「チャットボットを導入したいけど、サービスが多すぎてわからない」
24時間365日で顧客対応をしてくれるチャットボットの導入ニーズは高まる一方ですが、それに併せてサービスの量も激増しています。

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本記事では、編集部おすすめのチャットボットサービスを、18個紹介。それぞれの価格や提供機能を解説します。。数は多いものの、それぞれ特徴が異なるため、細かい使い分けが効くはずです。

チャットボットサービス検討の参考にどうぞ。

チャットボットは、AI型・ルールベース型の2種類あり

そもそも、チャットボットとひと言で言っても、大きく3つの種類に分かれます。一つずつ見ていきましょう。
 

AI型

AI型チャットボットとは、想定される質問や関連の知識をデータ化したものを大量にAI(人工知能)に読み込んで学習させることによって作成するチャットです。

定型の質問文だけの対応ではなく、ユーザーから与えられた質問の意味を咀嚼した上で、回答がなされます。
 

メリット

AI型のメリットは、自由な記述でチャットを送信したとしても、正常に応答してくれるという点です。

受け取った文章そのものではなく、その文章の中に含まれる単語や語尾の意味合いなどを解析することによって、質問を読み取って稼働します。そのため、質問の形に囚われることなくある程度、自由で複雑な文章であっても意図を汲み取って適切な応答が可能です。
 

デメリット

AI型のデメリットは、あらゆる質問に対して適切な回答がなされるように事前に大量の関連データを読み込ませておく必要があり、ルールベース型と比べると手間がかかってしまう点です。
 

ルールベース型

ルールベース型とは、決められたルールに則って動作する行われるタイプのチャットボットです。ルールベース型は、さらに選択肢型・辞書型に分類されます。
 

選択肢型

ルールベース型チャットボットの選択肢型とは、事前にこちらで用意してチャットボットで設定したシナリオが、条件分岐によって構成されて回答が導きだされるものです。ユーザーに「はい」「いいえ」などの選択肢を与えてそれを繰り返し選択してもらうことによって、欲しい回答にたどりつくようになっています。
 

メリット
選択肢型のメリットは、選択肢を選んでいくだけなのでシンプルかつスムーズに回答が得られるという点です。また、チャットボットの処理としても非常に簡単なものになるので、初期設定が楽に行えます。
 

デメリット
選択肢型のデメリットは、選択肢にないものが答えとなる場合や、選択を繰り返して最終的に返ってきた回答が、求めているものではないものになる可能性があることです。

初期設定の段階で、構成と最終的な回答に漏れやダブりがあるとユーザーが欲しい情報にたどり着けません。
 

辞書型

ルールベース型チャットボットの辞書型とは、特定のキーワードに反応してそれに適した回答をくれるものです。
チャットボットには、事前にキーワードとそれが入力された時の回答の組み合わせを登録しておく必要があります。
 

メリット
辞書タイプのメリットは、キーワード単位でのやりとりになるため、該当するキーワードが文章に含まれてさえいればやりとりが成立することにあります。
 

デメリット
辞書タイプのデメリットは、やりとりを成立させるために、キーワードと回答の組み合わせを大量に読み込ませなくてはいけないため、必要なデータ量が多く、準備に時間と手間を要する点です。
 

AI型のオススメサービス5選

AI型のオススメサービス5選

次に、AI型のオススメサービスをご紹介します。
 

BOTCHAN AI

BOTCHANは、株式会社wevnalが提供するマーケティングに適したチャットボットサービスです。
チャット上でのユーザーの発言内容を分析や管理をすることによって、アプローチをする際にユーザーのニーズに特化したベストな提案を行えます。無料で使えるフリープランも用意されているので、まずはお試し感覚でチャットボットを利用したいという方にもオススメです。
 

QA ENGINE

QA ENGINEは、Studio Ousiaが提供するAIタイプのチャットボットです。
優れたディープラーニングシステムを使うことによって、事前に取り込む学習データが少ない場合であっても回答の精度が高いことが特徴です。また、設定操作も比較的簡単に行えます。
 

KARAKURI

KARAKURIは、カラクリ株式会社が提供するカスタマーサポートに特化したAIチャットボットです。自社で実際にチャットでのコミュニケーションを繰り返すことによって、データが蓄積されて学習されます。導入前後のサポート体制が充実しているため、安心して利用できるものです。
 

