Slack(スラック)は、多くの企業で利用されているビジネスチャットツールです。
【無料】リモートワーク導入を成功させるガイド
HubSpotとSlackは、チームのつながりと生産性を維持しながらリモートワークへの適応を進めていただけるよう、リモートワーク導入ガイドをご用意いたしました。自社の強みを失わずにオンラインへの移行を進めるためのヒントを学んでいきましょう。
無料プランも用意されているツールですが、2022年9月からプランのスペックが変わったことを受けて、代替ツールを検討している方もいることでしょう。
代替ツールを探す際は、現状のツールの長所や短所、無料プランの機能などを把握したうえで、候補となるツールのスペックを検討することが重要です。
本記事では、Slackの代替となる無料ツール・有料ツールのおすすめ22選を紹介します。自社のコミュニケーションツールに必要な機能を考えながら、代替ツールを検討しましょう。
Slackの代替ツールを選ぶ際に確認するポイント
Slackの代替ツールを検討するには、まずSlackの長所と短所を把握することが大切です。そのうえで、無料プランの機能を理解し、代替ツールを探すポイントを明らかにすると失敗を防ぐことができます。
Slackの長所と短所
Slackが自社にとってベストなツールかどうか検討するために、まずSlackの長所と短所を確認しましょう。
長所
Slackの長所は次の通りです。
- 企業や大きなグループ単位でワークスペースが作成できる
- リアルタイムのチャットができる
- トピックごとにチャンネルを作成できる
- ダイレクトメッセージが送信できる
- ファイルやメッセージの共有ができる
- 高精度のメッセージ検索ができる
- 音声・オーディオ通話ができる
- 多くの外部ツールと連携ができる
- 組織間の共有チャンネルを作成できる
短所
Slackの短所は次の通りです。
- 多機能で使いこなしきれない場合がある
- 情報の流れるスピードが早い
- ほかのツールに比べるとコストが高めである
- 無料プランの場合は機能が制限される
Slackの無料プランの機能制限
Slackの無料プランには、次のような機能制限があります。
- 閲覧できるメッセージは90日分
- 通話機能が限定的(音声通話は1対1のみ)
- 社外との連携は1対1のメッセージのみ
- ほかのツールとの連携は10ツールまで
- ワークフロー機能が使えない
- セキュリティ性能が限定的
- コンプライアンスサポートの機能がない
以前のSlackの仕様では、メッセージ数1万件、ストレージ容量5GBの制限が設けられていました。しかし、2022年9月1日からは、メッセージ履歴とファイルストレージが過去90日間分までしか閲覧できないという制限に変わっています。これにより、「改悪では?」という声も上がりました。
こうした機能制限の変化も、ほかに無料で提供されているツールとの比較ポイントになるでしょう。
【無料】Slackの代替チャットツール14選
ここでは、Slackの代替となる無料のチャットツール14選を紹介します。
Slackと各ツールの主な違いをわかりやすくまとめましたので、目的に合ったツールを探してみてください。
1. Chatwork
Chatworkは、ビジネスコミュニケーションに特化したアプリです。テキストベースのチャット、タスク管理、ファイル共有、ビデオ通話などの機能があります。
チーム間のコミュニケーションとプロジェクトの進行状況を効率的に管理するのに役立ちます。
出典:チャットワーク
■主な機能
- チャット機能
- ビデオ/音声通話
- タスク管理
- ファイル管理
■Slackとの主な違い
- Slackの無料プランとの違い
- 過去のメッセージ履歴の閲覧・検索は直近40日以内に投稿された最新5,000件まで閲覧可能
- ビデオ会議の制限がない
- 社外のアカウントの制限がない
- タスク管理が高機能
- 外部ツールとのAPI連携数が少ない
2. Discord
Discordは、主にゲームコミュニティに人気の高いコミュニケーションプラットフォームです。
リアルタイムのテキスト、音声、ビデオチャット機能に加え、サーバーの作成や管理、チャンネルごとのテーマ設定など、高度なカスタマイズオプションが特徴です。これにより、多様なコミュニティの活発なコミュニケーションが実現しています。
ユーザーフレンドリーなインターフェースも魅力の一つです。
出典:Discord
■主な機能
- チャット機能
- コミュニティの作成機能
- 音声・ビデオチャット機能
- プラグインによるカスタマイズ
■Slackとの主な違い
- Slackの無料プランとの違い
