Twitterでツイートしたり、Instagramでキャプションにハッシュタグを付けたり、Facebookで誰かをイベントに招待したりといったことは、今やありふれた習慣です。(慣れた方なら、この3つを並行してこなすこともあると思います)
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しかし、新しいSNS(ソーシャルネットワークサービスの略。俗に言うソーシャルメディア)や画期的なソフトウェアは毎日のように登場しています。SNSを使い慣れた方でも、「これは一体何だ」と思うような用語や略語に出会うことがあるはずです。
そんなときのために、この記事では、SNSマーケティングに関連する用語とその意味をまとめました。
Twitterで@ツイートと返信の違いがよくわからない、という方から、SNSの知識をブラッシュアップしたい方まで、よく用いあられる用語をAからZまででまとめてみました。ぜひ本SNS用語集をお役立てください。
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SNS用語集
A
1)AddThis - SNSとコンテンツを活用するための多彩なツールを提供しているサービスです。レスポンシブ対応のシェアボタン、カスタマイズを加えたフォローボタン、コンテンツのレコメンド機能のプラグインなど、ウェブサイトのエンゲージメント強化やSNSのフォロワー獲得に役立つさまざまなツールがあります。
2)AMA - 「ask me anything」の略で、「何か質問ある?」という意味です。もともとは、あるsubredditで質問を促すために使われた言葉だったのですが、その後は、ネット上のほかの場所でも見られるようになりました。たとえば、Inbound.orgのこちらのやりとりでも使われています。
3)アルゴリズム - コンピューターで特定の機能を実行できるように構築された、一連の処理手順のことです。SNSに関連する部分で言えば、FacebookやGoogleなどのサイトが使っているアルゴリズムは、コンテンツのプロモーション戦略を立てるうえで重要です。
4)アプリケーション プログラミング インタフェース(API) - アプリケーション同士が連携するためのインタフェースで、文書化されています。APIの例としては、Twitter APIがあります。
5)アバター - ネット上でユーザーを表す画像やユーザー名のことです。フォーラムやソーシャルネットワークで主に使われています。
B
6)Bitly - 無料で使えるURL短縮サービスです。長いURLを短くして、Twitterなどのソーシャルネットワークでシェアしやすくする目的で広く使われています。シェアされたリンクの統計情報を得ることもできます。
7)プロフィール - SNS上での短い自己紹介文のことです。Twitterで見つけたユニークなプロフィールの例をこちらの記事で紹介しています。
8)ブログ - ウェブログ(web log)を略してできた言葉です。個人か企業が主に運営し、特定のテーマに関するコンテンツ、出来事の解説、文章以外のリソース(画像や動画)などを、記事として定期的に掲載しています。
9)Blogger - Googleが提供している無料のブログプラットフォームです。個人や企業がブログを作成して運営できます。通常は、yourblogname.blogspot.comという形のサブドメインでの公開となります。
10)Blog Talk Radio - インターネットラジオ番組を無料で生配信できるサービスです。
11)BoardReader - 無料で使える検索エンジンです。ソーシャルネットワークの主要形態の1つであるオンラインフォーラムの投稿のみを検索対象として、本文やタイトルをキーワード検索できます。
12)ブックマーク - ブックマークとは、本来は書籍に挟むしおりのことですが、インターネットの世界では、重要、面白い、後で読む、などの理由でピックアップしておきたいサイトやコンテンツを記録しておくことを言います。オンラインブックマークサービス(Pocketなど)を使うか、ウェブブラウザー自体の機能を使います。
C
13)Canva - デザイナーの方もそうでない方も簡単に使えるデザインツールです。Twitter、Facebook、Instagramなど、SNSでシェアする画像に最適なサイズのテンプレートが用意されています。
