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2017年04月10日

SEO対策をブログ記事に対して効果的に行う方法とは?

執筆者: | @

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SEO対策(Search Engine Optimization)は、マーケターにとってこの上なく重要です。ブログ記事などのウェブページを最適化することにより、自社のブランド、製品、サービスに関連するキーワードで検索を行うユーザーに対して、ウェブページが表示される可能性を高めることができるからです。

しかし、Googleが頻繁にアップデートを繰り返していることもあり、SEO対策の習得は決して容易ではありません。

SEO対策において重要なことと、重要でないことを区別したり、あるいは、ベストプラクティスとして理解すべきものと、古い習慣として切り捨てるべきものを区別したりするのが非常に難しいのです。

私たちはインバウンドマーケターの皆さんのこのような悩みを解決したいと思い、今回の記事を作成することにしました。

本稿では、ブログ記事をキーワードで最適化する方法について説明します。また、最適化で重要となるその他の施策についても、いくつかご紹介したいと思います。

2016年に決別すべきSEO対策への誤解を解説した無料eBookはこちらからダウンロードできます。

この記事ですべてのSEO施策を取り上げるわけではありませんが、ブログ記事についてSEO対策の改善をお考えの方に役立つテクニックを中心にご紹介します。

また、バズ部さんのこちらの記事「ブログを作ったら最初にチェックすべきブログSEOの12のポイント」でも気にすべき点をわかりやすく解説されていらっしゃいますので、合わせて読んでいただけると理解を深めるためによいのかもしれません。

HubSpotのユーザーの方は、ブログの各記事に対してHubSpotによるSEO対策最適化のアドバイスを見ることができます。記事の作成中に、ブログエディタの画面左にあるチャートアイコンをクリックすると、「SEO対策 Optimization」画面が表示されます。

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この画面のアドバイスに従うことで、ブログ記事のパフォーマンスを改善することができます。

SEO対策をブログコンテンツに施す方法

1)1つまたは2つのロングテールキーワードに注目する

ブログ記事をキーワードで最適化すると言っても、ブログのコンテンツにたくさんのキーワードをひたすら追加するという意味ではありません。

そのようなことをすれば、検索エンジンによってキーワードスタッフィング(自然検索で上位を獲得するためだけに、できるだけ多くのキーワードを含めること)と見なされ、むしろ逆効果になる可能性もあります。

キーワードをブログコンテンツへ過剰に散りばめる行為は検索エンジンが嫌がるだけではありません。ブログの読者にとっても、そのような記事は不快に感じられるものです。

したがって、不自然あるいは無理やりに感じられるようなやり方でキーワードを含めるのは避けるべきです。

ブログ記事の本来の目的から逸れないための目安として、ブログの各記事につき、キーワードを1つまたは2つだけ使用することをお勧めします。

それより多くのキーワードを使用してもかまいませんが、その場合でも、最適化のために注目するキーワードは、1つか2つに絞るようにしてください。

ロングテールキーワードで検索した人は、一般に質の高い訪問者であることが多いため、ロングテールキーワードを使用する方が、コンバージョンの可能性が高い訪問者をウェブサイトにより多く引き寄せることができます。

キーワードを選ぶ方法について知りたい方には、こちらの日本語ブログ記事、「SEOに効くキーワード調査の方法【初心者ガイド】」をお勧めします。この記事には、ターゲットとすべきキーワードの一覧を作成し、調査を行ってキーワードを絞り込む方法が説明されています。

2)記事の特定の場所に1つまたは2つのキーワードを含める

キーワードを1つまたは2つ選んだら、それをブログ記事に含めましょう。検索結果のページで上位に表示されるためには、これらのキーワードを記事の重要な場所に含める必要があります。

その場所とは、タイトル、サブタイトルと本文、URL、メタディスクリプションの4つです。ここからは、この4か所を順に解説します。

a)タイトル

ブログ記事のタイトルは、検索エンジンやブログの読者がコンテンツとの関連性を最初に判断する場所です。したがって、タイトルには必ずキーワードを含める必要があります。

キーワードは、タイトルの最初の65文字以内(半角文字)に含めてください。Googleの検索結果ページでは、それ以降の文字は表示が切り取られてしまいます。実際には、Googleはタイトルの長さを文字数ではなくピクセル幅で測定します。