- メッセージの閲覧制限なし
- ビデオ会議の時間・人数に制限がない
- 趣味のコミュニティなどのカジュアルなコミュニケーションに適したインターフェース
3. Microsoft Teams
Microsoft Teamsは、Microsoft 365の一部として統合されたコラボレーションツールです。リアルタイムのチャット、ビデオ会議、ファイル共有、タスク管理、アプリの統合機能などがあります。
ユーザーフレンドリーなインターフェースと、Office製品とのシームレスな連携が特徴です。
ビジネス環境における、コミュニケーションとコラボレーションの中心的なツールとして広く利用されています。
■主な機能
- チャット機能
- 音声・ビデオチャット機能
- ファイル共有機能
- 共同作業ツール
■Slackとの主な違い
- Slackの無料プランとの違い
- 過去のメッセージ履歴の閲覧・検索に制限がない
- ビデオ会議は 60分、100名まで
- タスクや投票を使って共同で計画が立てられる
- 有料プランを利用するとOffice365も使える
4. LINE WORKS
LINE WORKSは、LINEのビジネス版で、メッセージング、ファイル共有、アンケート、外部ツールとの連携などの機能があるツールです。
ユーザーインターフェースはLINEに似ており、既読機能やファイル検索などが可能です。
企業向けの機能として、プライベートチャットとは異なる特徴を備えています。
出典:LINE WORKS
■主な機能
- チャット機能
- メール、アドレス帳など多機能を集約
- メンバー管理機能
- 高いレベルのセキュリティ
- 外部ツールとのAPI連携
■Slackとの主な違い
- Slackの無料プランとの違い
- 過去のメッセージ履歴の閲覧・検索は制限がない
- ビデオ会議は 60分、4名まで
- メンバーのアカウントは 30件まで
- ファイルストレージは 5GBまで
- LINEのような使い勝手のチャット機能
- メール・アドレス帳・掲示板・カレンダー・Drive・アンケートなどの機能が集約されている
- チャット内でスレッド型の会話ができない
- 外部ツールとのAPI連携数が少ない
5. Google Chat
Google Chatは、Google Workspaceに組み込まれたチームコミュニケーションツールです。個人のGoogle アカウントか、有料のGoogle Workspaceアカウントで使用できます。
リアルタイムのメッセージング、グループチャット、ファイル共有、タスク管理が可能で、Google ドキュメントやスプレッドシートとのシームレスな統合が特徴です。
Google の検索機能と統合され、情報の迅速な検索や共有も可能です。
出典:Google Chat
■主な機能
- 1対1のチャット機能
- グループチャット機能
- 音声・ビデオチャット機能
- ファイル共有
- 外部ツールとのAPI連携
■Slackとの主な違い
- Slackの無料プランとの違い
- 過去のメッセージ履歴の閲覧・検索は制限がない
- グループチャットの参加人数が400人まで
- ビデオ会議は 60分まで
- Google のツールとの連携がスムーズ
- チャット内でスレッド型の会話ができない
6. Bitrix24
Bitrix24は、CRM、プロジェクト管理、コミュニケーション、マーケティング管理など、ビジネスに必要な多機能を一つのプラットフォームに統合したツールです。
チームの活動を一覧できる「アクティビティストリーム」や、リアルタイムのコミュニケーションツール(ビデオ通話、HD画質のスクリーン共有)、社内専用のソーシャルネットワーク、メールテンプレートとメールマーケティングツール、従業員のメール管理機能などを備えています。
出典:Bitrix24
■主な機能
- 音声・ビデオチャット機能
- 会議機能
- チャット機能
- CRM機能
- ファイル共有機能
- タスク管理機能
- プロジェクト管理機能
- コンタクトセンター機能
■Slackとの主な違い
- Slackの無料プランとの違い
- ビデオ会議で画面共有ができない
- ファイルストレージは 5GBまで
- 顧客管理やタスク・プロジェクト管理など豊富な機能がある(無料プランでは制限あり)
7. Chanty
Chantyは、AIを活用した高速検索機能やメッセージ機能などを備えたリアルタイムコラボレーションツールです。メッセージ数は無制限で、チームメンバーとのコミュニケーションを効率化するタスク管理機能や画面共有、ビデオ・音声通話などを行うことができます。
最大10ユーザーまでのチームに対応し、20GBのストレージを無料で提供しています。