14)チャット - インターネットの世界では、テキストベースのアプリを使って行う1対1のコミュニケーションを主に指します。そのとき使うアプリは、一般にインスタントメッセンジャー(IM)アプリと呼ばれます。
15)サークル - Google+の用語で、ユーザーの友達、同僚、家族、知り合いなどのグループを表します。誰をどのサークルに入れるかは、各ユーザーが自由に選択できます。自分が投稿するコンテンツを特定の人たちとだけ共有したいときには、投稿の共有先として、その人たちが属するサークルを指定します。
16)クリックベイト - センセーショナルな見出しでクリック数を稼ごうとするマーケティングコンテンツや広告コンテンツのことです。「好奇心ギャップ」をフル活用して、その先を読みたいという気持ちをかき立てています。
17)クリックスルー率 - SNSで一般的な指標の1つです。コンテンツのクリック数をインプレッション数で割った値です。そのコンテンツがどの程度クリックされたかを表します。
18)コレクティブインテリジェンス - 多くの個人の共同作業と競争の中から現れる集団的知性です。ソーシャルネットワークの中で、総意による意思決定に見られます。
19)コメント - 返信のことです。ブログ記事やソーシャルネットワークの投稿に対する回答や反応を主に指します。
20)コミュニティーマネージャー - 企業でオンラインコミュニケーションの構築と管理を担い、オンラインコミュニティーの拡大を促していくための職種です。
21)つながり - Facebookで言えば「友達」に相当するLinkedInの用語です。LinkedInのソーシャルネットワークでつながる相手は、必ずしもプライベートでの友人ではありません。面識、接触、会話、商取引など、仕事上のつながりがある人です。LinkedInのつながりは、1次、2次、3次と分類できます。
22)コンバージョン率 - SNSなどで一般的に使う指標の1つです。目的の行動(フォームの入力、SNSのアカウントのフォローなど)を完了した人の割合を表します。
23)Craigslist - 多種多様なモノやサービスをユーザー同士で売買するためのサイトとして人気です。全米の新聞で案内広告(クラシファイド広告)が減る原因になったとされています。
24)クリエイティブコモンズ - 著作権にのっとった形で作品の流通や二次利用を促すための活動をしている非営利組織で、フリーのライセンスやその他の法的枠組みを提供しています。作者が付けたライセンスに従って、ほかの人は、共有、リミックス、商用利用など、作者の意向に沿った自由度でその著作物を利用できます。
25)クラウドソーシング - アウトソーシングに似た言葉ですが、不特定多数の人々に対して、アイデアやコンテンツの提供を委託することを表します。インターネットを介して委託する形が一般的です。
D
26)Delicious - 無料のオンラインブックマークです。ウェブサイトのアドレスをオンライン上に保存しておくことで、複数のデバイスからアクセスできます。ブックマークを公開したり、友達と共有したりもできます。
27)Digg - ユーザーが記事の投稿や投票を行うことができるソーシャルニュースサイトです。多くの票を集めた記事は、サイトのトップページに表示され、大多数のメンバーやそれ以外の訪問者が目にすることになります。
28)ダイレクトメッセージ - DMとも言います。Twitter上でのプライベートなメッセージ交換のことです。相手とは相互フォローしている必要があります。
29)Disqus - サイトにコメントシステムと管理ツールを追加できるサービスです。あらゆるプラットフォームのあらゆるサイトに、コミュニティー管理やSNS連携の機能を追加できます。
E
30)eBook - ウェブサイトなどでダウンロードできるコンテンツのことです。eBookの紙版が提供されていることはほとんどありません(自分で印刷すれば別ですが)。eBookの多くはPDF形式で公開されています。マーケターにとっては、リードジェネレーションのためのコンテンツとしてeBookを使うのが一般的です。フォームを入力してくれた人にのみeBookを進呈するという使い方をします。
31)従業員アドボカシー - 企業の社員が、自らのソーシャルアカウントを通じて、自社とそのコンテンツのリーチを強化することです。
32)推薦 - LinkedInで言うスキルの推薦とは、ユーザーがプロフィールに載せているスキルを、別のLinkedInユーザーに推薦してもらうことです。
