあれば積極的に活用して、自社に最適なツールを導入しましょう。