CRMの導入でLTVが向上する4つの仕組みと成功事例3つ

ダウンロード: 9社の導入事例付き初心者向けCRM導入無料ガイド
水落 絵理香(みずおち えりか)
水落 絵理香(みずおち えりか)

最終更新日:

公開日:

「「スタートアップ企業に最適なCRMって何?」
「企業規模が大きくなってきて、CRM導入が必要になった、どれを選ぶべき?」

CRMの導入でLTVが向上する4つの仕組みと成功事例3つ

【9社の導入事例付き】初心者向けCRM導入ガイド

HubSpotが提供するお役立ち資料が無料で今すぐダウンロードいただけます。

  • ウェビナー動画と資料
  • CRMを利用する意義
  • ExcelからCRMへの顧客情報の移行
  • CRMの導入時に考慮すべきポイント

    今すぐダウンロードする

    全てのフィールドが必須です。

    ダウンロードの準備ができました

    下記のボタンよりダウンロードいただけます。

    事業の成長が最近ゆるやかになってきた、これからもっと事業規模を拡大するにはビジネス全体の業務効率改善が必要だと感じ始めていませんか。

    急成長を遂げているスタートアップ企業が、さらなる成長を目指すためには業務効率を見直すタイミングで活躍してくれるのが、顧客情報を一元管理できる便利なツール「CMR(顧客関係管理)」です。

    そこで、世界中で導入実績のあるHubSpotのスタッフが、スタートアップ企業におすすめなCRMを6つ厳選しました。

    スタートアップ企業におすすめなCRMを6つ厳選

    ※表示価格は、それぞれのCRMの料金ページに記載されているプランの価格と、1ユーザーあたりの追加料金を参考に単純計算したもの
    ※表示価格は、すべて2024年12月段階の税込価格
    ※HubSpotに関しては、1ユーザーの場合は無料プランとして表記

    なお、今回の選定にあたり設けた基準は以下の3つです。

    スタートアップ企業に最適なCRMを選ぶための基準3つ

    • 自社のニーズにあった機能を搭載しているか
    • さまざまな外部サービスと連携可能か
    • スモールスタートできる料金プランがあるか

    成長フェーズや事業規模などで選ぶべきCRMは変わってきます。

    導入時に深く考えずにCRMを決めてしまうと、以下のように失敗してしまうケースも少なくありません。

    • CRM導入前と業務効率や成果が何も変わらない
    • CRMを導入したが、使いこなせていないのに月額費用だけ払い続けいる

    今まさに成長フェーズにいるからこそ、今後の事業規模拡大も見据えてしっかりと導入するCRMを吟味できるようにしておくべきです。

    この記事を参考に、どのCRMが自社にとって最適なものになるのかを一緒に考えていきましょう。

    今すぐ厳選CRM6選について知りたい方は、以下のリンクからすぐにご確認ください。

    スタートアップ企業におすすめ厳選CRM6選をみる
    ぜひ、読み進めてください。

    1. スタートアップ企業に最適なCRMを選ぶための基準3つ

    すべての企業にとって、ビジネス全体の業務効率を底上げしてくれるCRMですが、とくにスタートアップ企業にとっては欠かせません。

    スタートアップ企業にとって、最適なCRMを選ぶために参考にしていただきたい基準は、主に以下の3つです。

    スタートアップ企業に最適なCRMを選ぶための基準3つ

    • 自社のニーズにあった機能を搭載しているか
    • さまざまな外部サービスと連携可能か
    • スモールスタートできる料金プランがあるか

    「企業規模は拡大してきたと感じるけれど、最近成長がゆるやかになってきた気がする」このような悩みを抱えていないでしょうか。

    とくにスタートアップ企業は、企業初期こそ急激に成長していることを実感できますが、どこかのタイミングで業務効率改善が求められます。

    • 成長する事業速度に、社内の人材が対応しきれていない
    • 限られた人数で、すべての業務をカバーしようとしてしまう
    • 事務業務に時間を割くと、本来の業務である、営業や制作業の時間が確保できない

    このように、業務効率が落ちていることで成長がゆるやかになっている場合が多く、ビジネス全体の業務効率改善の目的で「CRM」が注目されているのです。

    せっかくCRMを導入するのであれば、スタートアップ企業特有の課題を根本から解決してくれるCRMを選びたいですよね。

    さまざまなCRMを比較して、自社に最適なものを選べるようになるために、3つの判断基準をお伝えしていきます。
     

    1-1. 自社のニーズにあった機能を搭載しているか

    近年、豊富な機能が搭載されているCRMが増えていますが、多機能だけを理由にCRMを選ぶのではなく「自社のニーズにあった機能を搭載しているのか」かが何よりも重要になります。

