メール配信ツールとは、メールを自動配信できるシステムのことです。配信の自動化・効率化だけでなく、メールリストの管理やパフォーマンスの分析なども可能で、メールを活用したマーケティング施策に役立ちます。
本記事では、メール配信ツールのおすすめ19選を目的別に紹介します。メール配信ツールの具体的な機能やメリットも紹介しますので、自社のマーケティング活動にお役立てください。
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メール配信ツールとは効率的・効果的なメール施策を実現する送信システム
メール配信ツールとは、ターゲットに対して目的別にメールを送信できるシステムのことです。例えば、次のような場面で活用できます。
- 新商品発売のタイミングで、既存顧客にメールを一斉送信する
- 商品を購入した顧客に対して、定期的なフォローメールを配信する
メール配信ツールを使用すれば、今まで手動で作成・送信していた時間を短縮でき、担当者のリソース改善や業務効率化が期待できます。
メール配信ツールの主な5つの機能
メール配信ツールの主な機能は、次の5つです。
- メール配信支援
- リスト管理
- HTMLメール作成
- 配信結果の分析
- シナリオ配信
それぞれの特徴をみていきましょう。
1. メール配信支援
メール配信ツールは、数百、数千といった大量のメールを一斉に送信できるだけでなく、次のような機能も使用可能です。
- エラーアドレスを自動的に選別してクリーニング
- 管理中のアドレスから配信リストを作成し、セグメント別に送信
- 配信予約機能により適切なタイミングで送信
配信ツールを使用すると、エラーアドレスを自動的に選別してクリーニングするため、原因に対処しながら到達率を向上させることが期待できます。
また、配信リストを作成してセグメント別に送信することも可能で、配信予約機能を使えば、担当者の負担も軽減できます。
2. リスト管理
メール配信ツールで顧客リストを適切に管理すると、重複しているアドレスへの配信が防げるほか、メールを送信したい相手だけにアプローチすることが可能です。
リスト管理機能には、主に次のようなものがあります。
- メールアドレスの一括登録や抽出
- メルマガ登録・解除フォーム生成
- 送信エラーが出たアドレスの自動削除
- QRコード自動生成
- API連携
状況に応じて、適切な機能を使用しましょう。
3. HTMLメール作成
メール配信ツールを使用すれば、画像や装飾などを加えたHTMLメールの作成が可能です。HTMLとは「HyperText Markup Language」の略で、Webサイトを作成するために使われる言語を指します。
通常、HTMLメールの作成には、ソースの知識が必要です。しかし、HTMLは複雑なため、初心者には難しく、スキル習得までに時間がかかる可能性があります。
配信ツールを使えば、専門知識不要でHTMLメールを作成できます。画像や装飾のあるメールのほうが、テキストだけのメールよりもユーザーがクリックしたくなるでしょう。
4. 配信結果の分析
配信ツールのなかには、メールの開封率やURLのクリック率などを、日別や時間帯ごとにグラフ化してくれるものがあります。
配信結果をもとに問題点の発見や改善を繰り返すと、メールマーケティング施策を効果的にブラッシュアップできるでしょう。また、メールアドレスの間違いやプロバイダー側のメール制限などの分析も可能です。
分析は、自社のマーケティングや売上アップに欠かせません。メール配信ツールを使用すれば、詳細なデータを抽出できます。
5. シナリオ配信
シナリオ配信(ステップメール)とは、ユーザーの状況に合わせてフォローアップのメールを送信することです。
例えば、ECショップで商品を購入したあとの発送メールや口コミ依頼メールが、ステップメールに該当します。
発送が完了したことをメールで伝えれば、ユーザーはいつ商品が届くのかがわかるため、安心できるでしょう。丁寧な対応に好感を持ち、リピート購入してくれる可能性もあります。
配信ツールによっては、シナリオ配信機能を実装しているものがあるため、ぜひチェックしてみてください。
メール配信ツールを利用するメリット3つ
メール配信ツールを利用するメリットは、主に次の3つです。
- 一度に大量のメールを送信できる
- 効果測定ができる
- セキュリティ対策ができる
1. 一度に大量のメールを送信できる
一度に大量のメールを手作業で送信すると、宛先や内容間違いなどのミスが起きやすくなります。
