グラフィック作成ツールとして広く利用されているAdobe Illustrator(アドビ イラストレーター)は、Adobeのサブスクリプションサービス「Creative Cloud」によって利用できるサービスです。一方で、機能を試してみたい人向けに7日間の無料体験版が用意されています。
Adobe Illustrator 基本の使い方ガイド
イラストレーターの基本的な操作方法を初心者にもわかりやすく解説!
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全てのフィールドが必須です。
無料体験版では特に機能の制限はなく、製品版と同じ機能を試せるため、操作性や機能性の確認のためにまず体験してみるのがおすすめです。
一方、Illustratorほどの機能性はないものの、無料で使用できるグラフィック作成ツールもあります。Illustratorほどの豊富な機能性は必要としていない、費用を抑えて運用したいという場合は、無料ツールを検討するといいでしょう。
本記事では、Illustratorの無料体験版の特徴や始め方、解約方法を画像付きで解説しています。Illustratorと似た機能を持つ10種の無料ソフトもご紹介しているので、代替ソフトの検討時にご活用ください。
無料体験版Illustratorの特徴
Illustratorの無料体験版には、以下のような特徴があります。
無料体験版でできること
無料体験版では、最新の製品版の全機能を7日間無料で利用できます。
Adobeでは、充実したヘルプやマニュアル、初心者でも使用方法と機能を効率的に学べるチュートリアルが用意されています。また、個別対応サポートもあり、これらすべてのサービスは無料体験版でも利用できるので、安心して試用できるでしょう。
無料体験版終了後は自動で有料版に
無料体験版の登録完了から7日間が経過すると、自動的に有料版へ移行します。基本的に、料金支払いはクレジットカードによって行われ、無料体験を開始する際に情報を登録します。銀行振り込みは年間プラン (一括払い)にのみ対応しており、電話で注文する必要があるので、ご注意ください。
請求は無料体験版の期間経過後に始まります。そのため、体験終了後も利用を継続する場合は、特別な手続きは不要です。試用目的の場合は期間経過前に解約手続きを行っておきましょう。
macOSとWindowsどちらでも利用可能
IllustratorにはPC版(MacOSとWindows)とiPad版(iOS)があり、それぞれ無料体験が可能です。
ただし、iPad版はPC版に比べて利用できる機能が制限されているので、ご注意ください。
無料体験版で作成した成果物は商用利用できない
Illustratorは無料体験期間中にフル機能を試せる一方で、無料期間中に作成した成果物は商用利用できません。7日間はあくまでお試しであり、商用利用したい場合は支払いが発生してからとなります。
Illustratorの価格
Illustratorの価格は、Illustratorのみを契約する場合と、そのほかのAdobe製品も利用できるCreative Cloudコンプリートプランを利用する場合の2つに分かれています。
また、Creative Cloudコンプリートプランは、個人契約と法人契約によって価格が異なるので契約時はご注意ください。
Illustratorのみを契約する場合(個人)
- 年間プラン(一括払い)34,680円/年 (税込)
- 年間プラン(月々払い)3,280 円/月(年換算:39,360円) (税込)
- 月々プラン(月々払い)4,980 円/月 (税込)
Illustratorのみを契約する場合(法人)
- 年間プラン(一括払い)60,970円/年 (税込)
- 年間プラン(月々払い)5,080 円/月(年換算:60,960円) (税込)
Creative Cloudを契約する場合(個人)
- 年間プラン(一括払い)86,880円/年 (税込)
- 年間プラン(月々払い)7,780 円/月(年換算:93,360円) (税込 )
- 月々プラン(月々払い)12,380円/月(税込)
Creative Cloudを契約する場合
- 年間プラン(一括払い)129,360円/年 (税込)
- 年間プラン(月々払い)10,780円/月(年換算:129,360円) (税込 )
利用料金の詳細は、Creative Cloudアプリのプランと価格をご覧ください。
