※この記事は2023年7月1日でサポートが終了した、ユニバーサルアナリティクス(UA)についての解説記事となります。Google アナリティクス 4(GA4)については、GA4とは?基本・導入手順・使い方を画像付きで解説をご参考ください。
Webサイト運営に欠かせない要素の1つがアクセス解析です。アクセス解析ツールとして、多くのユーザーが「Google アナリティクス」を導入しています。
- 今週は何人のユーザーがアクセスしたのか、コンバージョンしたのか
- どの流入経路から来たのか
- 訪問者は、サイト内でどんな行動をとっているのか
Google アナリティクスは無料で提供されていますが、上記のような詳細なユーザー行動を確認できる点が魅力です。ただ、グラフや数字が多く使いこなすのは難しいと感じている方も少なくないかもしれません。
Google アナリティクスでは様々なデータを確認できますが、多くの場合1人の担当者が日々見るべき指標はそれほど多くはありません。自分はどこを見るべきかさえわかれば、難しそうだというイメージは払拭できるでしょう。
本記事では、Google アナリティクスについての基本的な説明や導入方法、画面の見方などを解説します。また、日本におけるアクセス解析の第一人者、小川卓氏のアドバイスもお届けします。
Google アナリティクスとは?
Google アナリティクスは、Google が公式で提供するWebアクセス解析ツールです。サイト訪問者数やページごとの訪問者数、流入元など、様々なアクセス関連指標を確認できます。
無料にもかかわらず非常に多機能で高性能で、多くの企業が利用しています。株式会社DataSignが2019年11月に発表した調査によると、国内上場企業3,655サイトのうち、85%以上がGoogle アナリティクスを導入しているようです。
Google アナリティクスのメリット・デメリット
Google アナリティクスは魅力的なツールですが、デメリットはあるのでしょうか。利用する際のメリット・デメリットを確認してみましょう。
Google アナリティクスを利用する4つのメリット
まずは、Google アナリティクスを使うメリットについて解説していきます。
①様々な指標を読み取ることができる
Google アナリティクスは、サイトに導入するだけでさまざまなデータを参照できるようになります。例えば以下のような指標であれば簡単に確認できます。
- ユーザー情報
- セッション数
- ページビュー数(PV数)
- ページ/セッション
- 流入経路
- コンバージョン率
- 直帰率・離脱率・回遊率
PV数の向上をはじめ、Webサイト改善を推進するための強力なソースとなります。もちろんこれはGoogle アナリティクスで計測できる指標のごく一部にすぎないので、自社の目標に合わせて見るべき指標を確認しましょう。
②活用方法についての情報が充実している
Google アナリティクスは、公式非公式共に多くの活用方法がWeb上で公開されています。Google の「アナリティクスヘルプ」には設定方法の解説が多数紹介されている他、開発者向けの「Google Developers」のGoogle アナリティクスのページにはデータ処理やAPI連携に関する解説が掲載されています。
また、Google アナリティクスを実際に使いこなした上で得たノウハウを提供しているメディアやブログも多数存在しています。
③Google 提供で信頼できる
Google アナリティクスはGoogle が公式に提供するツールなので、一定の信頼と安心感があります。慣れない初心者の方でも安心して使えるのです。
④無料で使える
Google アナリティクスの最大のメリットは、なんといってもこれだけの機能が無料で扱えることでしょう。初期設定も簡単なので、導入ハードルは限りなく低くなっています。
Google アナリティクスのデメリット
次に、Google アナリティクスのデメリット2点をお伝えします。
①最初はどの指標を見ればいいかわからずらい
Google アナリティクスは機能が多い分、管理画面の項目数も多岐に渡ります。確認できる項目が多すぎると、どの指標を見るべきなのか、自分が欲しい情報はどこにあるのかがわからなくなりがちです。
②ミクロな分析にはやや不向き
Google アナリティクスはページ遷移を伴うマクロな分析には強いものの、ページ内でのユーザーのミクロな行動を把握するのは苦手です。結果としてデータの集計が難しかったり、カスタムレポートを作成したりする必要が出ます。
初心者の方にとっては設定方法が分かりづらく、最初は混乱してしまうかもしれません。
③流入キーワードはほとんど見れない
