カスタマーサポートツールは、メールや電話などの問い合わせ業務の自動化・効率化を実現できるサービスです。問い合わせへの迅速な回答にもつながるため、顧客満足度向上にも寄与します。
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問い合わせ情報が増えて管理がしにくい、担当者間で情報共有がうまくいかない、対応漏れが起きてしまうなどの悩みのある方には、カスタマーサポートツールの導入がおすすめです。
本記事では、おすすめのカスタマーサポートツールや比較ポイントを解説します。カスタマーサポートツールの導入を検討している担当者様は、ぜひ参考にしてください。
カスタマーサポートツールとは
カスタマーサポートツールとは、 顧客からの問い合わせ業務全般の効率化や品質向上を支援するツールです。顧客との直接的な接点となるカスタマーサポートやコールセンター(コンタクトセンター)、テクニカルサポートなどの顧客対応部門で主に導入されています。
問い合わせ内容や顧客情報を一元管理できるため、担当者間で情報共有が行えるのが特徴です。この仕組みにより、担当者が変わっても過去の履歴を参照しながらスムーズな対応ができるため、業務効率化だけでなく、顧客満足度の向上にもつながります。
カスタマーサポートとコールセンターの役割や対応内容の違いについては、下記の記事を参考にしてください。
カスタマーサポートツールの種類
カスタマーサポートツールは、主に次の3つに分類されます。
- 問い合わせ管理:さまざまなチャネルからの問い合わせを一元管理するシステム
- 顧客管理:顧客の情報を管理するシステム(CRMシステム)
- 回答支援:問い合わせに回答するためのサポートツール(チャットボット・FAQシステムなど)
後ほど、この分類ごとのおすすめカスタマーサポートツールを紹介します。
カスタマーサポートツールを利用するメリット
カスタマーサポートツールの主なメリットは次の通りです。
- 対応漏れや重複対応を防げる
- 社内での情報共有が容易になる
- 迅速に回答でき、顧客満足度が向上する
- オペレーターの負担を軽減できる
カスタマーサポートツールは、電話やメールなどの問い合わせ内容を一元管理し、対応状況を可視化できます。そのため、対応漏れや重複対応を防げます。
また、顧客情報の管理(CRM)により、顧客の基本情報や過去の対応履歴をすぐに参照できるため、担当者間や他部門との情報共有がスムーズになる点もメリットです。最初に対応した人以外でも、すぐに続きの対応が可能です。情報確認の待ち時間や、同じ質問を繰り返すといった無駄なやり取りを省略できるため、顧客体験の向上につながります。
他にも、FAQシステムやチャットボットを活用すれば、必要な情報のスピーディーな検索が可能です。ユーザーは、時間を問わずいつでも確認ができるため、悩みの早期解決ができ、満足度向上につながるでしょう。また、よくある質問をFAQやチャットボットでの回答に任せることで、オペレーターの負担も軽減され、よりコアな対応に注力できる点もメリットです。
カスタマーサポートツールの比較ポイント
カスタマーサポートツールは、数多くの種類があり、それぞれ特徴が異なります。ここでは、ツールを選ぶ際のポイントを3つ解説します。
- 導入目的に合っているか
- 顧客の対応チャネルに合っているか
- 他のツールとの連携はしやすいか
順番に見ていきましょう。
導入目的に合っているか
カスタマーサポートツールは、自社の導入目的に合ったツールを選ぶことが大切です。それぞれ機能や得意分野、特徴が異なるため、まずは、カスタマーサポートツールの導入によって自社のどのような課題を解決したいのかを明確にしましょう。
例えば、下記のような目的が考えられます。
- 問い合わせ情報の管理が煩雑なので一元管理したい
- 担当者ごと対応の質に差があるので、経験に関係なく質の高い対応ができるようナレッジを共有したい
現在抱えている課題から導入目的を洗い出し、その実現のためにはどのようなツールが最適かという視点で比較しましょう。