Illustratorを使うなら知っておきたい「ベクター」と「ラスター」
Illustratorを使って今後作品やクライアントワークを行っていきたいと思っている場合、必ず理解しておきたいのが2つの描画形式「ベクター」と「ラスター」です。
ベクターとは、図やテキストを描画する際、計算によって描画を行う形式です。位置情報、距離、曲線の角度、色情報などを計算によって表現するため、コンピュータ上では完全な状態が保たれます。
例えば、以下のようにテキストを入れたとします。
ベクターでは計算で描画しているため、このようにいくら拡大しても曲線が崩れることはありません。
一方のラスターは、ピクセル一つひとつが独立して色情報を持つ形式です。色情報以外の情報はなく、上図と同じように拡大すると、下図のように四角のピクセルがくっきりとわかるようになります。
ベクターはテキストやロゴ、イラストを作成するのに向いた形式であり、Illustratorでは基本的にベクターを使用することになります。
ラスターは複雑な色情報を持つ写真に向いた形式であり、Photoshopで使用することの多い形式だといえます。
無料体験版でも試せるIllustratorの主な機能
製品版と同等の機能が利用できるIllustratorの無料体験版では、試用期間中に以下の機能を試しておくといいでしょう。
チュートリアル
Illustratorには、基本から応用まで多くの機能やテクニックを学べる公式のチュートリアルが用意されています。
短い試用期間中にIllustratorでできることを知るには、こういったチュートリアルを最大限活用するといいでしょう。
豊富なデザイン作成ツール
ペンツールを使って直線や曲線を描く、鉛筆ツールと組み合わせて自由にイメージを作成する、画像にテキストを追加するなど、Illustratorには豊富なデザイン作成ツールが搭載されています。こうしたツールを活用することで、アイコンやロゴのデザイン、ステッカーやポスターの作成など、幅広いデザインが可能です。
試用期間中にすべてを試すことは難しいかもしれませんが、どのようなことができるかを可能な限り体験しておくといいでしょう。
「テキストからベクター生成」機能
AIの処理機能を活用した「テキストからベクター生成」機能により、グラフィックに利用できるベクター素材を簡単に作成できます。
ベクター生成機能を使うには、下図「プロパティ」の四角で囲った部分を編集します。
種類を「被写体」に設定し、プロンプト(指示文)に「湖のそばに立つ木」を入れて生成すると、以下のようなベクターが生成されました。このベクターは各種ツールで編集できます。
種類を「シーン」にすると、背景も入れたベクターが生成されました。
ベクター生成の応用として、プロンプトの下にあるスポイトのマーク「スタイルピッカー」を使う手法があります。生成するベクターのスタイルとして指定したい画像をアートボードに配置し、スタイルピッカーをオンにして選択します。
その上で生成すると、写真の色味を反映した新たなベクターが出来上がりました。
2万点以上のフォント
Illustratorでは、2万点以上のフォントを自由に使用できます。無料体験版でも制限はされていないため、デザインに合ったフォントを追求できるでしょう。
また、写真・描画・ビデオの無料素材も利用することができます。
Adobe Express
Adobe Expressとは、目的のもの(チラシ、動画、SNS用の画像など)に合わせたテンプレートを利用し、画像編集が簡単に行えるツールです。PCではもちろん、モバイルでも利用できます。
Illustratorを利用するとAdobe Expressのプレミアム版がついてくるため、無料体験版でも同様に試すことができます。
Illustratorの基本的な使い方について学習したい方は、以下コラムをご覧ください。
Illustrator無料体験版を使う方法
ここからは、Illustrator無料体験版の利用方法を画像付きで解説します。無料体験版の解約方法もご紹介していますので、手続き時の参考にご活用ください。
無料体験版のダウンロード方法
Illustratorの無料体験版をダウンロードする手順は、次の通りです。ここでは、個人向け年間プラン(月々払い)の手順をご紹介します。
なお、以下のスクリーンショットは2024年2月12日時点のものであり、上述のとおり、2024年3月5日からは新価格が適用されます。