検索結果ページに表示されるタイトルの長さは、少し前に約500ピクセルから600ピクセルに変更されましたが、その長さがおよそ65文字分に相当します。

タイトルを長くしたい場合は、検索結果のページで表示が切り取られないよう、キーワードを先頭に置くと良いでしょう。下の例をご覧ください。「Twitterの新機能(モーメント)」で検索結果の上位に表示されるよう、キーワードを先頭に置いています。

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b)サブタイトルと本文

ブログ記事の本文やサブタイトルにキーワードを含めるのであれば、それが読者にとって不自然に感じられないよう注意することが重要です。キーワードスタッフィングとしてペナルティを課せられるほど多くのキーワードを含めても、何も良いことはありません。

キーワードをどのように含めるか考えてから記事を書き始めるのは、もちろん正しいやり方だと思います。ですが、それだけに集中するのも、あるいはそれを主な目的にするのも望ましくありません。

コンテンツを作成するときには必ず、キーワードやキーフレーズをできるだけ多く含めることではなく、オーディエンスが必要としていることに最大の重点を置いてください。

カスタマーが何を知りたくて記事を訪問したかを考え、その疑問に答えることを目的に記事を作成しましょう。そうすることによって、記事を主要なキーワードで最適化することが、自然とできてくるはずです。

c)URL

検索エンジンはURLからも、記事が何について書かれているかを判断します。また、検索エンジンが最初にクロールするのも、ページのURLです。投稿するブログ記事には、それぞれ異なるURLが割り当てられるため、そこを最適化することによって莫大なチャンスが得られます。URLには必ずキーワードを1つまたは2つ含めましょう。

下の例で、「email marketing examples」というロングテールキーワードを使用して、URLが作成されている点に注目してください。

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d)メタディスクリプション

メタディスクリプションについては、この記事で後ほど詳しく説明しますが、簡単に言えば、検索エンジンと記事の読者に、ブログ記事の内容について情報を提供する場所です。

したがって、メタディスクリプションにも必ずロングテールキーワードを使用し、Googleやオーディエンスが記事の内容について理解できるようにしてください。

また、ここに記載した内容が、クリックスルー率に大きく影響することもありますので、クリックの数を増やすためにも、魅力的でわかりやすいメタディスクリプションを作成しましょう。

メタディスクリプション自体はSEO対策に対して直接の効果を発揮しないと言われています。そのため、メタディスクリプションをおろそかにすることが多々見られます。

しかしながら、検索結果に適切なメタディスクリプションが表示されることにより、検索者がクリックすることによりウェブサイトへの訪問確率が高まります。

検索結果に表示されることだけが目的ではないことを念頭に置くようにしましょう。

ウェブページの最適化のために逃すべきでないSEO要素を改善するのに役立つ無料エクセルテンプレートはこちらからダウンロードできます。

3)ブログをモバイルフレンドリーにする

検索エンジンをモバイルデバイスで使用する人が、デスクトップで使用する人の数を超えたとGoogleが発表してから、すでに数年が経ちました。

そして、この事実に基づき、Googleは2015年4月と2016年3月のアルゴリズムアップデート以降、モバイルフレンドリーなページを検索結果の上位に表示するようになりました。

自社のブログやコンテンツがモバイルフレンドリー(レスポンシブ対応)をしているかどうかを確認されたい場合は、こちらのツールをご利用ください。ウェブサイトの診断を無料でしてくれます。

現在(2017年4月)では、この機能はなくなっているものの、Googleがモバイルフレンドリーなウェブサイトを非常に高く評価していることがわかります。下は私がFort Myersで人気の高いレストランをスマートフォンで以前検索した結果です。

ご覧のように、モバイルフレンドリーなウェブサイトが最初に表示されています。実際、モバイルフレンドリーでないサイトは、検索結果の最初のページには一つも表示されませんでした。

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レスポンシブデザインに対応したモバイルフレンドリーなウェブサイトは、ユーザーにとって快適であることはもちろん、SEO対策においてもその重要度を増しています。モバイルへの対応がまだお済みでない方は、検索の順位を落とさないためにも、この機会に検討されることをお勧めします。

(HubSpotのユーザーの方はご心配無用です。HubSpotのプラットフォームでコンテンツを作成すると、自動的にレスポンシブ対応になります。)

ウェブサイトをレスポンシブデザインを使用して作成すると、ブログのページにはURLが2つ(デスクトップ用とモバイル用)ではなく、1つだけ割り当てられます。これによって、サイトへのインバウンドリンクが2つのURLに分割されなくなるため、ブログ記事のSEO効果が高くなります。

