Google検索を使いこなすための便利な29のテクニック

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戸栗 頌平(とぐり しょうへい)
戸栗 頌平(とぐり しょうへい)

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皆さんもたぶんそうだと思いますが、私はGoogleを1日に何回も使用します。ですが、コンピューターにかなり詳しい人でもない限り、Google検索を何のトリックも使わずに行っている人がほとんどだと思います。

Google検索を使いこなすための便利な29のテクニック

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フィールドに語句を入力し、探している結果が見つかるまで語句を変えながら検索を繰り返すという方は、もっと便利な(そして非常に簡単な)方法があるということを、この記事で知っていただけたら嬉しいです。

一方、Googleをすでにマニアックに使いこなしている方にも、Google検索の便利なテクニックを紹介するこの記事を、ブックマークしていただくようお勧めします。そうすれば、たとえば新しく入社した人が、隣の席でGoogle検索を延々と繰り返しているのを見て、歯がゆさに我慢できなくなったときに使えると思います。

この記事でご紹介するテクニックは、私がGoogle検索で実際に使用して便利だと思ったものばかりです。説明は意図的にごく短く抑えていますが、それぞれに検索例を追加していますので、実際にGoogleで試していただければすぐにわかると思います。

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    Googleを専門家のように使いこなすための31の便利なテクニック

    1)フレーズを選択する

    たとえばGoogleでインバウンドマーケティングについて説明されたコンテンツを検索するとします。検索ボックスに「インバウンドマーケティング」とだけ入力するのではなく、これがフレーズであることを明示して検索する方法があります。それには次の例のようにフレーズを二重引用符で括ってください。

    検索例: "インバウンドマーケティング"

    2)除外する語句を指定する

    インバウンドについて書かれたコンテンツを検索したいが、「広告」という語を含むコンテンツは結果から除外したい場合は、マイナス(-)記号の後に除外したい語を続けて指定してください。

    検索例: インバウンドマーケティング -広告

    3)A OR B

    デフォルトでは、検索フィールドに複数の語を入力すると、そのすべての語を含むコンテンツが検索結果として表示されます。入力した語句のなかから1つあるいは複数の語にマッチするコンテンツを表示させたい場合は、ORの演算子(ORは大文字で入力します)を使用して検索してください。

    検索例: インバウンドマーケティング OR 広告

    4)キーワードが本文にすべて含まれる

    入力したすべてのキーワードが本文に含まれている(ただし、すべて近くに集まっているとは限りません)ページを検索したい場合は、「allintext:」と入力し、続けて語句を入力してください。

    検索例: allintext:富良野 スキー 住宅 湖

    5)本文に含まれるキーワードを指定する

    本文に含まれるキーワードと、本文以外(タイトルやURLなど)に含まれるキーワードを分けて指定してページを検索したい場合は、最初に本文以外に含まれるキーワードを入力し、続けて「intext:」と入力してから、本文に含まれるキーワードを指定します。

    検索例: ロジャーフェデラー intext:USオープン

    6)タイトルにすべてのキーワードが含まれる

    指定したキーワードがすべてタイトルに含まれるウェブページを検索したい場合は、「allintitle:」と入力してからキーワードを続けて入力します。

    検索例: allintitle:ワイン クラブ

    7)タイトルに含まれるキーワードを指定する

    タイトルに含まれるキーワードと、(本文やURLなど)タイトル以外に含まれるキーワードを分けて指定してページを検索したい場合は、最初にタイトル以外に含まれるキーワードを入力し、続けて「intitle:」と入力してから、タイトルに含まれるキーワードを指定します。

    検索例: インフルエンザ予防接種 intitle:注意点

    8)URLに含まれるキーワードを指定する

    指定したキーワードがURLに含まれるウェブページを検索したい場合は、「allinurl:」と入力し、続けてキーワードを入力します。

    検索例: allinurl:hubspot blog

    9)ウェブサイトを指定して検索する

    特定のウェブサイトで、語句を指定してページを検索したいと思うのは、よくあることだと思います。ウェブサイトに検索の機能が用意されていない場合は、Googleを使用してください。先頭に「site:」と入力すれば検索できます(これについて詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください)。

    検索例: site:https://blog.hubspot.jp "インバウンドマーケティング"

    10)関連するサイトを検索する

    何か特定のウェブサイトに内容がよく似ているウェブサイトを探したい場合は、先頭に「related:」と入力して検索してください。

    検索例: related:visual.ly

    related-google-search.png

    11)別のページに向けてリンクが張られているページを検索する

    たとえば、BuzzFeedの記事へリンクが貼られているすべてのウェブサイトを検索したい場合は、「link:」と入力してから、そのページの名前を指定します。すると、BuzzFeedの公式ウェブサイトへのリンクが貼られているすべてのページが結果のリストに表示されます。名前ではなくURLを指定すると、リストに表示されるページの数は少なくなりますが、より的確に結果を得ることができます。

