「Google 広告をはじめよう」と思っても、いざ登録画面や広告の管理画面と向き合うと専門用語も操作項目も多すぎる・・・と困ってしまう方は多いのではないでしょうか。

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とはいえ、難しいからといってGoogle 広告の利用を諦めるのは機会損失になってしまいます。本記事では、アカウント作成方法から広告出稿の流れや設定方法まで、Google 広告の使い方について順を追って解説します。広告出稿初心者の方でも、本記事を読むことで出稿までの手順を理解できるようになるので、安心して読み進めてください。

Google 広告活用ガイド

Google 広告では何ができる?

Google 広告では何ができる?

Google 広告とは、米Google が提供する広告主向け出稿プラットフォームです。2000年10月に「Google AdWords(Google アドワーズ)」としてリリースされ、その後2018年に「Google 広告」へと名称変更されました。以下、5種別のキャンペーン出稿を管理できます。

  • 検索連動型広告
  • ディスプレイ広告
  • ショッピング キャンペーン
  • 動画広告
  • アプリ キャンペーン

それぞれの広告種別について解説していきます。
 

検索連動型広告

検索連動型広告とは、Google 検索にてユーザーの検索キーワードに関連した広告を、検索結果画面にテキスト形式で表示する広告のことです。

Google で何かしらのキーワードを検索すると、上位に「広告」表記のあるWebサイトを見たことがあると思います。あれが検索連動型広告です。「ホームページ 作成」「Webデザイン」など、キーワード単位での出稿が可能です。

自ら検索しているユーザーをターゲットにしているため、キーワード選定がうまくいけば、モチベーションの高いユーザーにアプローチできます。キーワード単位で出稿をコントロールすることができます。
 

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Google が提携するWebサイトやアプリの広告枠に表示される広告です。Google ディスプレイネットワーク(以下、GDN)とも呼ばれ、先ほどの検索連動型広告がテキスト広告だけなのに対し、こちらはテキスト以外にも画像や動画での出稿ができます。

認知、興味関心領域の潜在層に多くリーチすることができ、リマーケティングも可能です。また、クリック単価が比較的低いこともメリットと言えます。

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ショッピング キャンペーン

ショッピング広告は、検索連動型広告の中でも「eコマース」に特化した広告です。画像付きの販売広告を検索結果ページに表示します。

クリック単価が低いわりに広告の占有面積が広く、ネットショップ事業者であれば積極的に活用したい広告でしょう。
 

動画広告

動画広告とは、YouTubeやGoogle のパートナーサイトに動画コンテンツを掲載できる広告です。動画再生前や再生途中、再生後に表示される広告を一度は目にしたことがあるかと思います。

もともとはYouTube内での出稿のみ取り扱っていましたが、2018年から「アウトストリーム広告」フォーマットが登場し、YouTube以外のパートナーサイトにもアプローチできるようになりました。

静止画よりも一度に伝えられる情報量が多く、認知拡大から購買促進まで幅広いシーンで利用できます。
 

アプリ キャンペーン

アプリ キャンペーンとは、その名の通り、アプリのインストールに特化した広告です。

Google 検索結果画面のほか、Google Play画面、YouTube、GDNなど様々な場所で、動画や画像、HTML5形式の広告が表示されます。配信設定が比較的簡単で、かつ運用も自動化されています。

これら5つのキャンペーンについて、さらに詳しく知りたい場合は、以下のコラムをあわせてご覧ください。

上記キャンペーン種別を理解した上で、実際にGoogle 広告の使い方を見ていきましょう。
作成ステップは大きく分けて7つです。

  1. アカウントの作成
  2. 支払い情報の入力
  3. 新しいキャンペーンの作成
  4. キャンペーン設定の選択
  5. 広告グループの設定
  6. 広告の作成
  7. コンバージョンの計測