顧客の対応チャネルに合っているか
カスタマーサポートツールで対応しているチャネルが自社の顧客層と合うか、顧客目線で検討することも大切です。
チャネルの種類は、電話やメールをはじめ、SNS、チャット、SMSなど、さまざまあります。これらの中から、自社商品を利用する顧客層がどの媒体を利用して問い合わせるのかを考慮してツールを選定しましょう。
例えば、問い合わせの負荷軽減のためにチャットボットを導入しても、顧客層がインターネットやスマートフォンの利用が苦手な顧客層である場合、高い効果は期待できません。
自社の業務効率化だけに捉われず、顧客の課題解決や満足度向上につながるかといった視点も忘れないようにしましょう。
他のツールとの連携はしやすいか
カスタマーサポートツールは、外部ツールとの連携によってさらに効果を高められます。連携できる外部ツールは、例えば下記が挙げられます。
- CTIシステム
- チャットツール
- CRM・MAツール
例えば、チャットツールと連携すれば、問い合わせがあった際に普段使用しているチャット画面へ通知を送ることができ、確認漏れの防止につながります。また、CTIやCRMを連携させることで、顧客の詳細情報をPCで表示でき、スムーズなサポートを実現できます。
選定の際には、連携可能な外部ツールの種類もあわせてチェックしておきましょう。
おすすめのカスタマーサポートツール25選
ここでは、おすすめのカスタマーサポートツールを次の3種類に分けて紹介します。
- 問い合わせ管理
- 顧客管理
- 回答支援
問い合わせ管理のツール12選
電話やメール、SNSなどさまざまなチャネルからの問い合わせを一元管理できるツールです。チャネルごとの管理方法がばらばらで煩雑になっているケースでは、問い合わせ管理ツールが役立ちます。対応ステータスがわかりやすく、対応漏れや二重対応を防げます。
- Zendesk
- Re:lation
- メールディーラー
- Freshdesk(Freshworks)
- Zoho Desk
- FastHelp5
- メールワイズ
- formrun
- CScloud
- Help Scout
- yaritori
- エムアイ・メール
1. Zendesk
出典:Zendesk
導入企業数11万社以上の実績を持つカスタマーサポートツールです。サポートチケット管理システムによる問い合わせ内容の一元管理、FAQ構築ソフトウェアやAIを活用したボットなどによる顧客への回答支援など幅広く対応しています。
複数のプランがあり、1エージェントあたり月額55ドルから利用できます。無料トライアルや製品デモンストレーションを利用すれば、導入時の雰囲気を体験できるでしょう。
【料金プラン】
- Suite Team:$55
- Suite Growth:$89
- Suite Professional:$115
- Suite Enterprise(カスタマイズ):問い合わせ
【お試しプランの有無】あり
【特徴】
- チャットでのチャネルをまたいだスムーズな会話
- 会話内容や顧客情報を一元化
- AIによる提案機能を活用すれば、問い合わせの多い内容の応対を自動化できる
2. Re:lation
出典:Re:lation
メール、電話、SNSなど複数チャネルの問い合わせを一画面に集約し、複数の担当者で共有・管理できるカスタマーサポートツールです。導入社数5,000社以上の実績があります。
「未対応・対応中・対応完了」といったステータスが瞬時にわかり、対応漏れを防げます。また、分析・レポート機能があり、各メンバーの対応件数や対応にかかった時間のグラフ表示が可能なので、業務改善のヒントを得るのに役立つでしょう。
【料金プラン】
- フリープラン
- 有償プラン:1万8,000円(税抜)~
【お試しプランの有無】あり(10日間)
【特徴】
- 対応状態のステータスをリアルタイムで表示
- 対応中のメッセージにはロックがかかり、重複対応を防止
3. メールディーラー
