SEOの外部対策とは、サイトの外部から評価してもらうために行う施策のことです。

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自社ではコントロールしにくい部分のため、「どう対策したらよいのかわからない」と悩む方が多いかもしれませんが、SEOでは大変重要な要素です。

外部対策は様々ありますが、主要なものとしては被リンクやサイテーション(自社サイトへの言及)の獲得施策が挙げられます。

外部施策のコツは、他者とのポジティブなネットワークづくりを意識することです。

ソーシャルメディアでフォロワーと積極的に交流するのと同じだと考えてみてください。もちろん、被リンクを購入するなどのブラックハットな施策は言語道断です。

本記事では、HubSpot編集部が考える良質な被リンクを獲得するための24個のアイデアに加え、株式会社ウェブライダー代表でSEOコンサルティング事業で数々の実績を上げている松尾茂起氏の「外部対策の本質」についての見解もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

SEO基礎完全攻略キット

SEOの外部対策とは?

SEOの外部対策とは?SEOの外部対策とは、簡単に言ってしまえば、自分のサイトの外部で行うSEOのことです。

自分のWebサイトが、他のWebサイトなど外部からどの程度評価されているかは、検索順位の決定に大きく影響します。

そして「外部からどの程度評価されているか」の基準となるのが被リンクです。被リンクとは、外部サイトに自社サイトのリンクを張ってもらうことを指します。

Google は外部リンクの重要性について、「Google が掲げる10の事実」で明言しています。

Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。
出典:Google

一方、SEOの外部対策ではサイテーションも重要だといわれています。サイテーションとは、自社の企業名やサイト名が、外部サイトやSNSで言及されることです。

Google はサイテーションの効果について明言していませんが、少なからず影響があると考えられています。

なお、被リンクやサイテーションの数は多ければよいというものではありません。もし被リンクやサイテーションの質が低ければSEO効果は見込めず、むしろ逆効果になる可能性さえあります。

そのため、SEOの外部対策では、いかに質の高いリンクやサイテーションを数多く受けるかに重点を置きます。
 

SEO外部対策と内部対策の違いは?

SEOには、大きく分けて外部対策と内部対策の2つがあります。

外部対策は、サイトの外部からの評価を得る施策です。外部リンクやサイテーションを獲得することで、検索エンジンからの評価を高めることを目指します。

一方の内部対策は、検索エンジンに自分のサイトのコンテンツ内容を正しく伝えるために、サイト内部で行う施策です。サイトマップ作成やパンくずリスト作成、サイト内構造やタグの最適化などが代表的な施策です。

このようにSEOの外部対策と内部対策では目的も手段も異なるため、どちらか片方ではなく、同時に実施することが大切です。
 

SEO外部対策の変遷

SEO外部対策は、Google の登場や検索エンジンの大規模アップデートとともに、大きく変わってきました。

現在では、Google によって禁止されているような手法も、その当時は主流として行われていたこともあります。

今回は外部対策の大まかな歴史を表にまとめましたので、把握のためにご活用ください。

SEO外部対策の変遷

 

外部対策でやってはいけないことは?

正しい外部SEO対策をすると、多くのリンクを獲得し、自社サイトの検索順位アップにつながります。

しかし、被リンクを獲得するためには何をやってもいいわけではなく、Google のガイドラインに違反する行為やスパム行為を行うとペナルティを課せられる可能性があります。そうすると、逆に検索順位が下がってしまうなど自分のWebサイトに悪い影響を与えてしまうでしょう。

ガイドラインに違反する行為の例として、「リンクプログラム」が挙げられます。

リンクプログラムとは検索結果におけるランキングを操作する目的で設置されるリンクを指し、コピーコンテンツからのリンクを始めとした低品質なリンク、購入されたリンクなどが当てはまります。

以下では、リンクプログラムを始め、外部SEO対策でやってはいけない具体的な行為について詳しく説明していきます。
 

低品質なリンクを張り、被リンクの数を増やす

低品質なリンクとは、例えば、コピーコンテンツや自社のウェブサイトと全く関係がないページからのリンクを指します。

被リンクの数を稼ごうとして自ら低品質なウェブサイトを作成すれば、大量に低品質な被リンクをつけられます。被リンクの数で検索結果の順位が決まっていた時代には、このような施策が実際に横行していました。