    なぜなら、自社にとっての理想の業務効率を実現するためには、最適な機能を使いこなす必要があるからです。

    CRMの代表的な機能を簡単に紹介すると、主に以下のようなイメージになります。

    CRMツールの一般的機能

    CRMの基本機能
    ※どのCRMにも搭載されている

    顧客情報管理機能:あらゆる顧客情報を一元管理する

    CRMの特化機能
    ※サービスによって搭載されているかどうか変わる

    メール配信機能:CRM上から顧客に直接メールが送れる
    問い合わせ管理機能:顧客からの問い合わせを管理・対応できる
    営業進捗管理機能:取引履歴や商談状況など営業情報を管理できる
    ファイル共有機能:ファイルやデータを関係部署間で手軽に共有する
    分析機能:顧客データをもとに購買・消費などを分析する
    外部ツール連携:チャットツールや会議ツールなどと連携できる
    スマホアプリ:スマホアプリでCRM管理できる
    SFA機能:営業活動を支援するさまざまな機能を活用できる
    MA機能:見込み客獲得のためのマーケティング機能を活用できる
    その他:各業界に特化した機能を利用できる

    ※上記はあくまでも一例であり、CRMによっては基本機能の幅が広いものもあります。

    豊富な機能を兼ね備えたCRMが増えているからこそ、より自社のニーズを満たしてくれる機能を搭載しているのかを判断基準にしましょう。

    たとえば、企業のニーズも下記のように違います。

    • すでに蓄積されている大量の顧客情報を管理できる、シンプルなCRMを探している
    • 営業活動をスムーズに行うために、営業支援機能が強いCRMを探している
    • すでに利用している基幹システムと、柔軟に連携できるCRMを探している

    もちろんなかには、今はどのような機能が必要なのか検討もつかないという方もいるかと思います。

    そのような場合は、選べる機能の種類が多いCRMを選ぶことで、企業の成長フェーズごとに発生するニーズに合わせた機能拡張もできるでしょう。
     

    1-2. さまざまな外部サービスと連携可能か

    スタートアップ企業がCRMを選ぶ際には、どのような外部サービス(システム)と連携しているのかを基準に判断するべきです。

    CRMにも豊富な機能が搭載されていますが、どうしても搭載機能だけではまかなえない機能もあるかと思います。

    とくに、業務上で以下のようなツールをすでに使っている場合は、CRMと連携できるのかを必ずチェックしましょう。

    • チャットツール
    • Web会議ツール
    • グループツール(Google やMicrosoftなど)
    • ECサイト
    • 基幹システム(経理や会計など)
    • 音声録音システムや音声認識システム
    • 予約管理システム
    • その他、他社のプラットフォームやシステムなど

    上記のような外部ツールとスムーズに連携できるCRMを選ぶことで、データ移行の工数削減や業務効率の改善につながるでしょう。

    たとえば、基幹システムと連携できるかどうかによって、以下のように業務工数が変わってきます。

    連携できる場合

    ・CRMへの顧客情報と、外部情報を紐づけられる
    ・CRMだけで発注状況や入金情報など、すべての情報にアクセスできる

    連携できない場合

    ・基幹システムの情報を手入力する手間がかかる
    ・必要に応じてCRMと基幹システムを、同時に開いて作業が必要になる

    とくに、すでに外部ツールを社内に導入している場合は、そのツールと新たに導入するCRMを使い分けていく必要があります。

    外部ツールとCRMが連携できない場合は、その都度データをそれぞれのシステムに再入力する手間がかかってしまうでしょう。

    しかし、CRMと外部ツールの連携ができるものを選べば、データ入力や検索の手間を省くことができます。

    顧客情報の管理だけではなく、ビジネス全体をとおしてCRMを有効活用するのであれば、さまざまな外部ツールと連携しているCRMを選べるようにしておきましょう。
     

    1-3. スモールスタートできる段階的な料金プランがあるか

    スタートアップ企業のCRM導入において、スモールスタートしつつ段階的に選べる料金プランも重要な判断基準になります。

    とくに、これからさらに事業規模を拡大していくスタートアップ企業だからこそ、毎月の運用料金についてもしっかり考えなければいけません。

    CRM運用にかかってくる費用について考える場合、以下の要素について比較検討できるようにしておきましょう。

    • 月額固定費用
    • ユーザーやライセンス追加費用
    • データ超過料金 など

    多くのCRMが従量課金制を導入しており、利用人数・ライセンス数・データ量などの制限が設けられています。

    そのため、導入時の利用人数・ライセンス数によって月額固定費用は変動すると、考えておきましょう。

    たとえば代表的なCRMの月額費用を比較してみると、以下のように違います。

    代表的なCRMの月額費用を比較

    ※表示価格は、それぞれのCRMの料金ページに記載されているプランの価格と、1ユーザーあたりの追加料金を参考に単純計算したもの
    ※表示価格は、すべて2024年12月段階の税込価格
    ※HubSpot CRMに関しては、1ユーザーの場合は無料プランとして表記