出典:メールディーラー
メールの対応状況が瞬時にわかる、クラウド型のメール共有管理システムです。導入社数8,000社以上の実績があり、サポートデスクやカスタマーサポートなど、さまざまな業態で選ばれています。
未返信・対応未完了のメールがすぐにわかるため、二重対応や対応漏れが防げます。過去のやり取りも時系列で確認しやすく、引継ぎがスムーズに行える点もメリットです。
料金プランは、ユーザー数や保存通数によって変動します。ホームページからの問い合わせで最適な運用方法の提案をしてくれます。
【料金プラン】問い合わせ
【お試しプランの有無】あり
【特徴】
- メールアドレスやメールサーバーを変更せず、利用可能
- チームで対応したすべてのやり取りを一覧で確認
- 対応状況に応じてメールをタブに自動振り分け
4. Freshdesk(Freshworks)
出典:Freshworks
世界で6万社以上の導入実績を持つ、顧客満足度向上を目的としたカスタマーサポートツールです。問い合わせ情報の一元管理以外にも、FAQシステム・CTI・チャットボットなどの構築をクラウド上で完結でき、在宅環境にも適しています。
スタートアップから大企業まで対応でき、Free・Growth・Pro・Enterpriseの4つのプランがあります。Freeプランでは最大10エージェントまで0円で利用可能です。
【料金プラン】
- Free
- Growth:$15
- Pro:$49
- Enterprise:$79
【お試しプランの有無】あり(14日間無料)
【特徴】
- マルチチャネル対応のカスタマーサポート
- 過去の購入履歴、問い合わせ、あらゆるチャネルからの会話を簡単に参照できるワークスペース
- 各オペレーターの作業負荷やスキルを考慮して対応を割り当て
5. Zoho Desk
出典:Zoho Desk
メール、電話、チャット、SNSなどさまざまなチャネルからの問い合わせを一元管理できるカスタマーサポートツールです。顧客の自己解決をサポートするFAQ作成や便利な遅延通知など豊富な機能を備えています。
レポート機能も充実しており、表形式、要約レポート(サマリー)、マトリクスレポートとして出力可能です。チャネル別や商品別に問い合わせ件数と担当者数を計測できるため、リソースの最適化にも役立ちます。
【料金プラン】
- スタンダード:1,680円/ユーザー/月(年間払い)
- プロフェッショナル:2,760円/ユーザー/月(年間払い)
- エンタープライズ:4,800円/ユーザー/月(年間払い)
【お試しプランの有無】あり
【特徴】
- チャネルや問い合わせ内容から、適切な担当者に対応を自動振り分け
- 電話、メール、チャット、Webフォームなどさまざまなチャネルからの問い合わせを一元管理
6. FastHelp5
出典:テクマトリックス
電話・メール・Webなど、さまざまなチャネルから集まってくる問い合わせや顧客情報を一元管理できる、コンタクトセンターCRMシステムです。
対応漏れ防止のアラート機能や、ナレッジ検索で欲しい情報に素早くアクセスできる回答支援機能など、幅広い機能が備わっています。資料請求や費用、詳細説明の依頼など各種問い合わせはホームページから行えます。
【料金プラン】問い合わせ
【お試しプランの有無】問い合わせ
【特徴】
- FAQ検索、類似コール検索、テンプレート検索などの豊富な検索機能
- アラート機能で対応漏れを防止
- 報告書の作成や分析に役立つレポート機能
7. メールワイズ
出典:メールワイズ
チーム内のメール対応を一元管理できるメール共有システムです。元はサイボウズ内で用いられていたメール業務効率化システムで、現在までに業界や業種を問わず1万4,000社以上が導入した実績があります。
サイボウズ製品との連携に強く、アプリを切り替えずとも通知の確認が可能です。電話・メール・訪問の履歴を一元化でき、担当者が変わっても引継ぎに時間がかかりません。コメント機能もあるため、チーム内での相談事項や指示内容も簡単に確認できます。
