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最近はメルマガの開封率が悪く、全く効果が出ない…」と感じていませんか?

特に、BtoCにおいてはメルマガというアプローチ方法ではこれまでのような効果が望めないという意見が多いようです。

多数の企業がメールマーケティングを実施し、よほど気を引けない限り見てもらえない状況が前提にあります。

また、見込み客の興味関心やステータスを把握しないままにユーザーが欲しくもない情報を一斉に配信するという、ある種の「迷惑行為」をしてしまった企業側の責任でもあります。

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効果を引き出すには、内容や書き方も重要ですが、受け取り手一人ひとりに合わせたコミュニケーションを取り、いかに顧客体験を向上させられるかという思考が重要です。個別最適化されたメルマガを送るための手段として、MA(マーケティングオートメーション)が登場し、活用する企業が徐々に増えています。

今回は、メールマーケティングの基本的な概念から、効果が出やすいメルマガ作成のコツ、おすすめの配信ツールをご紹介します。

メールマーケティングとは

メールマーケティングとは

メールを活用した「マーケティング全般」がメールマーケティングで、その主な目的は「リードナーチャリング」、見込み顧客を育成することです。最終的な目的を決めたうえで逆算して、目的達成のために見込み顧客に送るメールの内容や行動を促進させるためのプランを立て、戦略的にメールを配信していきます。

情報の伝達手段は多様化する一方ですが、コミュニケーションツールとしてシンプルなメールの有用性は変わっていません。現在でも10代と20代を除くと、各世代でもっとも利用されているコミュニケーションツールはメールです。働く世代に身近なメディアのメール使えば、コンテンツを届けられるお客様の数も多く見込めることでしょう。 
 

メールマーケティングとメルマガとの違い

メールマーケティングとは、その名の通りメールを活用したマーケティング活動のことです。メルマガは「メールマガジン」の略で、メルマガ登録したユーザーに対し定期配信されるメールを指します。ですので、メールマーティングの手段としてメルマガが存在する、と捉えればいいでしょう

従来のメールマーケティングは母数を重視し、登録ユーザーに向けて一斉送信するのが一般的でした。自分には関係のないメールが大量に送られてくると、誰でも辟易してしまうのではないでしょうか。メルマガ=迷惑行為というイメージを持つユーザーも少なくない今、徐々に流れが変わってきています。一斉送信ではなく、登録ユーザーのステータスを把握した上で、いかに各ユーザーにとって有益な情報を良いタイミングで届けられるかという、ユーザーに寄り添った施策が台頭してきているのです。
 

メールマーケティングの種類

メールマーケティングには主に4つの種類があります。

  • メルマガ
    メルマガも「メールを活用したマーケティング」なので、「メールマーケティングの手法のひとつ」といえるでしょう。メルマガは、購読を希望した読者全員に、企業側のタイミングで同じ内容のメールを送付します。
     
  • ステップメール
    ホワイトペーパーのダウンロードなど見込み客の行動をきっかけに、用意しておいた情報を決まったタイミングと期間内で複数配信する手法です。シンプルなメルマガよりもユーザーの購買意欲に添ったメッセージを届けられます。
     
  • ターゲティングメール
    セグメントメールとも呼ばれます。「紅茶が好きな顧客だけに紅茶フェアのDMを送信する」など、顧客情報別にリストを分けて配信する方法です。
     
  • リターゲティングメール
    条件をより細かく決めたうえで配信を行う手法です。「自社の製品情報ページを2回閲覧した」「カートに商品を入れたが、途中で離脱した」など、特定の行動条件を満たした顧客に絞って再訪を促すメールを送ります。
     

メルマガの開封率

23.1% : 12.5%

この数字が何か分かりますか?