    とくにスタートアップ企業は、急激な成長フェーズにいるためCRM導入後も利用部署や利用人数が増えることが予想されます。

    まずは無料プランもしくは、スモールスタートできる料金プランでCRMを導入し、利用者増加にあわせて柔軟に料金プランを変えられるものを選ぶのがおすすめです。
     

    2.スタートアップ企業におすすめ!厳選CRM6選

    先ほどお伝えした判断基準を参考に、スタートアップ企業におすすめするCRMは以下のとおりです。

     

    主な機能

    外部サービス連携

    料金プラン

    HubSpot

    顧客管理
    営業支援(SFA)
    マーケティング支援(MA)
    コンテンツ作成
    カスタマーサービス


    1,700種類以上のツールと連携


    無料〜2,640円
    ※1ユーザーあたり

    Sales Cloud

    顧客管理
    営業支援


    メール・チャットツール


    3,300円〜66,000円
    ※1ユーザーあたり

    Zoho CRM

    顧客管理
    営業支援
    マーケティング支援


    300種類以上のツールと連携


    無料〜8,580円
    ※1ユーザーあたり

    eセールスマネージャーRemix

    顧客管理
    営業支援


    基幹システムとExcel


    3,300円〜12,100円
    ※1ユーザーあたり

    GENIEE SFA/CRM

    顧客管理
    営業支援


    8種類以上のツールと連携


    38,280円〜107,800円
    ※複数ユーザー上限あり

    Mazrica Sales

    顧客管理
    営業支援
    マーケティング支援


    22種類以上のツールと連携


    30,250円〜363,000円
    ※複数ユーザー上限あり
    ※スタートアップ支援あり

    ※価格はすべて税込です。(2024年12月現在の価格)
    ※料金は、各CRMのウェブサイトを参考にしており、1ユーザーあたりの料金プランと複数ユーザーあたりの料金プランが混在しています。詳しくは、それぞれの詳細ページをご覧ください。

    記事冒頭でもお伝えしたように、国内の企業が導入できるCRMにはさまざまな種類があります。

    機能別や業界別で考えていくと、それぞれを比較するのにも時間がかかってしまうかもしれません。

    ここでは先ほどお伝えした3つの判断基準をもとに、世界中で導入されているCRMを提供するHubSpotが厳選したCRM6選をご紹介していきます。

    それでは、早速見ていきましょう。
     

    3.【スタートアップ企業におすすめのCRM1】HubSpot

    HubSpot CRM出典:HubSpot

    「HubSpot」は、最初はコストをかけずにCRM導入を試しつつ、ひとつのプラットフォーム上でビジネス全体をサポートできる機能を使ってみたい企業に向いています。

    CRMはビジネスの成長を多方面からサポートしてくれる機能を搭載しているので、使いやすさに定評のあるCRMです。

    無料プランでもCRMを利用できるHubSpotは、CRM導入が初めての企業にとっても導入ハードルが低く、挑戦しやすいといえます。

    HubSpotをスタートアップ企業におすすめする理由は、主に以下の3つです。

    • 顧客管理だけでなく、他部署でも活用できる機能が多数搭載されている
    • 無料プランのままでも、顧客上限1,000件と豊富な機能を利用できる
    • 1,700種類以上の外部ツールと連携で、自社に最適なCRMを実現できる