- Illustratorの公式サイトにアクセスして[無料で始める]をクリック
- タブから個人向けか法人向けかを選び、体験版を使ってみたいプランとサブスクリプションを選択(変更しない限り、無料期間後にこの内容で製品版の利用が開始される)
- おすすめの追加プランが表示されるので、特にその必要がなければ[続行]を選択
- メールアドレスを入力して[続行]を選択
- クレジットカード情報を入力して[無料体験を開始]をクリック
ここまでの手順で、無料体験の手続きが完了します。
続いて、Creative Cloud デスクトップアプリとIllustratorのダウンロードが始まるので、画面の指示に従いましょう。インストールが終わるとアプリが自動的に起動してIllustratorを使えるようになります。
無料体験版の解約方法
Illustratorの無料体験版の解約方法は、次の通りです。
- Adobe Account にアクセス
- [プラン]から[プランを管理]を選択
- [プランを解約]を選択
- 画面の指示に従い、解約理由を選択して[続行]をクリック
- [プランを解約]画面に移行するので、[解約する]をクリック
解約手続きの完了後は、Adobeから解約完了メールが届きます。解約を受け付けた旨の内容が記載されたことをご確認ください。
解約手続きについての詳細は、アドビ体験版またはサブスクリプションの解約をご覧ください。
無料体験版のIllustratorに関する注意点
無料体験版のIllustratorに関して注意すべきポイントを確認しておきましょう。
無料クラック版の利用はNG
クラック版とは、有償アプリのライセンスコードが不正改造された違法プログラムです。
Adobe製品についても、実質的に無料体験を継続できるクラック版が出回っていますが、利用は厳禁です。クラック版自体が著作権を侵害するものとして違法であり、利用者も同様に著作権侵害の罪に問われます。
また、クラック版の安易な使用によって、ウイルスの感染やPCの誤動作といった思わぬ不具合が発生する恐れもあります。
無料体験版で作った商用・営利目的の制作物は使用不可
無料体験版は、製品の評価目的のみに利用でき、商用または営利目的では利用できません。商用やサイト運営などの営利目的で使用する場合は製品版を購入してください。
体験版で制作した作品や素材は製品版に引き継ぐことができるため、そのまま有料版に移行すれば問題ありません。
一度解約したら2回目の利用はできない
同じ製品の無料体験版を繰り返して使うことはできません。試用期間終了後や無料体験版の解約後は、ダウンロードに制限がかかります。
また、デバイスの日付や時計の設定を変えて試用期限を延ばすと、設定を変えた時点で使えなくなります。デバイスからアプリケーションを削除し再度ダウンロードした場合も、有効期限が終了したと認識される可能性があるので注意しましょう。
他ソフトの体験期間も同時に終了する
無料体験はプラン選択の内容にかかわらずCreative Cloudアプリを通じて提供されます。複数のソフトを無料体験する場合であっても、Creative Cloud全体の体験版として試用日数がカウントされるので注意しましょう。
例えば、Illustratorの無料体験を申し込んだあと、4日目にPhotoshopの利用を開始した場合、上図のようにPhotoshopは計4日の利用期間となります。
また、Illustratorの無料体験を7日間使用したら、その後はどのソフトも無料体験することはできません。
Illustrator以外のソフトも無料で利用したい場合は、体験版を開始するタイミングにご注意ください。
共同作業にはIllustrator Web版も検討
Adobe IllustratorはPCにインストールして使用するアプリケーションですが、Webブラウザで使用できるWeb版も提供されています。
Web版はベータ版として提供されており、デスクトップ版と比べて機能は一部制限されていますが、Creative Cloud上にデータがあればどこからでも作業ができるメリットがあります。また、共同作業者を招待して編集することが可能なため、チームで1つのファイルを編集したい場合には検討できるでしょう。
なお、Web版でもデスクトップ版と同様にいずれかのサブスクリプションサービスを契約している必要があります。
Illustratorの代わりに別の無料ソフトを使うことは可能?