Google アナリティクスでは、サイトへの流入キーワードをほとんど見ることができません。これは、Google が全サービスをSSL化したことによります。
流入キーワードを確認したい場合は、同じくGoogle 提供の無料ツール「Google Searh Console」を導入しましょう。
このように、Google アナリティクスが不得意な部分もあります。できること・できないことをしっかり把握した上で導入しましょう。
Google アナリティクスの導入と設定方法
では、ここからは実際どのように導入するのかを確認しましょう。Google アナリティクスは3ステップのみで導入、設定が完了します。
①Google アカウントを作成する
はじめに、Google アナリティクスに登録するGoogle アカウントを作成します。Google のアカウント作成ページで必要事項を入力すれば、すぐに作成できます。もちろん、既存のGoogle アカウントがあればそのまま使用しても大丈夫です。
②Google アナリティクスアカウントを作成する
次にGoogle アナリティクスのアカウントを作ります。
先ほど作成したGoogle アカウントでGoogle アナリティクスの新しいアカウント作成画面に移動し、以下の流れで登録を完了させます。
- 必要事項を入力
- 業種やレポートのタイムゾーンを選択
- 「トラッキングIDを取得する」をクリック
- Google アナリティクスの規約に「同意する」をクリック
③トラッキングコードを取得、設置する
次はトラッキングコードの取得と設置です。Webサイト内でGoogle アナリティクスを作動させるには、WebサイトのHTMLソースにトラッキングコードというものを書き込む必要があります。
まずはGoogle アナリティクスにログインして、左側メニューの「管理」を開きましょう。
次のページの中に「トラッキング情報」という項目があるので、そこを選択。さらにその中から「トラッキング コード」を選択します。
以下のような画面が表示されたら、その中の「グローバルサイトタグ」に書かれた文字列(「<!-- Global site tag (gtag.js) - Google Analytics -->」から始まるもの)をコピーしてください。
そして、アナリティクス情報を取得したい全ページのHTMLソース</head>タグの直前に配置します。これで設定完了です。
WordPressであれば、「外観→テーマの編集→右端にあるテーマヘッダー」と遷移しましょう。HTMLソースが表示されるので、「</head>」というタグを探してください。その直前に、先ほどコピーしたトラッキングコードを貼り付ければ設定完了です。
ちなみにWordPressで構築されたWebサイトの場合は、プラグインを利用すれば簡単に設定できます。
WordPressのアナリティクス設定方法ついては以下の記事でも詳しく解説しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
Google アナリティクスで押さえておきたい指標
Google アナリティクスには、大きく分けて5つのメニューがあります。それぞれから何が分かるのか、重要な指標は何なのかを把握しましょう。
「リアルタイム」メニュー
1つ目は「リアルタイム」メニュー。
ここでは今現在どのページに何人のユーザーが訪問しているのか、そのユーザーの属性や流入元がどこなのかなどを確認できます。広告出稿やSNS投稿直後の反応などをリアルタイムにチェックするのに最適です。
画面左にあるメニューから「リアルタイム」を選び、「概要」をクリックするとサマリー情報を確認できます。
- サイト訪問数
現在、何人がサイトを閲覧しているかが表示されます。
- ページビュー数
直近の1分単位(30分前まで)、1秒単位(60秒前まで)でのPV数の推移が分かります。
PV数の直近の変化がグラフになっているので、リリース直後などは流入元と合わせて確認するといいでしょう。
- 流入元
外部サイトやSNSなど、流入元の情報を確認できます。
- アクティブページ
現在アクセスしているユーザーが閲覧している上位10ページが表示されます。それぞれのURLを選択すると、そのページについての詳細情報を見ることができます。
- アクティブユーザーの地域
アクティブユーザーがどこからアクセスしているのかが分かります。世界地図上に円形で表示され、アクセスの多い地域は円が大きく表示されます。
「オーディエンス」メニュー
「オーディエンス」メニューでは、アクセスの量や日時、デバイスなど、これまでのサイトアクセス情報を調べることができます。
さまざまなメニューが用意されているので便利な一方、特に初心者だと何から見ればいいか分からない方も多いと思います。ここでは、もっとも基本的な画面である「ユーザーサマリー」で使われている基本項目8つを覚えておきましょう。
