SEOに効果絶大!ピラーページの作り方

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ローマにある壮大なパンテオン神殿。その巨大ないくつもの柱を思い浮かべてください。これと同じように、ブログも柱(ピラー)によって支えられる構造に変わりつつあります。

その柱は、自分で構築しなくてはなりませんが、ご心配なく。大理石やコンクリートで建築するほどは、時間も手間もかかりません。

今回の記事では、ブログのピラーページについて、知っておくべきことをすべて解説します。ハブスポットが推奨するトピッククラスター戦略や、その戦略におけるピラーページの役割、ブログの効果に与える影響や、ピラーページを作成する方法などについて詳しく説明します。

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ピラーページとは

人々が情報を検索する方法は、大きく変化しています。ピラーページを使用すると、その新しい検索方法に上手く適応したかたちで、ウェブサイトやブログコンテンツを構成することができます。

ピラーページはブログの記事であったり、ウェブサイトのページであったりしますが、人々が検索を行う何らかのトピックに関する、包括的なガイドの役割を果たします。たとえば、インスタグラムのマーケティング活用というトピックで20件のブログ記事を作成したとします。

その際、ピラーページでは、そのトピックに関してあらゆる角度から概要を簡単に説明し、そこから20件の各記事へリンクを張ります。一方で、各記事からもそれぞれにピラーページへのリンクを張ることで、読者はこのトピックに関して知りたいことを何でも簡単に調べることができます。

ピラーページを作成すれば、訪問者が疑問に対する答えを素早く簡単に得られるように、ウェブサイトの構造を整えることができます。このことは皆さんが考える以上に重要な意味を持つかもしれません。その理由は、人々が検索を行う方法が変わってきていることにあります。

次ではそれについて、もう少し詳しく説明します。

ピラーページを作成すべき理由

先ほども述べたとおり、人々が情報を検索する方法は変化しています。その新しい検索方法に合わせて考案されたのが、トピック クラスター モデルです。このモデルをベースにコンテンツ戦略を立てれば、検索結果ページでの順位が上がることが期待できます。

Siri、Cortana、Alexaなどの音声検索デバイスを使用する人が増えるにつれ、長めの会話型クエリで検索が行われること多くなってきました。事実、4つ以上の単語を使って検索する人の割合は64%に上り、Google検索を音声で使用する人の割合も20%を占めています

たとえば、検索フィールドに「インスタグラムの使い方」と入力するのではなく、デバイスに向かって「インスタグラムでハッシュタグを使用する最も便利な方法は?」と話しかける人が増えています。

また、機械学習機能やセマンティック検索機能が向上したことによって、Googleの検索アルゴリズムは、検索者が入力したクエリの意味を正確に理解するようになりました。そして、検索者がベストな答えを見つけられるよう、以前にも増して最適な結果を表示できるようになったのです。

これらの変化に対応するには、ブログをトピック別に整理(クラスタ化)することが重要だと私たちは考えます。つまり、1つのトピックを支える包括的なピラーページを用意し、そのトピックについてさまざまな角度から掘り下げる記事を作成して、それぞれにリンクを張ります。

その結果、まずピラーページがそのトピックで検索の上位に表示されるようになり、それに伴って、他のブログ記事も同様に順位を上げ始めます。

同じトピックでキーワードをあれこれ変えながら、無秩序に記事を作成していくのではなく、ピラーページを1つ作成し、そのトピックに関してまんべんなく記事を作成するよう、ブログの構成を整えることができます。

このモデルであれば、読者が記事のあいだを簡単に移動しながら、特定のトピックについて効率的に学習することができます。また、同じトピックの記事どうしであっても、ロングテールキーワードが異なるため、検索ランキングで互いに競合する心配もありません。

この新しいモデルを図で説明したいと思います。まずは、従来のSEO対策に基づいた、ハブスポットの過去のブログ構成をご覧ください。

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見ていただくとおわかりのように、”blog.hubspot.com”以下に”MARKETING”や"AGENCY"、"SALES"などがサブディレクトリにつながり、そのさらに下層に様々なブログ記事が繋がる構造になっています。

そして、こちらがトピックをクラスタ化した現在のブログ構成です。

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こちらの構造では、ブログではなく”hubspot.com”というプライマリドメイン下に直接”inbound-marketing"の様なキーワードを"hubspot.com/inbound-marketing"の様にピラーページとして配置します。

そして、その”inbound-marketing”に関連性があり、サブドメインに存在する"インバウンドマーケティング"に関連するブログ記事とリンクビルディングを行います。

私たちは長いあいだ、特定のロングテールキーワードに注目して、ランキング上位を獲得できるようブログを作成してきました。ですから、この新しいキーワードの考え方に慣れるのが簡単でないことはよく理解できます。

もちろん、キーワードを無視してよいわけではありません。ですが、これまで以上にトピックを重視することによって、記事のベースとなるキーワードを、より効率的に選択できると私たちは考えています。

トピックのクラスタ化について詳しく解説した、ハブスポットによるこちらのレポート(英語)をご覧ください。

ピラーページの作り方

ピラーページについて概要を理解し、作成すべき理由もわかったところで、ピラーページを効果的に作成する際の重要な手順について説明したいと思います。

1)トピックを選ぶ

まずはトピックに注目してください。キーワードではありません。キーワードはトピックのあとです。

バイヤーペルソナを設定して対象読者を判断し、その人たちが何について検索するかを考えて、ピラーページを広範な内容で作成できるようにトピックを決めてください。ピラーページのトピックには、ピラーページを作成するのに十分であり、かつ、そのトピックからキーワードをいくつも抽出できるほど広範なものを選ぶ必要があります。

先ほどのインスタグラムの例で言えば、「SNS」というトピックは広すぎますが、「インスタグラムマーケティング」では十分な数の記事を作成できません。ハブスポットでは20から30本のブログ記事を作成することをおおよその目安として、トピックを選択しています。

2)ピラーページを執筆する

トピックを選択したら、ピラーページを作成してください。ピラーページに作り変えることができそうなブログ記事があれば、それを使用してもかまいません。ない場合は、特定のトピックについて広範に説明する記事を一から作成する必要があります。その際に意識すべきことは以下になります。

  • ピラーページで取り上げるトピックまたは用語の定義。本文内で最初のセクションに含めること
  • 箇条書きまたは番号を振った目次
  • トピックに関連するキーワード。各セクションの小見出しに含めること
  • ピラーページに含めるサブトピックについて、それぞれ概要を(詳細になり過ぎないように)説明する

3)キーワードを選ぶ

ピラーページの執筆で必要となるキーワードを選択します。詳しく調査を行い、ピラーページのトピックの範囲内で、さまざまな角度からキーワードを選んでください。そのキーワードを使用して、各記事の仮題を作成しましょう。

4)記事を執筆する

記事の作成方法は皆さんご存知だと思います。まずは大きく深呼吸して、先ほど選択したキーワードをベースに記事を執筆してください。読者が簡単に記事を移動できるよう、ピラーページへのリンクを張ってください。そうすれば、すべての記事が検索の結果ページで順位を上げられるよう、効果を発揮するはずです。

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