欲しいものがすぐ手に入るのが当たり前になった今、ユーザーが求めているものを提供できない状況を作ってしまうことは、企業にとって最悪の事態です。仕事に役立つ情報を探してアクセスしたウェブサイトでエラーページが表示されたら、その訪問者は不愉快に感じ、そのブランド自体を信用できなくなるかもしれません。これは自社の長期的なブランドイメージにとっても望ましいことではありません。
しかし、困ったことに、405 エラー (Method Not Allowed) というエラーが起きてしまった場合、原因の特定には手間がかかります。ウェブサイトに問題が起きたことはわかりますが、エラーメッセージにその原因が示されないため、原因の特定と解決が難しいのです。
この記事では、405 エラー (Method Not Allowed) の意味と、最も一般的な解決方法について説明します。エラーを解決して自社のブランドイメージを維持しましょう。
405 エラー (Method Not Allowed)とは?
405 エラー (Method Not Allowed) は、HTTPレスポンスステータスコードの一種です。閲覧者がウェブページにアクセスする際、ウェブブラウザーからサーバーに対してアクセス要求が送信されますが、サーバーがその要求をHTTPメソッドとして受信したものの、拒否してしまった状況を示しています。
そのため、ブラウザーは要求したウェブページにアクセスできなくなります。
ほとんどの405 エラー (Method Not Allowed) は、次に紹介する3つの方法で解決することができます。
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- 301リダイレクト
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405 Method Not Allowedエラーの解決方法は?
1. ウェブサイトのコードを念入りにチェックして不具合を探す
ウェブサイトのコードに誤りがあると、サーバーがコンテンツ配信ネットワークからのアクセス要求に正しく応答できない場合があります。不具合がないかどうか、コードを念入りにチェックしてください。
または、開発用のマシンにコードをコピーし、入念なデバッグ作業を行ってください。405 エラー (Method Not Allowed) が発生した状況を再現できれば、どの時点で問題が発生したのかを突き止めることができます。
2. サーバー側のログを調べる
サーバー側のログには、アプリケーションログとサーバーログの2種類があります。アプリケーションログには、訪問者がアクセスを要求したウェブページや接続先となったサーバーなど、ウェブサイト全体の履歴が記録されます。サーバーログには、サーバーのハードウェアに関する情報や、サーバーの正常性や状態に関する詳細情報が記録されます。
この2種類のログを調査して、サーバーやウェブサイトに関する重大な情報がないかどうか、確認してください。
3. サーバーの構成ファイルを確認する
405 エラー (Method Not Allowed) の原因を調べる3つ目の方法は、ウェブサーバーの構成ファイルを調べることです。このファイルを確認することで、意図しないリダイレクトを解決するための手がかりが見つかることがあります。