- ユーザー :サイトを訪れたユーザーの数
- 新規ユーザー :初めてサイトを訪れたユーザーの数
- セッション :何回の訪問がサイトにあったか
- ユーザーあたりのセッション数 :1ユーザーあたりのサイト訪問数
- ページビュー数 :サイト内で閲覧されたページ数
- ページ/セッション:1回の訪問あたりの閲覧ページ数
- 平均セッション時間:1回の訪問あたりのサイト滞在時間
- 直帰率:1ページだけ見てサイトから離脱したユーザーの割合
「集客」メニュー
「集客」メニューでは、ユーザーがどのようにしてサイトへ訪問したのかを知ることができます。メニューで重要な項目は3つ。それぞれ解説していきます。
1.チャネル
サイト訪問者の流入元は、大きく3つに分けられます。
- 検索をする
- URLから飛んでくる
- 広告から飛んでくる
これをさらに細分化したものがチャネルと呼ばれます。チャネルの種類は下記のとおり。
- Organic Search:検索エンジンからの訪問
- Direct:お気に入りや、URLから直接きた訪問
- Referral:他サイトのリンクから訪問
- Social:SNSなどからの訪問
- Paid Search:リスティング広告からの訪問
- Display:バナー広告からの訪問
- Other:その他の訪問
この指標を元に、どのチャネルにリソースを注力したらいいのかを判断するようにしましょう。
2.ユーザー
ユーザーは、サイトを訪問したユーザー数です。オーディエンスメニューで確認できる数値と同じです。一点、サイトへの訪問数を表すセッション数と混同しないよう気をつけましょう。
3.コンバージョン
サイト運営者が設定した「目標」に対するコンバージョン率の推移を確認することができます。コンバージョンについては後述します。
「行動」メニュー
Google アナリティクスの「行動」メニューでは、
- どのページがユーザーによく見られているのか
- トップページからどのページへの変遷が多いか
など、具体的な行動を調べることができます。
ここでは、行動メニューで重要な「サイトコンテンツ」の各画面を説明します。
1.すべてのページ
設定した期間内に、どのページがどれだけ閲覧されているのかが集計されています。「どのページが人気なのか」を確認できるということです。
2.ディレクトリ
設定した期間内に、設定した各カテゴリがどれだけ閲覧されているのかが集計されています。主に、カテゴリへのアクセス分布状況を確認したい場合に参照します。
3.ランディングページ
Webサイトに来た人が最初に着地するページを「ランディングページ」と言います。
ランディングページは、そのページを見続ける価値があるかをユーザーが判断する重要なページなので、その滞在時間や変遷先のページと合わせて分析し、都度改善するための材料として参照するようにしましょう。
4.離脱ページ
ユーザーが離れたページを「離脱ページ」と言います。
意図しないページで離脱が多い場合は、該当ページのコンテンツを見直すようにしましょう。
「コンバージョン」メニュー
コンバージョン(CV)とは、資料請求や会員登録など、Webサイト運営者が設定したゴールの達成を意味します。
Google アナリティクスではコンバージョン数に加え、流入したユーザー数に対してコンバージョンした割合を示すコンバージョン率(目標達成率)も算出されます。
資料請求やCTAボタンのクリック数はデフォルトの機能では計測できません。専用のイベントトラッキングを設定する必要があります。
イベントトラッキングの概要や設定方法ついては以下の記事でも詳しく解説しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
トラッキングするためには計測タグを発行し、設定する必要があります。コンバージョンポイントを複数設定し、タグが増えて管理が煩雑になってきた場合は、Google タグマネージャーの導入を検討しましょう。
Google タグマネージャーの設定方法についてはこちらの記事を確認してみてください。
目標は複数設定できるので一つは資料請求、次に購入など段階ごとに設定するのが良いでしょう。
Google アナリティクスのレポートの種類
次は、Google アナリティクスのレポート機能をご紹介します。レポートとは、自分がチェックしたいデータのみをまとめ表示できる機能のことです。「カスタム」メニューから設定・閲覧します。
先ほどアナリティクスで確認できるさまざまな指標を解説しましたが、それらを複数見るとなるとたびたび別メニューへ移らなければならず操作が面倒ですよね。レポートを利用すれば別メニュー同士の項目であっても一覧表示でき、何度もページを行き来する必要はなくなるのです。