7つの作成ステップについて、詳しく見ていきましょう。
 

Google 広告を出稿するにあたって押さえておきたい用語

Google 広告を出稿していくにあたっては専門用語が頻出するため、まず用語について理解しておくとスムーズに理解できるでしょう。

ここでは押さえておきたい用語として、広告で頻出する用語とGoogle 広告で使われる用語に分けてまとめたので、つまづきをなくすためにぜひチェックしてください。
 

広告で頻出する用語

以下の15の用語は、Google 広告に限らず、広告関連でよく見る用語です。
 

インプレッション

広告がユーザーに閲覧された回数を指します。ユーザーの目に入るだけでも、認知が広がる可能性があります。
 

クリック数

広告を閲覧したユーザーによってクリックされた回数を指します。インプレッションよりもさらに興味を持ってもらった状態だと考えられます。
 

コンバージョン

広告を見たユーザーに最終的に起こして欲しい行動を指します。例えば、資料の問い合わせ、重要度の高いページの閲覧、商品の購入などがあります。
 

CPM

Cost Per Mileの略で、広告が1,000回閲覧されるまでに消費されるコストを指します。
 

CPC(クリック単価)

Cost Per Clickの略で、広告がクリックされるまでのコストを指し、クリック数÷コストで算出されます。どのような業界や商材かなどで、目安となるCPCは大きく変わります。
 

CTR(クリック率)

Click Through Rateの略で、インプレッション数のうち何件のクリックがあったかを指します。Google 広告のオークションにおいて、最も重要なシグナルの1つです。
 

CPC(コンバージョン単価)

Cost Per Conversionの略で、1件のコンバージョンを得るまでのコストを指します。
 

コンバージョン率

1件のコンバージョンに必要だったクリック数を指します。
 

コスト

広告出稿に費やされる費用の総額を指します。
 

予算

広告キャンペーンにて設定する金額で、この予算を過不足なく消化するように入札が行われます。
 

収入

広告をきっかけにして得られた収入を指します。
 

利益

収入からコストを引いた額を指します。
 

ROAS(広告費用対効果)

Return On Advertising Spendの略で、かけた広告コストに対してどれだけ売上を得られたかをパーセンテージで示します。
 

AOV(平均注文額)

Average Order Valueの略で、ECサイトにおいて顧客が購入した金額の平均値を指します。
 

CLV(顧客生涯価値)

Customer Life Valueの略で、これから先の購入額も含め、顧客1人あたりが生み出す予測価値を指します。LTV(Life Time Value)とも呼ばれます。
 

Google 広告において使われる用語

以下の7つの用語は、Google 広告においてよく使われる用語です。
 

キャンペーン

Google 広告運用における最も大きな単位で、キャンペーンの中に1つ以上の広告グループがあり、広告グループの中に1つ以上の広告があります。キャンペーンでは、広告を出稿する目的や予算を設定します。
 

広告グループ

1つの広告グループの中に、1つ以上の広告が含まれます。広告グループでは、ユーザーが検索するキーワードを設定します。
 

広告

広告では、ユーザーが実際に目にする画像や動画などのクリエイティブや、テキストの設定を行います。
 

キーワード

ユーザーが検索エンジンなどで検索する単語やフレーズを指します。マッチするキーワードを設定することで、より接触の機会が増えると期待できます。
 

キーワードマッチタイプ

キーワードがマッチする際の条件を指定します。例えば、部分一致かフレーズ一致か、あるいは完全一致かを選択できます。
 

除外キーワード

キーワードとは逆で、広告を表示させたくない単語やフレーズを設定します。似ているけど違う単語やフレーズにヒットすると、自社商品やサービスのターゲットではない人に広告表示させてしまうため、このようなケースを回避するために使用します。
 

品質スコア

検索キーワードやターゲットオーディエンスが広告とどれだけ高い関連性を持つかを示すスコアです。品質スコアが高ければ、クリック単価が高まると期待できます。
 

Google 広告作成ステップ①:アカウントの作成

まずは、アカウント作成手順から確認していきます。

Google 広告作成ステップ①:アカウントの作成

Google 広告の公式ホームページへアクセスし、「今すぐ開始」ボタンを押します。すると、以下のような画像が表示されます。

Google 広告作成ステップ①:アカウントの作成_2

ここでガイドに沿って設定すると、「スマートアシストキャンペーン」という簡易版のアカウントが作られることになります。ユーザーの作業は最低限で済み、キーワード選定や入札単価といった運用の核をAIが担います。

AIの精度は年々高まっており、誰でも手軽に広告を出せる点にはテクノロジーの発展をまざまざと感じます。一方で、細かいチューニングができない、キーワードプランナーが使えないといったデメリットもあります。