実はこれ、アメリカと日本のメルマガの開封率の違いなのです。

IBMが40カ国以上の大企業を対象とした調査レポート「2018 Marketing Benchmark Report」によると、アメリカのメルマガ開封率が23.1%なのに対し、日本を含むアジア太平洋地域のメルマガの開封率は12.5%、約半分という大きな違いが見受けられます。

メルマガの開封率

また、これに関連するものとして、79% : 12%という興味深い数字があります。

これはアメリカと日本のマーケティングオートメーション導入率の違いです。

HubSpotのマーケティング統計リストによると、アメリカのトップ企業では79%がMAを導入しているというデータがあります。

対して、日本のマーケティングオートメーション導入率はわずか12%(出典:https://datasign.jp/blog/datasign-report-20190625/)です。

メルマガの開封率

これらのデータから、メールの開封率とマーケティングオートメーションの普及率は相関関があるのではないかと筆者は類推しています。

マーケティングオートメーションが普及しているアメリカでは、見込み客の行動、興味・関心を把握し、その行動に応じたメルマガを配信しているため、メルマガはノイズになることなく高い開封率を維持しているのではないでしょうか。

対してマーケティングオートメーションの普及率が低い日本では、見込み客のタイミングを考えずメルマガを配信しているため開封率が低いのだと予想されます。
 

メルマガの目的

ではそもそも、メルマガを配信する目的とはいったい何なのでしょう?

メルマガは企業から見込み客に直接届く媒体で、言い換えれば手紙です。

直接届くという特性から、販売促進はもちろん様々な使い道がある柔軟性に富んだコミュニケーション手段です。

ここではメルマガの目的と合わせて事例も合わせて紹介するので、参考になりそうなメルマガは購読してみて下さい。
 

1. 売上機会の創出

キャンペーンや新製品などを告知することにより、新規顧客獲得と既存顧客からのアップセルやクロスセルを促せます。

例えば、自社の製品やサービスの特長を訴求したWEBページを見ていた見込み客が、ホワイトペーパーをダウンロードしたとしましょう。

その見込み客はかなり自社の製品に興味・関心が高いことがうかがえるため、エンゲージメントが高いユーザーにセグメントをかけて、期間限定でディスカウントを実施したり、無料トライアル期間などの案内をすることで、購買確度は高まります。

ここで大切なのは、一斉配信ですべての見込み客リストにキャンペーンメールなどを送付しないことです。

エンゲージメントの高い見込み客に「あなただけに教える特別な情報」と思っていただくことが重要です。
 

代表例:楽天のBRAND AVENUE

代表例:楽天のBRAND AVENUE

楽天スーパーSALE時に送付されてくるカウントダウンメルマガは秀逸で、筆者もいつも参考にしています。

楽天のメルマガを邪険に思っているユーザーの方は多いと思いますが、実際にマーケティング施策の目線でみた時は、売上の山をつくるための工夫が随所に施されているので、良いと思ったポイントは自社メルマガの中に取り込むと良いかもしれません。
 

2. 教育や啓蒙

知識やノウハウを提供することにより、見込み客の育成ができます。

例えば、販売管理システムに関するメルマガに登録している見込み客がいるとしましょう。

製品のメルマガに登録しているということは、日頃から業界の動向に敏感であると推察できます。

こうした見込み客には、業界のトレンド情報や営業の効率化を進めるためのノウハウなど、ブログを利用して、課題解決に役立つ知識を共有することで、継続的にコミュニケーションが取れます。