すべてのインバウンドリンクのリンク先が1か所に集中することにより、Googleがその記事の価値を識別しやすくなり、それだけ順位も向上します。

プロのヒント:検索エンジンがウェブサイトの何をどのように評価するかは、常に変化していますので、最新情報を入手するために、Googleによる公式ブログを購読されることをお勧めします。

4)メタディスクリプションを最適化する

先ほど少し説明しましたが、メタディスクリプションとは、何について書かれているウェブページかを読者に知らせるために、検索結果のページに表示されるテキストのことです。検索者はメタディスクリプションの情報を見て、それが自分の探しているコンテンツかどうかを判断し、そして、そのリンクをクリックするかどうかを判断します。

メタディスクリプションは、読者にとってわかりやすく、魅力的に作成することに加えて、ロングテールキーワードを含めることも重要です。それによって、記事が検索結果の上位に表示される可能性が高まり、また、(記事が正しく作成されていれば)そのキーワードによってブログ記事の内容を表すこともできます。

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上の画像は、「Tiwtterの新機能「モーメント」」というキーワードで検索した結果を表示したものです。このキーワードが、赤い枠の中に太字で表示されていることに注目してください。読者はこれを見て、自分が調べている内容と関連した記事かどうかを判断することができます。

注意:最近では、メタディスクリプションが以前のように必ず検索の結果ページに表示されることはなくなり、検索されたキーワードを含む、ブログ記事の他の部分が表示されることが増えてきました。

これはおそらく、自分が知りたい内容と一致したページかどうかを、検索者がより的確に判断できるよう、Googleが意図的に表示しているのだと思います。 

5)画像を最適化する

ブログ記事にはテキストだけでなく、コンテンツの内容を補足する画像も含まれます。検索エンジンは、画像は検索しませんが、画像の代替テキストを検索します。

検索エンジンは、人間のように画像を目で見ることはできないため、画像の代替テキストを使用して、それが何の画像なのかを判断します。つまり、画像を検索で見つけてもらいやすくするために、代替テキストが非常に重要な役割を持ちます。

また、代替テキストは、画像が表示されない場合に画像のコンテナ内に表示されたり、視力の弱いユーザーがスクリーンリーダーを使用する場合にテキストが使われたりもします。

代替テキストはHTMLの画像タグに属性として追加することができます。画像タグに代替テキスト(alt="")を含めると次のようになります。

alt="image-description" title="image tooltip">

代替テキストにキーワードを追加しても、検索結果の順位にそれほど大きな影響はないと思うかもしれません。ですが、ウェブサイトに追加する画像の名前を「IMG23940」か何かから「子犬_ゴールデンレトリバー_バスケット」などに変えて、何の画像かをわかりやすく示すことには、少なからず価値があると思います。

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HubSpotのユーザーの方は、「SEO Panel」を使用して、画像が最適化されているかどうかを確認することができます。このパネルのアドバイスは、他の最適化におけるアドバイスほどは重要でないかもしれませんが、簡単ですので追加しておくと良いと思います。

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6)類似したトピックタグを過度に使用しない

トピックタグは、ブログのコンテンツを整理するのに便利ですが、過度に使用しないよう注意が必要です。類似したタグをあまりにも多く使用すると、検索エンジンによって、コンテンツが重複していると見なされ、ペナルティを課せられる恐れがあるのです。

つまりはこうです。トピックタグを作成すると、同時にそのトピックタグの付いたコンテンツを表示するページも、ウェブサイトに作成したことになります。したがって、同じコンテンツに対して類似したタグをいくつも使用すると、検索エンジンはそのコンテンツを、ウェブサイト内で複数のページに重複して表示していると見なします。

たとえば、「ブログ記事」、「ブログ」、「ブログの投稿」などのように、非常によく似たタグを同じ記事に使用するとペナルティが課せられる場合があります。

このような理由でウェブページにペナルティが課せられていないか心配だという方は、一度時間をかけてタグの整理をしましょう。ブログで重要と思われるトピックを15から25個程度(よく似た用語を選ばないようにしてください)選び、そのキーワードだけを使用してブログ記事をタグ付けします。そうすれば、コンテンツの重複を心配する必要はなくなります。

7)訪問者にわかりやすいURL構造にする

訪問者がウェブサイトの構造を簡単に理解したり、ページのコンテンツを予測したりするのに役立つように、ウェブページのURL構造(特定のページのURL構造ではありません)を作成しましょう。検索エンジンは、ページのコンテンツをURLから予測しやすいように作成されたウェブページを高く評価します。