    検索例: link:buzzfeed

    12)類義語も検索する

    指定したキーワードだけでなく、それに似た語や類義語も含めて検索し、結果を表示させたい場合は、キーワードの前に「~」を入力してください。

    検索例: "インバウンドマーケティング" ~プロフェッショナル

    13)辞書として使う

    単語またはフレーズの意味をパパッと調べたい場合は、「define:」コマンドを使用してください。メガフォンのアイコンをクリックすると、その語の発音を音声で聴くことができます。

    検索例: define:plethora

    google-word-definitions.png

    14)ワイルドカード

    何かのフレーズや歌詞、映画のセリフなどについて、部分的にどうしても思い出せないことはありませんか? そのような場合は、アスタリスク(*)をワイルドカードとして使用し、フレーズ内で思い出せない部分に指定して検索してください。

    検索例: much * about nothing

    15)場所を指定してニュースを検索する

    特定の場所に関連するニュースを見たい場合は、「location:」コマンドに続けて場所を指定すると、その場所から発信された話題を検索することができます。

    検索例: クラフトビール location:横浜

    16)ファイル形式を指定して検索する

    「filetype:」コマンドを使用すると、ドキュメントの種類を指定して検索することができます。たとえば、PowerPointのプレゼンテーションのなかから、インバウンドマーケティングに関連するドキュメントを検索したい場合は、下の例のように入力します。

    検索例: "インバウンドマーケティング" filetype:ppt

    17)翻訳する

    語やフレーズを別の言語に翻訳したい場合、Google翻訳に移動しなくても、translate [語句] to [言語]のように入力すれは結果が表示されます。

    検索例: translate krankenwagen to 日本語

     

    18)エリアコードで検索する

    電話番号のエリアコードで住所を検索したい場合は、3桁のエリアコードを入力してGoogle検索を行うと、その住所が表示されます。

    検索例: 617

    19)郵便番号を検索する

    郵便番号を調べたい場合は、その住所の都道府県や市町村を入力して検索すると、郵便番号が表示されます。

    検索例: 東京都渋谷区桜丘町

    20)数値の範囲を指定する

    これはあまり使用されていませんが、非常に便利なテクニックです。何かの数値を範囲指定して検索を行いたい場合は、その最小値と最大値を「..」で結んで(下の例のように)入力します。これは、たとえば年代や値段などを範囲指定したい場合に便利です。

    検索例: 総理大臣 1940..1950

    21)株式のティッカーシンボルを指定する

    ティッカーシンボルを入力して検索すると、その株式の株価やチャートが表示されます。

    検索例: GOOG

    22)電卓として使用する

    今度何かの計算が必要になったら、電卓のアプレットを起動する代わりに、Googleに計算式を入力して検索してみてください。

    検索例: 48512 * 1.02

    23)チップを計算する

    一般的な計算だけでなく、Googleにはチップを計算する機能もあります。「tip calculator」と入力して検索すると、レストランなどで支払うチップの金額と、それを人数分で割った金額を計算することができます。

    検索例: tip calculator

    google-tip-calculator.png

    24)タイマーとして使用する

    ストップウォッチが手元にない場合は、Googleで代用できます(ただし、Googleの言語を英語に設定する必要があります)。測定したい時間を指定し、続けて「timer」と入力すると、下のようなタイマーが表示されてカウントダウンが始まります。

    検索例: 20 min timer

    google-timer.png

    25)ストップウォッチとして使用する

    「stopwatch」で検索すると、ストップウォッチが表示されます。「START」をクリックして開始できます(ただし、Googleの言語を英語に設定する必要があります)。

    検索例: stopwatch

    26)天気を調べる

    天気予報を調べたくなったら、「weather」と入力し、続けて調べたいエリアを指定してください。すると、そのエリアの天気予報が最初に表示されます。

    検索例: weather 札幌

    weather-google-search.png

    27)日の出・日の入りの時刻を調べる

    特定のエリアの、今日の日の出と日の入りの時刻が知りたくなったら、sunrise(日の出)またはsunset(日の入り)と入力し、エリアを指定して検索してください。

    検索例: sunrise 札幌

    28)フライト情報

    便名を入力してGoogle検索すると、フライト情報やステータスなどの便利な情報が表示されます。

    検索例: BA 181

    google-flight-status.png

    29)試合のスコアや日程を調べる

    大好きなチームや気になる試合の最新情報、あるいは今後の試合日程が気になる場合は、チーム名を1つまたは2つGoogleに入力して検索してください。Google Sportsの情報を基に、指定したチームのスコアやスケジュールが先頭に表示されます。

    検索例: ボストンレッドソックス

     

    いかがでしたか? ほかにも便利なテクニックをご存知でしたら、下のコメント欄でお知らせください。

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    時短実現のためのヒント!業務効率化チェックシートとツール選定のコツ

    編集メモ:この記事は、2015年11月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。Dharmesh Shahによる元の記事はこちらからご覧いただけます。

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