製品やサービスに直接的に関係がない事柄でも、見込み客にとって有益な情報を提供することで、自社への親和性と顧客ロイヤリティを高めるというわけです。
 

代表例:HubSpot JapanのWeeklyメルマガ

代表例:HubSpot JapanのWeeklyメルマガ

3.ロイヤルカスタマーの育成

利用継続の促進によるリピーター創出、継続率の向上を図れます。

例えば購入してくれた製品やサービスのユーザー会やセミナーの案内、使い方やメンテナンス方法などをメルマガで届けることで顧客と企業の間に信頼感を構築します。

「次もこの企業の製品を購入したい」という顧客心理が期待できるでしょう。
 

代表例:HubSpotの無料ソフトウェアへサインアップ後に送られるメルマガ

ステップメールに属しますが、使ってもらうための情報サポート・ファン化のための施策として有効です。

代表例:HubSpotの無料ソフトウェアへサインアップ後に送られるメルマガ

メールマーケティングのメリット

メルマガは特定の見込み客に対し、効果的かつ継続的にアプローチが出来るツールです。ここではその効果と、効果を検証するための方法をご紹介します。
 

1. 費用対効果が高い

どのような組織も月次の目標は非常に高いものに設定されているかと思います。

何の仕掛けもせずに、高い目標を達成することは困難です。

そのため、瞬間最大風速の売上を作るためにも、綿密に練られたキャンペーンを実施することは有効的な手段の1つです。

そうした中で、興味を持った見込み客に積極的かつタイムリーに情報を届けられるという、メルマガの「プッシュ式販促」特性は大いに役立ちます。

その効果を正しく把握するためにも、実施したキャンペーンの送信数を母数として、CVRやキャンペーンによって創出された売上金額を把握し効果を検証、次の施策へ活かすことが大切です。

筆者も楽天に出店しているEC事業者と様々な施策を試していた時、楽天スーパーSALE時に、様々なクーポンやキャンペーンを掛け合わせる事で、通常時の売上の10倍ほど、瞬間風速的な売上を作っていたのが、記憶に鮮明に残っています。
 

2. 見込み客とのエンゲージメント率の向上

BtoB、BtoCともに顧客の購買行動は近年大きく変化していると言われており、その要因として急速なインターネットの普及が挙げられます。

従来の購買行動では顧客に必要なものがある場合、企業に問い合わせ、営業が訪問というプロセスが一般的でした。

製品情報を説明し契約に至るというように、主導権は企業側が持つ形で商談は進んでいました。

対してインターネットの普及により、顧客はインターネットを利用して容易に商品やサービスの情報を収集、比較できるようになりました。

購買行動は顧客が営業マンと直接接触するはるか前から始まっており、訪問した時には既に製品・サービス、または業者の選定がなされた後だということが多くなってきています。

そのため、見込み客との中長期的なエンゲージメントを図っていくことが、どの企業にも必要なアクションになります。

メルマガで継続的なコミュニケーションを図ることで、検討の初期段階から自社へのエンゲージメントを他社に先駆けて展開することができます。

ただし、メルマガ登録をいただきメールを送ることに満足していてはいけません。

メルマガの開封率やクリック率、またはバウンス率(ランディングページから何の操作もなく離脱してしまった数)を確認し、サイト離脱の要因を発見・改善することでコンバージョン率を上げることが重要です。
 

3.ロイヤルカスタマーの育成

自社の製品やサービスを購買していただいた顧客も、使い方が分からない、メンテナンスなどの充分なアフターサービスを受けられていないと次第に離れていってしまいます。

それを防ぐためには、顧客限定のクーポンや製品やサービスの使い方ガイドの動画など、顧客が喜ぶ情報を積極的に送ってあげることがロイヤリティの醸成につながります。

その指標を図る方法として、BtoBであればサービスの利用率、BtoCであれば年間購買回数やリピート率などを検証していきましょう。

その結果として、LTV(ライフ タイム バリュー:顧客生涯価値)を向上させ、 ひとりの顧客が自社にどれだけの利益をもたらしていただけたのかを算出します。

メルマガはリーチする相手の情報が事前に分かっているマーケティングチャンネルのため、展開できる施策の幅が広いことが特長です。

そのため、実施するメルマガの1つひとつにしっかりと目的を定め、その成果を測定する指標を設定しておく必要性があります。

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メールマーケティングの形式

メールマーケティングで送信するメールには、文章のみで作成される「テキストメール」と、Webサイトのように画像や動画の挿入や文字の加工ができる「HTMLメール」があります。
 

テキストメール

テキストメールは文章のみで構成されたメールのことです。シンプルな形式なのでデータ量が非常に小さく、送受信に負担が掛からないことが特徴です。
 

HTMLメール

HTMLメールはWebサイトなどを作成する際に使用されるHTML言語で記載されており、文字のフォントだけでなく画像や動画を組み込んだり、レイアウトを自由に変更できるなど、視覚に訴えたデザイン性の高いメールの作成が可能です。