Google アナリティクスのレポート機能には、「マイレポート」と「カスタムレポート」の2つがあります。それぞれ詳しく解説していきます。
マイレポート
マイレポートはWebサイトのアクセス状況全体を概要的に把握するのに向いています。グラフや表、地図といった視覚的なウィジェットを配置するため、情報を一目で理解しやすいのです。
カスタムレポート
マイレポートがWebサイト全体を俯瞰してチェックするための機能なのに対し、カスタムレポートは詳細をチェックするための機能です。「国→地域→市区町村」というように、対象をどんどん掘り下げながら細かい指標を確認できます。
目的に応じてマイレポートと使い分けましょう。
レポート作成方法の詳細については以下の記事でも詳しく解説しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
理解しておきたいGoogle アナリティクス用語
ここまで、Google アナリティクスの機能概要をお伝えしてきました。ここでは「最低限覚えるべきGoogle アナリティクス用語」をご紹介します。最初のうちはこれらで十分なので、きっちりと覚えましょう。
ユーザー数
ユーザー数とは基本的には「ユニークユーザー」と同義語で、Webサイトを閲覧している人数を指します。
ただし、実際の人の数をカウントしているのではありません。例えば同じ人がパソコンとスマホでそれぞれ同じWebサイトを見ている場合は、ユーザー数としては「2ユーザー」とカウントされます。
一方で、例えばホテルの共有パソコンで複数人が同じブラウザで同じサイトを参照した場合、「1ユーザー」とカウントされます。
セッション
セッションとはユーザーが訪問してから離脱するまでの一連の操作のことです。
そして、このセッションをカウントしたものが「セッション数」です。訪問数と表現することもあります。同じWebサイト内のいくつかのページを見たとしても、あくまで一連の操作内での出来事なのでセッション数は「1」とカウントされます。
ただし、以下のケースの場合はセッションがカウントし直しとなります。
- ユーザーが30分以上操作をしなかった場合
- Webサイトへの流入経路が変わった場合
- 操作の有無に関わらず、日付が変わった場合(午前0時をまたいだ場合)
ページビュー
Webサイト内で閲覧されたページ数のことです。よく「PV」と表現されます。
例えば、あるページを参照した後に別ページを参照した時は、「2PV」とカウントされます。
ランディングページ
ユーザーが「最初にアクセスしたページ」のことです。縦長のWebページもランディングページと言いますが、それとは意味合いが異なるので注意してください。
チャネル
ユーザーの流入元を示すグループが「チャネル」です。
チャネルの種類は以下の6つです。
- Organic Search:検索エンジンからの訪問
- Direct:お気に入りや、URLから直接きた訪問
- Referral:他Webサイトのリンクから訪問
- Social:SNSなどからの訪問
- Paid Search:リスティング広告からの訪問
- Display:バナー広告からの訪問
- Other:その他の訪問
ユーザーがどのチャネルから訪問してくるのかを分析することで、SNSや広告の効果を確かめ、どのチャネルに注力したらいいかを判断できます。
コンバージョン
Webサイト運営者が設定する「最終ゴール」が達成されることです。「CV」と略して表現されることもあります。例えばECサイトの場合は商品の購入が、採用募集ページの場合は採用応募が、それぞれ最終ゴールとなります。
そして、ゴール達成に至った割合を「コンバージョン率」といい、これを高めることがWebサイト運営の一つのミッションになります。
直帰率・離脱率・回遊率
Webサイトを改善するヒントを与えてくれるのが直帰率・離脱率・回遊率です。意味を混同しやすい項目でもあるので、それぞれしっかり理解しておきましょう。
直帰率
直帰率とは、「最初にアクセスしたページしか見られなかったセッションの割合」のことです。つまり、訪問者が1ページだけ見て離脱した割合を示します。
離脱率
離脱率とは、「そのページが、セッションにおける最後の閲覧ページになった割合」のことです。つまり、そのページにやってきた人が、どれくらいの割合で離脱したかを示したものです。
回遊率
回遊率とは、「1回の訪問で、ユーザーが何ページ閲覧したかを表す割合」のことです。ページパーセッションとも表現され、一度の訪問でユーザーがどれだけのページビュー数をカウントしたかを示したものです。
有料版「Google アナリティクス360」とは?