33)エンゲージメント率 - SNSで広く使われている指標の1つです。各コンテンツに対するインタラクション(いいね!、シェア、コメントなどの反応)の率を表します
34)Eventbrite - イベントの管理やチケットのサービスを提供するオンライン事業者です。イベント主催者は、無料のイベントであれば、サービスを無料で利用できます。有料のイベントの場合は、チケットの販売枚数に応じた手数料をEventbriteに支払う必要があります。
F
35)Facebook - Mark Zuckerberg氏が2004年に設立したSNSプラットフォームです。世界中の人々が、友達、家族、知り合い、企業などとつながって、現在の出来事や写真など、多彩なコンテンツの投稿、シェア、反応を行うことができます。現在のアクティブユーザー数は約14億9000万人です。
36)ファン - Facebookページにいいね!をした人を表す言葉です。
37)Twitterのいいね - 画面上では小さなハートマークで表されています。このハートをクリックすると、そのツイートを気に入ったことが投稿者に伝わります。
38)フラッシュモブ - 大勢の人が公共の場所で突然集結し、奇想天外なパフォーマンスを少しの間だけ繰り広げて、すぐに散り散りになるというものです。通信、SNS、拡散メールで呼びかけた集まりのみを指すのが一般的です。
39)Flickr - 写真を共有するためのソーシャルネットワークです。ネット上に写真を保存して、プロフィール、グループ、セットなどを通じてほかの利用者と共有できます。
40)フォーラム - 情報交換や議論を行うためのウェブサイトで、掲示板とも言います。アナログ世界の掲示板の現代バージョンで、パソコン通信時代の掲示板が技術的に進化したものです。
41)フォロワー - SNSで、特定のユーザーやアカウントの最新の投稿を受け取るように登録している人です。
42)フォローフライデー(#ff) - Twitterで、フォローするとよいと思うお勧めのユーザー名に、#ffというハッシュタグを付けて、毎週金曜日にツイートするというものです。この流行はもはや下火ではないかという話もあります。
43)友達 - Facebookでつながり合ってフォローしている人を指す言葉です。友達は、自分と近い関係にある人ということになり、自分のFacebookプロフィールを見たり、反応を返したりできます。
G
44)GaggleAMP - 企業のブランド認知度やリーチ拡大のために、社員のソーシャルアカウントを生かすことができるSNS マーケティング プラットフォームです。
45)ジオタグ - ネット上のコンテンツに付加できる位置情報のことです。たとえば、Instagramユーザーが写真の撮影場所を明示する手段として使われています。
46)GIF - Graphics Interchange Formatの略で、画像フォーマットの名称です。SNSでは、小規模のアニメーションや動画に使われています。(FacebookがGIF対応を発表したときの我々の喜びは、こちらの記事にある一連の画像でおわかりいただけます)。
47)Google Chrome - Googleが開発した無料のウェブブラウザーです。同社の検索エンジンやアプリケーションとがっちり統合されています。
48)Googleドキュメント - ウェブベースのオフィスアプリケーションで、ワープロ、プレゼンテーション、表計算などで構成されています。文書の保存も編集もすべてネット上で行い、複数のユーザーが同じ文書に対してリアルタイムで共同作業することもできます。
49)Google+ - Googleのソーシャルネットワークです。友人、家族、同僚らとつながり合って、写真の共有、メッセージの送信、コンテンツへの反応などを行うことができます。FacebookやInstagramで言ういいね!に相当するのは「+1」です。
H
50)ハンドル - Twitterのユーザー名(@username)を表す言葉です。たとえば、HubSpotのTwitterハンドルは@HubSpotです。
51)ヘッダー画像 - Twitterでプロフィールの上部に表示される大きな画像のことです。LinkedInではバナー画像、Facebookではカバー写真と呼ばれます。
52)ハングアウト - Google+のビデオ通話サービスです。最大10人のGoogle+ユーザーが同時にビデオチャットできます。チャットに名前を付けたり、チャット中にYouTube動画を見たり、ビデオ会議をしながらGoogleドキュメントを開いたりといったこともできます。