シンプルに作成できる点や受信者のメーラーなどの環境に左右されずに表示される点からテキストメールからメールマーケティングを始める企業もありますが、やはりマーケティングの面から考えると、HTMLメールの自由度の高さは無視できないものです。

まずはこのような「テキストメール」と「HTMLメール」のメリットとデメリットをみていきましょう。

HTMLメール

メールマーケティングを成功させる3要素

では、見込み客に読んでもらえるメールの作成には、何が大切なのでしょうか?

一番大切なのはコンテンツの質を重視することです。

次に常に顧客目線の内容にすること。

そして、顧客がメールを読んだ後にアクションを促せることの3つが重要です。
 

1. コンテンツの質

コンテンツの質はメール配信において最も重要な要素のひとつです。

ここで意識しないといけないのが、コンテンツ毎の伝えたいメッセージを明確にすることです。

  • お役立ち情報の提供によるファンの育成
  • お得情報の提供による購買促進

など、メールを配信する目的をとターゲットを明確にした上で購読者に何をして欲しいのか明確に伝わるようにしましょう。
 

2. 顧客目線

興味もないことの売り込みを受けたい人はいません。

そのためメールの配信では、見込み客にとって付加価値が高い情報を提供していくことが重要です。

企業が伝えたいことを一方的に伝えるのではなく、市場のトレンド情報やノウハウ情報など、製品関連しない内容でも見込み客が受け取って嬉しい情報を届けしましょう。
 

3.アクションを起こさせる

最後に重要なのが、メールを読んでいただいた顧客に次の行動を促すことです。

見込み客の態度変容を促すことができなければ意味がありません。

例えば、見込み客にとって参考となる記事を読んでいただきたい場合は文章の流れを妨げないようにリンクを置いて、自然にクリックできように仕掛けることが重要です。

顧客との接点を持ちたいのなら、セミナーの案内や営業へのコンタクトなど「ここにあなたに役立つ情報がある」ということがハッキリと伝わるようにCTAを配置してください。スマートフォンユーザーが小さい画面でもタップしやすいように調整する必要もあります。

もし、思ったような効果が得られない場合は、文脈がおかしくないか、CTAは分かりにくくなっていないか、常に検証を重ねることが大切です。
 

成果を上げるメールの書き方

この記事をお読みのマーケティング担当者の方は、「文章力がなくて筆が進まない」「すぐネタ切れになってしまう」とお困りではないでしょうか。

ビジネスメールと同様に、メールマーケティングにも基本的な書き方やルールが存在します。

ここではメールのポイントをご紹介するので、是非参考にしてみてください。
 

ターゲットを設定する

メールの作成にしてしまいがちな失敗が、所有するリスト全員に同じ内容のメールを一斉送信してしまうことです。

見込み客の興味・関心や購買検討度も様々です。

漫然とメールを送っただけでは、彼らの琴線には触れられず、無数の企業から届くメールの山から目に止まることもないでしょう。

リストの中でも自社の製品やサービスを購買してくれる可能性のあるターゲット像を明確にし、彼らが興味を持つような情報を配信しなければなりません。

その時に重要になるのが、ターゲットを明確化です。

自社の製品を購買する方は、どんなことに関心を持っているのか、どんなことに困っている人なのか、その人に何を言えば自分ゴト化してもらえるのか。

またメールを読むのはパソコンなのかスマートフォンなのか、開封するのは朝なのか夜なのか、メールを書く前にターゲットの姿を明確にして、ペルソナの課題や興味を深堀りすることが重要です。

その上で、そのターゲットに合わせた内容、文面、配信方法を考えてみてください。

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メルマガのタイトルを考える

数多くのメールが溜まっている受信トレイの中で、瞬時に目を引き開封してもらうにはタイトルのつけ方が極めて重要です。

例えば、こんな例を見てみてください。

例1:「マーケティングオートメーションの事例について」
例2:「成約率15%アップ! 業務効率化も実現! マーケティングオートメーション導入事例」

どちらのメルマガをクリックしたくなるでしょうか。例2ですよね?