【料金プラン】
- スタンダードコース:600円/ユーザー/月
- プレミアムコース:1,800円/ユーザー/月
【お試しプランの有無】あり(30日間無料)
【特徴】
- ステータス機能でメール1通ごとに対応状況を可視化
- 電話・メール・訪問の履歴を一元化し、ワンクリックで集計・グラフ化
8. formrun
問い合わせフォームの作成、問い合わせ対応の状況確認、メール対応など、フォームに関する業務の効率化を目指したカスタマーサポートツールです。スタートアップから大企業まで35万以上のユーザーが活用しています。
「未対応」「対応中」「対応完了」など、ステータス別に問い合わせ状況を管理でき、ステータスの追加も可能です。カンバン方式を採用しており、問い合わせへの対応状況と担当者をひとめで確認できます。社内での情報共有にも役立ちます。
また、外部ツールとの連携にも強く、 SlackやChatworkといったチャットツール、 HubSpotなどのCRMツールとも連携が可能です。
【料金プラン】
- FREE
- BEGINNER:3,880円/月(税抜)
- STARTER:1万2,980円/月(税抜)
- PROFESSIONAL:2万5,800円/月(税抜)
【お試しプランの有無】あり(14日間)
【特徴】
- カンバン方式で進捗や担当者がひとめで確認可能
- 管理情報をスプレッドシートやExcelに出力可能
- 問い合わせの一次返信を自動化
9. CScloud
LINE公式アカウントに特化した共有管理ツールです。自動応答と有人対応で、LINE経由の問い合わせを効率的に管理できます。LINE公式アカウントをすでに導入している、もしくは今後導入を検討している企業におすすめです。
チャットボットによる自動応答、問い合わせごとの担当者設定、ステータス管理などの機能があります。問い合わせが大量にあっても、担当者での絞り込みが可能で自分の案件のみ表示できるうえ、不在の担当者のフォローをしやすい設計です。
費用は初期費用+月額費用の固定料金制です。月額費用はユーザー数によって変動するため、詳細を知りたい場合はホームページのフォームから問い合わせましょう。
【料金プラン】問い合わせ
【お試しプランの有無】問い合わせ
【特徴】
- LINEのトークごとに担当者設定
- 対応状況ごとに管理
- よくある回答をテンプレートで登録
10. Help Scout
出典:Help Scout
カスタマーサポートチームで対応内容を共有できるメール管理ソフトです。異なるチャネルからの問い合わせも、ひとつの受信トレイ内で回答できます。
回答の初稿作成、スレッドの要約をAIがサポートしてくれるため、迅速な回答に役立ちます。導入件数は1万2,000社以上です。
Standard・Plus・Proと3つのプランがあり、1ユーザーあたり月額22ドルから利用できます。また、StandardとPlusには、クレジットカード不要で登録できる無料トライアルがあります。
【料金プラン】
- Standard:$22/ユーザー/月(年契約)
- Plus:$44/ユーザー/月(年契約)
- Pro:$65/ユーザー/月(年契約)
【お試しプランの有無】あり
【特徴】
- メール、チャット、SNSなど異なるチャネルからの問い合わせも、ひとつの受信トレイ上で回答可能
- メールの自動仕分け、ラベル付け
11. yaritori
出典:Yaritori
シンプルで使いやすいクラウド型のメールサービスです。業界・業種を問わず200社を超える企業が導入しています。
メールごとにステータスや返信担当者の設定ができます。また、担当者間のチャットを使っての情報共有や相談もメールごとに可能で、メール転送の手間が不要な点が魅力です。翻訳や丁寧語への変換機能があり、メール作成時間の短縮にもつながります。
1ユーザーあたり月額1,980円から初期費用0円で、2ユーザー以上で利用できます。
【料金プラン】1,980円~/ユーザー/月
【お試しプランの有無】あり(7日間)
【特徴】