たとえば、下のHubSpotによるブログのメインページの画像をご覧ください。このページのURLはhttp://blog.hubspot.com/です。このページでは、ブログが「Marketing」と「Sales」という2つのセクションに分割され、それぞれに多数のブログ記事が含まれています。

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このような、2つのセクションから成るブログの構造は、そのままURL構造にも反映されています。たとえば、メインのページから「Marketing」のセクションへ移動すると、URLはhttp://blog.hubspot.com/marketingになります。

また、「Sales」のセクションの記事を読みたくなったら、このURLの「marketing」を「sales」に変えてhttp://blog.hubspot.com/salesのようにすれば移動できます。このURL構造から、ブログが「/marketing」と「/sales」という2つのセクションで構成されていることがすぐに理解できます。

また、たとえば「How to Do Keyword Research: A Beginner's Guide」という記事を読みたいと思い、そのURLがhttp://blog.hubspot.com/marketing/how-to-do-keyword-research-htであったとすると、それがMarketingセクションの記事であることが、URLからわかります。

このように、URL構造を利用して記事をシステマティックに分類できるため、読者はURLを見て、自分がウェブサイトのどこにいるのか、あるいは、他のページに移動するにはどうすればよいかを知ることができます。

また検索エンジンにとっても、ブログやウェブサイトのさまざまな部分で、検索者がどの情報にアクセスするかを識別しやすくなるため、検索エンジンによるウエブページの評価が高くなります。

8)内部リンクを作成する

インバウンドリンクを獲得すると、そのコンテンツの有効性や関連性を検索エンジンに示すことができますが、これと同じことが内部リンク、すなわち、ウェブサイト内にある他のページへのリンクでも言えます。

作成している記事のトピックについて、別のブログ記事やeBook、ウェブページなどでも取り上げている場合は、そのページへのリンクを忘れずに作成しましょう。

この記事でも、内部リンクをあちこちに追加し、読者の皆さんに追加情報をご紹介していることにお気付きだと思います。内部リンクを作成すると、訪問者をウェブサイトの他のページにも誘導できるだけでなく、他にも関連が高く、信頼性の高いページが存在することを検索エンジンに示すことができます。

HubSpotのユーザーの方は、内部リンクに関するアドバイスを、「SEO Panel」に自動で表示させることができます。内部リンクはSEO対策として有効であると同時に、訪問者が自社のウェブサイトから、より多くの情報を得るのに役立つと考えることができます。

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内部リンクをブログ記事に追加したいが、どこにリンクを張るべきか迷った場合は、上の画面の「Explore some internal links you might use in this post.(この記事で使用できる内部リンクを調べる。)」をクリックすると、アドバイスを一覧で参照することができます。

また、効果的にインバウンドリンクを獲得したい方はこちらの記事「インバウンドリンクを構築する32の堅実な方法」をご覧ください。鉄板のインバウンドリンク獲得方法を解説しています。

9)Googleの検索コンソールを使用する

Googleが無料で提供する検索コンソール(には、「検索アナリティクスレポート」と呼ばれるセクションがあり、このレポートを調べることで、Google検索でのクリックの数を分析したり、人々がどのキーワードで検索して自社のブログ記事を見つけているかを理解したりすることができます。

またこちらの記事では(英語ながらオススメの)無料SEO改善ツールをご紹介しています。

パフォーマンスの非常に高い過去のブログ記事を、トラフィックやリードの獲得のために最適化したい方は、HubSpotによる日本語ブログ記事、「ブログ戦略の秘技、その名は「過去記事の最適化」」をご覧ください。このツールを使用して、トラフィックが衰退した記事を識別する方法が紹介されています。

ブログ記事を検索に最適化するのに苦労しているコンテンツマーケターは少なくありません。覚えておきたいのは、ブログ記事の順位がすぐに上がり始めるわけではないということです。

検索のオーソリティを構築するには、とにかく時間がかかります。ですが、ブログ記事を頻繁に投稿し、それらを検索に対して(同時に、読者に喜んでもらえるよう)継続的に最適化する努力を続ければ、やがてはトラフィックやリードの数が増えていくはずです。

こちらの無料ガイドでは2016年で決別すべきSEO対策の誤解をまとめてあります。効果的なSEOを行いたい方はぜひご覧ください。

SEO対策に対するよくある誤解の資料はこちらから無料ダウンロード

編集メモ:この記事は、2016年7月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。Lindsay Kolowichによる元の記事はこちらからご覧いただけます。

トピック: SEO

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