ポイントとなるのは、具体的な数値による実績アピール。また「業務効率化」という見込み客が抱えているであろう課題感を言語化することで、見込み客の興味を引くことにつながります。

このようにメールのタイトル次第で、開封率は大きく変わると言っていいでしょう。

BtoCであれば【】や\( ‘ω’)/など、顔文字をいれてみるなどの工夫をしてみても効果があったと経験則から思います。
 

メルマガ全体の構成を考える

わかりやすい文章構成にもこだわりたいところです。

いくら開封してもらったとしても、内容が分かりにくいものであれば途中で読むのを放棄されてしまいます。

メールを構成する代用的な要素とポイントは以下の5つです。
 

ヘッダー

企業ロゴやサービス名を入れることで全体に統一感を出しましょう。デザイン性が高いものやgif画像などを入れるも良いでしょう。
 

タイトル

わかりやすく簡潔に書きましょう。数字やホットワードを入れて関心を得られるように工夫が必要です。
 

リード文

読者への挨拶や本文への誘導文です。メールの目的をここで触れるのも良いでしょう。
 

本文

自社の製品・サービスの特長やキャンペーンなど、簡潔にわかりやすく書くようにしましょう。

見て欲しいコンテンツへのリンクを張る際は、文脈を考慮して不自然にならないようにしましょう。
 

フッター

問い合わせフォームの案内、配信元情報、購読の解約フォームなど、規定された情報や企業情報などを掲載します。
 

配信する日や時間帯を選ぶ

メールの開封率を上げるためには、配信する費や時間帯などのタイミングが重要です。

例えばBtoBでビジネスマンに送るメールを土日に送っても、あまり効果はありません。

休日に会社のメールなど見てくれるはずもなく、月曜に出社した際には他のメールに紛れて開封される可能性は低くなるでしょう。

また時間帯も重要です。

同じくビジネスマンにメルマガを送信するのであれば、8時台や13時前後が有効です。

これは朝の出勤途中で電車の中で見てくれたり、お昼休み前後に見ていただける確率が高まるからです。

BtoCで主婦の方に送る場合、8時や17時ごろに送るのはNGです。

朝は夫や子供たちの送り出しで忙しく、17時台は夕飯の支度などでメールなどを見ている暇はないでしょう。

このように配信する日程や時間がターゲットのライフスタイルと乖離していると、同じ内容のメールを送っても開封率には大きな差が出てしまいます。
 

メールマーケティングの検証ポイント

メールマーケティングの検証ポイントは主に3つあります。

  1. 到達率
    「送信数÷受信率」が到達率です。送信するメールの数を増やしていても、エラーやブロックで届かなかったり、スパムフォルダに分類されていたりすれば意味がありません。エラーになって届かないアドレスは削除して、少しでも到達率を高めましょう。配信エラーが続くとサーバーにブラックリストとして登録され、配信できなくなる可能性もあるので注意してください。
     
  2. 開封率
    メールの開封率と併せて、開封された時間帯も把握しておきましょう。開封率が低い場合は、メールの件名や送信する時間帯を変えるなどの対策が必要です。
     
  3. クリック率
    メール内のURLをクリックしてサイトに訪れてもらえなければ、コンバージョン率のアップは望めません。クリック率が低い場合は、メールの内容だけではなく、リンクの位置も見直してみましょう。
     
  4. コンバージョン率
    コンバージョン率が低い場合は、メールの内容と誘導先コンテンツが合っていない可能性があります。リンクをクリックしたそのままの流れでコンバージョンに結び付くように、メールの本文やリンクの記述を調整しましょう。
     

