SNSのプロフィールにカバー写真を表示しないことは、企業のオフィスや店舗に看板を出さないのとほとんど同じです。
どちらも実質的に問題はありませんが、望ましくないと思います。
SNSのカバー写真は、ブランドの価値を伝えたり、現行のキャンペーンを紹介したり、企業が提供するサービスを宣伝したりするのに大いに役立ちます。ですが、SNSマーケティングの担当者のなかにはデザインが苦手な人も多く、Facebook、Twitter、YouTubeなどのソーシャルアカウントにカバー写真を作成することは、それほど簡単ではありません。
プロの写真家が撮影したようなカバー写真を表示するために、苦労して何とか自分でデザインする人もいます。あるいは、写真好きでデザインに詳しい同僚にお願いするか、外部のスタッフやエージェンシーに依頼することが必要な場合もあると思います。
また、SNSのカバー写真は、キャンペーンに合わせて定期的に更新することが望まれます。また、ソーシャルネットワークがレイアウトのデザインを頻繁に変更するため、それに伴ってカバー写真のサイズも変わり、既存のカバー写真の表示が切り取られたり、ずれたり、あるいは崩れたりすることもあります。そのような理由から、カバー写真のデザインは継続的に行う必要があると思います。
企業のカバー写真が表示されない、あるいは表示が壊れてしまっていると、そのプロフィールを見るオーディンスの印象を考えれば、決して看過できることではありません。では、画像のデザインを苦労して自分でやるほかに方法のない気の毒なマーケターは、一体どうすればよいのでしょう。
解決策:主要なSNSのカバー写真、サイズ早見表【PowerPointテンプレート付き】
デザインが苦手なSNS担当者の方でも、カバー写真を簡単に作成できるように、HubSpotではカバー写真のサイズに関する最新の情報に基づいて、便利な早見表を作成しました。この記事をブックマークして、Facebook、Twitter、LinkedIn、YouTube、Google+のカバー写真を作成、あるいは更新する際に参照することをお勧めします。
また、カバー写真用のテンプレートも、各SNSで指定されるサイズで、PowerPointを使って作成しており、こちらも無料でダウンロード(英語)してお使いいただけます。このテンプレートを使用すると、写真を追加して画像ファイルとして保存するだけで、カスタマイズされたカバー写真をSNSのビジネスページへ簡単にアップロードすることができます。
Facebook、Twitter、LinkedIn、Google+、YouTube用にサイズを設定したカバー写真のテンプレートをこちらから無料でダウンロード(英語)できます。
Facebook、Twitter、LinkedIn、Google+、YouTubeのカバー写真のサイズ
- Facebook: 幅851ピクセル×高さ315ピクセル
- Twitter: 幅1,500ピクセル×高さ500ピクセル
- LinkedIn: 幅646ピクセル×高さ220ピクセル
- Google+: 幅1,080ピクセル×高さ608ピクセル
- YouTube: 幅2,560ピクセル×高さ1,440ピクセル | デスクトップバナー: 幅2,560ピクセル×幅423ピクセル
上記5つのSNSのカバー写真用に、PowerPointで作成したテンプレートを、こちらから無料(英語)でダウンロードしていただけます。
なお、カバー写真をご自分で作成するためのデザインスキル向上に役立つ無料のeBook、「Design it Yourself: The Marketer’s Crash Course in Visual Content Creation」もこちらからダウンロード可能です。このeBookには、ビジュアルコンテンツを自分でデザインする際に知っておくべき、すべての情報が詰まっています。これさえあれば、デザインの経験は一切不要です。
それでは、ステキなカバー写真をデザインしてください。カバーをデザインした後、効率よく投稿や運用を進めたい方はこちらの無料ガイドをご利用ください。
編集メモ:この記事は、2016年7月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。Lindsay Kolowichによる元の記事はこちらからご覧いただけます。