欲しいものがすぐ手に入ることが当たり前になった今、調べものに十分な時間を割く人は少なくなっています。ウェブサイトへの訪問者全体の55%は、滞在時間が15秒未満という分析結果もあります。

従って、マーケティングの成果を高めるためには直観的で分かりやすいウェブサイトを構築し、オーディエンスを惹きつけることが欠かせません。分かりにくいウェブサイトは数秒で離脱されてしまいます。それだけでなく、訪問者がすぐに離れてしまうほど操作性が悪いサイトは、検索エンジンからの評価も低くなります。

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オーディエンスを惹きつけ、Googleの検索結果で上位に掲載されるウェブサイトを構築するためには、ウェブサイトのアーキテクチャーについて理解することが大切です。このページでは、ウェブサイトのアーキテクチャーと、UXとSEOにおけるその重要性を説明し、適切なアーキテクチャーを実現する方法をご紹介します。

ウェブサイトのアーキテクチャーの重要性

ウェブサイトの構造を分かりやすく整理することで閲覧者の利便性が向上します。ウェブサイトを直観的に利用できれば欲しい情報をスムーズに見つけられるからです。

使いやすいサイトは検索順位も上がります。訪問者の滞在時間が伸び、被リンク数も増加します。この2つの指標は、良質なコンテンツを生み出しているブランドであることの証しになるのです。ウェブサイトのアーキテクチャーがしっかりしていると、検索エンジンによるクロールが効率的に行われるというメリットもあります。

適切なアーキテクチャーを実現する方法

1. 直感的に分かる構成にする

情報がどこにあるのかが分かりにくいウェブサイトは、バウンス率が高くなります。閲覧者は時間をかけずに情報を探したいと考えているので、情報がなかなか見つからなければすぐにウェブサイトを離れてしまいます。閲覧者の目線で考え、直観的に閲覧できるウェブサイトを提供する必要があります。

例えば、ブログのトップページに表示された「Eメールマーケティング」タブをクリックすれば、Eメールマーケティングの記事一覧にたどり着けるようにしなければなりません。また、そのページからブログのトップページや全体のホームページに直接戻れるよう、シンプルなメニューを用意する必要もあります。

2. 業界大手のウェブサイトを参考にする

業界大手のウェブサイトに慣れている人は多いので、たとえばeコマースのストアを運営している企業であれば、Amazonのウェブサイトの構成を分析してそれを参考にすると良いでしょう。見慣れた構成のウェブサイトは自社の利用者にとっても違和感なく利用できるはずです。

3. ウェブサイト全体で一貫した作りにする

ナビゲーションの形式やデザイン、リンクの表示方法はサイト全体で統一する必要があります。このような要素を統一することで、ページ間の移動やリンクのクリック操作などが分かりやすくなるため、閲覧者の滞在時間の向上につながります。

4. 内部リンクを効果的に設置する

内部リンクは現在のページと関連する有益なコンテンツへの導線として設置します。また、内部リンクを見た人がリンク先のコンテンツの内容と、そのコンテンツが現在のページからリンクされている理由をすぐに把握できるような配慮が必要です。

内部リンクを効果的に設置する方法のひとつとして、トピッククラスターモデルがあります。以下の動画(英語)もぜひご覧ください。

ただし、内部リンクを設置する際は、リンクのアンカーテキストにキーワードを詰め込みすぎないように注意しなければなりません。かつては検索エンジンのアルゴリズムを攻略する目的で、内部リンクのアンカーテキストに多数のキーワードを詰め込む行為が横行していました。Googleは現在、この種の行為にペナルティーを与えるアルゴリズムを実装しています。

ウェブサイトの最上部やフッターに分かりやすいサイトマップを設置するのも効果的です。これにより、検索エンジンや閲覧者がウェブサイト内のページを簡単に見つけられるようになります。

5. 3~4クリック以内で到達できるページ構成にする

100万ページある巨大なウェブサイトであっても、どのページにもホームページから3~4クリック以内で到達できるように構築する必要があります。

そのためには、ホームページからサイト内のすべてのメインカテゴリーにアクセスできるようなナビゲーション設計が必要になります。さらに、メインカテゴリーの各ページからすべてのサブカテゴリーページに移動できるようにしましょう。

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元記事発行日: 2020年1月06日、最終更新日: 2020年1月06日

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