BtoB企業がテレビCMを打つのはなぜ?効果や成功のポイントを解説

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水落 絵理香(みずおち えりか)
水落 絵理香(みずおち えりか)

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最近、企業をターゲットとしたBtoBのテレビCMをよく見かけるようになったと感じている方は多いでしょう。BtoB企業がテレビCMを活用すると、信頼性・認知度の向上や、経営者や企業の担当者へのリーチといった効果が期待できます。

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    本記事では、BtoB企業がCMを流す理由や得られる効果、BtoB企業のテレビCMを成功させるポイントについて解説します。

    BtoB企業がテレビCMを流す理由

    テレビCM最大の特徴は、視聴者数の多さです。総務省情報通信政策研究所の調査データでは、インターネットとテレビを主要なメディアとしてあげている回答者が圧倒的に多く、インターネットとテレビの平行利用も行われていることがわかります

    総務省情報通信政策研究所の調査データ

    令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動

    画像引用:令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 <概要> 令和5年6月

    消費者の情報収集の場がマスメディアからインターネットへと移り変わっていることは確かですが、テレビも情報収集の場として幅広く活用されていることがわかります。

    また、テレビを主要なメディアとして利用している回答者の数は、年代が高くなるほど多くなる傾向にあります。近年は経営者や企業内の商品・サービス導入に関わる意思決定者・担当者に向けたテレビCMも数多く存在しますが、ターゲット層へリーチしやすいことが理由の一つといえるでしょう

    テレビというマスメディアの活用により、認知度やブランド力、信頼性の向上など、BtoBに欠かせない効果も期待できます。
     

    BtoB企業がテレビCMで得られる効果

    ここでは、BtoB企業がテレビCMで得られる効果を具体的に解説します。
     

    宣伝・営業効果

    BtoBのテレビCMを流すことで、商品やブランドの宣伝や営業効果などが見込めます。近年、一部の領域で企業向けのサービスがコモディティ化する現象が起きており、商品やサービスを差異化する難易度が上がっています。

    テレビCMの影響力を活用して知名度を高めることは、営業・マーケティング活動の後押しになります。企業の窓口となる担当者や意思決定者だけでなく、上層部や経営者といった決済権を持つ層にもリーチが可能になる点もメリットです。
     

    ブランディング効果

    テレビCMは、企業の信頼性を高める役割があり、ブランディング効果が期待できます。総務省が令和2年に実施した各メディア信頼度の調査によると、「信頼できるメディア」として、新聞・テレビ・ラジオが上位にあがっており、マスメディアに対する信頼性が高いことがわかります。

    各メディア信頼度の調査

    画像引用:令和3年 情報通信白書のポイント 第1部 特集 デジタルで支える暮らしと経済

    見込み客やステークホルダーに対するブランディングが可能になるだけでなく、社員のモチベーション向上や人材採用にも良い影響があるでしょう。
     

    BtoB企業のCM事例

    ここでは、BtoB企業が展開するテレビCMの事例を紹介します。ポイントもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
     

    株式会社ビズリーチ

    国内最大級の規模を誇るハイクラス転職サイト「ビズリーチ」は、企業が直接、候補者をスカウトできるのが特徴です。

    希望する企業に候補者側からエントリーする形が一般的だった従来の転職市場において、企業側が人材をスカウトするというビズリーチの採用方法は珍しい状況でした。企業の採用担当者にもサービスを知ってもらうため、同社は古谷彩子さんを起用したテレビCMを展開。「ビズリーチ」というサイト名やサービス内容について、幅広く認知を広げるきっかけになりました。
     

    タレントパレット

    株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、タレントマネジメントシステム「Talent Palette(タレントパレット)を展開しています。同サービスのCMは、テレビのみならずタクシー内やWeb上でも配信されました。

    小池栄子さんをはじめとした有名人を起用し、人事戦略チームがタレントマネジメントを行うドラマ仕立てのCMになっています。眠っている人材情報を有効活用するタレントパレットの強みをアピールできたCMといえるでしょう。
     

    SATORI株式会社

    SATORI株式会社は、マーケティングオートメーション(MA)ツール「SATORI」を販売しています。世界的な感染症の拡大によって、非接触・非対面による営業活動を余儀なくされたことを受け、テレビCMの展開を決めました。

    CM内では、リード客創出や商談、受注までMAを有効活用するメリットを訴求しています。タクシー内でもCMを展開し、ビジネスパーソンへのリーチ率を高めることに成功しました。
     