53)ハッシュタグ - 投稿のカテゴリなどを表す注釈として、さまざまなソーシャルネットワークで使われているタグです。単語やフレーズの前に「#」を付けて、#InboundMarketingのように指定します。情報を分類して、ユーザーが検索しやすくする目的で使われています。
54)HTML - HyperText Markup Languageの略です。ウェブページを記述するための言語で、ウェブ上にあるページの構成要素の記述に使われています。ページの内容と構造を記述するのがHTML、スタイルを記述するのがCSSです。HTMLは長い年月の間に進化し、現在はHTML5の時代に突入しています。
I
55)インプレッション - 広告が表示された回数のことです。マーケターや広告主が広告の露出を把握するときには、インプレッションを指標として使います。
56)インバウンドマーケティング - パーミッションマーケティングの手法を用いたマーケティングスタイルの1つで、潜在顧客に見つけてもらうことを目指します。そして、見込み客から顧客、アドボケートへと転換していきながら、そのプロセスを分析します。インバウンドマーケティングで利用する施策やツールには、SEO、ブログ、SNS、リードジェネレーション、Eメールマーケティング、リードナーチャリング、マーケティングオートメーション、アンケート、パーソナライゼーション、CRMなどがあります。
57)Instagram - 写真共有アプリです。撮影した写真をフィルターで加工し、Instagramのネットワークですぐにシェアできるほか、Facebook、Flickr、Twitter、Foursquareなど、ほかのソーシャルネットワークでもシェアできます。モバイルデバイスからの共有をターゲットにしたアプリで、ユーザー数は3億人を超えています。
58)インスタントメッセージ - 2人以上の人が文字ベースのメッセージを直接交わすリアルタイムのコミュニケーションです。高機能なインスタントメッセンジャーでは、音声通話やビデオ通話など、文字ベースよりも高度なコミュニケーションも行えます。
K
59)Klout - ソーシャルでの影響力を測るための指標です。Facebook、Flickr、YouTubeなど、各種ソーシャルアカウントと連携し、その人の影響力を表すKloutスコアを100点満点で算出できます。点数が高い人ほど、ソーシャルでの影響力が大きいと認識されたことになります。
L
60)いいね! - FacebookやInstagramのユーザーが取ることができるアクションです。投稿へのコメントやシェアまでは行かずとも、投稿への賛同や評価の気持ちを簡単に表明する手段として使えます。
61)リンク構築 - SEOの要素の1つです。ウェブサイト所有者が、検索ランクの上昇を期待して、他サイトからのリンクを獲得するための戦略を確立することを指します。リンク構築ではブログが広く使われています。
62)LinkedIn - ビジネスに軸足を置いたソーシャルネットワークサイトです。世界200以上の国と地域に3億8000万人以上のユーザーがいます。2002年12月に設立され、2003年5月にサービスを開始しました。仕事関係のネットワーク作りに主に利用されています。
63)LinkedInのパブリッシングプラットフォーム - LinkedInのユーザーが、プロフェッショナルとしての自らの関心や専門分野に基づいた論説を投稿できる機能です。以前は、この機能を使えるのはLinkedInインフルエンサーに限定されていましたが、2014年に全ユーザーに開放されました。
64)LinkedIn SlideShare - プレゼンテーションや文書を共有するためのソーシャルネットワークです。プレゼンテーションをお気に入りに登録したり埋め込んだりできるほか、LinkedIn、Twitter、Facebookなど、ほかのソーシャルネットワークで共有できます。
65)リスト - Twitterで、特定のユーザー群のツイートをまとめて扱うための機能です。独自のリストを作成することで、ツイートをチェックしやすくなります。
66)ライブストリーミング - インターネットを使ってリアルタイムでコンテンツを配信することです。MeerkatやPeriscopeなどのアプリの登場に伴って、SNSでこの用語が広まりました。