配信ツールを活用すれば、効率よくメールを送信することが可能で、担当者の負担が減るため空いたリソースを別の仕事に回せます。さらに、開封率なども測定できるため、メール送信ツールよりも効果的な運用が期待できます。
2. 効果測定ができる
メール配信システムには、分析機能が備わっています。
メール配信ツールを使わずにメルマガや商品に関するメールを配信しても、効果測定は難しいでしょう。メールを開封する顧客はどのくらいいるのか、URLをクリックする率はどのくらいなのかなどの分析には、専用のツールが必要です。
メール配信システムなら開封率やURLクリック率などを確認できるため、効果測定が可能になります。測定結果をマーケティングに生かせば、自社の売上や顧客満足度アップが期待できるでしょう。
3. セキュリティ対策ができる
配信ツールを使用すれば人為的ミスが減るため、情報漏洩などのリスクを低減できます。情報漏洩は、主に確認不足などのヒューマンエラーが原因といわれています。自動化すればミスが減るため、 情報漏洩のリスクを抑えられるでしょう。
ウイルス対策機能が付帯しているメール配信ツールも、ユーザーの個人情報を守りながらメールを配信するのに役立ちます。
メール配信ツールの比較ポイント
メール配信ツールを比較する際のポイントを知っておけば、自社にあったツールの選定がしやすくなります。
- ツールのタイプ
- 提供形態
- 機能
- 料金
- サポート内容
- 無料トライアルの有無
どのメール配信ツールを使えば良いかわからないという方は、 ぜひ参考にしてみてください。
1. ツールのタイプ
一口にメール配信ツールといっても、機能や特徴はそれぞれ異なります。評判や金額で選ぶ方法もありますが、自社の目的に合致した機能を備えているツールを使うのがおすすめです。
例えば、マーケティングの強化をしたいなら分析に強いツールを、大量にメールを送りたいなら、配信数無制限のツールを選ぶと良いでしょう。
2. 提供形態
メール配信ツールには、主に次の3種類があります。
【オンプレミス型・サーバー導入型】
- 自社でサーバーを構築して運用・保守を行う
- カスタマイズ性が高い
- 初期費用が高くなる可能性がある
- 既存のシステムを持っている企業におすすめ
【クラウド型・ASP型】
- インターネット上でサービスを利用する
- 常に最新バージョンが利用できる
- サーバーの運用管理がいらない
- 初期費用を抑えたい企業におすすめ
【パッケージソフト型】
- 自社のパソコンにソフトウェアをインストールする
- 買い切り型が一般的で無料のソフトもある
- 自社でのセキュリティ対策が必要
- パソコン環境によって性能が左右される可能性がある
メリットや注意点を踏まえて、自社に合うツールを選択しましょう。
3. 機能
メール配信ツールを選ぶ際は、機能が多いツールを選ぶのではなく、自社の目的に合った機能が備わったツールを選びましょう。
一般的に、機能が多いツールのほうが初期費用や月額利用料が高額になる傾向があります。また、細かい機能がたくさんあっても、結局使いこなせずに終わってしまいます。
あらかじめツールの目的を明確にしたうえで、必要な機能をピックアップし、最も適しているツールを選ぶのがおすすめです。
また、オプションや上位プランでしか使用できない機能もあるため、事前に確認しておくと安心です。
4. 料金
メール配信ツールを導入する際は、初期費用に加えて月額費用なども比較しましょう。特に月額利用料は毎月かかるコストのため、慎重に比較検討することが大切です。
メール配信ツールの課金方法は、主に「登録アドレス数に応じた従量課金」と「実際の配信数に応じた従量課金」の2つに分かれます。自社の現状を洗い出しておくと、どちらが良いか判断しやすいでしょう。
5. サポート内容
万が一使用中にトラブルが起きた場合、柔軟に対応してくれるかどうかは重要です。そのため、サポートデスクの有無や対応時間なども、あわせて比較しておくのがおすすめです。
海外製のメール配信システムの場合は、サポートがなかったり英語対応だったりするケースがあります。英語に対応できる社員がいれば問題ありませんが、比較ポイントとして覚えておくと良いでしょう。
6. 無料トライアルの有無
有料のメール配信ツールのなかには、無料トライアルを実施しているものがあります。導入後に、「使いにくい」、「使いたかった機能がない」ということがないように、無料トライアルを活用して実際の使用感を必ずチェックしましょう。
無料トライアル期間中であれば、使用してみて「目的に合わない」と感じた場合でもコストをかけずに乗り換えができます。
なお、トライアル期間は1週間や1か月など、ツールによって異なるため、利用開始時に確認しておきましょう。