大企業向けの分析ツールとソリューション - Google アナリティクス 360
Google アナリティクスには、実は「Google アナリティクス360」という有料版もあります。こちらも簡単にご紹介します。
無料版との違いは?
有料版の「Google アナリティクス360」は、当然、無料版と比べて機能がさらに増えます。
もっともわかりやすい違いは、データの更新頻度でしょう。無料版は基本的に24時間ごと(リアルタイムの項目は十数秒単位)なのに対し、Google アナリティクス360は4時間以内に更新されます。また、無料版ではサーバーコール数の月上限があるのですが、Google アナリティクス360ではそれが大幅に引き上げられ、より精密なデータ解析ができます。
他にもサンプルとして集計されるデータが大幅に増加するため、より実数値に近いデータを取得できる、充実したサポートを受けられるなど様々なメリットがあります。
まずは無料版を活用してみよう
Google アナリティクス360は非常に高性能で、分析の深度が一気に深められるでしょう。ただ先述した通り、無料版でもアクセス解析するには十分な機能が揃っています。まずは無料版を導入し、月間のトラフィック数が1,000万を超えたり、より詳細な解析が必要になったりした場合は有料版を検討してみましょう。
Google アナリティクス360の詳細については以下の記事でも詳しく解説しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
Googleアナリティクスを活用し、ユーザー属性や行動を把握しよう
Google アナリティクスを導入し見るべき指標を確認できたら、各指標を照らし合わせながら改善点を模索してみましょう。
アクセス数は伸びているけどコンバージョン数は増えない、あるページは滞在時間が長いけど直帰率が高いなど、複数の指標を見ることで課題が見つけやすくなります。繰り返しますが、重要な指標は決して多くはありません。
自社にとって重要な指標を決め、まずはそれらを定点観測してみましょう。
Google アナリティクスの分析を行う上で事前に考えておくべきことは何なのでしょうか。ウェブアナリストの小川氏に伺ってみました。
【小川卓氏プロフィール】
ウェブアナリストとしてリクルート、サイバーエージェント、アマゾンジャパン等で勤務後、独立。KPI設計、分析、改善を得意とする。ブログ「Real Analytics」を2008年より運営。全国各地での講演は500回を突破。
HAPPY ANALYTICS代表取締役、デジタルハリウッド大学院客員教授、AVANCELLMONT CAO、UNCOVER TRUTH CAO、Faber Company CAO、日本ビジネスプレスCAO、SoZo最高分析責任者、ニフティライフスタイル 社外取締役、ウェブ解析士協会顧問。ウェブ解析士マスター。
著書に『ウェブ分析論』『ウェブ分析レポーティング講座』『マンガでわかるウェブ分析』『Webサイト分析・改善の教科書』『あなたのアクセスはいつも誰かに見られている』『「やりたいこと」からパッと引ける Google アナリティクス 分析・改善のすべてがわかる本』など。
引用:小川卓氏公式サイト
「どれだけKPIを設計しても、そもそもユーザーが心の底から欲しているコンテンツを提供できていなければ『絵に描いた餅』になりかねません。例えば、ランディングページからコンバージョンさせるには、サイト内の導線だけでなく、ランディングページで提供しているコンテンツの質もしっかり見ておきたいポイントです」(小川氏)