出典:Chanty
■主な機能
- チャット機能
- 音声・ビデオチャット機能
- タスク管理機能
■Slackとの主な違い
- Slackの無料プランとの違い
- 過去のメッセージ履歴の閲覧・検索に制限がない
- 音声通話の利用に制限がない
- メンバーのアカウントは5件まで
- 社外のアカウントは1件まで
- ファイルストレージは20GBまで
- タスク、会話、固定メッセージ、その他のコンテンツをまとめて管理し簡単に検索できる
- タスク管理機能が豊富でプロジェクト管理に優れている
8. Element(Riot)
Element(旧Riot.im)は、オープンソースのチャットツールです。1対1やグループチャット、ファイル共有、オンデマンドのチャットルーム、ビデオ会議、ボイスチャットなどの機能を備えています。
Matrixというリアルタイムコミュニケーションのオープンスタンダードを実装し、SlackやTwitter、SMSなどのツールとの連携も可能です。
Apache License 2.0で公開されているため、ソースコードはGitHubリポジトリから入手できます。
出典:Element
■主な機能
- チャット機能
- 音声・ビデオチャット機能
- ファイル共有機能
■Slackとの主な違い
- Slackの無料プランとの違い
- 過去のメッセージ履歴の閲覧・検索に制限がない
- メンバーのアカウントは 200件まで
- メッセージの既読通知機能がある
- セキュリティが強固である
9. Flock
Flockは、プロジェクト管理、ファイル共有、リアルタイムメッセージング、ビデオ通話などの機能を備えたチームコラボレーションツールです。
チャンネルやグループチャットの作成、タスクの割り当て、外部アプリケーションとの統合が可能で、チームワークの生産性向上を目指して設計されています。
使いやすいインターフェースと高度な機能が特徴です。
出典:Flock
■主な機能
- チャット機能
- 音声・ビデオチャット機能
- ファイル共有機能
- プロジェクト管理機能
- ボイスメモ機能
- 投票機能
■Slackとの主な違い
- Slackの無料プランとの違い
- 過去のメッセージ履歴の閲覧・検索は過去10,000件まで
- ビデオ会議は1名まで
- メンバーのアカウントは 20件まで
- ファイルストレージは5GBまで
- チャンネルの作成は10個まで
- プロジェクト管理機能やボイスメモなど、チームの生産性向上のための機能が豊富である
10. Mattermost
Mattermostは、オープンソースのセルフホスティング型チームコラボレーションツールです。
高いカスタマイズ性とセキュリティを提供し、リアルタイムメッセージング、ファイル共有、ワンクリックミーティングの開催、統合ツールとしての機能を備えています。
大規模な組織や開発者向けの柔軟なプラットフォームとして設計されており、プライバシーとセキュリティの厳しい要件を満たすツールとして人気があります。
出典:Mattermost
■主な機能
- チャット機能
- 音声通話・画面共有機能
- ファイル共有機能
- コードスニペット共有機能
- カスタマイズが可能
- タスク管理機能
- ワークフロー機能
■Slackとの主な違い
- Slackの無料プランとの違い
- 過去のメッセージ履歴の閲覧・検索に制限がない
- セルフホストでしか使えない(サーバーへのインストールが必要)
- ビデオチャット機能がない
- ワークフローの自動化機能に優れている
- コードスニペット共有機能やコード構文のハイライト表示などエンジニア向けのコラボレーション機能が豊富である
- オープンソースでカスタマイズが可能
11. Missive
Missiveは、チームでのコラボレーションを重視したメールクライアントで、メールとチャットを一元化しているのが特徴です。
メールの共同編集、タスクの割り当て、会話スレッド内でのメッセージングなどで、効率的なチームワークをサポートします。
外部アプリケーションとの統合も可能で、多様なワークフローに対応できます。
出典:Missive
■主な機能
- メール機能
- チャット機能
- タスク管理機能
- カレンダー
- ワークフローの自動化
- 外部ツールとのAPI連携
■Slackとの主な違い
- Slackの無料プランとの違い
- 過去のメッセージ履歴の閲覧・検索は15日分まで
- メンバーのアカウントは3件まで
- 音声・ビデオチャット機能がない
- メールの受信ボックスとチャットが連携している
- カレンダーが備わっている
12. RingCentral Glip