- 複数のメールアドレスも一画面で管理
- メールごとにチャットを使用した社内相談が可能
- 返信中はロックがかかり、二重対応を防止
- クレームメールを自動で検出
12. エムアイ・メール
出典:エムアイ・メール
カスタマーサポート向けのメール共有システムツールです。顧客からの問い合わせメールを複数の担当者で一元管理でき、中小サイト運営から大規模コールセンターまで幅広く利用されています。
専用のアプリケーションは不要で、Chrome・Microsoft Edge・FirefoxなどのWebブラウザで利用可能です。
クラウド/SaaSプランとパッケージプランの2つがあり、クラウド/SaaSプランはさらに、スタンダードプランと仮想サーバー(専用サーバー)プランに分かれます。
【料金プラン】
<クラウド/SaaSプラン>
- スタンダードプラン:9,800円(税抜)~/月
- 仮想サーバー(専用サーバー)プラン:6万6,800円(税抜)~/月
※いずれのプランも別途、初期費用がかかります
<パッケージプラン>問い合わせ
【お試しプランの有無】あり(20日間)
【特徴】
- Webブラウザで利用可能
- 対応期限の設定機能
- 登録されたメールアドレスであれば、メール開封時に顧客情報を表示
顧客管理ツール5選
主に顧客情報を管理するツールです。顧客の氏名や住所だけでなく、購入履歴や問い合わせ履歴などのデータを一元管理します。セグメントの分析にも役立ち、個々のニーズに合わせたアプローチがしやすくなる点がメリットといえるでしょう。
- Service Cloud
- HubSpot(Service Hub)
- 楽テル
- kintone
- FlexCRMコンタクトセンタ
13. Service Cloud
Salesforceが提供する、クラウドベースのカスタマーサポート、顧客管理(CRM)システムです。AIを活用したワークフローで業務を効率化し、電話やメッセージ、チャットなど、よく使われるサポートチャネルでの顧客とのつながりをサポートします。
通話中にパーソナライズされた推奨回答を提案してくれるので、迅速な対応に役立ちます。一般的な問い合わせには、AIがチャットで対応できるため、担当者の負担軽減にも効果的です。
【料金プラン】
- Starter:3,000円(税抜)/ユーザー/月
- Professional:9,600円(税抜)/ユーザー/月
- Enterprise:1万9,800円(税抜)/ユーザー/月
- Unlimited:3万9,600円(税抜)/ユーザー/月
- Einstein 1 Service:6万円(税抜)/ユーザー/月
※基本的に年間契約が必要ですが、Starterプランのみ月間契約が可能
【お試しプランの有無】あり
【特徴】
- ヘルプセンターの機能で、顧客が自己解決できる情報を提供
- よくある問い合わせは、チャットボットが代わりに対応
14. HubSpot(Service Hub)
出典:HubSpot
CRMプラットフォームのHubSpotには、「Service Hub」というカスタマーサポートツール機能があります。すべての顧客データとコミュニケーションチャネルを一元管理できるのが魅力です。また、標準搭載されているAIが問い合わせに対する推奨返信文を提案してくれるため、迅速な回答につながります。
よくある質問やチケット内容から、ヘルプ記事や関連資料を集約したナレッジベースを構築し、検索用に最適化してくれる点も便利です。顧客自身で問題解決できれば、基本的な問い合わせが減り、より難易度の高い問い合わせへの対応に時間をかけられます。
無料のお試しプラン以外にも無料デモンストレーションがあるため、導入前に使用感を確認できます。
【料金プラン】
- 無料ツール
- Starter:2,400円/シート/月
- Professional:1万2,000円/シート/月
- Enterprise:1万8,000円/シート/月
【お試しプランの有無】あり
【特徴】
- あらゆる機能にAIを搭載。業務効率化と顧客体験の向上を同時に実現
