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SEO戦略において、魅力的なコンテンツの作成とインバウンドリンクの獲得が非常に重要な要素であることは、もはや常識となりました。

そのため、多くの人が質の高いブログ記事や電子書籍を作成することに注力し、そこから最大限のトラフィックを生み出したいと考えています。

その際のSEO戦略の一部として有効なのが内部リンク(インターナルリンク)です。内部リンクはSEOにおいて忘れられがちですが、実は既存のページから新しく作成したページに付加できる価値は意外にも少なくありません。

重要なキャンペーンに取り組む際には、新しく作成したページにどの既存ページを内部リンクするのが効果的か、また経時的にドメインオーソリティを確立するにはどんな取り組みを続ければよいかを見極めて内部リンクの張り方を考えることが大切です。

既存の優良ページを新しいページをリンクすることで、SEOの観点から優良ページのページオーソリティを新しいページに共有することができます。この仕組みをうまく活用すれば、非常に難しいキーワードのランキングでも結果が出しやすくなるのです。

なぜSEO対策で内部リンクが重要なのか

検索エンジンの究極的なゴールというのは、検索されたトピックに関して膨大なウェブの中から最優良ページを見つけ、ランキングの上位に浮上させることにあります。

そのため多くのリンクビルダーやSEOスペシャリストたちは、優良ページであることの証明となるインバウンドリンクの獲得に力を注いでいます。

しかし、外部サイトからのリンク獲得に苦心するあまり内部リングの重要性を見逃している場合が少なくありません(関連記事はこちら:ブログ記事をSEOフレンドリーにする方法【チェックリスト】)。

インバウンドリンクに関する説明として「他のサイトがあなたのコンテンツに投票し、検索エンジンに対してそのコンテンツがどんな内容かを示すようなものだ」というのを聞いたことがある人もいるかもしれませんが、これに倣えば、内部リンクは「自分で自分のコンテンツに投票し、検索エンジンに対してその投票を知らせるもの」であると言えます。

もちろん自分自身だけではなく、他のサイトからも投票されているほうが良いのは言うまでもありませんが、検索エンジンに最優良ページだと認識してもらうための出発地点に立つために、まずは自分から投票しましょう。

また内部リンクを張ることで、そのコンテンツが重要であることをダイレクトに強調できるだけでなく、リンクしている側のページオーソリティにより、リンクされている側のページオーソリティを上げることができるということを忘れてはいけません。

SEO対策のひとつ内部リンクの仕組み

つまり、すでにランキングで上位を獲得している優良ページのオーソリティを、内部リンクを使って自サイト内に共有することにより、リンクされたブログやページの価値が検索エンジンから認識されやすくなるわけです。

優良ページはそれぞれがランキングで上位を獲得してサイトにトラフィックを呼び込むだけなく、適切に内部リンク戦略に組み込むことで、副次的なSEO効果をサイト全体にもたらすことができるのです。

また、SEO HACKSさんではこちら「SEOで本当によく見る”もったいない”内部リンク設計」で内部リンク設計にの考え方について解説しています。

内部リンクの活用方法

サイト内に、自分にとって価値が高く最重要視しているページはありますか? それなら、そのページの価値を検索エンジンに伝える方法を考えましょう。

検索エンジンはページの価値を判断する際に、サイト内でいくつのページがそのページにリンクを張っているか、またどんなふうにリンクが張られているかを見ています。

サイト内のすべてのページからリンクが張られているページがあれば、そのページは当然ながらサイト内の重要なページと判断されます。

例えば、ホームページやブログのホームページなどはこれに当たります。もし、あなたのブログが「当社について」ページからしかリンクされておらず、ホームページやメインナビゲーションからリンクされていないとしたら、検索エンジンに対して「このブログはさほど重要ではありません」という誤ったメッセージを送ってしまっていることになります。

一方、もしブログがメインナビゲーションに含まれていれば、GoogleやBingはそのブログをサイト内のトップページの一つと判断します。

内部リンクの効果を高める3つのコツ

すでに自サイト内の優良ページが獲得しているページオーソリティを最大限に活かすために、以下の3つを実践してみてください。

テクニカルな側面からSEOの改善をお考えの方は「SEOビギナー向けテクニカルガイド:(英語ながらオススメの)マーケターに必須の8つのツール」をご覧ください。

1)ウェブサイトのマップを作成する。メインナビゲーションに含まれている各ページのリストを作成し、これらのページのそれぞれにどんなリンクが含まれているかを洗い出します。

これにより、現時点でサイト内の各セクション間にどのような内部リンクが張られているか、過去にどんなふうにリンクを張ってきたかを把握することができます。

ウェブサイト全体をビジュアル化して書き出してみることで、見逃していたものや上手く機能しているものを初めて理解できることもあるでしょう。

特定のページがランキング上位に入っているのは、無意識のうちに効果的な内部リンクを張っていたからだと気づくこともあるかも知れません。

2)よく書くトピックに着目する。定期的にブログに書くトピックがある場合は、そのトピック専用のページ(オファーを提示しているランディングページなど)をサイト内に設けるようにします。

そのトピックに関連するブログ記事をすべて、この専用ページにリンクしコンバージョン率増加の最適化を行います。

ランディングページに目を引くようなCTAがある場合など、内部リンクの張り方をうまく考えることで、そのオファーからより多くのリードを生み出せるはずです。

また、ナビゲーション内におけるページの位置にも気を使いましょう。ホームページやプロダクトページからリンクする価値があるページを見逃していませんか。

事業内容にもよりますが、サイトのメインナビゲーションから特定のブログ記事やページに内部リンクすることが効果的な場合もあります。

例えば、初めての人に対して、事業内容を詳しく説明しなければならないことの多いような企業は、事業内容に関するブログ記事を書き、それをメインナビゲーションに含めて目出たせるのは有用なはずです。

3)ランキングページにリンクできるかもしれない他のすべてのページを検討する。頻繁にブログに書くトピックがあり、それに関連したウェブページが存在する場合は、新しい記事を公開するたびにそのページについて言及し、リンクを張るようにしましょう。

実例としてHubSpotが「ビジネスにおけるFacebookの活用法(how to use facebook for business)」というキーワードフレーズでどのようにランキング上位を獲得しているか説明します。

facebook for business serp placement

このランキングの背景にある最も大きな要因の一つは、HubSpotがビジネスにおけるFacebookの活用について定期的にブログ記事を書いているということです。

HubSpotはこのFacebookに関するトピックに関して過去5年もの間、記事を書き続けており、どの記事も多くのインバウンドリンクを獲得して高いページオーソリティを有しています。

これらの記事からランディングページに内部リンクを張ることで、ランディングページにさらなる価値を創出することができているのです。

皆さんはSEOの効果を高めるために内部リンクをどのように利用していますか?ウェブサイトのSEO対策改善の方法をまとめた無料エクセルテンプレートはこちらからどうぞ。

HubSpotではこの他にもマーケティングやセールスに役立つ資料を無料で公開していますので、ぜひこちらからご覧ください。

 

オンページSEO対策エクセルテンプレート

画像クレジット: disoculated

編集メモ:この記事は、2012年2月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。Brian Whalleyによる元の記事はこちらからご覧いただけます。

元記事発行日: 2015年9月30日、最終更新日: 2022年1月12日

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