67)リード オンリー メンバー(ROM) - 英語ではlurkerと言います。掲示板、ニュースグループ、ソーシャルネットワークなどの利用者のうち、自ら投稿したり議論に加わったりすることがほとんどなく、もっぱら他人の投稿を読むだけの人を指します。
M
68)マッシュアップ - 既存の情報提供元から、複数の種類のメディアを取り込んで、新しい成果物を作ることです。個人や企業が、ネット上の複数の提供元を組み合わせて、新しいコンテンツを作成できます。
69)Meerkat - モバイルデバイスから動画のライブストリーミングを行えるアプリです。
70)ミーム - ネット上で広くシェアされるネタ(考え、アイデア、ジョーク、コンセプト)を表します。上か下にテキストが書かれた画像という形式が主ですが、動画やリンクの場合もあります。典型的な例は、「I Can Has Cheezburger?」の猫のミームです。こちらは、ミームばかりを集めたサイトになっています。
71)@ツイート - Twitterで、別のユーザーの「@ユーザー名」をどこかに含めたツイートのことです。コンテンツをそのユーザーと関連付けたり、議論を始めたりするために使います。
N
72)ネイティブ広告 - ネット広告のうち、そのコピーやフォーマットが、掲載先の媒体の通常の記事やコンテンツと同一のものを言います。広告らしさをあまり感じさせずに、通常の情報発信の一環のように溶け込ませることを狙いとしています。
73)ニュースフィード - 最新の投稿や情報が流れてくる場所です。Facebookでは、ユーザーがまず目にするページがニュースフィードで、友達の最新の投稿が表示されます。Twitterでは、ニュースフィードのことをタイムラインと呼んでいます。
74)ニュースジャッキング - 注目を集めているニュースを利用して、セールスやマーケティングの成功率を高める手法のことです。
P
75)Pandora - ユーザーの好みのアーティストや音楽ジャンルに基づいてステーションを構築してくれるソーシャルオンラインラジオです。
76)Periscope - 今いる場所からライブ動画を配信できるソーシャル動画アプリです。ほかのユーザーの動画に反応を返したり、生放送や最近の放送を見たり、ユーザーをフォローして通知を受け取ったりできます。
77)パーマリンク(固定リンク) - ブログやウェブサイトの中で、特定の記事を常に参照するアドレスやURLです。
78)Pinterest - 写真を共有できるソーシャルネットワークです。画像のアップロード、保存、分類などを行うことができます。画像を収集する行為やその画像のことを「ピン」と呼び、画像をまとめておく場所を「ボード」と呼びます。ボードは一般に、食べ物、飲み物、女性ファッション、ガーデニングといったテーマごとに分類します。ユーザーは、「ピン」と「リピン」を通じて、気に入った画像を自分のボードに貼り付けられます。
79)ポッドキャスト - 1話ごとに公開されるデジタルメディアファイル(通常は音声ファイル)で、RSSフィード経由でダウンロードするのが一般的です。
80)Pocket - 後で読みたいと思ったネット上の記事を、リストにまとめておいて管理できるアプリです。オープンなAPIを使って、Twitterなどのソーシャルネットワークをはじめ、500以上のアプリと連携できるようになっています。
81)PPC - Pay Per Clickの略で、ネット広告の課金モデルの1つです。各種のウェブサイトや検索エンジンに表示した広告に対して、訪問者がその広告をクリックしたときに、広告主に料金が発生します。入札方式のPPCでは、入札価格の上限(1クリック当たりいくらまで払う意向があるか)を広告主同士で競り合います。訪問者に広告を提示する段階で、入札価格に応じて、表示する広告が決まります。
Q
82)Quantcast - ウェブサイトのトラフィックやデモグラフィックに関する情報が得られるサービスです。特定のデモグラフィックをターゲットにしたいと考えているネット広告主が主に利用します。
R
83)リアルタイム検索 - ネットに投稿されたコンテンツを瞬時にインデックス化し、検索エンジンの結果に即座に反映する手法です。
84)リアルタイムマーケティング - 起きたばかりの出来事に反応して、タイムリーなマーケティングコンテンツを公開する手法です。2013年のスーパーボウルが停電で中断している最中に、それを踏まえて機転のきいたツイートを行ったOreoの事例などが当てはまります。