- カスタマーサービス業務の一部を自動化し、顧客の課題解決に向けた時間を確保
- 顧客との電話やメールでのやりとりをCRM上で自動記録し、AIによってオペレーターのスキルを分析
無料版から使えるカスタマーサービスツール Service Hub|HubSpot(ハブスポット)
15. 楽テル
出典:楽テル
楽テルは、クラウド型のコールセンターシステムです。顧客対応履歴を管理でき、業務効率化や対応品質の向上を支援します。クラウド型のためリモートでの情報共有にも優れており、あらゆる規模のコールセンターに幅広く対応しています。
集計・分析機能もあり、集計メニューを作成しておけば、あとはワンクリックで自動集計が可能です。集計結果はダウンロードやCSVデータでの出力ができます。
月額費用はユーザー数やデータベース作成数に応じて変動するため、問い合わせが必要です。ホームページから料金表をダウンロードできるので、参考にすると良いでしょう。
【料金プラン】問い合わせ
【お試しプランの有無】あり
【特徴】
- 場所を問わず情報共有できるクラウド型システム
- 過去の問い合わせ内容や顧客情報が着信時にポップアップ
- フリーワードでのFAQ検索
16. kintone
kintoneは、ノーコードでアプリを作成できるサービスです。案件管理や顧客情報、問い合わせ管理などのアプリを作成でき、カスタマーサポートツールとしても活用できます。
顧客情報や顧客からの問い合わせを集約し、担当者間で共有が可能です。二重対応や対応漏れを防ぎ、よくある問い合わせ内容をFAQとして管理することもできます。
【料金プラン】
- ライトコース:1,000円/ユーザー/月
- スタンダードコース:1,800円/ユーザー/月
- ワイドコース:3,000円/ユーザー/月
【お試しプランの有無】あり(30日間)※スタンダードコースのみ
【特徴】
- 自社に合わせてカスタマイズが可能
- 対応ステータスの見える化
- 対応FAQ機能でナレッジ共有
- アフターメンテ管理機能で、定期メンテナンス予定日をリマインド
17. FlexCRMコンタクトセンタ
さまざまなコンタクトセンターの要望をもとに開発された、クラウド型のCRMサービスツールです。顧客ごとの問い合わせ対応履歴やFAQの検索など、CTIと連携するコンタクトセンターCRMが簡単に導入できます。
顧客情報・対応履歴・FAQ・トークスクリプトなどのコンタクトセンター対応に必要な機能を一画面に配置でき、操作性や検索性にも優れています。
1席(同時応対可能数)あたり月額4,000円から利用でき、席数以上にユーザー数が増える場合は、追加で1人あたり月額2,000円が必要です。初期導入時のサポート費用は、ホームページからの問い合わせや資料請求で確認できます。
【料金プラン】4,000 円~/席(同時応対可能数)/月
【お試しプランの有無】あり(90日間)
【特徴】
- 対応時に必要な情報を一画面で確認
- 直感的に操作できる画面デザイン
- CTIシステムとの連携で機能拡張
回答支援ツール8選
回答支援ツールには、チャットボットやFAQシステムが当てはまります。顧客自身がFAQを参照したり、チャットボットに尋ねたりすることで回答が得られるため、問い合わせ件数の削減が可能です。
また、オペレーターが迅速に回答するためのサポートとして、AIが回答案を作成してくれるツールもあります。
- Tayori
- Intercom
- チャットプラス
- PKSHA FAQ
- FastAnswer2
- Helpfeel
- LogicalMind TALK
- AI-FAQボット
18. Tayori
出典:Tayori(タヨリ)
問い合わせフォーム作成、FAQ構築、アンケート、チャットサポートの4つの機能を提供しています。テンプレートを用いて、問い合わせフォームやアンケート作成ができます。FAQ構築機能を用いた、社内マニュアルやナレッジベースの作成にも便利です。