いずれはAIに全てを任せる時代がくるかもしれませんが、担当者であれば広告の仕組みや設定は理解しておいた方がいいでしょう。したがって、今回は手動で設定や調整をおこなう、従来のエキスパートモードの設定方法を軸に解説します。

エキスパートモードでアカウントを作るには、下画像の赤枠部分「エキスパートモードに切り替える」をクリックしましょう。

Google 広告作成ステップ①:アカウントの作成_3

次に表示されるのが、以下のようなキャンペーンの目標設定画面です。

このまま目標を選択して広告キャンペーンを設定しても問題ありませんが、ここでは一旦「キャンペーンなしでアカウントを作成」を選びます。

Google 広告作成ステップ①:アカウントの作成

次の「ビジネス情報の確認」画面では、設定を後から変更できません。以下の設定になっていることを確認し、送信ボタンを押します。

  • 請求先住所の国:日本
  • タイムゾーン:(GMT*09:00)日本時間
  • 通貨:日本円(JPY ¥)

    Google 広告作成ステップ①:アカウントの作成_4

これでアカウント作成完了です。

Google 広告作成ステップ①:アカウントの作成_5

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Google 広告作成ステップ②:支払い情報の入力

アカウントを作ったら、次は広告出稿料を支払うための情報を入力しましょう。

上記画面の「アカウントを確認」ボタンを押すと、Google 広告管理画面が表示されるので、画面上部にある「ツールと設定」より「料金 ⇒ 課金設定」を選択します。

Google 広告作成ステップ②:支払い情報の入力すると、「お支払い設定」の画面が表示されるので、必要項目を入力し、最後にページ最下部にある「送信」ボタンをクリックして完了です。ここではクレジットカード情報が必須となります。

なお、お客様情報の一番上にある「アカウントの種類」は、法人の場合は「ビジネス」を、個人事業主を含めた個人利用の場合は「個人」を選択するようにしましょう。

国情報とここの設定によって、請求に加算される税金と送付される書類の種類が決まります。

Google 広告作成ステップ②:支払い情報の入力_2
 

Google 広告作成ステップ③:新しいキャンペーンの作成

ここからは、いよいよ広告の設定に入ります。まずは「新しいキャンペーン」を作成しましょう。

「キャンペーン」とは、Google 広告を管理する単位です。各キャンペーンの中に、広告・キーワード・入札単価のセットとなる「広告グループ」を作り、複数の広告を管理することになります。後から管理しやすいよう、商品やサービスのカテゴリごとにキャンペーンを作成すると良いでしょう。

また、キャンペーンでは予算の振り分けが重要となります。複数のキャンペーンを運用する場合、それぞれのキャンペーンで1日あたりいくらの予算を消費するかのコントロールを行うことができます。
 

キャンペーンの新規作成

キャンペーン作成には、まず管理画面の左にある「キャンペーン」を選択し、画面中央に表示される「+」ボタンをクリックします。

すると、「新しいキャンペーンを作成」と「キャンペーン設定を読み込む」の2つが表示されるので、「新しいキャンペーンを作成」を選択しましょう。

Google 広告作成ステップ③:新しいキャンペーンの作成
 

キャンペーンの目標を選ぶ

次に、キャンペーンの目標を選びます。目標では、以下の7つを選択できます。

  • 販売促進
  • 見込み客の獲得
  • ウェブサイトのトラフィック
  • 商品やブランドの比較検討
  • ブランド認知度とリーチ
  • アプリのプロモーション
  • 目標を指定せずにキャンペーンを作成する

今回は、画面左上にある「販売促進」で進めていきます。

Google 広告作成ステップ③:新しいキャンペーンの作成_2
 

キャンペーンタイプを選ぶ

次は、キャンペーンの種類を選択します。

選択できるキャンペーンタイプは以下の6つ。

  • 検索

    Google 検索の結果ページや Google 検索パートナーのサイトなどで表示される、テキスト広告や電話専用広告を通じて売り上げを高めます。

  • ディスプレイ

    オンライン、アプリ、ウェブショップなどのウェブ全体で、視覚に訴える広告を掲載して販売を促進し、自動入札や自動ターゲティング、広告の自動作成機能を活用してキャンペーンのパフォーマンスを最適化します。