しかし現在は検索エンジンの精度も高まっており、このような被リンクをつけても、自社サイトには何のメリットもなく、むしろ順位低下に繋がる可能性があります。

したがって、外部SEO対策では被リンクの数にこだわるのではなく、いかに質の高いWebサイトからリンクしてもらえるかを考えましょう。

ただ、低品質、もしくは無関係な外部ページからの被リンクはコントロールしようがありません。Google では、コントロールできない低品質な被リンクは無効化させる動きも進めているようです。
 

リンクを購入する

被リンクの購入は絶対にやってはいけません。不自然な被リンクが大量に存在する場合には、Google によってペナルティが課されてしまうでしょう。

そもそも購入した被リンクは、質の低いWebサイトなので、結果としてSEOとしてのメリットはなく、デメリットしか存在しません。
 

隠しテキストや隠しリンクを設置する

閲覧するユーザーには見えないようにWebサイト内に隠しリンクや隠しテキストを設置する行為もスパム行為と判断され、ペナルティの対象です。

例えば、フォントサイズをゼロにしたり、背景と同じ色の文字でテキストを表示したりする行為が挙げられます。また、画像の後ろへのテキストやリンクの配置も隠しリンクや隠しテキストと判断されます。
 

不正なリダイレクト

Google ではユーザーが意図しないコンテンツやWebページへ転送させる行為を禁止しています。

ただし、Webサイト移転などでユーザーを正しいページへ誘導したり、複数のページを一つに統合したりする行為は不正とはみなされません。

また、検索エンジンのクローラーとユーザーとで意図的に異なるコンテンツを表示させるクローキングという行為も不正リダイレクトとみなされます。
 

悪意のある動作を伴うページを作成する

Webサイトなどで、ユーザーが意図しない動作をするのもスパム行為と判断されペナルティの対象です。悪意のある動作としては以下のものが一例として挙げられます。

  • ページ上のコンテンツの位置を変更または操作することで、ユーザーが特定のリンクやボタンをクリックしていると認識していても、実際にはページの別の部分をクリックしたことになるようにすること
  • ページに新しい広告やポップアップを挿入する、ページ上の既存の広告を別のものに置き換える、またはそのような動作をするソフトウェアを宣伝またはインストールすること
  • ユーザーがダウンロードをリクエストしたときに意図しないファイルもダウンロード対象に含めること
  • ユーザーのパソコンにマルウェア、トロイの木馬、スパイウェア、広告、ウイルスをインストールすること
  • ユーザーに知らせて同意を得ることなくユーザーのブラウザのホームページや検索設定を変えること
     出典:Google 検索セントラル

 

SEO外部対策に効果的な手法24選

ここまでの説明で、外部SEO対策における良質な被リンクの獲得が重要であることがおわかりいただけたと思います。

ここからは、SEO外部対策に効果的な24の手法をご紹介します。
 

ブログを運用する

 

1. 読み手がリンクを張りたいと思うようなコンテンツを出し続ける

読み手が自然とリンクを張りたいと思うような素晴らしいブログコンテンツを一貫して発信しつづけること。これは被リンクを効果的に獲得するための最も確実な方法のひとつです。

Google が掲げる10の事実「ユーザーに焦点を絞れば、ほかのものはみな後からついてくる。」「1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。」という2つの項目があります。

これらのGoogle の企業ポリシーは、ブログ運用において当てはまります。
 

2. ブログにRSSフィードを設定する

RSSフィードとは、自社のブログやWebサイトの更新情報を「RSS」という形式のデータで提供する仕組みです。自社のブログやWebサイトにRSSフィードを設定することによって、ほかの人があなたのコンテンツを引用しやすくなり、サイトに対して被リンクを張ってもらえるようになります。

RSSはかつて隆盛を極めた機能であり、現在は決して主要な機能とは言えませんが、2021年10月にGoogle がRSSリーダー機能「フォロー」を公開しました。この機能は、「フォロー中」というタブでフォローしたサイトの更新情報が得られるものです。