さまざまな業種・職種の企業に選ばれており、導入実績は7万アカウントです。0円から始められ、スタータープラン・プロフェッショナルプランには14日間の無料トライアルがあるので、実際の使用感を試せます。
【料金プラン】
- フリープラン
- スタータープラン:3,800円(税抜)/月
- プロフェッショナルプラン:9,400円(税抜)/月
- エンタープライズプラン:2万5,400円(税抜)/月+初期費用5万円(税抜)
【お試しプランの有無】あり(14日間)※スタータープラン・プロフェッショナルプランのみ
【特徴】
- テンプレートを使用した問い合わせフォームの簡単実装
- アンケート回答の自動グラフ化
19. Intercom
出典:Intercom
世界で2万5,000以上の企業で導入されているカスタマーサポートツールです。顧客自身で課題を解決するためのナレッジベースを作成し、提供します。
ナレッジベースで解決できない場合は、チャットによるリアルタイムサポートを行うという考え方に基づいています。チャットには高度なAI言語モデルを採用しており、自然な会話が可能です。また、オムニチャネルに対応しており、電話やメール、SNSなどの問い合わせを一元管理できます。
【料金プラン】
- Essential:$29/席/月
- Advanced:$85/席/月
- Expert:$132/席/月
【お試しプランの有無】あり(14日間)
【特徴】
- 高度なAI言語モデルを採用し、顧客の問題を迅速に解決
- 最大45言語の対応が可能
- ブランドに合わせた見た目で、カスタムヘルプセンターを簡単に作成
20. チャットプラス
出典:チャットプラス
チャットボットによる顧客への回答支援ツールです。導入企業1万社以上の実績があり、お客様窓口はもちろん、社内ヘルプデスクとしても活用できます。実績を活かした業界別のシナリオが用意されています。
よくある質問には、AIによる自動回答が可能です。手軽に導入してみたい方向けのミニマムプランから、高性能なAIが搭載されたAIチャットボットプランまで6種類のプランが用意されています。サポート体制も整っており、設定から運用までスタッフがサポートしてくれる点も魅力です。
【料金プラン】
- ミニマム:1,500円/月(年契約)、1,980円/月(月契約)
- ビジネスライト:9,800円/月(年契約)、1万800円/月(月契約)
- プレミアム:2万8,000円/月(年契約)、3万円/月(月契約)
- AIライト:5万円/月(年契約)、5万4,000円/月(月契約)
- オートAI:8万円~/月(年契約)、8万8,000円~/月(月契約)
- AIチャットボット:15万円/月(年契約)、17万円/月(月契約)
【お試しプランの有無】あり(10日間)
【特徴】
- テキストの質問にAIが自動で回答
- Excelで作成したファイルからチャットボットのルールをインポート
- チャットプラスでは、画像や動画も送信可能
21. PKSHA FAQ
出典:PKSHA FAQ
顧客が自己解決できる環境を実現するためのFAQシステムツールです。クラウド型FAQシステムでは11年連続国内シェアNo.1で、導入企業数800社以上の実績があります。
FAQシステムの整備によって、顧客は問い合わせの手間が解消され、企業側はカスタマーサポートにかかる負担の軽減が見込めます。Google などの検索エンジンによる検索であってもFAQがヒットする点が特徴的です。
導入時の支援だけではなく、相談室やセミナー実施など導入後のサポートも充実しているので、はじめてFAQツールを導入する企業も安心して利用できるでしょう。料金やプランは非公開のため、ホームページからの問い合わせが必要です。
【料金プラン】問い合わせ
【お試しプランの有無】問い合わせ
【特徴】
- 必要な情報にすぐにたどり着く高性能な検索
- Google などの検索エンジンにも対応
- 導入前から導入後まで手厚いサポート
22.FastAnswer2
