メルマガが開封されるか否かは、ほぼタイトルで決まるといえます。タイトルがうまくつけられず、「せっかく書いたメルマガを読んでもらえない」と悩んでいるマーケティング担当の方も多いのではないでしょうか。

メルマガ配信ガイド&事例集
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読者の心をつかむタイトルには、ポイントがあります。本記事では、読んでもらえるメルマガのタイトルの特徴や具体的な作成手順、すぐに使えるOK例・NG例を紹介します。効果測定の方法も解説しますので、メルマガ施策の改善に役立ててください。
メルマガのタイトルで重要な「4Uの原則」
メルマガのタイトルを考える際は、「4Uの原則」を意識しましょう。
- 有益性(Useful)
- 緊急性(Urgent)
- 具体性(Ultra specific)
- 独自性(Unique)
この4つの視点は、効果的なタイトル作成の指針となります。
有益性
メルマガの読者は、タイトルから「自分にとって得になる情報があるかどうか」を瞬時に判断しています。そのため、件名でメルマガを読むメリットをしっかりと伝えると、開封を効果的に促すことが可能です。具体例としては、「今すぐ使えるクーポン」「無料のテンプレート配布中」などがあげられます。
一方で、「今すぐチェック!」「イベントに参加しませんか?」のように、メルマガに書かれている情報が有益かどうか判断できない場合は開封されない可能性が高くなります。「メルマガを読むことで何を得られるのか」が瞬時に理解できるタイトルを読者の視点で考えることが大切です。
緊急性
「今読まなければ損をする」と読者に思わせる要素が「緊急性」です。「本日23:59まで」「先着100名限定」など、時間や対象を制限する表現を含めることで読者の注意を引き、開封を促す効果が期待できます。
ただし、過剰な煽り表現は信頼を損ねる恐れがあるため、事実にもとづいた範囲に留めましょう。
具体性
具体的な表現は、メルマガの中身を明確に伝える役割を持ち、読者に「自分に関係がある情報だ」「成果が見込める」とイメージしてもらいやすくなります。
「満足度95%」「5つのステップで実現する」など、事実や数字を用いて内容を伝えると具体性が高まります。
独自性
「独自性」は、数多くのメルマガの中で埋もれないようにするうえで重要な要素です。ほかのメールと似たようなタイトルになっていると読者の印象に残らず、開封されないことが多いためです。
「★今だけ無料★」のように記号を用いた表現や感嘆符(!)が付いたタイトルは、読者の好奇心や注意を引きやすくなります。また、意外性のある表現や疑問文の活用も効果的です。
注意点として、記号を使いすぎるとスパムメールのように見えることがあります。また、過度な強調表現は信頼性を損ねる可能性があるため、メルマガの開封率などの数値を確認しながら最適なバランスを探ってみましょう。
【OK・NG例付き】読まれやすいメルマガのタイトルの特徴
ここでは、「読まれやすいメルマガ」に共通する5つの特徴を紹介します。
- 冒頭15文字以内で重要なポイントを伝える
- 読者のベネフィットを記載する
- 読者に合った言葉を使う
- 数字を使う
- キラーフレーズを使う
これらのポイントを押さえることで、開封率の向上が期待できるでしょう。
冒頭15文字以内で重要なポイントを伝える
メルマガのタイトルは「冒頭の15文字以内で重要なポイントを伝える」と覚えておきましょう。受信ボックスで表示されるタイトルの文字数は限られており、特にスマートフォンでは表示される文字数が少なくなるためです。
また、読者はメールを開封するかどうかを一瞬で判断しています。人間が瞬時に理解できる文字数は「13~15文字程度」とされており、その点においても冒頭15文字以内で重要なポイントを伝えることは効果的と考えられます。できるだけ具体的な表現を用いて、メルマガの内容がイメージできるようにしましょう。
社名やサイト名、担当者名をタイトルに入れるケースもありますが、送信者名は差出人欄に表示されるため、件名に入れる必要性は低いといえます。
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読者のベネフィットを記載する
読者にとってのベネフィット(利益・恩恵)が明確に伝わるタイトルは、開封してもらいやすくなります。一例として、「新機能のリリースについて」というタイトルは、メルマガの内容を的確に伝えているように感じますが、その機能が読者にとってどのように役立つのかが伝わらないため、「ベネフィットまで落とし込めていない」といえます。
メルマガを読むことで読者にもたらされる利益を意識して、タイトルを付けることが重要です。
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読者に合った言葉を使う
メルマガのタイトルに使う言葉は、ターゲットとなる読者の属性や興味に合わせて選ぶことが大切です。
一例として、10代向けのファッション情報を配信するなら、「この夏のマストバイ!最旬トレンドアイテムTOP5」のようにポップな表現が響きやすいでしょう。企業の経営者層がターゲットのメルマガなら、「【コスト削減】DX推進による最新の業務効率化事例」のように、導入後の成果を想像しやすい表現がおすすめです。
読者が普段使わないような専門用語や世代に合わない言葉遣いは、内容への関心を失わせるだけでなく、企業への親近感を損なう原因になるかもしれません。誰に届けたいメルマガなのかを常に意識し、最適な言葉を選びましょう。
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数字を使う
タイトルに具体的な数字を入れると説得力が高まり、メルマガの内容に興味を持ってもらいやすくなります。例えば、「多くの企業が導入」といった曖昧な表現よりも、「導入実績1,000社突破」のように具体的な数字で示したほうが情報の信頼性が増します。
割引率や限定数、ランキング、ノウハウのステップ数など、数字を積極的に活用しましょう。
- 【開封率30%超】成果を出すメルマガタイトルの法則5選