85)推薦 - LinkedInの用語です。プロフェッショナルとしての信用度や専門性について、ほかのLinkedInメンバーから受けた推薦の辞を表します。
86)Reddit - ソーシャルニュースサイトです。個別のトピックごとにコミュニティーが細分化されていて、投稿やコメントを行うことができます。
87)返信 - Twitterで、誰かのツイートに対する応答のツイートのことです。ツイートの先頭に、相手のユーザーの「@ユーザー名」を指定すると、返信になります。@ツイートとは違って、送信者と受信者の両方をフォローしているユーザーのタイムラインにのみ表示されます。
88)リターゲティング - 自社のウェブサイトを訪れたことがある人や、コンタクトデータベースに既に入っている人をターゲットにして広告を表示するオンラインマーケティングの手法です。リターゲティングキャンペーンの方法については、こちらの入門記事をぜひお読みください。
89)リツイート - Twitterの用語です。別のユーザーが投稿したツイートを見た人が、自分のフォロワーにそのツイートを紹介することを言います。ボタンを押すだけで、元の投稿者の名前のままで簡単にリツイートできます。
90)RSSフィード - RSSとは、ブログや動画など、頻繁に更新するウェブコンテンツの更新情報を配信するための標準フォーマットの総称です。RSSのフォーマットに従って配信される更新情報をRSSフィードと言います。コンテンツ発行者が配信するRSSフィードを購読することによって、ウェブサイト以外の好みの場所(たとえばFeedlyなどのRSSリーダー)でコンテンツを読むことができます。
91)RSSリーダー - RSSフィードを購読して、複数のウェブサイトの記事を1か所に集約できるツールです。スピーディーで効率的な情報収集に役立ちます。
S
92)SEO - 検索エンジンの検索結果(検索広告以外)からウェブサイトにやって来るトラフィックの量や質を高めるための取り組みです。
93)自撮り - 自分自身を撮影することです。スマートフォンの画面側のカメラを使って撮るのが一般的です。また、自撮り棒(先端にスマートフォンやカメラを付けられる棒)を使う場合もあります。撮影した自撮り写真は、Instagram、Twitter、FacebookなどのSNSに#selfieというハッシュタグを付けて投稿することがよくあります。
94)Skype - テキストチャット、音声通話、ビデオ通話をユーザー同士で行える無料のプログラムです。有料プランを購入すると、Skypeアカウントから電話をかけることもできます。
95)Snapchat - 見られる時間に限りがある、「スナップ」という写真や動画をやりとりできるソーシャルアプリです。所定の時間が過ぎると、受信した人も見られなくなります(Snapchatのサーバーには残っています)。文字や書き込みなどでスナップを加工したり、送る相手を選んだりもできます。
96)Snapchatのストーリー - Snapchatに投稿する一連のスナップを取りまとめて、24時間見られるようにする機能です。作成するストーリーは、Snapchatの全ユーザー向けに公開することも、特定のユーザーのみに公開することもできます。
97)Social Inbox - HubSpotソフトウェアの機能です。コンタクトデータベースと連携し、SNSのモニタリング、投稿、分析を最適化できます。
98)SNSのモニタリング - SNSで自社のブランドや製品が言及されていないかをチェックしたり、反応を返したりすることです。
99)ソーシャルプルーフ - 特定の状況でどのように行動したり考えたりするのが適切かを判断するときに、周囲の人々の動向を頼りにする心理現象のことです。SNSで言えば、コンテンツがシェアされた回数や、ユーザーのフォロワー数は、ソーシャルプルーフの基準になり得ます。大勢がシェアしているコンテンツや、多数のフォロワーがいるユーザーは、きっと素晴らしいに違いない、という考え方です。
100)ソーシャルセリング - SNSを使ったコミュニケーションのパワーを生かして、セールス担当者がプロスペクトと接触し、質問に答えたり、有益なコンテンツを紹介したり、情報をわかりやすく説明したりといった活動を行うセールス手法です。
101)StumbleUpon - 好みに合うウェブコンテンツを見つけたり共有したりできるインテリジェントなブラウジングツールです。無料のブラウザー拡張機能で利用できます。
T