  • ショッピング

    Google 検索、Google 画像検索、Google 検索パートナー サイトの検索結果の付近や Google ディスプレイ ネットワークなどにショッピング広告を掲載して、オンラインと実店舗で販売を促進します。

  • 動画

    ユーザーに商品やサービスの購入を促すような動画広告フォーマットを使用して、売り上げを高めます。

  • スマート

    Google 検索、Google マップ、ウェブ全体で自動広告を配信して、ウェブサイトでの売り上げを伸ばしましょう。しかも、広告管理に必要な手間は最小限で済みます。

  • ファインド

    視覚に訴える魅力的なパーソナライズド広告を掲載して、売上を向上させます。掲載先は YouTube、Gmail、Discover などになります。

    Google 広告作成ステップ③:新しいキャンペーンの作成_3

今回は画面左上にある「検索」で進めていきます。

キャンペーンの目標とタイプと選択したら、最後に「続行」ボタンを押して次に進みます。
 

Google 広告作成ステップ④:キャンペーン設定の選択

続いて、キャンペーンの詳細設定を進めます。

以下、「全般設定」「ターゲティングとオーディエンス」「予算・入札単価」「広告のスケジュールとローテーション」「広告表示オプション」に分けて見ていきます。便宜上分けて解説しますが、これらは全て一つの画面で設定ができるものです。
 

全般設定

Google 広告作成ステップ④:キャンペーン設定の選択

まずは「全般設定」について。タイプと目標は先ほど設定しました。キャンペーン名は自由にわかりやすい名称で設定してください。

ネットワークでは、初期設定として「Google 検索パートナーを含める」と「Google ディスプレイネットワークを含める」にチェックがついています。検索広告を設定する場合は、上だけにチェックを入れましょう。

同一のキャンペーンで、検索広告とディスプレイ広告を出す場合は、両方にチェックを入れます。
ただ、予算管理や成果のチェックが煩雑になるため、基本的には検索広告とディスプレイ広告はキャンペーン自体を分けたほうが無難です。

今回は「検索広告」のみ設定するので、上だけチェックを入れるようにします。
 

ターゲティングとオーディエンス

ターゲティングとオーディエンス

次は「ターゲティングとオーディエンス」。ターゲティングとは広告の配信地域設定のことで、オーディエンスとは配信対象ユーザー設定のことです。

まず地域について、初期値は「日本」になっていますが、より詳細に設定する場合は「別の地域を入力する」を選択して、表示される入力欄にてターゲットとしたい地域や都市情報を入力します。さらにその下の「地域の設定」と併せて、ターゲットに沿った地域設定を行います。

ターゲティングとオーディエンス_2

言語は、出向地域の言語を設定します。日本国内向けであれば「日本語」のままで構いませんし、海外に向けた出稿であれば、その国の言語を設定するようにしましょう。

ターゲティングとオーディエンス_3

オーディエンスを開くと上のような画面が表示され、どんなターゲットに配信するかの設定ができます。

例えば「家族」という単語を検索枠に入力すると、その内容に沿ったオーディエンスカテゴリが表示され、複数チェックができます。

また、別画面のオーディエンスマネージャーを使って新しいオーディエンス設定をすることも可能です。必要に応じて細かく設定するようにしましょう。
 

予算・入札単価

次は、予算と入札単価設定です。

予算・入札単価

「予算」枠では、1日あたりの平均費用を入力します。

Google 広告は月次で請求されるのですが、その月の請求金額は「平均費用 × その月の日数」という計算で算出されます。日次の金額は平均費用を上下しますが、月単位で見ると上記数式の金額を超えることはありません。

「入札単価」枠では、キャンペーンで重点を置きたい指標を選択し、それに最適化した単価を設定します。

「重視している要素は何ですか?」項目では、以下4つの指標を選択できます。「コンバージョン」と「コンバージョン値」は、それぞれコンバージョントラッキングで設定がなされていないと選択することができません。