    AGC株式会社

    AGC株式会社は、建築用ガラスやフッ素化学製品などを製造する世界最大級のガラスメーカーです。社名を「旭硝子」から「AGC」へ変更したことを受け、社名の浸透を目的としたテレビCMを展開しました。

    「素材で頑張るAGC」や「Aで始まりCで終わる素材の会社AGC」といったキャッチーなフレーズで企業名をアピール。企業だけでなく、一般消費者への認知度を高めることにも成功した事例です。
     

    株式会社ラクス

    株式会社ラクスは、電子請求書発行システム「楽楽明細」を提供しています。滝藤賢一さん、横澤夏子さんを起用し、経理担当者の業務負担を軽減するサービスをスピード感のあるストーリーで表現しています。

    経理担当者だけでなくCMを見た関係者全員が経理の業務負担について、共感しやすい内容となっています。また、解決法として、電子請求書発行システム「楽楽明細」による業務効率化を視覚的に伝えることができるCMです。
     

    BtoB企業のテレビCMを成功させるポイント

    テレビは視聴者数が多く、一定の信頼感を得られるなど、効果の高いマーケティング手法です。しかし、BtoB向けのテレビCMを成功させるためには、いくつかのポイントに注意しなければなりません。

    ここでは、BtoB向けのテレビCMを成功させるポイントを紹介します。
     

    ターゲットと目的を決める

    CM制作の方向性がぶれないように、ターゲットと目的をあらかじめ決めておきましょう。ターゲットや目的が明確になっていないままだと、CMを打つこと自体が目的になってしまいます。

    どのような人に興味関心を持ってもらいたいのかを明確にしたうえで、CMを見た視聴者に取って欲しい行動を具体的に決めておきましょう
     

    時間帯やエリアを調整する

    テレビCMは、放送する時間帯やエリアの調整をすることで効果を高めることができます。例えば、主婦や高齢者の視聴者が多い時間帯にBtoB向けのテレビCMを流しても、効果的とはいえません。

    総務省によると、リアルタイムのテレビ視聴のピークは朝の7時台、昼の12時台、夜の21時とされています。そのため平日は、ビジネスパーソンが出勤する前の7時台や帰宅後の21時などに放送すると効果的でしょう。

    週末や祝日は仕事が休みになるビジネスパーソンも多く、自宅で過ごす人も一定数いると考えられるため、時間帯を問わず見てもらえる可能性があります。
     

    具体的な訴求内容を提示する

    テレビCMでは、自社の商品やサービス、ブランドのアピールポイントを具体的に訴求しましょう。また、インパクト重視にならないよう注意が必要です。

    BtoB企業がテレビCMを展開する目的は、ターゲットである意思決定者に、「予算を投入しても良い」と思ってもらうことです。そのため、BtoB向けのテレビCMでは、ターゲットとなる企業担当者や経営者のベネフィットを映像でわかりやすく伝える必要があります。

    データや数字を用いると、ベネフィットが具体的に伝わります
     

    悩みに共感したストーリーを意識する

    BtoBのターゲットとなる経営者や担当者は、何かしらビジネス上の課題を抱えているものです。悩みに共感したストーリーを意識してテレビCMを制作することで、興味を持ってもらいやすくなります。

    商品やサービスの特徴をそのまま伝えるのではなく、商品やサービスを使うことでターゲット層の悩みがどのように解決できるのかをイメージしてもらうことが重要です。
     

    BtoB企業はテレビCMとWeb広告のどちらを活用すべき?

    テレビCMとWeb広告は、目的や利用者層が大きく異なります。そのため、得たい成果に応じて適した方法を選択することが大切です。

    テレビCMがきっかけでWeb検索につながるケースもあるため、Web広告やWebサイト、SNSといったWeb施策をテレビCMと連動させることも効果的といえるでしょう。
     

    ポイントを押さえてBtoB企業のテレビCM効果を最大化しよう

    テレビCMは、幅広い世代の視聴者へのリーチが可能で、信頼性が高まる効果があることからブランディングにも効果的です。

    BtoBのテレビCMを成功させるためには、目的やターゲットの明確化がポイントになります。そのうえで、テレビCMを展開する時間帯やエリア、訴求内容の調整をターゲットに合わせて調整しましょう。

    テレビCMとWeb広告は目的に合わせて使い分けるほか、テレビとWebを連動させたマーケティング施策の展開もおすすめです。

    自社の課題や目的を踏まえて、テレビCMをうまく活用しましょう。

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