102)タグ - FacebookやInstagramで広く使われている機能です。投稿した写真に写っている人や、投稿文の中で言及した人にタグを付けると、その人のプロフィールへのリンクを作成できます。
103)トレンド - SNSで特に話題になっているトピックやハッシュタグのことで、TwitterやFacebookなどで見られます。各項目がリンクとしてクリックできるようになっていて、自分もその話題について言及できます。あるいは、関連するコンテンツを眺めるためだけにも使えます。
104)トロール(荒らし) - ネット上で、反発を招く行為を繰り返している人々です。主にフォーラム、コメント欄、チャットルームなどに出没し、反応を引き出すことを狙ったコメントを投稿して、コンテンツに関する会話を妨害しようとします。
105)Tumblr - マイクロブログです。文章、画像、動画、音声、リンク、引用文などを投稿できます。ほかのユーザーのブログをフォローしたり、そのコンテンツを自分のブログにリポストしたりもできます。
106)Twitter - リアルタイムのソーシャルネットワークです。フォロワーに向けて、最大140文字の投稿を行うことができます。ほかのユーザーの投稿にいいね!を付けたり、リツイートを行ったり、@ツイートや返信で会話を交わしたりできます。コンテンツのカテゴリを示すハッシュタグもあります。
107)Tweepi - フォロワーの管理が簡単になるSNS管理ツールです。条件に合致するユーザーを一括フォロー/アンフォローする目的で主に使われています。
108)TweetDeck - Twitterクライアントの1つです。設定可能なカラムを使って、複数のTwitterアカウントを管理できます。Twitter APIを使って連携していて、ツイートの投稿と表示の両方が可能です。
109)Twitterverse - Twitterに参加しているユーザー全体のコミュニティーを表す通称で、Twittersphereとも言います。
U
110)ユーザー生成コンテンツ(UGC) - ブログ、動画、写真、引用文など、一般ユーザーが作成したコンテンツのことです。この種のコンテンツをオーディエンスから集めて、マーケティングのキャンペーンや活動に生かす取り組みは、広く行われています。
V
111)Vine - 2012年の創設で、6秒という短い動画を作成して共有できるサービスです。作成した動画は、TwitterやFacebookなど、ほかのSNSでも簡単に共有できます。VineのサービスはTwitterに買収されてしまいTwitterの一部機能となりました。
112)バイラル - YouTube動画、ブログ記事、写真など、特定のコンテンツが広く拡散して大きな注目を集める現象です。口コミが大きな土台となり、特定のコンテンツがネット全体で何度もシェアされることで広がっていきます。
113)動画ブログ(vlog) - 動画を使って情報の提供や解説などを行うコンテンツです。YouTubeなどの動画共有サービスで広く見られます。
W
114)ウェブセミナー - インターネットで個人や企業が配信するセミナーやプレゼンテーションです。多くの場合、申し込みフォームに入力した人だけが、音声、動画、スライドなどにアクセスできるという形式を取ります。マーケティングでは、特定のトピックについての知識伝達や情報提供を目的としてウェブセミナーを実施します。その際、そのウェブセミナー専用のハッシュタグを使って、SNSでコメントや質問を同時に受け付けることも一般的です。
Y
115)Yammer - 企業向けの社内ソーシャルネットワークです。「企業版Facebook」と表現されることもよくあります。社内コミュニケーションのために使うことを想定しています。
Z
116)Zapier - 複数のアプリやサービスを連携してタスクを自動化できるサービスです。アプリやサービスを結び付けることをZapと呼び、トリガとアクションを組み合わせて処理を自動化します。たとえば、TwitterとEvernoteを連携して、Twitterでいいね!したツイートをEvernoteのノートに自動で保存したり、FacebookとTwitterを連携して、Facebookページへの投稿についてTwitterで自動でツイートしたりできます。
編集メモ:この記事は、2015年8月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。Carly Stecによる元の記事はこちらからご覧いただけます。