Slack(スラック)のチャンネルが増えると、メッセージを見つけるのに時間がかかるようになり、見落としのリスクも増えます。このような悩みを解消してくれるのが、Slackの「セクション」と呼ばれる機能です。
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セクションは、チャンネルを見やすく整理するための機能で、チャンネルを優先度が高い順番に並べ変えたり、カテゴリごとにまとめたりすることが可能です。
この記事では、Slackのセクションについて、作成方法や注意点を解説します。同じチャンネルに参加しているメンバーへ影響することなく、チャンネルを自分好みにカスタマイズできるため、ぜひお試しください。
Slackのセクションとは
Slackのセクションは、サイドバーのチャンネルをフォルダ分けできる機能です。チャンネルの数が多くて見づらくなっている場合や、重要なメッセージの見落とし防止に役立ちます。
好きな名前を付けて見やすくできるだけでなく、任意の順番に並べ替えることもできます。頻繁に利用するチャンネルを上部に表示させることで、アクセスしやすくなるでしょう。使わないセクションを閉じておくと、サイドバーを簡単に整理できます。
仕事とプライベートでフォルダ分けする使い方もおすすめです。
Slackのセクション機能を利用するには、デスクトップ版の有料プランへの申し込みが必要です。また、アプリ版には対応していないので注意しましょう。
Slackのセクション作成方法
セクションの作成手順は次のとおりです。
- サイドバーの「チャンネル」をクリック
- 「作成」を開く
- 「セクションを作成する」を選択
セクションの名前と、名前の横に表示されるアイコンを編集できます。またアイコンをクリックするとセクションを開いたり閉じたりできるため、見やすく整理することが可能です。
セクションを使ったチャンネルの整理方法
セクションを活用したチャンネルの整理方法は次の4つです。
- ドラッグでチャンネルを移動
- サイドバーを一括編集
- チャンネルの並べ替え
- セクションごとの通知設定
それぞれ解説します。
ドラッグでチャンネルを移動
移動したいチャンネルを選択したまま、ドラッグで作成したセクションへ移動できます。チャンネルをセクションにまとめられます。
サイドバーを一括編集
サイドバーのチャンネルを一括で、作成したセクションへ移動できます。一括編集の手順は次のとおりです。
- サイドバーの「チャンネル」をクリック
- 「管理する」を開く
- 「すべてのセクションを編集する」を選択
- 移動したいチャンネルをすべてクリック
- 移動したいセクションを選択
移動したいチャンネルが多い場合、ひとつずつ移動するより一括編集の方が効率が良いです。
チャンネルの並べ替え
セクション内のチャンネルを次の条件で並び替えができます。
- アルファベット順
- メッセージ投稿の新着順
- 自分使用頻度が高いチャンネルを自動で反映する優先度順
頻繁に利用するチャンネルを上に固定表示させたい場合におすすめの機能になります。操作手順は次のとおりです。
- サイドバーの「チャンネル」をクリック
- 「管理する」を開く
- 「すべてのセクションを編集する」を選択
セクションごとの通知設定
セクションごとに次の条件で通知設定ができます。
- すべてのチャンネルを表示させる(デフォルト)
- 未読メッセージがあるチャンネルのみ表示させる
- メンションされたチャンネルのみ表示させる
キーワード通知機能を利用すると、メンバーのメッセージに設定したキーワードが含まれていると、サイドバーに通知マークが表示されます。また特定のチャンネルの通知をミュートしたり、「おやすみモード」で通知が来ない時間帯も設定可能です。
通知の設定方法は次のとおりです。
- 右上、プロフィール写真をクリック
- メニューから「環境設定」を選択
- 設定したい通知を選択
キーワード通知機能やミュート機能、通知スケジュールの設定ができます。
Slackのセクションに関するよくある質問
Slackのセクションに関するよくある質問と回答をまとめました。
セクションを作成しても他の人への影響はない?
セクションを作成しても、他のユーザーへの影響はありません。同じチャンネルに参加しているメンバーにも影響はなく、自分だけに表示されます。
作成したセクションを他の人に共有できる?
作成したセクションは他の人に共有できません。各ユーザーが、それぞれ自分のデスクトップ版Slackで設定する必要があります。
セクションを作成してSlackのチャンネルを整理しよう
Slackのセクションは、チャンネルをフォルダ分けできる機能です。仕事用のチャンネルとプライベート用のチャンネルを使い分けたり、使用頻度の高いフォルダを上部に表示させたりすることで、Slackを自分好みにカスタマイズできます。
チャンネルを整理することで、目的のチャンネルも見つけやすくなり、メッセージの見落としも防止できます。ただし、セクションを利用するには、デスクトップ版の有料プランへの申し込みが必要です。
本記事を参考にセクションを設定し、Slackをさらに便利に活用しましょう。