    CRMの基本機能である顧客情報管理に加えて、営業/マーケティング/コンテンツ制作/カスタマーサービスなど、複数部署で利用できる機能も兼ね備えています。

    具体的には、以下のようにさまざまな活用が可能です。

    顧客情報管理

    あらゆる顧客情報を収集・蓄積・管理できる

    営業支援

    営業で成果を出すために、取引・商談情報の管理や、タスク設定ができる

    マーケティング支援

    蓄積されたデータから分析し、最適なマーケティングを行える

    コンテンツ制作

    ランディングページやお問い合わせフォームの作成ができる

    カスタマーサービス

    顧客ごとの問合せ履歴や対応状況の共有ができる

    無料プランの範囲内でも、上記を含むビジネス全体の業務をサポートしてくれる豊富な機能を利用できるのも大きなメリットです。

    また、1,700種類以上の外部ツールと簡単に連携できるので、より自社に最適なCRMに近づけられるでしょう。

    HubSpotの主な特徴は、以下のとおりです。

    製品名

    HubSpot

    導入形態

    クラウド型

    料金

    【初期費用】無料
    【月額費用】無料ツール:無料(2ユーザーまで)
          Starter Customer Platform:月2,640円

    ※1ユーザー(シート)ごとの利用料金
    ※年間契約の場合は、月間契約より約25%OFF
    ※無料ツールには、利用可能な機能や登録可能顧客数に上限あり

    無料トライアル

    なし
    ※いつでも無料で利用可能で、期間制限なし

    主要機能

    ・顧客情報管理(上限1,000件)
    ・営業活動や行動履歴の管理
    ・顧客のWebサイト訪問履歴
    ・取引や商談情報や進捗管理
    ・カスタマーサポート機能
    ・ミーティング設定サポート機能
    ・見積書や請求書作成
    ・製品ライブラリー機能
    ・広告管理
    ・チャットボット
    ・ブログ機能
    ・スマホアプリ

    外部システム連携

    ・Gmail、Outlook、Microsoft Exchange(メール)
    ・Facebook Messenger
    ・Slack

    追加機能
    (有料)

    ・Marketing Hub(マーケティング)
    ・Sales Hub(顧客獲得、成約アップ)
    ・Service Hub(カスタマーサポート)
    ・Content Hub(コンテンツ作成)
    ・Operations Hub(業務自動化)
    ・Commerce Hub(決済)
    ・カスタムSSLや専用IP(セキュリティ強化)
    ・上限数の引き上げ

    ※価格はすべて税込です。(2024年12月現在の価格)

    HubSpotのCRMは、初期費用だけでなく月額費用にも無料プランが用意されています。

    無料プランで利用できる人数は、2ユーザーまでと限定されていますが、有料プランにした場合でも月額2,640円と圧倒的にコストパフォーマンスが良いのです。

    実際に、HubSpotのCRMを導入したことでビジネスに良い影響があった事例をご紹介します。

    【導入事例】

    CRM導入前の課題
    ビジネスが軌道に乗ってきて、問い合わせ数は増加したが、各事業部での対応に時間・工数に時間がかかってしまい利益につながってない。

    CRM導入後の成果
    顧客情報の可視化により、施策を練りやすくなった。また、同じ人数で対応していても、3倍の量の問い合わせにもスムーズに対応できるようになり成約率が上がった。

    参考:HubSpot導入事例「ポジウィル株式会社」

    すぐにでもHubSpotのCRMツールを試してみたい方は、以下のボタンより無料で利用スタートできるので、ぜひお試しください。

     

    HubSpot CRMを 無料で試してみる→

     

    4. 【スタートアップ企業におすすめのCRM2】Sales Cloud

    Sales Cloud出典:Sales Cloud

    「Sales Cloud」は、少人数でビジネスを回しているスタートアップ企業の初めてのCRMとして向いているCRMです。

    顧客情報管理に加えて営業支援機能を兼ね備えており、営業部門でも有効活用できます。

    顧客情報管理の見直しだけでなく、営業部門の業務を改善したいと考えている企業にとって、営業支援に強いSales Cloudが業務効率を底上げしてくれるでしょう。

    Sales Cloudをスタートアップ企業におすすめする主な理由は、以下の3つです。

    • 営業支援に特化した機能を、追加料金なしで利用できる
    • 5種類の料金プランがあり、1ユーザーごとの料金なので明瞭会計である
    • 追加料金を払えば、別分野をカバーできるプラットフォームと連携できる

    一般的なCRMでは、営業支援に特化した機能の利用には追加料金が必要になる場合がほとんどです。

    しかしSales Cloudには、基本機能に営業支援機能が組み込まれています。

    CRMに蓄積された顧客情報を最大限に活用しすることで、営業活動を効果的におこなえるようになるでしょう。

    また、料金プランも5種類用意されており、1ユーザーごとの金額が明確にわかるので「◯人増えたら、どうしよう?」と悩む必要もありません。

    企業規模がさらに拡大した時に、営業支援だけでなくマーケティング支援なども考えていきたいという場合でも、ご安心ください。

    追加料金で、同社の別プラットフォームと連携し、ビジネス全体のサポートもおこなえます。

    Sales Cloudの主な特徴は、以下のとおりです。

    製品名

    Sales Cloud

    運用形態

    クラウド型

    料金

    【初期費用】無料
    【月額費用】Starter:3,300円
          Professional:10,560円
          Enterprise:21,780円
          Unlimited:43,560円
          Einstein 1 Sales:66,000円