無料プランがあるメール配信ツール6選
ここからは、おすすめのメール配信ツール19選を紹介します。
メール配信ツールには、無料プランが用意されているものもあります。「無料トライアル」はツールが使える期間が限られていますが、「無料プラン」の場合は、オプションなどを追加しなければ、ずっと無料で使用できます。
無料プランがあるメール配信ツールとして、
- HubSpot(Marketing Hub)
- Mailchimp
- acmailer
- める配くん
- Mailsales
- SendGrid
1. HubSpot(Marketing Hub)
出典:HubSpot
当社が提供するマーケティングツールMarketing Hubは、メール配信システムとしての機能も充実しています。
メールのテンプレートは、ドラッグ&ドロップで操作可能で、直感的な操作で利用できます。
無料でメール機能を利用可能で、Professionalなどの有料版にアップグレードすると、ABテストやキャンペーンレポートの抽出など、メールマーケティングの効果測定に役立つ機能を追加利用できます。
HubSpotの無料で利用できるCRMと連携しており、メール配信先のリスト管理や、送付したユーザーの開封状況などが自動的にCRMに蓄積されます。顧客ごとの自社サイトの閲覧や営業担当者、カスタマーサポートへの問い合わせ内容などすべての行動履歴がCRMで一元管理できるため、顧客の状況を把握したうえでのメール施策を実行しやすいでしょう。メルマガ初心者から、マーケティングオートメーションの実施を検討されている方まで、幅広い層におすすめです。
【ツールの特徴】
- 無料から利用できる
- CRMと連携しており、顧客情報を一元管理できる
【ツール仕様】
- 価格:無料(Professional:月額96,000円/Enterprise:月額432,000円)
- 無料トライアル期間:14日間
- 提供形態:クラウド型・ASP型
- サポート体制:有り
- 公式URL:HubSpot(Marketing Hub)
2. Mailchimp
出典:Mailchimp
Mailchimpは、月間1,000通まで無料でメールを配信できます。無料プランでも有料級のマーケティング機能は備わっているため、まずは無料プランで様子をみても良いでしょう。直感的に操作できるため、初心者でも比較的使いやすく、世界中で利用されています。
ただし、アメリカのメール配信システムのため、サイトはすべて英語表記です。メールサポートも英語とスペイン語での対応になります。
【ツールの特徴】
- 無料でも月間1,000通を送信できる
- 直感的に操作できる
【ツール仕様】
- 価格:無料(Essentials・Standardは登録人数によって異なる/Premium:月額34,500円)
- 無料トライアル期間:30日間
- 提供形態:不明
- サポート体制:有り
- 公式URL:Mailchimp
3. acmailer
出典:acmailer
acmailerは、インストール型のメール配信システムです。メールの送信数や登録アドレス数に関係なく、無制限ですべての機能が無料で使えます。そのため、「とにかくコストを抑えたい」という方におすすめです。
ただし、自社でメールサーバーを選定した上で初期設定を行う必要があるため、ITの知識がないと操作が難しい可能性があります。
【ツールの特徴】
- すべての機能を無料で利用できる
- 低コストでの導入が可能
【ツール仕様】
- 価格:無料
- 無料トライアル期間:なし
- 提供形態:パッケージソフト型
- サポート体制:あり
- 公式URL:acmailer
4. める配くん
出典:める配くん
める配くんは、無料プランでもHTMLメールを作成できるエディターなど、高性能な機能が多く備わっています。操作方法もシンプルなため、初心者でもかんたんにメールの作成が可能です。
サポート体制も整っており、マニュアル動画・メール対応・電話と、幅広く対応しています。
有料プランもあり、登録アドレス数や月間配信数によって料金幅が異なるので、自社に適したプランが選べます。
【ツールの特徴】
- 無料プランでも高性能
- サポート体制が充実
【ツール仕様】
- 価格:無料(有料プランもあり)
- 無料トライアル期間:14日間
- 提供形態:クラウド型・ASP型
- サポート体制:有り
- 公式URL:める配くん
5. Mailsales
出典:Mailsales
Mailsalesは、専門知識不要でかんたんにHTMLメールが作成できます。また、予約配信やターゲット配信などの基本的な機能に加えて、効果測定の実施も可能です。