対象は2022年6月時点でAndroidユーザーのみですが、今後ブラウザやiOSでも利用可能になる予定です。
 

3. 外部サイトでゲスト投稿を書かせてもらう

自分の知見を役立ててもらえそうなブログを探し、ゲスト投稿を執筆させてもらえないか依頼してみてください。あなたをゲストブロガーとして迎え入れてくれるところであれば、記事内に被リンクを張ることに喜んでOKしてくれるはずです。

ただし、毎日ゲスト投稿を行って記事内に被リンクを張るなど、被リンクの頻度によってはGoogle に不自然なリンクと判断されることもあるので注意しましょう。

また、ゲスト記事を書かせてもらえればどこでもいいわけではありません。自社として、ユーザーに有益な価値を提供できると思えるようなブログにゲスト投稿を行うようにしましょう。
 

4. リソースリストを作成する

リソースリストとは、あなたが実際に使っているソフトウェアやツールをリストアップしたコンテンツです。網羅的なリソースリストを作成し、他のブロガーが活用できるように自社サイトに掲載しましょう。

こうした有益なコンテンツを公開することで、あなたのコンテンツが引用される可能性が高まり、外部リンクが集まりやすくなります。
 

5. ニュースジャッキングを行う

ニュースジャッキングとは、最新の出来事やニュースが注目される前にコンテンツを配信し、話題の高まりとともに自分のコンテンツへの注目を集める手法のことです。

あるニュースに対して誰よりも早く話題にすれば、Google の「鮮度」重視アルゴリズムにより、検索エンジン検索結果ページの上位に表示される可能性が高くなります。その後、ほかの人たちがそのニュースについて記事を書く際に、あなたのコンテンツを引用する可能性が高まるでしょう。

ニュースジャッキングでコンテンツを作成する際には、自社と関連性の高いトピックを選び、また自社ならではの見解など有益な情報を伝えるといいでしょう。
 

オリジナリティの高いコンテンツを制作する

 

6. 自社のクライアントを紹介する事例記事を作成する

自社サービスを検討中の見込み客に情報提供するために、自社のクライアントを紹介した事例記事を作ることはよくあります。その事例記事が、クライアントが引用したくなるような内容だった場合、結果的に記事に対してクライアントのサイトなどからリンクを張ってもらえる場合があります。

例えばインタビュー時に、事業にかける思いや今後の展望をクライアントに語ってもらい、それらについても事例記事内で触れると、クライアントのブランディングにもつながります。そうすると、クライアントからも「引用したい」と思ってもらえるでしょう。
 

7. 調査を実施する

ある特定の事象、研究対象に対する調査を行い、調査結果をコンテンツにします。調査結果が有益なデータとなっていれば、様々なメディアや企業、ユーザーにデータを引用してもらえる可能性が高まります。

読み手に気づきを与えるような調査データを作り上げるには、かなりの労力が必要です。しかし、一度調査データを作成すれば長期的に引用される可能性があります。

また、自社の認知拡大や取材依頼につながるなど、被リンク獲得以外の効果も期待できるため、トライしてみる価値はあるでしょう。

HubSpot Japanでも、外部SEO対策を主目的にしたものではありませんが、2022年2月に自社で実施した調査データをまとめた「日本の営業に関する意識・実態調査結果」を公開したところ、様々なメディアや企業に引用していただきました。

同時期にHubSpotブログの営業関連記事の流入が増加したことから、多くの引用によって営業カテゴリにおけるHubSpotのE-A-Tが上昇し、よい影響を与えたと考えられます。
 

8. 書籍のレビューを書く

他社が発行している書籍やブログなどのコンテンツについて、包括的なレビューを書きましょう。

ほかの人たちの参考になるような質の高いレビューを書けば、その書籍の著者やレビューを見て「役に立った」と感じたユーザーにリンクしてもらえる可能性があります。
 

9. 無料のウェビナーを開催し、オンラインでアーカイブの動画を公開する

ウェビナーとはインターネット上で動画を使ってセミナーを開催することで、オンラインセミナーとも呼ばれています。

ウェビナーは、例えば自社製品の活用方法や専門知識など、ユーザーにとって関心が高い情報を提供するとよいでしょう。そのうえで、ウェビナーの開催後、オンラインでアーカイブ動画を公開すれば、ユーザーがアーカイブを見直し、感想を共有しやすくなります。