    ※1ユーザーごとの利用料金
    ※プランによって利用できる機能に制限あり

    無料トライアル

    30日間

    主要機能

    ・顧客情報管理
    ・見込み客の管理
    ・営業活動や行動履歴の管理
    ・取引や商談情報の管理、進捗状況履歴
    ・売上予測管理
    ・レポート作成
    ・見積書の作成
    ・決済機能
    ・スマホアプリ

    外部システム連携

    ・メールクライアント
    ・Slack

    追加機能
    (有料)

    ・Sales Engagement:販売業務の強化
    ・セールス向けAI
    ・セールス向けアナリティクス

    ※価格はすべて税込です。(2024年12月現在の価格)

    営業支援に強いSales Cloudですが、外部ツール連携や自社の別ツールと組み合わせない限り、マーケティングやカスタマーサービスをサポートできる機能は利用できません。

    また、料金プランが1ユーザーごとの利用料金になっているため、利用人数が増えるほど月額費用が高くなってしまうと覚えておきましょう。

    実際に、Sales Cloudの導入でビジネスに良い影響があった事例をみてみましょう。

    【導入事例】

    CRM導入前の課題
    事業全体が急成長を続け、年間収益も目標値に達している。このタイミングで、事業の土台を育てたいので業務の見直しを検討していた。

    CRM導入後の成果
    CRM導入後は、営業支援機能や外部ツール連携を駆使したことで、生産性の向上を実現でき、戦略立案や力強い意思決定ができるようになった。

    参考:Salesforce 導入事例 「株式会社SmartHR」

    残念ながら、Sales Cloudには無料プランは用意されていません。
    しかし無料トライアルで、実際の使い勝手を試すことができるので、ぜひ以下のリンクからご利用ください。

    今すぐ詳細を見る→
     

    5. 【スタートアップ企業におすすめのCRM3】Zoho CRM

    Zoho CRM出典:Zoho CRM

    「Zoho CRM」は、リーズナブルな価格で、CRMと営業支援・マーケティング支援どちらの機能も利用したいと考える企業に向いているCRMです。

    ビジネス全体の業務をサポートできる機能が搭載されており、ひとつのCRMを導入するだけで企業全体の業務効率改善が期待できます。

    Zoho CRMをスタートアップ企業におすすめする理由は、主に以下の3つです。

    • 追加料金なしで顧客情報管理に加えて、営業支援とマーケティング支援機能を利用できる
    • 少人数利用から、大容量を大人数利用まで、料金プランの選択肢が多い
    • 初期段階から、300種類以上の外部ツールと連携されている

    Zoho CRMでは、急速に変化を続ける市場にあわせて、企業が成長していくために柔軟に拡張できるCRMを提供しています。

    CRMの特化機能でもある、営業支援やマーケティング支援機能だけではなく、ZoomやSlackなど300種類以上の外部ツールとの連携も可能です。

    Zoho CRMの代表的な特徴は、以下のとおりです。

    製品名

    Zoho CRM

    運用形態

    クラウド型

    料金

    【初期費用】無料
    【月額費用】無料版:無料(3ユーザーまで)
          スタンダード:2,640円
          プロフェッショナル:4,620円
          エンタープライズ:6,600円
          アルティメット:8,580円

    ※年間契約の場合は、月間契約より約34%OFF
    ※無料プランは、機能やデータ容量に制限あり
    ※1ユーザーごとの利用料金

    無料トライアル

    15日間

    主要機能

    ・見込み客の管理
    ・取引先管理
    ・連絡先管理
    ・進捗状況管理
    ・やり取り履歴管理
    ・見積書や請求書作成
    ・SFA機能
    ・MA機能

    外部システム連携

    ・TeamViewerやZoom
    ・SNS各種
    ・自社の別システムとの連携可能

    追加機能
    (有料)

    なし

    ※価格はすべて税込です。(2024年12月現在の価格)

    このように多機能にも関わらず、1ユーザー2,640円で利用できるため、コストパフォーマンスの良さにも定評があります。

    企業の成長フェーズにあわせて、利用データ量の多さ/カスタマイズの柔軟性/高度な分析/セキュリティの高さなどにあわせた料金プランも用意されています。

    今よりも企業が成長してきた時に、より上のプランへとアップグレードすることで、成長フェーズにあわせたCRMを活用できるでしょう。

    実際に、Zoho CRMを導入している企業の事例をご紹介します。

    【導入事例】

    CRM導入前の課題
    業務効率をあげるために、自社開発でCRM導入をしたが、想定以上にコストもかかり運用が難しかった。CRM運用・管理に時間がかかり、本業である営業活動やマーケティングに割く時間が減ってしまっていた。

