SEO外部対策とは?重要性やすぐに実践できる24の対策方法

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水落 絵理香(みずおち えりか)
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SEOにおいて、外部対策は重要な施策です。しかし、自社でコントロールしにくい部分のため、対策方法に悩む方も多いでしょう。

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外部対策で大切なことは、被リンクやサイテーションの獲得のように、外部とのポジティブなネットワーク作りを意識することです。自ら質の低いリンクを作成する悪質な対策は検索エンジンからの評価の低下につながるため行ってはいけません。

本記事では、外部対策の重要性をお伝えするとともに、具体的な24の対策方法をご紹介します。株式会社ウェブライダー代表でSEOコンサルティング事業で数々の実績を上げている松尾茂起氏の「外部対策の本質」についての見解もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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SEOの外部対策とは

SEOの外部対策とは

SEOの外部対策とは、自社や自身のサイトの外部で行うSEO施策のことです。サイト外部から自サイトへの評価を得るための施策を実施して、Google をはじめとする検索エンジンからの評価を向上させます。

外部対策の代表的な施策は次の2つです。

  1. 外部リンク(被リンク)
  2. サイテーション
     

外部リンク(被リンク)

外部リンク(被リンク)とは、他社のサイトやブログなどの外部サイトから張られたリンクのことです。

Google ではその哲学として「Google が掲げる10の事実」を定めており、「4. ウェブ上の民主主義は機能する。」と提言しています。つまり、Google はどのサイトのコンテンツが重要かを判断する際に、外部リンクを基準としているのです。

そのため、外部対策では自社サイトへの外部リンク(被リンク)を増やすことが重要です。

なお、従来はSNSや広告、ユーザー投稿フォームなどに張られたリンクはそれぞれnofollow・sponsored・ugc属性になり、検索アルゴリズムで使用するシグナルとはみなされていませんでした。しかし、2019年以降には、この3つの属性もアルゴリズムのヒントとして扱われるようになりました。いわゆる被リンクとは異なりますが、SNSなどからのリンク獲得もSEOにおける重要な指標の1つとなっています。
 

サイテーション

サイテーション(citation)とは、自社の企業名・住所・電話番号(NAP)が外部サイトで紹介されることです。

外部リンク(被リンク)との違いは、リンクの有無です。外部リンクはリンクが張られるのに対し、サイテーションではリンクは張られません。Google はサイテーションについて明言していないものの、言及によって少なからずSEO効果があると考えられています。

サイテーション

 

外部対策と内部対策との違い

外部対策と内部対策との違い

SEOには、大きく分けて外部対策と内部対策の2つがあります。

外部対策は、サイトの外部からの評価を得るための施策です。外部リンクやサイテーションを獲得して検索エンジンからの評価の向上を目指します。

一方の内部対策は、検索エンジンに自サイトのコンテンツ内容を正しく伝えるために、サイト内部で行う施策です。サイトマップ作成やパンくずリスト作成、サイト内構造やタグの最適化などが代表的な施策です。

SEOの外部対策と内部対策では目的も手段も異なるため、どちらか片方ではなく、同時に実施することが大切です。

 

SEOにおける外部対策の重要性

外部リンク(被リンク)について、Google は次のように明言しています。

PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。

引用元:Google が掲げる10の事実

Google では、200以上の要素とPageRankアルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して各Webページの重要性を評価しています。外部リンク(被リンク)は外部サイトからの「投票」と解釈され、サイトやページを評価する要素の1つとされているのです。そして、これらの評価は検索順位の決定に大きく影響します。
 

SEOの外部対策で重視すべき2つの質

外部リンクはサイト評価の要素ではあるものの、多ければ良いものではありません。Google は外部対策において被リンクとコンテンツの「質」を重要としています
 

被リンクやサイテーションの質

被リンクやサイテーションは、数が多ければ良いものではありません。SEOの外部対策では、いかに質の高いリンクやサイテーションを数多く受けるかが重要です。とくに、被リンクは質が低いとSEO効果は見込めず、むしろ逆効果になる可能性さえあります。

質の良い被リンクとは、自然に獲得したナチュラルリンク、関連性の高いサイトからのリンク、クリック率の高いリンクなど、質の高いサイテーションとは、例えば権威性の高いサイトでの言及などです。