おすすめのメルマガ配信ツール6選

メルマガでは大量のメールを多くの方に一斉に送信します。

いままで1対1か、多くてもCCで5~10名ぐらいまでしかメールを送ったことが無いという方は、一斉にメールを送る方法に戸惑ってしまうかもしれません。

ExcelやOutlook、Googleスプレッドシートを使用する方法もありますが、少し手間と専門知識が必要です。

基本的にはソフトウェアを導入して自動でメールを配信し、工数を削減する方が懸命です。

送信作業にに時間を費やすよりも、メールの内容や構成を検討することに時間を割きましょう。

ここではおすすめの自動メール配信ツールをご紹介します。料金はリスト数や月間に送付するメール数によって変わってくるので、送付する予定の月間コンテンツ本数と合わせて検討しましょう。
 

1.HubSpot

HubSpot

自動メール配信機能の付いたマーケティングオートメーションツールです。

無料で月間2,000通のEメール送付が可能です。有料版では、ワークフローという機能を用いてユーザーの行動に応じてメールの出し分けが可能です。

冒頭に言及した、見込み客のアクションを把握して、興味に応じたメルマガを配信して開封率・クリック率を上げるには、マーケティングオートメーションとの連携が必須です。

 My Little Helpを介してLINE@とネイティブ連携もできるので、より効果的な見込み客とのコミュニケーションを可能にします。

月額:無料(2000通まで/月)

Marketing Hub Starter | HubSpot(ハブスポット)
 

2.MailChimp

MailChimp

All-In-One Integrated Marketing Platform for Small Business | Mailchimp

無料から使えるメール配信サービスです。

メール編集のしやすさが特徴で、4種類のエディタの中には最初からデザインされたものから、ドラッグ&ドロップで簡単に編集できるものまで用意されています。

レポート機能も充実していています。基本的にはメール配信が主な機能ですが、API でSalesforceや、Highriseなど、CRMサービスと連携ができます。

CRMツール側で特定のリストを作りMailChimpで取り込んでメール配信することも可能です。

月額:Premium/299ドル、Standard/14.99ドル、Essentials/9.99ドル、Free/無料
 

3.配配メール

配配メール

メルマガ配信・一斉メール配信サービス「配配メール」

無料でトライアルできる国内の自動メール配信サービスです。登録したアドレスには、月に何通メールを配信しても追加のご費用がかかりません。IPアドレスの分散により、受信ブロックを回避して、到達率を高めます。

設定したシナリオに沿ってフォローメールを自動的に送信できます。

個々のお客様に合わせたコミュニケーションを行え、URLのクリック数・クリック率・クリック時間の集計ができるのでメール本文内の訴求内容の改善の指標に活用できます。

月額:お問い合わせ
 

4.Blastmail

Blastmail

契約数9年連続No.1のメール配信サービス「ブラストメール」

コスパ重視の人&初めてメルマガを送る人に最適なツールです。

3,000件までのアドレス数なら初期費用1万円+月額3,000円~利用でき、配信数の上限はありません。

低価格ながらHTMLエディターやターゲティング配信機能を標準搭載し、一般的には難しいとされているテキストメールのクリック解析も、URLに解析用のパラメーターを組み込むだけで簡単に行うことができます。

初期費用:10,000円

月額:10,000アドレス/6,000円、30,000アドレス/18,000円、50,000アドレス/30,000円
 

5.WillMail

WillMail

メール配信システムはクラウドアワード連続受賞のWiLLMail

「使いたいときに必要な分だけ使える」メルマガ配信ツールです。

100件のデータベース数を基本に配信者側で課金方式を選ぶことができる上、いつでも契約プランを変更できるので使い方によっては大きなコストメリットがあります。

メールマーケティングに求められるステップメールやターゲティング配信などの機能を網羅しており、ドラッグ&ドロップだけでスマートフォン対応のメルマガを作成することができるなど操作性にも優れています。