たよれーる

たよれーるは、大塚商会が提供するAIタイプのチャットボットです。
問い合わせ対応に特に適していて、ユーザーの質問入力の補助機能や、回答に困った場合に自動で選択肢を提示することによって適切な応答をする機能も備わっています。
 

chai

chaiは、デフィデ株式会社が提供するチャットボットです。
AIのディープラーニングによる質問の意図分析や、類似の文章の自動作成などに優れています。機能性の高さに対して使いやすく、マーケティング機能も充実しているものを無料プランでも利用可能です。

サービス名 費用 導入先 おすすめポイント
BOTCHAN AI 要見積 ・テレビ朝日
・LIFULL
SNS連携。自然なやりとりが可能
QA ENGINE 初期費用0円、月額30万円~ ・セブン銀行
・freee
カスタマーサポートや社内ヘルプに最適
KARAKURI 要見積 ・メルカリ
・Pairs
導入前後のサポート体制が充実している
たよれーる 導入支援11万円〜 ・いちよし証券
・ジャパネットグループ
自然な表現を解釈し、適切な回答が可能
chai 無料〜 不明 ディープラーニングによる高性能な文章解析

 

選択肢型(ルールベース型)のオススメサービス6選

選択肢型(ルールベース型)のオススメサービス6選

次に、選択肢型(ルールベース型)のオススメサービスをご紹介します。
 

チャットブック

チャットブックは、株式会社チャットブックが提供するルールベース型のチャットボットサービスです。主にSNSの運用効率化に優れており、FacebookやInstagram広告から流入してきたユーザーとの対応をチャットボットで自動化することができます。
 

FirstContact

FirstContactは、株式会社バイタリフィが提供するAIチャットボットです。
対応形式の変更やSNSとの連携など、多様なカスタマイズができることが魅力で、利用ニーズに合ったベストな形での導入ができます。OEM形式であるということもあり、導入サポートや設計を代行してもらえるなど、サポート体制も非常に充実しているので、初心者にも簡単です。
 

HubSpot

HubSpotが提供する無料のCRMツール「HubSpot CRM」にはチャットボット機能も備わっています。ノーコード仕様で、専門知識を必要とせずに簡単にチャットを作成し、ウェブサイトに設置できます。
 

AIさくらさん

AIさくらさんは、株式会社ティファナ・ドットコムが提供するルールベース型選択肢タイプのチャットボットです。画面上に写ったAIキャラクターとコミュニケーションをするような見た目で、選択肢を元にしたやりとりができます。また、込み入った内容の場合は、オペレータとビデオチャットを接続できるなど、チャットボットとリアルな対応の連携もできるものです。
 

チャットプラス

チャットプラスは、チャットプラス株式会社が提供するルールベース型選択肢タイプのチャットボットです。契約すれば前準備は特にすることなくすぐに利用できる仕様になっている他、価格も初期費用なく月額1,500円から利用できるので、非常にリーズナブルです。

サービス名 費用 導入先 おすすめポイント
チャットブック 月額10万円〜 ・レナウン
・はるやまホールディングス
FacebookやInstagramなど、SNSの運用効率化が得意
FirstContact 初期費用0円、月額2,980円~ ・サッポロビール
・ウォンテッドリー
カスタマイズ性が高く、サポート体制も充実
HubSpot 無料〜(HubSpot CRMに搭載) ・OYO LIFE
・アライドアーキテクツ
CRMと連携。専任サポートが伴走する充実したバックアップ体制
AIさくらさん 初期費用90万円+月額38 万円〜 ・旭化成
・セブンイレブン・ジャパン
AIキャラクターとのコミュニケーションが前提なので、リアルな対話感覚の対応が可能
チャットプラス 初期費用0円、月額1,500円~ ・日本航空
・ベアーズ
JavaScriptのタグを配置するだけの、1分でID発行&3分でチャットスタートできる

 

辞書型(ルールベース型)のオススメサービス6選

辞書型(ルールベース型)のオススメサービス6選

次に、辞書型(ルールベース型)のオススメサービスをご紹介します。
 

Bebot

Bebotは、株式会社ビースポークが提供するルールベース型辞書タイプのチャットボットです。日本語に限らず、多言語での対応も自動で行えるため、ホテルや空港などのサービスにおいても導入されています。
 

OK SKY

OK SKYは株式会社空色が提供するルールベース型辞書タイプのチャットボットです。ユーザーそれぞれのニーズが引き出せるようなコミュニケーションを自動で行える点が魅力的なサービスになります。
 