    CRM導入後の成果
    Zoho CRMの導入で、運用コストと手間を削減でき、本業に集中できた。多種多様なサービスと連携させたことで、マーケティング体制が強化され集客を実現できた。

    参考:Zoho CRM導入事例「LRM株式会社」

    Zoho CRMでは、15日間の無料トライアルを利用できます。
    無料トライアル期間は、利用ユーザー数や利用できる機能に制限こそありますが、実際に使い勝手を確認可能です。

    まずは、CRMがどのような使い勝手なのか気軽に確認できるので、気になる方は以下のリンクより無料トライアルをお試しください。

    今すぐ詳細を見る→
     

    6. 【スタートアップ企業におすすめのCRM4】eセールスマネージャーRemix

    eセールスマネージャーRemix出典:eセールスマネージャーRemix

    「eセールスマネージャーRemix」は、今よりも営業活動に力を入れるためにCRM導入を考えている企業や、訪問営業など「足で稼ぐ」ビジネススタイルの企業などに、おすすめのCRMです。

    CRMという概念やツールは、アメリカで発祥して広がったものなので、現在国内で利用できるCRMの多くが海外ベースとなり、プラットフォームが開発されています。

    そのため、一概にすべての国内企業のニーズにピンポイントで応えられているというわけではありません。

    しかし国産CRMであるeセールスマネージャーRemixは、日本のビジネススタイルにあったCRM導入を実現してくれます。

    • 名刺交換ツールや日報管理、地図機能など「足で稼ぐ」営業手法に便利な機能をつかえる
    • CRM利用者の権限別で選べる料金プランで、運用コストを抑えられる
    • 既存の基幹システムやExcelとの連携で、作業効率の向上が期待できる

    eセールスマネージャーRemixの大きな強みは、顧客情報管理を土台として営業支援ができる点です。

    近年では便利なツールを使いながら、会社内にいながら営業活動が完結するビジネススタイルも増えています。

    しかし国内企業においては、直接取引先に出向く営業スタイルや、名刺交換会の活用など、対面でおこなうビジネススタイルも残っているのです。

    そのため、すべてをオンラインやパソコン上だけで完結するのではなく、国内企業のビジネススタイルにあった機能も欠かせません。

    eセールスマネージャーRemixの、主な特徴は以下のとおりです。

    製品名

    eセールスマネージャーRemix

    運用形態

    クラウド型/ オンプレミス型

    料金

    【初期費用】無料
    【月額費用】スタンダード:12,100円
          ナレッジシェア:6,600円(閲覧のみ)
          スケジュールシェア:3,300円(グループウェアのみ)

    ※1ユーザーあたりの料金
    ※クラウド型の場合の料金

    無料トライアル

    30日間

    主要機能

    ・顧客情報管理
    ・商談管理
    ・スケジュールやTODO管理
    ・社内チャットツール、SNSツール
    ・案件管理
    ・日報管理
    ・名刺交換ツール
    ・SFA機能
    ・スマホアプリ

    外部システム連携

    ・基幹システム連携
    ・Excel連携

    追加機能
    (有料)

    ・マップライセンス
    ・名刺デジタル化
    ・AIコンシェルジュ
    ・アナリティクス(分析)

    ※価格はすべて税込です。(2024年12月現在の価格)

    eセールスマネージャーRemixの主な料金プランは、スタンダードプランのみですが、利用者の権限次第で運用コストを抑えることができます。

    「部署内でもCRMに情報入力する担当者を制限する」や「他のメンバーは情報の閲覧のみを可能にする」などのように利用権限を割り振ることで、運用コスト削減につながるでしょう。

    実際に、CRM導入で成果を感じている企業の実例をみてみましょう。

    【導入事例】

    CRM導入前の課題
    社員数25名と小規模にも関わらず、事業が拡大してきた。しかし、営業社員の能力のバラつきを感じ、さらに深夜労働や時間外労働が増えていることに課題を感じていた。

    CRM導入後の成果
    CRMの導入で、顧客情報の一元管理と営業活動の見える化を実現したことで、今まで「売れない営業」だった社員も「売れる営業」にかわり、売上高2倍・営業利益5倍を達成した。