一方で質の悪い被リンクとは、購入されたリンク、サイト内で見えないように設置された隠しリンク、不正なリダイレクトなどをさします。

また、1つのサイトから複数の被リンクをもらうよりも、複数のサイトから被リンクをもらうほうが評価されやすいとされています。

被リンクの質についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、こちらもぜひ参考にしてください。

 

コンテンツの質

ここからは、ウェブライダー松尾茂起氏の見解をご紹介します。松尾氏が考える、外部対策を進めるうえで最も重要なポイントは何なのでしょうか。

「自社のWebページへのリンクが単に外部のサイトから張られただけでは、リンクの質という観点で不十分です」(松尾氏)

松尾氏はリンクの質について、わかりやすい例を挙げて解説します。

「リンクの"質"とは、そのリンクによって、有機的なつながりが生まれているかどうかを指します。具体的にいえば、そのリンクを通してトラフィックが発生していたり、自社のコンテンツが引用され、その参照元としてリンクが張られたりしている場合は、"リンクの質が高い"といえます。例えば、自社の記事に対して、他の記事から「もっと詳しく知りたい方はこちら」とリンクが張られたとします。それは、自社の記事が相手のコンテンツの内容を補足、つまりコンテンツの質を担保する存在としての評価を得たという認識になります。そういう意味で、リンクが張られるということは、情報源としての品質を評価されていることとイコールだといえます」

大事なのは、相手が紹介したくなるようなコンテンツづくりを心がけることといえるでしょう。松尾氏のコメントから、コンテンツの質の向上が、SEOを進める上で欠かせない要素になっているとうかがえます。

【松尾茂起プロフィール】関西学院大学 経済学部を卒業後、音楽系の制作会社に勤務し、舞台音楽などの制作に携わる。その後、2005年にフリーランスとして独立し、2010年に京都にて株式会社ウェブライダーを設立。検索集客を軸としたWebマーケティングのコンサルティングやコンテンツ制作を手がける。これまでにプロデュースした主なコンテンツは『沈黙のWebマーケティング』『沈黙のWebライティング』、メディアには「美味しいワイン」「美味い居酒屋」「Betters」「CHECK-LIST」などがある。沈黙シリーズは書籍化され、10万部を超えるベストセラーに。2017年秋には、文章作成アドバイスツール「文賢(ブンケン)」をプロデュース。ピアノ弾き・作曲家としての顔ももち「国民文化祭 京都」などのイベントや京都の貴船神社などに楽曲を提供。

引用:メンバー紹介(社員紹介) | ウェブライダー

 

SEO外部対策の具体的な24の方法

ここからは、質の高い外部リンクを獲得するために実践できる24の方法をご紹介します。全て行うことは大変ですが、自社に合った方法をご活用ください。
 

ブログ運営

ブログを運営していると、ブログ記事が外部サイトで紹介される機会が増えます。次のポイントを意識しましょう。
 

1. 上質なコンテンツを配信

読み手が自然とリンクを張りたいと思うような上質なコンテンツを一貫して発信しつづけることは、被リンクを効果的に獲得するための最も確実な方法です。

Google が掲げる10の事実には「1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」「2. 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。」との項目があります。これらのポリシーは、ブログ運用においても当てはまります。
 

2. RSSフィードの設定

RSSフィードとは、自社のブログやWebサイトの更新情報を「RSS」という形式のデータで提供する仕組みです。新しい投稿をするとユーザーに通知が届き、記事の概要や全文を確認できます。

自社のブログやWebサイトにRSSフィードを設定することによって、ユーザーは容易にコンテンツを引用できるため、被リンクを張ってもらいやすくなります。

Google は2021年10月にRSSリーダー機能「フォロー」を公開しました。現在、RSSは主要な機能ではありませんが、対応しておくと良いでしょう。
 

3. ゲスト投稿

自社ブログとテーマが似ているブログを探し、ゲスト投稿を書かせてもらえるよう相談するのも良いでしょう。記事内に自社サイトの被リンクを張ってくれるでしょう。

ただし、連日のように同じサイトでゲスト投稿を行って被リンクを張るなど、頻度によってはGoogle に不自然なリンクと判断されることもあるので注意が必要です。 また、ゲスト投稿を書かせてもらえればどこでも良いわけではありません。自社の知見を活かし、ユーザーに有益な価値を提供できるブログを選定しましょう。
 