RingCentral Glipは、チームコミュニケーションとコラボレーションをサポートするツールです。
リアルタイムのチャット、ビデオ会議、タスク管理、ファイル共有などの機能を提供し、使いやすいインターフェースで効率的なチームワークを促進します。
カレンダー統合や自動タスク割り当てなど、ビジネスの生産性向上に役立つ機能も豊富です。
■主な機能
- チャット機能
- 多機能な音声・ビデオチャット機能
- CRMやMAツールとの連携
■Slackとの主な違い
- Slackの無料プランとの違い
- ビデオ会議は50分、100名まで/制限がない
- ホワイトボードや文字起こしなどビデオチャットが多機能
13. Rocket.Chat
Rocket.Chatは、オープンソースで自由度の高いチームコミュニケーションツールです。
リアルタイムメッセージング、ファイル共有、ビデオ通話のほか、カスタマイズが可能なインターフェースやAPIを備え、多言語対応が可能です。
セキュリティとプライバシーを重視する組織に適しており、自社サーバーへのインストールができます。
出典:Rocket.Chat
■主な機能
- チャット機能
- ワークフローの自動化
- ファイル共有
- タスク管理機能
- オムニチャネルでのユーザー対応機能
- 外部ツールとのAPI連携
■Slackとの主な違い
- Slackの無料プランとの違い
- メンバーのアカウントは25件まで
- 音声・ビデオチャット機能がない
- SNSなどオムニチャネルでのユーザーとの対応機能がある
14. Twist
Twistは、非同期コミュニケーションに特化したチームコラボレーションツールです。
トピックごとに整理されたスレッド機能により、議論を整理しやすく、情報の検索が容易です。また、メールによる通知機能を備えており、作業に集中できる環境を提供しています。
チームの生産性向上のため、効率的なコミュニケーションを促進できます。
出典:Twist
■主な機能
- メール機能
- チャット機能
- 外部ツールとのAPI連携
- チャットを非同期にする機能
■Slackとの主な違い
- Slackの無料プランとの違い
- 過去のメッセージ履歴の閲覧・検索は30日分まで
- メンバーのアカウントは500件まで
- 社外のアカウントは500件まで
- ファイルストレージは5GBまで
- 外部ツールとの連携は5件まで
- 音声・ビデオチャット機能がない
- 非同期にすることで作業に集中できる
15. Zulip
Zulipは、スレッド型メッセージングシステムを採用したチームコミュニケーションツールです。
トピックごとに会話を整理し、大量のメッセージを効率的に管理できます。オープンソース型で、高いカスタマイズ性と拡張性を備えています。
リアルタイムと非同期の両方のコミュニケーションスタイルをサポートし、多様なワークフローに対応できます。
出典: Zulip
■主な機能
- チャット機能
■Slackとの主な違い
- Slackの無料プランとの違い
- 過去のメッセージ履歴の閲覧・検索は 10,000件まで
- ファイルストレージは 5GBまで
- 音声・ビデオチャット機能がない
- 非同期にできる
- オープンソース型でカスタマイズが可能
【有料】Slackの代替チャットツール8選
ここでは、Slackに類似した機能を持つ有料の代替ツールを紹介します。
有料のツールは無料のツールに比べて機能が充実していることが多く、専門的な機能を提供しているツールもあります。まずは、無料トライアルが可能なツールを試してみると良いでしょう。
16. Stock
Stockは、情報共有とナレッジマネジメントを目的としたビジネスツールです。
チーム内での情報共有と知識の蓄積に役立ちます。
シンプルで使いやすいインターフェースを備え、文書や画像などさまざまな種類のファイルを一か所で管理できます。
出典:Stock
■主な機能
- チャット機能
- ファイル管理機能
- タスク管理機能
■Slackとの主な違い
- チャットツールのように情報が流れていかない
- ファイルの管理機能に優れている
- 音声・ビデオチャット機能がない
- 外部ツールとのAPI連携数が少ない
17. Workplace from Meta
Workplace from Meta(旧Facebook Workplace)は、Facebookのインターフェースを活用したビジネスコミュニケーションプラットフォームです。
グループディスカッション、ニュースフィード、ライブ動画、チャット機能を提供し、従業員間のコラボレーションとコミュニケーションを促進します。