    参考:eセールスマネージャーRemix導入事例「ミカド電装商事株式会社」

    eセールスマネージャーでは、30日間の無料トライアルを利用できます。

    無料トライアル期間のなかでも、比較的長期間お試しができるので「本当に自社にとって必要な機能があるのか?使い勝手はいいのか?」などを確認できるでしょう。

    今すぐ詳細を見る→
     

    7. 【スタートアップ企業におすすめのCRM5】GENIEE SFA/CRM

    GENIEE SFA/CRM出典:GENIEE SFA/CRM

    「GENIEE SFA/CRM」は、顧客管理機能に加えて営業支援機能も活用してみたいけれど、海外のCRMを導入することに不安を感じる企業におすすめの国産CRMです。

    先ほどご紹介したeセールスマネージャーと比較されることも多いのですが、社員の半数近くがエンジニアであるGENIEE SFA/CRMの方が、より特化した機能を搭載しているといえます。

    スタートアップ企業におすすめする理由は、主に以下のとおりです。

    • AI機能搭載で、CRM運用における作業時間と効率を大幅に改善できる
    • 営業活動に欠かせない8種類以上の外部ツールと連携可能
    • 自社の状況にあわせて、CRM運用が定着するように丁寧にサポートしてくれる

    GENIEE SFA/CRMを導入することで、蓄積された顧客情報をもとに、音声データの文字起こし/レコードの自動作成/受注予測/アクションレコメンドなどの、高度なAI機能を活用した営業活動を行えます。

    人間がおこなおうとすると何時間もかかってしまうような作業ですが、AI機能を活用することで即座に成果物に辿り着けるのです。

    また「なかなかCRM運用が、社内に定着しない」と悩んでしまわないように、導入後の定着サポートも丁寧です。

    GENIEE SFA/CRMの主な特徴には、以下のようなものがあります。

    製品名

    GENIEE SFA/CRM

    運用形態

    クラウド型

    料金

    【初期費用】要問い合わせ
    【月額費用】スタンダード:38,280円
          プロ:60,280円
          エンタープライズ:107,800円

    ※月額費用は最低10ユーザー分から、1ユーザー追加ごとに増額

    無料トライアル

    14日間

    主要機能

    ・顧客情報管理
    ・活動履歴や進捗管理の分析
    ・商談管理
    ・名刺管理機能
    ・タスク管理機能
    ・スマホアプリ

    外部システム連携

    ・Zoom
    ・SlackやChatwork(チャット)
    ・Google グループウェア
    ・メールクライアント

    追加機能
    (有料)

    ・メール配信機能
    ・AIアシスタント機能

    ※価格はすべて税込です。(2024年12月現在の価格)

    上記の料金プランをみると「月額費用が他社より高すぎる」と感じてしまう方も知るかと思います。

    しかし、月額費用での利用上限が最低10ユーザーとなっているため、スタンダードプランの場合は実質1ユーザーにあたり3,828円で利用可能です。

    一人あたりの金額で考えると、コストパフォーマンスの良いCRMのひとつと言えるでしょう。

    実際に、CRMを導入した企業の実例をご紹介します。

    【導入事例】

    CRM導入前の課題
    顧客管理ソフトを利用していたが、単なる連絡帳としてしか機能していなかった。営業拠点の増加がきっかけで、業務効率の改善を目的に、よりシームレスで見える化された情報共有が求められた。

    CRM導入後の成果
    複数拠点でもスムーズに情報共有ができ、なおかつSFA機能を活用することで拠点別の顧客や売上を一元管理でき、両拠点での営業活動改善ができた。

    参考:GENIEE SFA/CRM導入事例「株式会社プットアップ・スタイル」

    GENIEE SFA/CRMでは、14日間の無料トライアルを利用して、CRMを試すことができます。

    また、無料資料請求やお問い合わせもできるので、気になった方は以下のリンクよりご覧ください。

    今すぐ詳細を見る→
     

    8. 【スタートアップ企業におすすめのCRM6】Mazrica Sales

    Mazrica Sales出典:Mazrica Sales

    「Mazrica Sales」は、実際にCRMを利用する現場担当者のニーズを満たすCRを、コスパ良く導入したい企業におすすめのCRMです。

    「CRMを導入したけれど使いづらい、結局のところアナログ管理のままになっている」という企業も少なくありません。

    とくに、DX化が進んでいない企業ほど、CRM導入後の運用がうまくできずに、定着率が低くなってしまう可能性があります。

    そのようなリスクを回避できるのが、以下の特徴を持ったMazrica Salesです。

    • 面倒なCRMへのデータ入力を補助・自動化で、工数削減
    • 豊富な外部ツールと連携して、さらなる営業効率化が期待できる
    • 設立5年以内のスタートアップ企業には、最大50%OFFの割引プランあり