Chamo

Chamo(チャモ)は、問い合わせ対応に適したルール型のチャットボットです。
問い合わせ対応における基本的なやりとりができるように、初期設定が行われているため、導入して複雑な設定をすることなくすぐに利用ができます。SalseforceなどのCRMやSFAツールとの連携も可能で、チャットボットから流入したユーザーの管理やアプローチが無駄なく行える点も魅力的でしょう。
 

hitobo

hitoboは、アディッシュ株式会社が提供するルールベース型辞書タイプのチャットボットです。
質問の内容によって、チャットボットで回答できるものか、人でしか回答できないものかをすぐに判別して、振り分けることができる機能が特的です。
 

Faceコンシェル

Faceコンシェルは、株式会社インテリジェントウェイブが提供するルールベース型辞書タイプのチャットボットです。
口語で表記された文章を解析することに優れたシステムを導入しているため、あいまいなメッセージであっても精度高く適切な応答ができます。

サービス名 費用 導入先 おすすめポイント
Bebot 要見積 ・ホテルニューオータニ
・成田国際空港
多言語での対応も自動で行える
OK SKY 要見積 ・新生フィナンシャル
・NEWYORKER
管理ページ機能が充実している
Chamo 月額6,980円〜 ・ビックカメラ
・旭産業
初期設定が簡単で、スピーディーにスタートできる
hitobo 要見積 ・トレンドマイクロ
・東京日産コンピュータシステム
質問内容によって、チャットボット回答か友人回答かを判別して振り分ける
Faceコンシェル 要見積 ・損害保険ジャパン日本興亜 あいまいなメッセージでも精度高く応答

 

チャットボットサービス選定のポイント

チャットボットサービス選定のポイント

ここまで見てきたチャットボットサービスは、どのように選定すれば良いのでしょうか。以下、5つのポイントに分けて説明します。
 

効果検証性

どんなに機能が優れたチャットボットを導入したとしても、自社のビジネスにおいてそれがどのような効果をもたらしているのかを定量的に表すことができなければ、経営判断を仰げないなどの問題があります。

効果を検証できる分析ツールが備わっているかどうかは、チャットボットサービスの選定において非常に大事なポイントです。
 

機能のフィット感

チャットボットサービスには、チャットの形式や得意とする利用シーン、追加機能などが様々です。どの機能が利用に最適なのか、フィット感を元に選定することが大切になります。

そのためにチャットボットを導入する目的は、事前に明確にしておきましょう。
 

保守性

チャットボットは、ほとんどの場合において、導入できたらそれで終わりとはなりません。特にAIチャットボットは、利用しながら学習データも増えて成長したり、自社のサービス内容の細かな変更に伴って、修正なども必要になります。そのため、導入後に修正しやすい仕様なのかというような保守性も選定基準となる大事なポイントです。
 

サポート体制

チャットボットの導入は、簡単とうたっているものであっても一定程度の知識が必要です。特にプログラミングやサイト運営などの知識がない方にとっては、勝手が分からず難しいものです。そのため、導入に際してサービスの提供元である企業に分からないことを解決してもらったり、場合によっては導入を丸ごとお任せできるようなサポート体制が整っていると、良いでしょう。
 

導入実績

公式サイトなどをはじめどれだけ便利で機能性に優れているなどとうたっていても、実際にそれが本当に利用価値があるものなのかを判断することは難しいでしょう。

その時に参考にすべきが、そのサービスを導入・利用している企業の一覧です。公式サイト内に記載されている導入実績や導入事例などを見ることによって、例えば知っている企業や有名企業などが載っていればある程度、信頼できるものと判定できます。
 

各サービスの特性を理解し、目的に合うものを選ぼう

ここまで紹介してきたように、現在は様々なチャットボットサービスが登場しており、選ぶのが難しいと感じる方は多いと思います。誰のために、どのような課題を解決するためにチャットボットを取り入れたいのかを整理した上で、要件定義をしてみましょう。ここでいう「誰」というのは、自社の見込み客や顧客はもちろん、自社の従業員も含まれます。欲しい情報が早く見つかる、いつでも問い合わせできるなど、お客様により良い体験を提供しつつ、従業員の業務効率化も実現するのに最も適したサービスはどれなのか。付随する機能や価格帯も鑑みて選んでみましょう。

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元記事発行日: 2020年9月11日、最終更新日: 2020年9月11日

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