ヒートマップ型の効果測定ツールも用意されています。

初期費用:シンプルプラン/20,000円、プレミアムプラン/50,000円

月額:シンプルプラン/月額10,000円〜、プレミアムプラン/月額4,000円〜
 

6.Benchmark Email

Benchmark Email

メール配信・メルマガ配信(月額1800円~) - Benchmark Email

ドラッグ&ドロップだけで誰でも簡単にHTMLメールを作成できます。毎月250通の配信までなら期間無制限の無料プランが魅力的です。

デザインテンプレートも豊富に用意されている一方、コーディングの知識があればオリジナルデザインのメルマガコンテンツをゼロベースから作成できます。

HTMLエディターをはじめ、ターゲティング配信機能、効果測定ツール、かご落ちユーザーに向けた自動配信機能などを標準搭載しています。

月額: 1,000アドレス/月額2,800円〜、60,000アドレス/月額41,000円〜、150,000アドレス/月額95,000円〜

※配信数はアドレス数によって変動
 

自動配信ツールを選ぶときのポイント

基本的にメルマガ配信ソフトは送信量に応じて課金額が上がるのが通常ですが、リストが多い場合はメルマガもセグメントを切っていかなくてはいけません。

また、効果がない相手に送ってコストばかり発生することを避けるためにも、マーケティングオートメーションなどのCRMと連携して、顧客の動向に応じて効果的なメールを送れるツールを選びましょう。
 

メールマーケティングの注意点

メルマガは多くの見込み客に情報を届けられる便利なツールの反面、受信者側によっては迷惑メールと受け取られ敬遠されてしまう可能性があります。

こうしたことを予防するためにも日本には「特定電子メール法」と呼ばれる法律があり、メルマガを送る際は法律違反にならないよう注意しないといけません。
 

特定電子メール法とは

迷惑メールが流行したことを受けて2002年に施行、2008年に改正が行われた法律です。広告など宣伝目的のメールが対象となっており、もちろんメルマガもその規制の範囲内となります。

法人の場合最大で3,000万円以下の罰金が課せられるほどの重要な法律です。迷惑メールと受け取られないために注意しないといけないのは以下の3点になります。

  • 事前に送信の許可を得ること
  • 送信を拒否したユーザーに配信しないこと
  • 定められた事項について正しく明記すること

詳しくは下記のサイトを参照してください。

特定電子メールの送信の適正化等に関する法律のポイント

特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(特定電子メール法) | 消費者庁
 

オプトイン

オプトインとは、事前にメールの送信許可を得ることです。この記事をお読みの方の中でも、「〇〇(企業名)からのメールを受け取る」というチェックボックスに見覚えはないでしょうか?

メルマガで商品を宣伝する際には、登録フォームなどで広告や宣伝を含む特定電子メールを送ることをユーザーに伝え、あらかじめ同意を得ましょう。

事前に同意を得ておけば、「オプトイン=参加する」とみなされ、メルマガが配信できるようになるというわけです。
 

オプトアウト

参加するという同意を得る「オプトイン」に対して、脱退する・退会する意思を認めるのが「オプトアウト」です。

これまでメールを送っていた受信者が送信を拒否した時に、配信者はメルマガ配信をストップしなければなりません。

受信者が配信停止を求めたにも関わらず、メールを送ることは法律違反になりますので注意が必要です。

そのため、配信者はユーザーがメルマガの受信をいつでも拒否できるよう、配信停止URLを見やすい位置・フォントで掲載する義務があります。
 

まとめ

日本のメルマガは、スパムとして見られてもおかしくないほど興味がないメールが送られてくる世界的にみても珍しい国です。

その要因の一つに、冒頭にも言及したようにCRMなどとメルマガ配信システムを連携ししていないことがあります。

もしこの記事をお読みの方がメルマガの開封率やクリック率に思ったような結果を残せていないなら、

他社との差別化を図るのであれば、メルマガ配信システムとCRMを統合させ、顧客体験の向上を目指しましょう。

HubSpotなら、CRMも無料、しかも月間2,000通までメールが無料で配信できるというスモールスタートしやすいサービスになっているので、是非とも使ってみてください。

top_8_email_campaigns_hubspot_litmus

HubSpotではこの他にもマーケティングやセールスに役立つ資料を無料で公開していますので、ぜひこちらからご覧ください。

 

元記事発行日: 2017年6月20日、最終更新日: 2020年7月01日