リスト管理機能も備わっているため、現在SFAやCRMで管理している顧客データをメール配信に利用できます。将来的に営業DXを推進したいと考えている企業におすすめのメール配信ツールです。
【ツールの特徴】
- 専門知識不要でかんたんにHTMLメールが作成できる
- 将来的なDX営業が期待できる
【ツール仕様】
- 価格:無料(有料プランはアドレス数によって変動)
- 無料トライアル期間:期限なし
- 提供形態:不明
- サポート体制:要問い合わせ
- 公式URL:Mailsales
6. SendGrid
出典:SendGrid
SendGridは、初期費用無料、手間のかかるメールインフラの構築作業も不要ですぐに使えるメール配信ツールです。クラウドサービス用のアカウントの作成だけで即日メールの送信が可能なため、すぐに使いたい方にもおすすめです。
SendGridにはメールインフラのエキスパートが多数在籍しているため、高確率でターゲットにメールが届きます。ただし、無料プランには機能制限があるため、本格的に使用したい場合は有料プランへの乗り換えも検討しましょう。
【ツールの特徴】
- 初期費用無料、メールインフラの構築作業も不要ですぐに使える
- メール到達率が高い
【ツール仕様】
- 価格:無料(有料プランは送信通数によって変動)
- 無料トライアル期間:不明
- 提供形態:クラウド型・ASP型
- サポート体制:有り
- 公式URL:SendGrid
大量送信に対応できるメール配信ツール7選
メール配信ツールには、送信数の上限数が定められているものもあります。ここでは、大量送信に対応できるメール配信ツールを7つご紹介します。
- 配配メール
- Cuenote FC
- WEBCAS e-mail
- アララ メッセージ
- コンビーズメールプラス
- astengine
- ベアメール
1. 配配メール
出典:配配メール
配配メールは、導入企業1万社以上、継続利用率98%と圧倒的支持を誇るメール配信ツールです。セグメント配信やステップメールなどで、効率よく配信できる点に加え、操作がシンプルで初めてでもかんたんに使えます。
サポート体制も整っており、 カスタマーサクセスチームが個別相談会やユーザー限定イベントなどで、質問に答えています。
【ツールの特徴】
- 豊富な機能で効率よく配信ができる
- サポート体制が整っている
【ツール仕様】
- 価格:プランや登録アドレス数によって変動
- 無料トライアル期間:有り(期間不明)
- 提供形態:クラウド型・ASP型
- サポート体制:有り
- 公式URL:配配メール
2. Cuenote FC
出典:Cuenote FC
Cuenote FCは、月間76億通の配信実績と、毎時1,000万通の配信スピードが特徴です。HTMLエディターや顧客管理機能など、一般的な機能はすべて標準搭載しているため問題なく使用できるでしょう。
また、会員のデータベースをかんたんに自動連携するための「自動CSVインポート機能」や、外部システムとスムーズに連携するための「API」などの利用も可能です。
これにより、部署間で異なるツールを使っているなどの事例にも適応できます。
【ツールの特徴】
- 月間76億通の配信実績、毎時1,000万通の配信スピード
- 外部システムとの連携が可能
【ツール仕様】
- 価格:Premiumプラン:月額5,000円~/専用ASPプラン:月額150,000円~/オンプレミスプラン:月額54,000円~
- 無料トライアル期間:有り(期間不明)
- 提供形態:クラウド型・ASP型
- サポート体制:有り
- 公式URL:Cuenote FC
3. WEBCAS e-mail
出典:WEBCAS
WEBCAS e-mailは、毎時1,000万通超えの高速配信が可能なメール配信ツールです。メールの作成から配信、分析、管理にいたるまで、メールマーケティングに欠かせない機能が豊富に備わっています。
官公庁や大手企業での導入実績が豊富で、初めてメール配信ツールを導入する企業でも安心して利用できるでしょう。
料金は提供形態や使用期間によって異なるため、問い合わせが必要ですが、1か月だけの利用などもでき、気軽に試せます。
【ツールの特徴】
- 毎時1,000万通超えの高速配信が可能
- 官公庁や大手企業でも導入されている
【ツール仕様】
- 価格:要問い合わせ
- 無料トライアル期間:7日間
- 提供形態:クラウド型・ASP型/パッケージソフト型
- サポート体制:有り
- 公式URL:WEBCAS
4. アララ メッセージ