  • コンバージョン

    別途設定したコンバージョン数が最大化されるように調整します。

  • コンバージョン値

    別途設定したコンバージョン値を最大化し、目標広告費用対効果(ROAS)が目標値になるよう調整します。

  • クリック数

    クリックが最大化されるよう調整します。

  • インプレッション シェア

    IS(実際の表示回数 ÷ 表示される可能性があった回数)が目標値になるよう調整します。

    例えば、Google 検索結果ページ最上部のインプレッション シェア目標を60%に設定した場合、広告がページ最上部に表示される可能性があった合計回数のうち60%を達成できるよう、クリック単価が自動的に設定されます。この際、目標値を下回ることがないよう上限値を適正に設定する必要があります。

ここでは「クリック数」を選択して、先に進みます。

なお、入札単価ではGoogle 広告に任せる自動入札がデフォルトで設定されていますが、広告主自身が上限単価を決められる手動入札を選択することもできます。広告を初めて出稿する際は、どれくらいの単価でクリックやコンバージョンが得られるかを体感するためにも、手動入札から始めるのがおすすめです。

コンバージョン率を上げていくためには自動入札を選択するほうが基本的には効率的となります。手動入札で始めた後も、いつでも自動入札に変更できるため、まずは手動入札から試してみましょう。
 

広告のスケジュールとローテーション

「予算と入札単価」枠の下にある「設定を全て表示」を押すと、以下の設定画面が表示されます。

広告のスケジュールとローテーション

「広告のスケジュール」では、広告が表示される時間を設定します。

初期設定では「すべての曜日 0:00から0:00」となっていますが、例えばタイムリーな対応が必要な商品の広告を出稿する場合などは、自社の営業時間に合わせて設定しましょう。15分単位で設定できます。

「広告のローテーション」では、複数広告を設定した場合の表示優先度を設定します。基本的には上2つの「最適化」もしくは「最適化しない」のいずれかで良いです。

最適化を選択した場合、クリックやコンバージョン数の多い広告を優先表示させます。最適化しないを選択した場合、それとは関係無く全ての表示機会に広告を均等表示させます。
 

広告表示オプション

最後に広告表示オプション設定です。

広告表示オプション

広告表示オプションとは、広告の見出しや説明文に追加して、テキストやリンク、住所、電話番号などを表示設定できる機能です。

例えば、一番下の「電話番号表示オプション」では、スマートフォンなどでタップ可能な電話番号や通話ボタンを広告に設置することができます。必要に応じて、広告表示オプションの設定も充実させましょう。

これでキャンペーンの設定は完了です。「保存して次へ」ボタンを押して進みます。
 

Google 広告作成ステップ⑤:広告グループの設定

キャンペーン作成後は、広告グループの設定になります。

広告グループとは、「キーワード」「広告文」「表示URL」「リンクURL」をまとめる単位。アカウントの中に複数のキャンペーンがあり、各キャンペーンの中に広告グループという小さなカテゴリがあると解釈しましょう。

Google 広告作成ステップ⑤:広告グループの設定

広告グループでは、グループ内キーワードによって広告が表示された場合に適用する入札単価を設定することができます。これをクリック単価(通称「CPC」)と呼びます。

このCPCを最適化するために、対象となる商品やサービスの種類など、共通するテーマに従って分類するように設定を進めます。

Google 広告作成ステップ⑤:広告グループの設定_2
 

キーワード

キーワードには、広告表示させたいユーザーが入力するであろう「検索ワード」を入れます。 例えば、広告主が家具メーカーの場合、「家具 ベッド」「家具 高級」といったキーワードを設定するイメージです。

これは感覚で設定するのではなく、キーワードプランナーや関連キーワードリサーチツール等を使って、しっかりと検索ボリュームや競合性を調べていき、目的に沿って設定するよう心がけましょう。これは、後から追加・修正もできます。

広告グループ設定が完了したら、「保存して次へ」をクリックして進みます。
 

Google 広告作成ステップ⑥:広告の作成

最後に、検索結果に表示される見出しや広告文などを記入します。フォームの横にプレビュー画面が表示されるので、それを見ながら調整できます。

ここでは、枠で囲った入力必須の項目を中心に説明します。

Google 広告作成ステップ⑥:広告の作成
 

最終ページURL

クリックして飛んでいくサイトURLを入力します。後述の「パス」設定をしない場合、画面右側のプレビューや実際の広告ではドメイン部分のみ表示されます。
 

広告見出し1・2

テキスト広告の中で最も目立つ部分です。見出しは3つまで設定できますが、必須入力は2つ目までです。それぞれ30文字まで入力でき、縦線記号「|」で区切られて表示されます。