ウェビナーについての詳しい内容やツールは、以下の記事でご紹介しています。

10. 良質なダウンロード資料を作成する

普段の業務に役立つテンプレートやマニュアルといったダウンロードコンテンツは、多くのユーザーにブックマークされたり紹介されたりすることで、被リンクが集まります。

テンプレートなどを作成する際は、対象とするユーザーにとってどんなテンプレートであれば重宝されるかを考えましょう。例えばデザイナーの方向けには、ダウンロード可能な名刺テンプレートのライブラリを提供すると喜ばれるでしょう。

HubSpotでも多くのダウンロード資料を提供しています。

例えば、こちらの「eBook&ホワイトペーパー作成マスターガイド」ではeBookとホワイトペーパーの基礎知識、作成手順、また作成後のプロモーションや効果測定方法まで解説し、eBookやホワイトペーパーを作成したい方向けに有用な情報を提供しています。
 

コンテンツを見やすくデザインする

 

11. インフォグラフィックを作成する

インフォグラフィックとは、情報やデータ、知識などを視覚的に表現したものです。インフォグラフィックは、テキストの情報を図やイラストでわかりやすくまとめているため、多くの人が内容を理解しやすく、共有されやすいといえます。

また、外部サイトがあなたのインフォグラフィックをシェアしやすいように、埋め込みコードを作っておくとよいでしょう。
 

12. 様々な形式のビジュアルコンテンツを作成する

インフォグラフィック以外にも、情報を簡潔にまとめた漫画やグラフ、イラストといったビジュアルコンテンツも人気です。

ビジュアルコンテンツを作るには、必要な情報を整理し、わかりやすい図の形式や見やすい配色に配慮するなど、手間がかかります。しかし、他社が積極的に取り組まないからこそ、ユーザーが求めている情報をあなたがわかりやすく視覚化することで、ユーザーの役に立ち、結果的にコンテンツの共有や被リンクの獲得につながります。
 

13. プレゼンテーションを作成する

プレゼンテーションを作成し公開することで、多くの人の目に留まり、共有してもらうことを期待できるでしょう。

すでに作成してあるインフォグラフィックや、実施済みの講演・ウェビナーがあれば、プレゼンテーションに作り替えることができます。そして、そのプレゼンテーションをWebサイト内のブログやtwitterなどのSNS、SlideShareなどのスライドの共有サービスで公開しましょう。
 

自社のPRにつながるコンテンツを制作する

 

14. 関心をひくような自社ニュースについてプレスリリースを書く

自社をうまくPRすることも外部SEO対策において非常に有効な手段です。読み手の関心を引くような自社ニュースについてプレスリリースを書き、サイトに掲載しましょう。

大手のプレスリリース配信サービスで広く配信してもらうと、自社の認知拡大にもつながり、その後他のコンテンツも目に留めてもらいやすくなります。
 

15. ニュース内容に他社が関係する場合は共同プレスリリースを出す

ニュース内容に他社が関係している場合には、共同プレスリリースを出すことをおすすめします。

共同プレスリリースを出すことで、相手のサイトにリンクを張ってもらえます。また、自社ではリーチできなかった相手の関連サイトにもリーチできるようになります。
 

16. ビッグニュースや素晴らしいコンテンツがある場合にはアウトリーチを行う

アウトリーチとは、直訳すると「外に手を伸ばす」という意味です。外部SEO対策においてのアウトリーチは、ある特定の対象者に対して積極的に働きかけることです。

例えば、あなたの会社の理念や事業の背景に価値があると心から思ってくれている何人かのメディア関係者にコンタクトを取ります。

そして彼らがその内容をリソースとしてリンクできるように、専用のページを作成します。こちらから積極的に働きかけることで、短期間でより多くのリンクを獲得できるでしょう。