4. リソースリストの作成

リソースリストとは、実際に使用しているソフトウェアやツールをリストにしたコンテンツです。網羅的なリソースリストを作成し、他のサイト運営者が活用できるように自社サイトに掲載しましょう。

有益なコンテンツを公開すれば自社のコンテンツが引用される可能性が高まり、外部リンクが集まりやすくなります
 

5. ニュースジャッキング

ニュースジャッキングとは、最新の出来事やニュースをいち早く配信し、話題の拡大とともに自社コンテンツへの注目を集める手法です。

最新情報をどこよりも早く話題にすれば、Google の「鮮度」を評価するアルゴリズムにより、記事が検索結果の上位に表示される可能性が高くなります。また、外部サイトがそのニュースについて記事を作成する際に、自社コンテンツが引用される可能性も高まります。

ニュースジャッキングでコンテンツを作成する際には、自社と関連性の高いトピックを選び、自社ならではの見解など有益な情報を伝えると良いでしょう。
 

オリジナルコンテンツ制作

オリジナリティの高いコンテンツを制作・掲載すれば、外部サイトから引用される可能性が高まります。オリジナルコンテンツの例は次の通りです。
 

6. 事例記事

見込み客への情報提供のため、自社のクライアントを紹介した事例記事を作ることもあるでしょう。事例記事が、クライアントが引用したくなるような内容だった場合、そのクライアントのサイトから外部リンクを張ってもらえる場合があります。

例えば、インタビュー時にクライアントの事業にかける思いや今後の展望を語ってもらい事例記事内で触れると、クライアントのブランディングにもつながります。このようにクライアントにメリットのあるコンテンツであれば、「引用したい」と思ってもらえるでしょう。
 

7. 調査データの提供

ある特定の事象、研究対象に対する調査を行い、調査結果をコンテンツにします。有益なデータは外部のメディアや企業、ユーザーに引用してもらえる可能性が向上します。

調査データをまとめるには労力がかかりますが、一度作成すれば引用される機会が長期にわたって増大するでしょう。

HubSpot Japanでも、2022年2月に自社で実施した調査データをまとめた「日本の営業に関する意識・実態調査結果」を公開したところ、さまざまなメディアや企業に引用していただきました。

同時期にHubSpotブログの営業関連記事の流入が増加したことから、多くの引用によって営業カテゴリにおけるHubSpotのE-A-T-Tが上昇し、良い影響を与えたと考えられます。
 

8. レビュー

他社が発行している書籍やブログなどのコンテンツについて、包括的なレビューを書きましょう。

他の人たちの参考になるような質の高いレビューを書けば、その書籍の著者やレビューを見て「役に立った」と感じたユーザーにリンクしてもらえる可能性があります
 

9. ウェビナー配信

ウェビナーとは、インターネット上で動画を使ってセミナーを開催することで、オンラインセミナーとも呼ばれます。

例えば、自社製品の活用方法や専門知識など、ユーザーにとって関心が高い情報をウェビナーで提供すると良いでしょう。また、ウェビナーの開催後、オンラインでアーカイブ動画を公開すれば、ユーザーがアーカイブを閲覧できるので感想を共有してもらえやすくなります。

ウェビナーについての詳しい内容やツールは、次の記事でご紹介しています。

 

10. ダウンロード可能な資料の提供

業務に役立つテンプレートやマニュアルといったダウンロードコンテンツは、多くのユーザーからブックマークや紹介をされることで、被リンクが集まります。

テンプレートを作成する際は、対象とするユーザーが活用しやすいものを考えましょう。例えば、デザイナー向けには、ダウンロード可能な名刺テンプレートのライブラリを提供すると喜ばれるでしょう。

HubSpotでも多くのダウンロード資料を提供しています。例えば、こちらの「eBook&ホワイトペーパー作成マスターガイド」ではeBookとホワイトペーパーの基礎知識、作成手順、また、作成後のプロモーションや効果測定方法まで解説し、eBookやホワイトペーパーを作成したい方向けに有用な情報を提供しています。
 

画像やスライドなどの資料提供

画像や資料は引用されやすいコンテンツの1つです。ここでは、引用されやすいビジュアルコンテンツを紹介します。
 

11. インフォグラフィック

インフォグラフィックとは、情報やデータ、知識などを視覚的に表現したものです。インフォグラフィックは、テキストの情報を図やイラストでわかりやすくまとめているため、内容を理解しやすく、共有されやすい性質を持っています。

