インターネットを利用してきた方なら、一度はHTTPステータスコードを目にしたことがあるのではないでしょうか。HTTPステータスコードは、特定のHTTPリクエストに対するウェブサーバからのレスポンスを示す3桁のコードです。

ウェブブラウザーを使ってページ間を移動するとき、バックグラウンドではさまざまな処理が実行されています。HTTPレスポンスコードは、この処理に含まれる各種要素間の関係を示します。たとえば、ユーザーエージェント(ブラウザー)、ロードされるページ、実行中のサードパーティーのウェブアプリケーションなどの関係です。

これらの要素間で行われる処理は複雑であるため、多種多様なHTTPステータスコードが存在します。HTTPステータスコードを利用すれば、リソースのロードを妨げている問題を調査して特定したり、ページに達するまでのルートに関する詳しい情報を調べたりすることが可能です。

 

HTTPステータスコード「302リダイレクト」とは

302リダイレクトは、よく見られるHTTPステータスコードの1つです。このステータスは、ユーザーがロードしようとしたページやリソースが一時的に別の場所に移されており、移動先への302リダイレクトが実行されると発生します

301リダイレクトとは異なり、302リダイレクトは一時的なリダイレクトです(301リダイレクトはユーザーをある場所から別の場所に恒久的にリダイレクトするために使用されます)。設定が適切に行われていれば、通常はユーザーがリダイレクトされたことに気付くことはありません。302リダイレクトを実施するウェブサーバーは、ページの新しい場所を即座にブラウザーに通知してリダイレクトする必要があります。

302リダイレクト(またはその他の種類のリダイレクト)が発生したことをその場で把握したい方は、各種アプリケーションやChrome拡張機能(Redirect Pathなど)をお試しください。こうしたツールを使うと、リダイレクトの発生をブラウザー上でリアルタイムに確認できます。

HTTP 302ステータスコードが発生する原因は、アクセス先のウェブサーバーにあります。ブラウザーのような、アクセスするユーザー自身が解決できる問題ではありません。

ウェブサイトに302リダイレクトを設定することを検討している方は、こうした一時的なリダイレクトはGoogleに無視されることを考慮する必要があります。Googleでは、恒久的な処理である301リダイレクトの場合は検索結果に転送先が表示されるようになりますが、一時的な処理である302リダイレクトの場合、転送先は無視されます。

リダイレクトする必要があるページの検索順位を維持したい場合は、302リダイレクトではなく、恒久的な処理である301リダイレクトを使用するようにしましょう。

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元記事発行日: 2019年10月07日、最終更新日: 2019年10月08日