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キラーフレーズを使う
読者の感情に訴えかけ、開封を強く促す「キラーフレーズ」をタイトルに盛り込むことも有効な方法です。情報に希少性やお得感、緊急性を与え、数あるメールの中から際立たせる効果が期待できます。
具体的には、次のようなフレーズが活用できます。
- 限定
- 無料
- 必見
- 話題
- 新着
- あと〇日
これらの言葉は、読者の「見逃したくない」「損をしたくない」という心理を刺激し、思わずクリックしたくなる強力なトリガーとなります。
単に「セミナーのご案内」とするのではなく、「【残席わずか】必見〇〇セミナー特別ご招待」のようにキラーフレーズを加えると、緊急性と限定性が感じられ、開封につながりやすくなるでしょう。
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メルマガのタイトルの作成手順
効果的なメルマガのタイトルを作るためには、単に思いつきで言葉を並べるのではなく、適切な手順を踏むことが大切です。ここでは、すぐに実践できる4つのステップを紹介します。
- ターゲットと配信目的の明確化
- 伝えたいメッセージやキーワードの洗い出し
- キーワードの入れ替え・言い換え・削除
- 最終調整
1. ターゲットと配信目的の明確化
まずは、メルマガを届けたいターゲットを明確にしましょう。ターゲット設定が曖昧なまま書き始めるとメッセージの軸がぶれてしまい、誰の心にも響かないタイトルになってしまうリスクがあるためです。
同じ商品を案内するにしても、相手が経営者なのか、それとも現場の担当者なのかによって、興味を引く言葉や伝えるべきベネフィットは異なります。配信する相手の役職や悩み、興味・関心事などを具体的に想像し、タイトルに反映させましょう。
2. 伝えたいメッセージやキーワードの洗い出し
次に、読者へ伝えたいメッセージや重要なキーワードを書き出します。この段階では文章にする必要はなく、「初心者向け」「開封率アップ」「無料DL」など、伝えたい内容を簡潔にまとめて整理しましょう。
3. キーワードの入れ替え・言い換え・削除
ターゲットとキーワードが決まったら、実際にタイトルの形に組み立てていきます。この段階では、キーワードの順番の入れ替えや言い換え、不要な要素の削除といった作業を行い、具体的なタイトル案を作成します。
言葉の順番や表現が少し違うだけで、読者が受ける印象は大きく変わります。さまざまな組み合わせを試しながら、最も興味を持ってもらえそうな表現を探しましょう。文字数を意識して不要な言葉を削ぎ落とすことも大切なポイントです。
4. 最終調整
最後に、全体のバランスを見ながら文字数や語順を調整します。必要に応じて数字や記号を加えて視認性を高める工夫をしましょう。
メルマガのタイトルの効果測定におすすめのKPI
メルマガは、配信後に効果を測定して改善を続けることが大切です。メルマガタイトルの効果測定に活用できるおすすめの指標は、次の4つです。
- 開封率
- クリック率
- 到達率
- 配信停止率
メルマガの効果測定を効率的に行うには、ツールの活用がおすすめです。HubSpotが提供するMarketing Hubの無料メルマガ作成ツールには、アナリティクス機能が組み込まれており、開封率やクリック率などの計測も専門知識不要で行うことができます。ぜひお試しください。
開封率
開封率は、配信したメルマガが開封された割合を示したものです。メルマガのタイトルがどれだけ読者の興味を引いたかを判断するための指標となります。
※有効配信数:配信総数から、宛先不明などでエラーになった数を除いた数
読者はメルマガのタイトルを瞬時に読み取り、開封するかどうかを決めるため、開封率が低い場合は早急な改善が必要です。タイトルが読者のニーズと合っていなかったり、興味を引く言葉選びができていなかったりすると、開封率が低くなります。
メルマガの開封率に関しては、次の記事でも詳しく解説しています。
クリック率
クリック率は、メルマガを開封した読者が、本文中のリンクをどれだけクリックしたかを示す指標です。タイトルで喚起した興味や期待に、本文の内容が応えられたかどうかを判断することができます。
開封率が高く、クリック率が低い場合は、タイトルと本文の内容が一致していない可能性があります。タイトルで示したメリットや情報を、本文でしっかりと提供できているかどうかを見直しましょう。
到達率
到達率とは、配信したメールが相手の受信ボックスに問題なく届き、エラーにならなかった割合を示す指標です。
到達率が低い場合は、タイトルや本文に問題がある可能性があります。過剰な表現や煽るような言葉を使用するとスパムメールと判断されやすくなるため、注意しましょう。魅力的なタイトルを考えても、読者に届かなければ意味がありません。迷惑メールと判定されないように、誠実なメルマガ作りを心がけることが大切です。
配信停止率
配信停止率とは、メルマガの読者のうち、配信停止の手続きを行ったユーザーの割合を示す指標です。
配信停止率が高い場合は、読者がメルマガの内容に価値を感じていない可能性があります。特に、タイトルで読者の興味を引くことに成功したにも関わらず、中身が期待と異なっていた場合に配信停止率が高くなるため注意しましょう。
例えば、「メルマガ読者だけの限定特典」というタイトルで開封を促しておきながら、実際には抽選や特定の条件が必要な場合などに、読者が失望して配信停止につながることが考えられます。
読者のニーズを意識してメルマガのタイトルを考えよう
魅力的なメルマガのタイトルは、本記事で紹介したようなポイントを押さえることで、誰でも考案することが可能です。読者のニーズを意識して、思わず開封したくなるようなメルマガのタイトルを考えてみましょう。
メルマガの配信後は、開封率やクリック率などのデータで効果測定を行い、継続的に改善を行います。データ分析によって得られた知見を次のメルマガ作成に活かすことで、徐々に成果を高めていきましょう。
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