FAQナレッジシステム型のカスタマーサポートツールです。すべての業種・業界で規模に関わらず利用可能です。
カスタマーサポートに集まる問い合わせ内容を蓄積し、回答に必要な情報をFAQナレッジやよくある質問として管理できます。そのため、コンタクトセンターの生産性や顧客の自己解決率の向上に役立ちます。
価格などの導入に関する相談は、ホームページから電話、メールなどで問い合わせましょう。
【料金プラン】問い合わせ
【お試しプランの有無】問い合わせ
【特徴】
- 問い合わせ内容をFAQナレッジとして蓄積
- マニュアルやFAQを一元管理
- 直感的に操作できるデザイン
23. Helpfeel
カスタマーサポートやコールセンター用のFAQシステム型のカスタマーサポートツールです。FAQ検索ヒット率98%の検索技術が特徴的です。顧客ごとに異なる曖昧な言葉の表現や感覚的な表現、スペルミスにも対応できます。
導入にあたっては、Webディレクターが課題に合わせたカスタマイズの提案をしてくれるので安心です。また、検索性をあげるための辞書作成やリンク設定をテクニカルライターがサポートします。運用後も、定例会議の実施や改善プランの提案などサポートが手厚い点も魅力です。
ホームページから料金プランや商品説明、導入事例などを問い合わせできます。
【料金プラン】問い合わせ
【お試しプランの有無】問い合わせ
【特徴】
- 特許を取得した技術「意図予測検索」を使った精度の高い検索
- AIによる自然な言い回しの回答
- ディレクターやライターが伴走し、FAQ運営をサポート
24. LogicalMind TALK
カスタマーサポートなどの問い合わせ業務を支援する自動応答AIチャットボットツールです。業界・業種を問わず、多くの企業で導入されています。
利用中のQ&AをExcelにコピーするだけでチャットボットが使用できるため、導入が簡単です。利用傾向にあわせてAIがキーワードを学習したり、回答を推論したりするのでシナリオ不要で運用できます。
ホームページからLogicalMindの活用法に関する資料請求が可能です。
【料金プラン】問い合わせ
【お試しプランの有無】問い合わせ
【特徴】
- キーワードや内容をAIが学習
- AIが自動で回答を推論するため、シナリオ作成不要
25. AI-FAQボット
出典:Ai-FAQボット
FAQチャットボット型のカスタマーサポートツールです。はじめに質問と回答を入力したExcelを用意すれば、事前学習不要で簡単に導入できます。AIが文脈から関連度の高い単語を抽出し、自動学習します。
月額費用はQA数によって変わり、1~100問までであれば月額3万円で利用可能です。FAQ作成支援やコンサルティングなどのオプションサービスもあるので、FAQシステムの導入が初めての場合も安心して取り組めるでしょう。
【料金プラン】
- 1~100問まで:3万円/月(月契約)、30万円(年契約)
- 101~200問まで:4万円/月(月契約)、40万円(年契約)
- 201~300問まで:5万円/月(月契約)、50万円(年契約)
※以降、QA数に応じて変動(最大3,000問まで対応)
【お試しプランの有無】あり(30日間/QA数100問まで)
【特徴】
- Excelに質問と回答を入れてアップロードするだけで利用可能
- 話し言葉もチャットボットが理解して回答
- SlackやTeamsなどのビジネスチャットやグループウェアとの連携可能
カスタマーサポートツールを導入して問い合わせ業務を効率化しよう
カスタマーサポートツールの導入は、企業の問い合わせ対応業務を効率化し、結果的に顧客満足度を向上させられる点がメリットです。導入の成功のためには、自社の目的に合ったツールを選ぶことが大切です。
ツール導入によって情報の一元管理が可能となり、問い合わせ情報の散在や対応漏れを防げ、迅速な対応が可能となります。経験が浅い担当者が多くても、回答支援機能を持つツールを選ぶことで、対応品質を高く保てる効果もあります。
自社の目的に合うカスタマーサポートツールを導入し、問い合わせ業務を効率化しましょう。