出典:アララ
アララ メッセージは、低コストながら豊富な機能で人気があります。高度な配信処理能力で、大量のメールを高速で配信可能です。送信先のドメインごとに自動でチューニングが実施されるため、高い到達率を誇ります。
さらに150種類以上のテンプレートが用意されており、ターゲットに合わせたメールをかんたんに作成できます。
【ツールの特徴】
- 大量のメールを高速配信できる
- 150種類以上のテンプレートからかんたんにメールが作成できる
【ツール仕様】
- 価格:月額9,500~(月間配信通数によって変動)
- 無料トライアル期間:30日間
- 提供形態:クラウド型・ASP型
- サポート体制:有り
- 公式URL:アララ メッセージ
5. コンビーズメールプラス
出典:コンビーズメールプラス
コンビーズメールプラスは、HTMLエディターでデザイン性の高いメールの作成が可能です。アドレス登録数1,000件で月額4,000円~と料金がリーズナブルなため、コストを抑えたい中小企業でも導入しやすいでしょう。
開封率の分析機能など、メールマーケティングに必要な機能は一通り備わっています。
【ツールの特徴】
- 最大50万アドレスの大規模配信に対応
- HTMLエディターでデザイン性の高いメールの作成が可能
【ツール仕様】
- 価格:月額4,000円~
- 無料トライアル期間:30日間
- 提供形態:クラウド型・ASP型
- サポート体制:有り
- 公式URL:コンビーズメールプラス
6. blastengine
出典:blastengine
blastengineは、1万8,000社以上の配信ノウハウを持ったメール配信ツールです。配信数によって価格設定が行われているので、自社の状況に応じた選択ができます。配信数が少ない企業なら、低コストで利用が可能です。
専門スタッフがサポートにあたっているため、わからないことがあった場合や、予期せぬトラブルに備えられます。
【ツールの特徴】
- 配信数に応じた料金形態
- 専門スタッフによりサポートで安心
【ツール仕様】
- 価格:月額3,000円~
- 無料トライアル期間:期限なし
- 提供形態:クラウド型・ASP型
- サポート体制:あり
- 公式URL:blastengine
7. ベアメール
出典:ベアメール
ベアメールは、1時間あたり500万通という高速配信が強みです。メールの到達率改善にも優れており、配信結果は管理画面から30分以内に確認できます。そのため、万が一顧客からクレームなどがきても迅速に対応でき、機会損失を防げる可能性があります。
「大量のメールを配信したい」「到達率が伸びなくて悩んでいる」という方は、ぜひお試しください。
【ツールの特徴】
- 1時間あたり500万通の高速配信
- メールの到達率の改善が期待できる
【ツール仕様】
- 価格:月額5,000円~
- 無料トライアル期間:7日間
- 提供形態:オンプレミス型/クラウド型・ASP型
- サポート体制:有り
- 公式URL:ベアメール
運用改善に適したメール配信ツール4選
すでにメール配信を行っていて運用を改善したい場合には、次の4つのメール配信ツールがおすすめです。
- オレンジメール
- WiLL Mail
- Salesforce Marketing Cloud Account Engagement
- アクセスメール
1. オレンジメール
出典:オレンジメール
オレンジメールは、メール配信機能からマーケティング機能まで、マーケティングに役立つ機能が豊富に備わっています。特に運用改善に適しており、ABテストやバックナンバー自動SEO機能などの分析ツールが利用可能です。
動画マニュアルやメールサポートもあるため、初心者でも安心して使えます。料金はメルマガ登録読者数による定額制で、自社の状況に合わせて選べます。
【ツールの特徴】
- マーケティングの改善に強い
- サポート体制が整っている
【ツール仕様】
- 価格:月額2,980円~
- 無料トライアル期間:180日間
- 提供形態:クラウド型・ASP型
- サポート体制:有り
- 公式URL:オレンジメール
2. WiLL Mail
出典:WiLL Mail
WiLL Mailは、ドラッグ&ドロップでHTMLメールを作成できる配信ツールです。HTMLの知識がなくても、複雑なレイアウトのメールをブログ感覚で作れると好評です。
また、開封率やクリック率など、ユーザーの行動履歴を分析できる点も特徴です。ヒートマップ分析や、コンテンツ分析など種類も豊富なので、自社の課題に合った分析ができます。
【ツールの特徴】
- ドラッグ&ドロップでHTMLメールを作成できる