あまり長いと冗長な印象になるので、短いながらも適切な文字を入れるようにしましょう
 

説明文1

説明文では商品やサービスの詳細を入力します。「今すぐ購入」や「今すぐお見積もりを依頼」など、ユーザーに行動を促すフレーズを含めると効果的です。

広告の説明文は2つまで設定できますが、必須入力は1つ目のみです。
 

パス

必須入力ではありませんが、緑色で表示されるURLのサブディレクトリ部分を、「パス」欄で個別に設定できます。「最終ページURL」で設定したURLのドメイン部分と、このパス設定に入力するテキストが合わさって、最終的な表示URLになります。

この表示URLは、最終ページURLの文字列と正確に一致する必要はありません。広告をクリックするとどのようなサイトが表示されるのか、ユーザーにあらかじめイメージさせるような文字列をパス設定するようにしましょう。

以上で、Google 広告の設定は完了です。
 

Google 広告作成ステップ⑦:コンバージョンの計測

入札単価においてコンバージョンやコンバージョン値を選択するには、コンバージョントラッキングの設定を完了しておく必要があります。コンバージョントラッキングの設定では、コンバージョンタグを発行し、Webサイトへの設置を行います。

タグを発行するには、まず管理画面上部の「ツール」から「コンバージョン」を選択します。

次にプラスボタンから「ウェブサイト」をクリックし、各項目を設定します。

「作成して続行」から次のページへ進むと、コンバージョントラッキングタグが2種類発行されます。

「グローバルサイトタグ」は、ウェブサイトを訪れたすべてのユーザーをリマーケティングリストに追加するためのタグで、すべてのページに設置します。

「イベントスニペット」は、ユーザーが訪れた際にコンバージョンとしてカウントするためのタグです。サンクスページなど、コンバージョンとしてカウントしたいページに設定します。

タグを設定するには、自身でサイトのHTMLを編集してインストールする方法と、タグマネージャーを使ってインストールする方法があります。

グローバルサイトタグを自身でインストールしようとするとすべてのページに設置する必要があるため、タグマネージャーを使用するのがおすすめです。
 

Google 広告で効果をさらに高める細かな設定

以下の設定を活用することで、Google 広告の成果をさらに高められるようになるため、積極的に設定しておきましょう。
 

特定キーワードの除外

用語紹介の項目でも解説しましたが、Google 広告においてはキーワードの他に除外キーワードの設定も行えます。似たようなキーワードで検索したユーザーに広告を表示させないために、この設定を使います。

例えば、「錆」と検索したユーザーをターゲットに広告を配信したいとき、歌詞の「サビ」を検索したユーザーはターゲットとなりません。「サビ」を除外キーワードにすることで、無駄な広告配信を抑えることができます。
 

半径指定で配信したい地域または配信を除外したい地域を特定

店舗へ集客するための広告を配信する場合などに活用したいのが、半径指定で広告配信の地域を限定する機能です。

配信地域の設定において、指定した住所の◯km圏内に広告を配信するという設定が行えます。また、反対に広告を配信したくない地域を指定することもできます。
 

さっそくGoogle 広告を活用してみよう

今回はGoogle 広告の使い方について、アカウント作成方法から広告の設定方法までの基本的な部分を解説しました。

手順が多く、難しそうに見えるかもしれませんが、1つ1つの設定項目を見ていくと、それほど複雑な構造にはなっていないと感じられたでしょうか。

Google 広告は規模や業種に関係なく、あらゆる事業者が活用できる媒体です。利用開始を考えている方で、設定のハードルが低くなったのならぜひ試してみましょう。実際にやってみないと効果はわかりません。

Google 広告は出稿してからがスタートです。管理画面で効果測定を行い、より成果を出すためには何をすればいいのかを考えていきましょう

HubSpotではこの他にもマーケティングやセールスに役立つ資料を無料で公開していますので、ぜひこちらからご覧ください。

 

Google 広告活用ガイド

 Google  広告活用ガイド

元記事発行日: 2020年6月08日、最終更新日: 2022年3月10日

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