Illustratorと同等の機能を備えた無料ソフトも少なくありません。無料でも写真のトリミングやサイズ変更、文字の加工、SNSへの直接投稿などに対応しているため、活用次第ではクオリティの高い画像編集やデザインを作成できます。
ただし、依頼先からIllustratorのデータ形式(.ai)での納品を求められる場合や、紙媒体で本格的なデザインを作成するときには、Illustratorを使った方が良いでしょう。
いずれにしても、用途を考慮したうえで無料ソフトの導入を検討することが大切です。
Illustratorの代替として優れた無料ソフト10選
ここからは、Illustratorに代替できる10種類の無料ソフトをご紹介します。
- Inkscape
PDFやEPS、SVGなど、多くのファイルと互換性がある。ワープテキストやカーブ、ゆがみなどの文字テキスト加工も可能 - Canva
25万点以上のテンプレートや100種類以上のデザインタイプがあり、SNSプラットフォームに直接投稿可能 - Photopea
フォトショップに似た画像編集ソフト。ポスターやSNSの画像編集向けテンプレートサイズも選択可能 - Krita
オープンソースのペイントツール。カスタマイズ性が高く、ペンタブとの接続も容易 - Draw
直感的にフローチャートや組織図、ネットワーク図などを作製できるソフト。PDFやEPSにも対応 - Desygner
オンラインの画像編集プラットフォーム。デザインはライブラリ形式で保存可能 - Pablo
SNS用の画像編集やグラフィックデザイン作成に適したプラットフォーム - Linearity (旧Vectornator)
macOS・iOSのみで利用できるグラフィックアプリ - Vectr
シンプル操作でデザインできるブラウザアプリ - Apache OpenOffice Draw
無料オフィススイートの1つで、3Dデザインも可能
各ソフトの特徴とメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
1. Inkscape
出典:Inkscape
Inkscapeは、さまざまなサイズのデザインデータ作成ができるベクター系のフリーソフトです。PDFやEPS、SVGなど、多くのファイルと互換性があります。
メリット
Illustratorと同様に、ワープテキストやカーブ、ゆがみなどのテキスト加工が可能です。画像保存時は解像度も設定でき、刺繍デザインの作成に役立つ「ものさしツール」を備えています。日本語に対応しており、操作もシンプルなため初心者でも扱いやすいでしょう。
デメリット
CMYKカラー(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)出力に対応していないため、印刷物の入稿には不向きです。また、フォトショップやIllustratorとショートカットキーが異なるため、扱い慣れるまでに時間がかかる可能性があります。
2. Canva
出典:無料デザインツール:プレゼンテーション、動画、SNS | Canva
Canvaは、容易な操作でプロ品質のデザインを作成できる画像編集ソフトです。ユーザー間でのデザイン共有にも対応しています。
プレミアムコンテンツを利用できる有料版の「Canva Pro(11,800円/年)」やグループ利用に適した「Canva for Teams(9,000円/年、1人あたり、最小3人)」も選択可能です。
メリット
無料版でも多くのツールが利用でき、種類豊富なテンプレートが用意されています。FacebookやTwitter、PinterestといったSNSプラットフォームに直接投稿できるのも大きな魅力です。
デメリット
無料版ではフォントの種類や動画・オーディオ素材、アイコン素材が限られているため、商用利用では不足を感じる可能性があります。
3. Photopea
出典:Photopea
Photopeaは、Illustratorのデータ形式(.ai)をブラウザ上で変換し編集できるWebアプリです。フォトショップに似た機能も多くあります。
メリット
写真の編集やエフェクトの適用、テキストの追加、写真のトリミング、サイズ変更などに対応しています。ファイルはIllustratorと同様に、ベクター形式での出力が可能です。ポスターやSNSの画像編集向けテンプレートサイズも用意されています。
日本語表記に対応しているので、操作しやすいでしょう。
デメリット
Arial、Verdana、Georgiaなどメジャーなフォントに対応しておらず、「ものさしツール」の長さがピクセル(.px)表記に限定されています。
また、Webアプリのため、ブラウザが強制終了した際にファイルが保存されません。
4. Krita
Kritaはオープンソースのペイントツールです。直感的なインターフェースと豊富な機能で、初心者からプロまでスキルを問わず活用できます。
メリット
ベクター形式に対応しているため、シームレスなグラフィックデザインが可能です。カスタマイズ性が高く、ブラシツールとペンタブとの接続も容易に行えます。
