【2023年版】YouTubeのヘッダーサイズは？推奨サイズや合わせ方を解説

YouTubeのヘッダーとは、YouTubeチャンネルの上部に表示される画像のことです。ヘッダーはチャンネルのイメージにつながるため、適切に設定する必要があります。

ユーザーの興味を引き、良い印象を与えるには、デザインだけでなく適切なサイズに設定することも大切です。

本記事では、YouTubeで推奨されるヘッダーサイズについてわかりやすく解説します。ぜひ、ご活用ください。

YouTubeでヘッダー画像を作るときは、アップロード条件を確認してから作成することが大切です。条件が満たされていない画像を使うと、一部のビューや端末でカットされて表示される場合があるので注意しましょう。

YouTubeのヘッダー画像用に投稿するアップロード条件と推奨サイズは次の通りです。

＜アップロード条件＞

• 2048×1152ピクセル以上
• アスペクト比　16：9
• ファイルサイズ　6MB以下

＜推奨サイズ＞

• TVサイズ　2560×1440px
• PCサイズ　2560×423px
• スマホサイズ　1546×423px

YouTubeのヘッダー画像は、デバイスによって見え方が異なります。TVサイズを基準にヘッダーを作ると、画像の中央部分しか表示されないので注意しましょう。

すべてのデバイスに対応するためには、TVサイズで背景となる画像を挿入し、スマホサイズにチャンネル名やテキストを入れると途中で見切れることなく表示することが可能です。

以下に、オンライン画像作成ツールCanvaを使用した作成例をご紹介します。

Canvaに無料ログインしたら、右上の「デザインを作成」から検索窓に「YouTube」と打ち込みます。すると「YouTubeバナー」が出てくるので、これを選択します。

テンプレートを選択することもできますが、今回はイチからサイズ合わせをしてみましょう。

「アップロード」から、このページにてご紹介した以下の画像をアップロードします。画像は保存してお使いください。

アップロードした画像をクリックすると、右側のキャンバスに表示されます。

四隅をキャンバス全体に合わせたら、ツールバーから透明度を調整します。

その後、このテンプレートにあわせる形でロゴやデザインなどを入れていきましょう。「配置」で常に前面に表示するようにすると、テンプレートが常に薄く表示されてスマホサイズの位置がわかりやすくなります。

ヘッダー画像の準備ができたら、次の手順でYouTubeチャンネルにヘッダーを登録しましょう。

1.  YouTubeの右上にある自身のアイコンをクリック
2.  ［YouTube Studio］をクリック
3.  ［カスタマイズ］［ブランディング］と進み、バナー画像の［アップロード］をクリック
   
4.  任意の画像をアップロードして、サイズを合わせて［完了］
   

YouTubeのヘッダー画像が画面にフィットしているかどうか、スマホでも必ず確認しましょう。

YouTubeヘッダー画像を作成できるツールは数多くあり、今メインで使用している画像作成ツールがあればそのツールが使えるでしょう。

新たにツールを探したいという場合は、以下に代表的な3つのツールから参考にしてください。
 

Canva

上記の作り方の例でも使用した、ブラウザから無料で利用できる画像作成ツールです。テンプレートを用いることで初心者でも一定以上のデザインが可能であり、YouTubeヘッダー画像も簡単に作ることができます。

Canvaについて詳しく知りたい方は、以下のコラムをご覧ください。

GIMP

オープンソースのソフトウェアで、無料で誰でも利用できる画像作成ツールです。後述のPhotoshopと近い機能性を備えており、画像に関するほとんどのことは再現できるといっていいでしょう。

YouTubeヘッダー画像はもちろん、アイコンからYouTube動画のサムネイル、広告のクリエイティブまで、さまざまな画像作成が行えます。
 

Photoshop

Adobeから提供されている、画像作成・編集ツールの決定版ともいえるツールです。

画像作成・編集に関することでできないことはないともいわれており、近年はAIによる被写体認識機能なども加わり利便性が大きく増しています。

Photoshopの機能について詳しくは、以下のコラムをご覧ください。

ヘッダーは、YouTubeチャンネルを開いたユーザーが最初に目にする重要な箇所です。YouTube視聴者の多くはスマホを使っているため、ヘッダーの見え方を必ずスマホでも確認してください。

また、ヘッダーにはチャンネルの看板のような役割もあるため、チャンネル全体のテーマや目的を明確化して統一感を演出しましょう。