また、外部サイトが自社サイトのインフォグラフィックをシェアしやすいように、埋め込みコードを作っておくと良いでしょう。
 

12. その他のビジュアルコンテンツ

インフォグラフィック以外にも、情報を簡潔にまとめた漫画やグラフ、イラストといったビジュアルコンテンツも人気です。

ビジュアルコンテンツを作るには、必要な情報を整理し、見やすくするためにデザインや色使いに気を配るなどの手間がかかります。しかし、ユーザーが求めている情報をわかりやすく視覚化することで、ユーザーの役に立てられ、結果的にコンテンツの共有や被リンクの獲得につながります。他社が積極的に取り組まないからこそ効果的なコンテンツとなるでしょう。
 

13. プレゼンテーション

インフォグラフィックやその他のビジュアルコンテンツ、ウェビナー動画をオリジナルのプレゼンテーションとして作り替えて公開すれば、共有してもらえる機会が増えるでしょう。プレゼンテーションはWebサイトやTwitterなどのSNS、SlideShareなどのスライドの共有サービスで公開すると、共有される可能性がさらに高まるでしょう。
 

PRコンテンツ制作

PRコンテンツ制作も外部リンクを得やすくなる施策の1つです。
 

14. プレスリリース

自社をうまくPRすることは外部SEO対策において非常に有効な手段です。読み手の関心を引くような自社ニュースについてプレスリリースを書き、サイトに掲載しましょう。

大手のプレスリリース配信サービスで広く配信してもらうと、自社の認知拡大にもつながります。その後、他のコンテンツも目に留めてもらえやすくなるでしょう。
 

15. 共同プレスリリース

ニュース内容に他社が関係している場合には、共同プレスリリースを出すことをおすすめします。

共同プレスリリースを出すことで、相手のサイトにリンクを張ってもらえます。また、自社ではリーチできなかった相手の関連サイトにもリーチできる可能性が高まるでしょう。
 

16. アウトリーチを行う

アウトリーチとは、直訳すると「外に手を伸ばす」という意味です。外部SEO対策においてのアウトリーチは、特定の対象者に対して積極的に働きかけることです。自社の事業に興味を持っている関係者などに、こちらから積極的に働きかけることで、短期間でより多くのリンクを獲得できるでしょう。

具体的には、記者向けの勉強会などが考えられます。HubSpotでも2021年8月、新製品の「Operations Hub」の認知向上、および、従来は後方支援的存在と位置付けられてきた「オペレーション」の重要性について広く啓蒙する目的で、「オペレーション」に関する勉強会を記者・アナリストを対象に開催しました。その結果、目標を上回る数のメディアの方にご参加いただき、記事にしていただけました。
 

17インタビュー

外部SEO対策において、外部のメディアや企業からインタビューを受けることは、またとない大きなチャンスにつながります。外部のメディアなどに積極的にアプローチし、インタビューを受け、広告記事を掲載してもらうことで自然にリンクしてもらえる機会が増えるでしょう。

例えば、HubSpotでは次のインタビュー記事を掲載していただいています。

お客さまとともに成長するHubSpot流「フライホイール」の回し方

HubSpotグローバル2位の導入支援担当者が実践している「CRM・MA導入の3ステップ」
 

18. オピニオンページの執筆

オピニオンページとは、自身や自社の意見・見解を発信するコンテンツです。新聞であれば「社説」がオピニオンページにあたります。

オピニオンページを利用して外部SEO対策をする場合、大手全国紙や雑誌のオンライン版をターゲットに定め、自社の見解を述べたコンテンツを掲載してもらって価値の高いリンクを獲得しましょう。

例えば、HubSpotでは、2022年6月よりMarkeZineに連載コラム『「インバウンドの思想」をマーケティングに~実践事例とその思考プロセス~』を掲載していただいています。HubSpotのマーケターは「インバウンド」をどのような思考プロセスで実践しているのか、そのプロセスや葛藤を具体的にお伝えし、読者にインバウンドへの理解を深めてもらい、具体的なアクションに役立てていただく内容になっています。
 