具体的には記者向けの勉強会などが考えられます。

HubSpotでも2021年8月、新製品の「Operations Hub」の認知向上、および従来は後方支援的存在と位置付けられてきた「オペレーション」の重要性について広く啓蒙する目的で、「オペレーション」に関する勉強会を記者・アナリストを対象に開催。結果、目標を上回る数のメディアの方に参加いただき、記事化していただけることとなりました。
 

17. インタビューを受ける

外部SEO対策において、外部のメディアや企業からインタビューを受けることは、またとない大きなチャンスにつながります。外部のメディアなどに積極的にアプローチし、インタビューを受け、広告記事を掲載してもらうことで自然にインバウンドリンクの機会が増えるでしょう。

例えばHubSpotでは、以下のようなインタビュー記事を掲載していただいています。

お客さまとともに成長するHubSpot流「フライホイール」の回し方

HubSpotグローバル2位の導入支援担当者が実践している「CRM・MA導入の3ステップ」
 

18. Op-ed(署名入りのオピニオンページ)を執筆する

オピニオンページとは、自身や自社の意見・見解を発信するコンテンツです。新聞などであれば「社説」がオピニオンページにあたります。

オピニオンページを利用して外部SEO対策をする場合、大手全国紙や雑誌のオンライン版をターゲットに定め、自社の見解を述べたコンテンツを掲載してもらい、価値の高いインバウンドリンクを獲得しましょう。

例えばHubSpotでは、2022年6月よりMarkeZineに連載コラム『「インバウンドの思想」をマーケティングに~実践事例とその思考プロセス~』を掲載させていただいています。

HubSpotのマーケターは「インバウンド」をどのような思考プロセスで実践しているのか、そのプロセスや葛藤を具体的にお伝えしていくことで、読者のインバウンドの理解を深め、具体的なアクションに役立てていただく内容になっています。
 

パートナーシップやリレーションシップを構築する

 

19. 互いを補完するような業界の企業とパートナーシップを組む

外部SEO対策では、自社だけではなくさまざまな企業やウェブマスターなどとパートナーシップやリレーションシップを構築することが成功の秘訣です。

例えば、同じ業界内の企業やウェブマスター同士で共同執筆したり、インタビュー内容を紹介したりする手法があります。その上で相互リンクを張り合うことで、良質な被リンクを獲得できるでしょう。

このようにパートナーシップを組むことで、相手の成功が自分の利益にもつながります。
 

20. レビューを依頼する

例えば、自社プロダクトの新機能に関して、ユーザーや業界のエキスパート、アナリストなどにレビューを依頼します。レビューを依頼することで、インバウンドリンクを得られるだけでなく、貴重なフィードバックももらえます。

また、レビューを依頼した人たちとの関係も強化され、自社プロダクトに対してより多くのファンを獲得することにもつながります。
 

ソーシャルツールを最大限に活用する

 

21. SNSで目を引きやすいコンテンツエリアにSNS共有ボタンを設置する

ソーシャルメディアの利用が当たり前になっている現状において、外部SEO対策でソーシャルツールは最大限に活用すべきです。

インバウンドリンクを得るということは、すなわちそのコンテンツがより多くの人に届けられるということです。コンテンツ内の適切な部分にTwitterやFacebook、Instagramなどのソーシャル共有ボタンやウィジェットを置くことで、ソーシャルで共有してもらえる可能性が高まります。

ケーススタディ、電子書籍、ブログ記事などのマーケティングコンテンツ発信に積極的に組み込みましょう。
 

ボランティア活動をする

 

22. イベントのスポンサーや講演者になる

イベントは、スポンサーや講演者にとって自社や自社のWebサイトを宣伝できるチャンスです。

あなたがスポンサーの場合は各講演者にイベントのサイトにリンクを張るよう促したり、逆に講演者として登壇する場合は、イベントサイトに自社のWebサイトへリンクを張ってもらえるようスポンサーと交渉したりしましょう。
 

23. 発売前の自社プロダクトの無料体験やハンズオンイベントを実施する

自社のコアなファンに対して、発売前のプロダクトに触れられる機会を提供してみましょう。そうすると、自社への信頼や愛着をもっと抱いてもらえるだけでなく、先行してプロダクトを使った体験をSNSなどで発信してもらえるかもしれません。中には被リンク付きのレビューを書いてくれる人もいるはずです。

