Facebook広告は目的に合わせてさまざまメニューが用意されており、表示形式も多様です。どの広告メニューを使うにしろ、スマートフォンからの閲覧を前提にした見やすさ、わかりやすさに考慮する必要があります。

見やすさ、わかりやすさを担保するために、広告の画像サイズは確実におさえておく必要があります。画像サイズを確認しないまま入稿してしまうと、「画像の一部が切れてしまい、キャッチコピーや説明文が表示されない可能性もあります。

今回は、Facebook広告に入稿する画像や動画のサイズをご紹介します。Facebook広告の効果を最大限に活かせるよう事前にしっかり把握しておきましょう。

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【コンテンツ別】Facebook広告の画像サイズ・アスペクト比・文字数

Facebook広告では、画像、動画、カルーセル、スライドショーの4つの形式を選べます。それぞれで推奨されているサイズが異なるため、利用したいコンテンツのサイズは事前に把握しておきましょう。以下に、コンテンツごとのサイズ、アスペクト比、文字数などをまとめました。

ちなみに、アスペクト比とは縦と横の比率のことです。以下の画像を見るとわかりやすいかもしれません。

各配置のアスペクト比のベストプラクティス | Facebook Businessヘルプセンター
 

【動画】商品やサービスの特徴を動きと音声で伝える

項目 Facebook広告が推奨する仕様
解像度 ファイルサイズ(最大4GB)、アスペクト比を満たせば解像度の上限なし
長さ 1秒(最短)~240分(最長)
アスペクト比 9:16~16:9
文字数
(リンクなし)
125文字以内
文字数
(リンク付き)
見出し:25文字以内
リンクの説明:30文字以内(一部の配置で表示される)

動画のサムネイル画像でテキスト面積が20%以上になると広告品質が低いと見なされ、配信されにくくなる場合があります。なお、Facebook広告ではほとんどの動画ファイル形式に対応しています。
 

【画像】画像からリンク先のWebサイトやアプリに誘導

項目 Facebook広告が推奨する仕様
解像度
(リンクなし)
解像度の上限なし
解像度
(リンク付き)
解像度の上限なし(1,080 x 1,080ピクセル以上)
アスペクト比
(リンクなし)
1.91:1~4:5
アスペクト比
(リンク付き)
1.91:1~1:1
文字数
(リンクなし)
125文字以内
文字数
(リンク付き)
見出し:25文字以内
リンクの説明:30文字以内(一部の配置で表示される)

ファイル形式は「jpg」または「png」に対応しています。画像内のテキスト面積が20%以上になると、広告品質が低いと見なされ配信されにくくなることがあります。
 

【カルーセル】ひとつの広告で2(最小)~10(最大)の画像や動画を表示

項目 Facebook広告が推奨する仕様
解像度 解像度の上限なし(1,080 x 1,080ピクセル以上)
アスペクト比 1:1
文字数
(リンクなし)
見出し:25文字以内
テキスト:125文字以内
リンクの説明 20文字以内

ファイル形式は「jpg」または「png」に対応しています。動画についてはほとんどの形式に対応しています。画像内のテキスト面積が20%以上になると広告品質が低いと見なされ、配信されにくくなることがあります。
 

【スライドショー】動き、音、テキストを使ってストーリーを伝える

項目 Facebook広告が推奨する仕様
解像度 解像度の上限なし(1,280 x 720ピクセル以上)
長さ 1秒(最短)~240分(最長)
アスペクト比 16:9、1:1、4:5のいずれか (全ての画像を同じアスペクトにします)
文字数
(リンクなし)
125文字以内

複数準備した画像の中に異なるアスペクト比のファイルが含まれている場合、自動的に1:1にトリミングされます。動画を用いる場合は、「MOV」または「MP4」形式のファイルをアップロードします。
 

Facebook広告の表示位置によって最適なアスペクト比は異なるので注意

上記の図を見ていると、1つのコンテンツにアスペクト比が複数記載されているものがありますよね。それは、Facebook広告の表示位置によって最適なアスペクト比が異なるからです。
 

【フィード配置】タイムラインのニュースフィードに表示

広告マネージャの配置について | Facebook Businessヘルプセンター

画像の場合はアスペクト比1:1(正方形)、動画の場合は縦型の4:5が最適です。
 

【ストーリーズ配置】タイムラインの上部にあるストーリーセクションに表示

広告マネージャの配置について | Facebook Businessヘルプセンター

ストーリーズはスマホ画面全体に表示されため、フルスクリーンの縦型(アスペクト比9:16)が最適です。

なお、画像にもある通りInstagramやMessengerのストーリーズも全てフルスクリーンのため9:16で作成するようにしましょう。
 

【インストリーム動画】動画コンテンツの再生前後に広告を配置

広告マネージャの配置について | Facebook Businessヘルプセンター

インストリームの場合は、横表示のフルスクリーン(アスペクト比16:9)に合わせましょう。
 

【Audience Network】外部Webサイトやアプリに広告を配置

広告マネージャの配置について | Facebook Businessヘルプセンター

フルスクリーンの縦型(アスペクト比9:16)が最適です。ただし、Audience Networkインストリーム動画の場合はフルスクリーンの横型(アスペクト比16:9)が最適です。
 

アスペクト比や文字数に関する注意点

2019年第3四半期のFacebookの広告売上高は173億8,300万ドルで、そのうち、広告売上高全体に対するバイル広告売上高の占める割合は94%です。つまり、スマホの利用者が圧倒的に多いことが分かります。今後、モバイルユーザー向けに仕様が変更される傾向があります。

実際、2019年8月にモバイルニュースフィードにおけるアスペクト比と文字数が現在の仕様に変更されました。

アスペクト比は2:3から4:5へ、モバイルのFacebookニュースフィードに表示されるテキストは7行から3行に変更されました。3行以上ある場合は折りたたまれ、ユーザーがクリックすると全文表示されます。したがって、基本的には3行以内で端的にメッセージを伝えられるよう設計しなければいけません。
 

動画や画像内のテキストに対するルール

Facebookの広告では、広告主とユーザーの両方に最大の価値をもたらすことを目指しています。そのため、Facebookではさまざまな観点で広告の品質をチェックしています。そのチェック項目の1つに「画像に占めるテキスト面積の割合」があります。

画像や動画のサムネイルにおいてテキストが占める面積が20%以上となる場合、広告の品質が低く評価され、配信されにくくなります。逆に、テキストの面積が小さいほど配信されやすい傾向があります。

広告画像のテキストについて | Facebook Businessヘルプセンター

画像内のテキスト面積が適切かどうか、Facebook広告配信前(審査前)に確認することができます。Facebook広告が提供している「画像テキストチェック」を活用しましょう。

テキストオーバーレイツール
 

Facebook広告のルールを理解し、ユーザーに見てもらいやすいクリエイティブを作成しよう

意図した通りに広告クリエイティブが表示されるかどうか、広告を配信する上で最低限気をつけたいところです。また、サイズだけでなく品質にもこだわりましょう。

先に紹介した通り、Facebookはユーザーにとって不快な広告を減らすよう、広告クリエイティブの品質は厳格に審査しているようです。

Facebookのユーザーファーストな意図を理解し、ユーザーに受け入れてもらいやすく、かつ効果に繋がるクリエイティブとは何か、常に模索しながら運用しましょう。

HubSpotではこの他にもマーケティングやセールスに役立つ資料を無料で公開していますので、ぜひこちらからご覧ください。

 

Facebook広告完全ガイド 2020年版

元記事発行日: 2020年4月23日、最終更新日: 2020年4月24日

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