デメリット
テキストツールの操作はIllustratorとは異なるため、慣れるまで難しく感じるかもしれません。また、プログラムが重く、RAW画像を開く際にフリーズすることがあります。
5. Draw
出典:Draw | LibreOffice - オフィススイートのルネサンス
Drawは、複雑な図面の作製にも対応できるソフトです。直感的な操作でフローチャートや組織図、ネットワーク図などを描けます。
メリット
パワーポイントに似た使用感と扱いやすさが特徴です。PDFやEPSのファイル形式にも対応しています。
デメリット
CMYKに対応していないため、印刷用のデータ作成には向いていません。
6. Desygner
出典:Desygner(英語)
Desygnerは、テンプレートを利用したデザインやドキュメント編集が可能なWebアプリです。ポスターやSNS用の画像編集・加工に適しています。
有料版は「Pro +(年払い時375円/月、最大6ユーザー)」と「Business(年払い時946円/月、1ユーザーあたり300名のゲストメンバーを招待可能)」が用意されています。
メリット
FacebookやTwitter、Pinterestに、作成したデザインを直接投稿できます。スマホアプリを利用したデザインの作成も可能です。300以上のデザインテンプレートが利用可能で、データはクラウド上のライブラリに保存されます。
デメリット
ホームページは日本語未対応です。また、提携しているSNSのプラットフォームは多くありません。
7. Pablo
Pabloは、SNS用の画像編集やグラフィックデザイン作成に適したWebアプリです。画像はFacebookやTwitterなどに直接投稿できます。
メリット
初心者でも容易に扱える優れた操作性と、Bufferのアカウントと連携できる機能性の高さが特長です。
SNS向けのサイズ設定が用意されており、フィルタの種類にも富んでいます。スタイリッシュなフォントは25種類以上用意されています。
デメリット
画質は72DPIと高くありません。テンプレートが少なく、日本語には未対応ですが、操作はシンプルなのでブラウザ上で日本語翻訳をすることで容易に利用できるでしょう。
8. Linearity (旧Vectornator)
Linearity (旧Vectornator)は、macOS・iOSで作動するグラフィックアプリです。パスデータの作成、編集、文字編集、アウトライン化など、Illustratorに近い操作が可能となっています。AIによるアシスト機能が豊富で、コピー作成や画像生成も任せられます。
アプリ自体は日本語対応していませんが、日本語フォントを使用することはできます。
メリット
Illustratorに近い編集ができる操作性を備え、PDF編集なども可能です。AIアシストによる業務効率化も実現できます。
デメリット
まだ日本語対応しておらず、macOS・iOSでしか使用できません。
9. Vectr
出典:Vectr
Illustratorの類似機能がブラウザで利用できるのが、Vectrです。無料で利用でき、さまざまなフォーマットからファイルを作成できます。また、既存のファイルを読み込んで編集することもできます。
シンプルな操作でグラフィックデザインを行うことができ、初心者でも簡単なデザインであればすぐに習得できるでしょう。
メリット
初心者でもシンプルな操作でデザインを作成でき、ブラウザでも気軽に作業できます。URLを共有することで、複数人での編集も可能です。
デメリット
日本語には対応しておらず、複雑な編集には向いていません。
10. Apache OpenOffice Draw
OpenOfficeが提供しているオフィススイートの1つであり、無料で利用できます。グラフィックアプリであるDrawは、使いやすいインターフェースと最低限の機能性が特徴で、3Dデザインの作成も可能です。
メリット
無料で使いやすく、初心者向けのアプリだと言えます。オフィススイートのその他のライティングアプリ、表計算アプリ、データベースアプリなども同様に無料で利用できます。
デメリット
機能性は限られており、その他のIllustrator代替ソフトと比べても見劣りします。
Illustratorの代わりになる無料ソフトは多彩
Illustratorには無料体験版があり、有料版の全機能を7日間試用できます。
優れたデザインツールであるIllustratorですが、費用が気になる方もいらっしゃるかもしれません。コストを重視したいデザイナーは、無料ソフトの活用も選択肢に入れてみましょう。高価なソフトを使用しなくても、プロフェッショナルなグラフィックスの作成は可能です。
無料ソフトは、これからグラフィックデザインを学ばれる方や初心者にも適しています。
ぜひ本記事でご紹介したIllustratorの無料体験版の利用方法や無料ソフトを参考にしながら、実務に最適な画像編集ツールを見つけてみてください。