パートナーシップを組む

外部対策は自社の発信に限らず、企業やウェブマスター、ユーザーなどとパートナーシップを組むことも効果的です。上質な外部リンク獲得に役立つでしょう。
 

19. 企業とパートナーシップを組む

外部SEO対策では、さまざまな企業やウェブマスターなどとパートナーシップやリレーションシップを構築することが成功の秘訣です。

例えば、同じ業界内の企業やウェブマスター同士で共同執筆したり、インタビュー内容を紹介したりする手法があります。そのうえで相互リンクを張り合うことで、良質な被リンクを獲得できるでしょう。パートナーシップを組むことで、相手の成功が自分の利益につながります。
 

20. レビューの依頼

例えば、自社プロダクトの新機能に関して、ユーザーや業界のエキスパート、アナリストなどにレビューを依頼します。その結果、インバウンドリンクを得られるだけでなく、貴重なフィードバックも期待できるでしょう。

レビューを依頼した人たちとの関係も強化され、自社プロダクトに対してより多くのファンを創出できる可能性も高まります
 

シェアしやすくする

外部サイトからリンクを張ってもらうために、コンテンツをシェアしやすい状態にしておきましょう。
 

21. SNS共有ボタンの設置

ソーシャルメディアの利用が当たり前になっている現状において、外部SEO対策でもソーシャルツールの活用は有効です

外部リンクを獲得するほど、そのコンテンツはより多くの人に届けられます。コンテンツ内の適切な部分にTwitterやFacebook、Instagramなどのソーシャル共有ボタンやウィジェットを置くことで、各ソーシャルメディアで共有してもらえる可能性が高まります。
 

ボランティア活動

外部対策はオンラインに限らず、オフラインのイベント開催も有効です。
 

22. イベントのスポンサーや講演者

イベントは、スポンサーや講演者にとって、自社や自社のWebサイトを宣伝できるチャンスです。

自社がスポンサーになる場合は各講演者にイベントのサイトにリンクを張るよう促すことが可能です。逆に、講演者として登壇する場合は、イベントサイトに自社サイトへのリンクを張ってもらえるようスポンサーと交渉すると良いでしょう。
 

23. 無料体験やハンズオンイベントの開催

自社のコアなファンに対して、発売前のプロダクトに触れられる機会を提供しましょう。自社への信頼や愛着をさらに抱いてもらえ、商品やサービスを使った体験談をSNSで発信してもらえるかもしれません。場合によっては被リンク付きのレビューを書いてもらえるでしょう。

効果的なSEOを行うための方法を30日のステップとしてご紹介した無料ガイドはこちらからダウンロードできます。
 

ツールの提供

自社にリソースがあれば、外部対策としてコンテンツ制作以外に行えることがあります。
 

24. 無料ツールの作成

ユーザーにとって役に立つ無料ツールを提供すれば、多くのリンクを集められます。

例えば、HubSpotは、自社のWebサイトにおける見込み客の創出や新規顧客の集客の可能性を測れる「Website Grader」というツールを提供しています。URLを入力するだけでパフォーマンス、SEO、デザイン、セキュリティの4つの観点からWebサイトの評価を行えます。その手軽さから、本ツールを使用した多くのユーザーがツールの紹介ページにリンクを張っています。
 

SEO外部対策ではリンク数とリンク元を確認

外部対策を行う際は、自社サイトが現在どのくらいリンク数を獲得しているのか、どこからリンクを獲得しているのかを次のようなツールを使用して確認しておきましょう。

ツールによって機能は異なります。なかでも、Google Search ConsoleはGoogle が出しているツールで、不審なサイトからのスパムリンクの否認やサイトへの流入キーワードやサイトの検索順位などSEOに必要な指数を確認可能です。無料で利用できるので、まずはGoogle Search Consoleから活用すると良いでしょう。
 

質の高いSEO外部対策でサイト評価を高めよう

SEOにおいて外部対策は重要な役割を果たしますが、サイト評価を高めるためには質の高い施策が必須です。質の悪い対策では、サイト評価の低下につながりかねないからです。

サイト評価を高めるためには、ユーザーにとって価値あるコンテンツを提供し、良質な外部リンクを獲得することが最も大切です。なぜなら、Google のアルゴリズムは、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを評価するように変化し続けているからです。

検索順位における高評価につなげるためにも、質の高い外部対策を実施していきましょう。

HubSpotではこの他にもマーケティングやセールスに役立つ資料を無料で公開していますので、ぜひこちらからご覧ください。

 

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