- ユーザーの行動履歴を分析できる
【ツール仕様】
- 価格:シンプルプラン:月額4,000円~/プレミアムプラン:月額10,000円~
- 無料トライアル期間:14日間
- 提供形態:クラウド型・ASP型
- サポート体制:有り
- 公式URL:WiLL Mail
3. Salesforce Marketing Cloud Account Engagement
出典:Salesforce Marketing Cloud Account Engagement
Salesforce Marketing Cloud Account Engagementは、AIを搭載しているメール配信システムです。AIで顧客行動を読み取り、属性に応じたメール配信を行うことで、より正確なデータを取って分析ができます。
メール配信だけでなく、LINEなどのSNSマーケティングにも対応しています。
ほかのシステムと連携しやすい株式会社セールスフォース・ジャパンのサービスのため、データ同期やID認証の一元化などの効率化も期待できるでしょう。
【ツールの特徴】
- AIを搭載している
- LINEなどのSNSマーケティングにも対応している
【ツール仕様】
- 価格:月額150,000円~
- 無料トライアル期間:30日間
- 提供形態:クラウド型・ASP型
- サポート体制:有り
- 公式URL:Salesforce Marketing Cloud Account Engagement
4. List Finder
出典: List Finder
List Finderは、マーケティングの改善に役立つメール配信ツールです。メール配信などの基本的な機能はもちろん、見込み顧客へのアプローチが効率的に行えます。
BtoBに強いのが特徴で、「すぐに」「簡単に」がコンセプトのサービスです。必要な機能に絞られているため使いやすく、月額4万円台から利用できます。
【ツールの特徴】
- マーケティングへの活用がしやすい
- 6か月の伴走サポートがある
【ツール仕様】
- 価格:月額45,000円~
- 無料トライアル期間:有り(期間不明)
- 提供形態:クラウド型・ASP型
- サポート体制:有り
- 公式URL: List Finder
サポートが手厚いメール配信ツール2選
サポートが手厚いメール配信ツールは、次の2つです。
- AutoBiz
- BENCHMARK Email
1. AutoBiz
出典:AutoBiz
AutoBizはメルマガやステップメール配信に強いメール配信ツールです。機能も豊富で、フォーム作成からLINEの配信までできるため、初心者から上級者まで幅広い層が使用できます。
サポート体制も手厚く、平日午前10時~午後6時までなら電話で質問でき、すぐに対応してもらえる点も強みです。
ただし、無料トライアルがないため、自社の目的に合ったツールかどうか慎重に検討しましょう。
【ツールの特徴】
- メルマガやステップメール配信に強い
- 電話サポートで疑問をすぐに解決できる
【ツール仕様】
- 価格:月額2,934円~
- 無料トライアル期間:なし
- 提供形態:クラウド型・ASP型
- サポート体制:有り
- 公式URLAutoBiz
2. BENCHMARK Email
出典:BENCHMARK
BENCHMARK Emailは、HTMLメールの作成からランディングページの作成まで、幅広い機能を兼ね備えています。プロデザイナーが作成した500種類以上という圧倒的な数を誇るテンプレートが用意されており、目的に合わせたHTMLメールの作成が可能です。
BENCHMARK Emailは海外製のツールですが、国内に日本法人があるため問い合わせサポートも日本語で行っています。
【ツールの特徴】
- 500種類のテンプレートから選べる
- 海外製品だが日本語サポートがある
【ツール仕様】
- 価格:Proプラン:月額1,785円
- 無料トライアル期間:期限なし
- 提供形態:クラウド型・ASP型
- サポート体制:有り
- 公式URL:BENCHMARK
メール配信ツールを使用して効率的にメールを送信しよう
メール配信ツールは、ターゲットに対して目的別にメールを送信する機能が備わっているツールです。
自動一斉送信機能やリスト管理機能、HTMLメールの作成などの基本的なメール配信をサポートするものから、配信結果の分析やシナリオ配信といった機能を備えているツールもあります。
メール配信ツールを活用するとメールマーケティングの効率化だけでなく、より効果的な運用が可能です。
本記事を参考に、自社の目的に適したツールを使用しましょう。