    営業支援に特化したCRMであるMazrica Salesを導入することで、AIを活用した入力補助や文字起こしなどで、より現場の負担を軽減したCRM運用をおこなえます。

    その結果、「CRMへのデータ入力にかける時間が長すぎて、本業に支障をきたしている」というようなケースを回避できるのです。

    また、豊富な外部ツールとも連携しているので、日頃から使っているシステムと連携させて業務効率の改善ができます。

    Mazrica Salesの主な特徴は、以下のとおりです。

    製品名

    Mazrica Sales

    運用形態

    クラウド型

    料金

    【初期費用】無料
    【月額費用】Starter:30,250円(5ユーザーまで)
          Growth:121,000円(10ユーザーまで)
          Enterprise:363,000円(20ユーザーまで)

    ※1ユーザー追加ごとに増額
    ※設立5年以内の企業にはスタートアップ支援で最大50%OFF

    無料トライアル

    あり(期間に関しては要問合せ)

    主要機能

    ・顧客情報管理
    ・案件管理
    ・行動管理
    ・レポート機能
    ・AI機能
    ・名刺管理
    ・見積書管理
    ・MA機能
    ・スマホアプリ

    外部システム連携

    ・Google 、Microsoft、Caroon(グループウェア)
    ・Slack、Chatwork、Teams、LINE WORKS(チャット)
    ・MoneyForward、freee(経理)
    ・sansan(名刺管理)
    ・Marketo(MA機能)

    追加機能
    (有料)

    要問合せ

    ※価格はすべて税込です。(2024年12月現在の価格)

    ここまで紹介してきたCRMのなかでは、1ユーザーあたりの月額費用が高くなってしまうというデメリットはありますが、スタートアップ企業の方は悩む必要はありません。

    なぜなら、設立5年以内のスタートアップ企業には、スタートアップ支援として最大50%OFFの割引が適用される場合があるからです。

    初期費用が無料のクラウド型のCRMだということも考えると、スタートアップ支援が適用されればコスパ良くCRMを導入・運用できるようになるでしょう。

    実際に、Mazrica Salesを導入している企業の実例をご紹介します。

    【導入事例】

    CRM導入前の課題
    事業拡大が進むなかで、より営業力を強化するために現場の課題を分析しようとした。しかし、営業状況を分析しようにも、情報が圧倒的に不十分だったことに気がついた。

    結果ばかりを重視したことで、そこに至るプロセスをないがしろにしていたことに気づき、本質を改善するために業務改善ツールとしてCRM導入を決断した。

    CRM導入後の成果
    CRM導入後に、社内に運用が定着するまでにさまざまな工夫をしてきた。最終的に定着率もあがり最適な営業方針・プロセスを設計できるようになったことで、契約件数が1.5倍まで増加した。

    定着に時間がかかったものの、ITが苦手だったスタッフからも「使いやすい」と感想が出るほど。今後の成果も期待されている。

    参考:Mazrica Sales導入事例「株式会社セブンブレンチ」

    Mazrica SalesでのCRM導入が気になっている方は、以下のリンクより無料トライアルをご利用いただけます。

    無料トライアル申込後は、少しでも疑問や不明点を解消できるように事前打ち合わせを行っているので「本当にCRMを活用していけるだろうか」と不安を感じる方でも安心できるでしょう。

    今すぐ詳細を見る→
     

    9. 自社に最適なCRM導入が、スタートアップ企業の業務効率の底上げにつながる

    まさに、成長フェーズにあるスタートアップ企業にとって、ビジネス全体の業務効率を上てくれるCRMの導入は欠かせません。

    しかし、最適なCRMを導入できなければ無駄な労力になってしまうのも事実です。

    自社にとって最適なCRMを導入するためにも、以下の3つの判断基準を理解したうえで導入すべきCRMを選べるようにしておきましょう。

    【3つの判断基準】

    • 自社のニーズにあった機能を搭載しているか
    • さまざまな外部サービスと連携可能か
    • スモールスタートできる料金プランがあるか

    スタートアップ企業が、自社にとって最適なCRMを導入できれば、ビジネスの成長スピード加速も期待できます。

    事業拡大による成果だけではなく、社内の環境をしっかりと整えて顧客対応品質をあげていくためにも、あなたの会社にとって最適なCRMを見極められるようにしていきましょう。

    HubSpotではこの他にもマーケティングやセールスに役立つ資料を無料で公開していますので、ぜひこちらからご覧ください。

     

    【9社の導入事例付き】初心者向けCRM導入ガイド

    トピック: CRM

    関連記事

    顧客管理の課題を解決したいBtoB事業者様向けCRM導入のポイントに9社の導入事例を合わせたガイドです。