インバウンドリンクを得るために、皆さんはどんな方法を使っていますか?効果的なSEOを行うための方法を30日のステップとしてご紹介した無料ガイドはこちらからダウンロードできます
 

役立つツールを提供する

24. 無料ツールを作成する

多くのユーザーにとって役に立つ無料ツールを作成し公開することで、多くのリンクを集められます。

例えばHubSpotは、自社のWebサイトにおける見込み客の創出や新規顧客の集客の可能性を測れる「Website Grader」というツールを作成しました。URLを入力するだけでパフォーマンス、SEO、デザイン、セキュリティという4つの観点でWebサイトの評価を行えます。

その手軽さから、本ツールを使用した多くのユーザーが、ツールの紹介ページにリンクを張っています。
 

最大の外部対策は「コンテンツの質の向上

ここからは、ウェブライダー松尾氏の見解をご紹介します。松尾氏が考える、外部対策を進める上で最も重要なポイントは何なのでしょうか。

「自社のWebページへのリンクが単に外部のサイトから張られただけでは、リンクの質という観点で不十分です」(松尾氏)

リンクの質とは何を表しているのでしょうか?松尾氏は、わかりやすい例を挙げて解説します。

「リンクの“質”とは、そのリンクによって、有機的なつながりが生まれているかどうかを指します。具体的にいえば、そのリンクを通してトラフィックが発生していたり、自社のコンテンツが引用され、その参照元としてリンクが張られたりしている場合は、"リンクの質が高い"と言えます」

たとえば、自社の記事に対して、他の記事から「もっと詳しく知りたい方はこちら」とリンクが張られたとします。それは、自社の記事が相手のコンテンツの内容を補足、つまりコンテンツの質を担保する存在としての評価を得たという認識になります。

そういう意味で、リンクが張られるということは、情報源としての品質を評価されていることとイコールだといえます」

大事なのは、相手が紹介したくなるようなコンテンツづくりを心がけること

松尾氏のコメントから、コンテンツの質の向上が、SEOを進める上で欠かせない要素になっているのがうかがえます。

【松尾茂起プロフィール】関西学院大学を卒業後、音楽系の制作会社に勤務し、2005年にフリーランスとして独立。2010年に京都にて株式会社ウェブライダーを設立。検索集客を軸としたWebブランディングやマーケティングのコンサルティング、コンテンツ制作を手がける。これまでにプロデュースした主なコンテンツは『沈黙のWebマーケティング』『沈黙のWebライティング』、メディアには「美味しいワイン」「美味い居酒屋」「Betters」「素敵なギフト」などがある。沈黙シリーズは書籍化され、電子含めて18万部を超えるベストセラーに。また、文章作成アドバイスツール「文賢(ブンケン)」をはじめとしたSaaSもプロデュース。ピアノ弾き・作曲家としての顔ももち「国民文化祭 京都2011」などのイベントや京都の貴船神社などに楽曲を提供。

引用:メンバー紹介(社員紹介) | ウェブライダー
 

外部対策・内部対策の両輪で自社サイトの評価を高めよう

本記事で紹介したSEOの外部対策を実践すれば、インバウンドリンクを獲得するのに大いに貢献するでしょう。

しかし、SEOは外部対策だけでは十分ではありません。良質なコンテンツの作成や効果的なキーワードの使用など、内部SEOも同時に行うことではじめてSEO効果を発揮します。

SEOの歴史を見ると、検索エンジンを攻略しようとするのではなく、ユーザーニーズに応え続けることが結果的に検索順位における高評価につながることが分かります。

ユーザーにとって有益な価値を提供していくことを最優先にすれば、それが検索エンジンにおける評価につながってくるため、このような意識でSEOを行うことが大切です。

ぜひ、効果的なSEOを行って、自分のサイト運営に役立ててください。

SEO対策をもっと知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

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元記事発行日: 2015年10月06日、最終更新日: 2022年8月04日

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