既存のFacebookのユーザーインターフェースに似ており、使いやすいデザインが特徴です。
■主な機能
- チャット機能
- ライブ動画
- ニュースフィード機能
- ナレッジ管理機能
- 外部ツールとのAPI連携
■Slackとの主な違い
- 社内のコミュニティ構築に向いた機能が豊富
- 音声・ビデオチャット機能がない
18. Talknote
Talknoteは、日本のビジネス環境に特化したチームコミュニケーションツールです。
従業員のコミュニケーションを促進するための機能として、グループチャットや個別メッセージ、ファイル共有機能、タスク管理機能などがあります。
使いやすさと日本の企業文化に適応したデザインが特徴です。
出典:Talknote
■主な機能
- チャット機能
- ファイル共有機能
- ナレッジ管理機能
- タスク管理機能
- 組織管理機能
■Slackとの主な違い
- 社内の情報管理に向いている
- 組織別にコミュニケーションスコアの分析ができる
- 音声・ビデオチャット機能がない
- 外部ツールとのAPI連携数が少ない
- オンボーディングやカスタマサクセス担当が導入・運用を支援してくれる
19. Fleep
Fleepは、メールとチャットの要素を組み合わせたユニークなコミュニケーションツールです。
タスク管理、ファイル共有、プロジェクトの進行状況追跡などの機能を備え、メールアドレスを使用して非Fleepユーザーともコミュニケーションができます。
見やすいインターフェースと効率的なメッセージ管理に特徴があります。
出典:Fleep
■主な機能
- チャット機能
- メール機能
- 音声・ビデオチャット機能
- タスク管理機能
- ファイル共有機能
- 外部ツールとのAPI連携
■Slackとの主な違い
- タスクの共同作業や既読確認など、共同作業に向いた機能が備わっている
20. Ryver
Ryverは、メッセージングやタスク管理機能、自動化ツール統合機能を備えたチームコミュニケーションプラットフォームです。
リアルタイムのチャット、フォーラム、プライベートチームコミュニケーションの機能で、効率的なチームワークをサポートします。
さまざまな外部ツールとの統合により、柔軟なカスタマイズが可能です。
出典:Ryver
■主な機能
- チャット機能
- ファイル共有機能
- タスク管理機能
- 音声・ビデオチャット機能
- 外部ツールとのAPI連携
■Slackとの主な違い
- 高機能なタスク管理など、チームのコミュニケーションをまとめて行う機能が優れている
- 音声・ビデオチャット機能は最大5名まで
21. Troop Messenger
Troop Messengerは、小規模から中規模のビジネス向けに設計されたチームコラボレーションツールです。
リアルタイムのチャット、ファイル共有、ビデオ通話機能を提供し、企業内のコミュニケーションをサポートします。
ユーザーフレンドリーなインターフェースと高度なセキュリティ機能が特徴です。
■主な機能
- チャット機能
- ファイル共有機能
- 音声・ビデオチャット機能
- プログラミングコードの共同編集機能
- ビデオメッセージの送信
- 外部ツールとのAPI連携
■Slackとの主な違い
- チームのコラボレーションが容易になる機能が豊富
- セキュリティが強固
- 多言語に対応
- 外部ツールとのAPI連携数が少ない
22. Wire
Wireは、高度なセキュリティとプライバシーを重視したコミュニケーションツールです。
エンドツーエンド暗号化を備えたテキスト、音声、ビデオチャット機能を提供し、ビジネスや個人ユーザーの機密情報保護に焦点を当てています。
政府の機密通信にも使われるレベルの安全性を備え、機密性が高いコミュニケーションが求められるビジネスに適しています。
出典:Wire
■主な機能
- チャット機能
- 音声・ビデオチャット機能
■Slackとの主な違い
- 音声・ビデオチャットの参加者は最大100名
- チャットや音声会議を常時暗号化
- 各国の政府が採用するレベルの強固なセキュリティ
- オンプレミスでの設置が可能
- オープンソースでカスタマイズが可能
Slackの代替ツールを選ぶにはコストと必要な機能の確認が重要
Slackは多くの企業で利用されていますが、無料プランには機能の制限があります。また、セキュリティの課題や価格などを総合的に考えた場合に、別のツールを検討することも選択肢の一つでしょう。
Slackの代替となるツールには無料と有料のものがあり、種類も多くあります。必要な機能を洗い出し、費用面もあわせて、今回紹介したツールを参考にしながら自社の業務の情報共有や効率化に適したツールを探しましょう。