Facebookが提供するアドネットワーク「オーディエンスネットワーク」をご存知でしょうか。Facebook広告と同様に年齢・性別・居住地や興味関心など詳細なユーザー属性をもとに、Facebook以外のモバイルアプリに広告を配信できます。

今回は、オーディエンスネットワークの利用を検討されている方向けに主要な機能や注意点をまとめました。

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オーディエンスネットワーク広告とは?

オーディエンスネットワークは、Facebookが提携しているモバイルアプリに広告を配信できる仕組みです。

オーディエンスネットワークでは、認知・検討・コンバージョンの3つの目的に沿って広告を配信できます。

1. 認知

  • ブランドの認知度アップ
  • リーチ獲得

2. 検討

  • トラフィック
  • エンゲージメント
  • アプリのインストール
  • 動画再生数アップ
  • メッセージ

3. コンバージョン

  • コンバージョン
  • 製品カタログ販売
  • 来店数の増加

広告のフォーマットは、以下の3種類から選択できます。形式は、画像、動画、カルーセルの3種類から選択できます。「ブランド認知向上」「リーチ」「エンゲージメント」「動画再生数」を目的とする場合は動画のみ利用可能です。

配信先での表示形式は、以下の5種類から選択できます。

  1. バナー広告
    画像やアニメーションで作成された広告を指定されたスペース内に表示します。ユーザーはクリックするとその商品・サービスの紹介ページに画面移動します。
     
  2. インタースティシャル広告
    ポップアップウィンドウを使って表示される広告です。ユーザーは広告をそのまま見続けるか、消して元の画面に戻るかを選択できます。
     
  3. ネイティブ広告
    表示先のコンテンツの一部として違和感のない広告を掲載します。一般のコンテンツに溶け込むように広告が表示されるため、自然に広告を見てもらえるメリットがあります。
     
  4. インストリーム動画 
    表示先の動画コンテンツの再生前、再生中に表示される動画形式の広告です。
     
  5. 動画リワード 
    ゲームアプリのユーザーに表示される動画形式の広告です。最後まで再生したユーザーは、ゲーム内で利用できるリワードを得られます。
     

オーディエンスネットワークを利用するメリット

オーディエンスネットワークにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
 

1. 詳細にターゲティングできる

Facebook広告の強みは、性別や年齢、居住地だけでなく、どのようなコンテンツが好きなのかなど、興味関心に関する情報をターゲティングに活かせる点です。オーディエンスネットワークで外部のアプリに出稿する際も、Facebook特有の詳細なターゲティングを設定できます。
 

2. 多数のユーザーに効率よくリーチできる

オーディエンスネットワークは、Facebookと提携する多数のモバイルアプリに出稿できるため、リーチできる範囲がかなり拡大します。アプリまで広告の出稿範囲は広大です。

オーディエンスネットワークを用いると、Facebook・Instagramで広告を配信した場合よりもリーチ率が16%向上するという調査結果が発表されています。
 

3. 広告の出稿先を確認できる

一般的なアドネットワークの場合、どの媒体に配信されたのかが把握しづらく、ブランド毀損に繋がるような広告掲載が発生してしまうという問題が起こりがちです。Facebookのオーディエンスネットワークの場合、以下2つの機能を利用すれば配信予定のメディアと実際に配信されたメディアを確認できます。

パブリッシャーリスト 配信予定のサイトやアプリの一覧です。
パブリッシャー別配信レポート 過去30日以内に配信されたサイトやアプリの一覧です

Facebookの広告マネージャの左上のメニューから「ビジネス設定」を選択し、「ブランドセーフティ」→「ブロックリスト」を開いて「管理する」をクリック。

「広告が表示される可能性のある場所を見る」を選択すると、パブリッシャーリストを「広告が表示された場所を見る」と選択すれば、配信レポートをダウンロードできます。

これらを確認し、配信したくない媒体があればブロック可能です。
 

オーディエンスネットワーク設定の5ステップ

オーディエンスネットワークは、以下の手順で設定できます。

  1. Facebookページから広告マネージャにアクセスする
  2. 広告の条件を決める
  3. キャンペーン内容を決める
  4. 広告の配信内容を設定する
  5. 広告クリエイティブを設定する
     

1. Facebookページから広告マネージャにアクセスする

オーディエンスネットワークに限らず、Facebook広告はFacebookページを持っていないと使えません。
まだ持っていない場合は先に開設しましょう。

Facebookページの「広告センター」から「広告マネージャ」に飛びます。

「広告を作成」を選択します。


 

2. キャンペーン内容を決める

次に、広告キャンペーンを設定します。初回は「空のキャンペーンを作成」を選びましょう。

次に、広告の目的を選択しましょう。今回は「コンバージョン」を選択します。


 

3. 広告の配信内容を設定する

次は、どのように配信するのかを決めます。コンバージョンを選択した場合、設定しなければいけないのは以下の4点です。

  • コンバージョンポイント
  • オーディエンス
  • 配置
  • 予算と配信期間

「配置」の項目でオーディエンスネットワークを設定します。
 

・コンバージョンポイント

広告を閲覧したユーザーにどのような行動を起こしてほしいか、リンク先にはどのようなページを設定するのかを決めます。


 

・オーディエンス

どのようなうユーザーにリーチするのかを設定します。年齢層、性別、居住地、言語に加え、関連キーワードを入力して興味関心のあるユーザーに絞ることも可能です。


 

・配置

「手動配置」を選択すると、「Audience Network」の項目を確認できます。一旦、Audience Networkのみを選択してみましょう。

下部に表示されているフォーマットの中で、Audience Networkで利用できる項目にのみチェックが入っています。「ネイティブ・バナー・インタースティシャル」「動画リワード」「インストリーム動画」のいずれか、もしくは全てを選択します。


 

・予算と配信期間

次は、この広告で利用したい予算と、配信期間を設定します。


 

5. 広告クリエイティブを設定する

最後に、通常のFacebook広告と同じように画像・リンク先・文章・動画等を用意し、入稿作業を完了させましょう。
 

オーディエンスネットワーク利用時の注意点


オーディエンスネットワークはモバイル環境での広告を前提にしています。さらに、Facebookは2020年4月にオーディエンスネットワークのモバイルWeb部門を廃止、出稿先をモバイルアプリに絞っています。

PC、モバイルサイトへの集客には利用できないので注意しましょう。
 

強力なターゲティング×リーチ力で効果的な広告配信を

オーディエンスネットワークはFacebookの詳細なターゲティングと、提携先の外部アプリのリーチ力を組み合わせることのできる広告です。複数の外部アプリへの配信、運用をFacebook広告の管理画面に集約できるため、管理もしやすいでしょう。配信先が確認できる点も魅力です。

アドネットワークに対して運用工数やブランディングの面で不安がある方は、まずはオーディエンスネットワークを試してみるのもいいかもしれません。

HubSpotではこの他にもマーケティングやセールスに役立つ資料を無料で公開していますので、ぜひこちらからご覧ください。

 

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元記事発行日: 2020年5月18日、最終更新日: 2020年5月18日

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