SEO対策は自社メディアの認知の拡大、新規見込み客の創出に効果があるため、メディアを運用している企業には必須の取り組みです。
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メディアが小規模なうちはキーワード調査や内部対策、外部対策などを手動で行うことも可能でしょう。しかし、規模の拡大とともにデータ分析や改善などの作業工数が増えるため、ツール導入による効率化を図る必要があります。
ツールを導入することで内部対策や被リンクチェック、競合分析など、検索結果の上位表示に効果的なSEO施策を実施しやすくなるでしょう。本記事では、目的別に分けて、21のおすすめSEOツールと、選び方をご紹介します。
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【目的別】SEOツールで何ができる?
SEOツールといってもいくつかの種類があり、目的によって採用するべきツールが異なります。
内部対策
内部対策とは、検索エンジンに対してサイト内容を正しく伝えるためにサイトの内部構造をチェックし、改善するための施策です。例えば、Webサイト内の全ページをチェックして、ページタイトルやHTML構造上の問題点をチェックしたり、クローラーに正しく情報を伝えられているかを検出したりします。
内部施策はテクニカルSEOとも呼ばれます。
外部対策(被リンク調査)
外部対策とは、外部サイトから被リンクを獲得するための施策です。検索エンジンでは、外部サイトから被リンクを得ていることが評価の1つとなるため、SEOにおいて被リンクを得ることは重要な施策となります。
外部対策ツールを使うことで、悪質なサイトからの被リンクがないかどうか、信頼性の高い良質なリンクがどれだけあるかをチェックできます。
コンテンツSEO対策
コンテンツSEOとは、ユーザーにとって有益なコンテンツを作成して自然流入を増やし、検索エンジンからの評価を高める方法です。内部施策や外部施策も重要ですが、SEOにおいては良質なコンテンツを作成し続けることが特に重要とされています。
コンテンツSEOを支援するツールとしては、対策するべきキーワードを選定するツール、ページの順位を確認するツール、作成したコンテンツのコピー率(他サイトとの重複がないか)を確認できるツールなどがあります。
検索順位チェック
コンテンツSEO対策ツールとも被りますが、Webページが検索エンジンにおいてどの順位で掲載されているかをチェックするツールです。
どのようなキーワードを含めれば検索流入が増えやすくなるのかなど、キーワードに関する情報を深掘りして施策に活かせるようになっています。
キーワード取得
キーワード取得ツールでは、メインキーワードからサジェストキーワードや関連キーワードを取得できます。
上位表示のために対策するべきキーワードを知ることで、流入増加が期待できます。
競合調査
検索結果において上位表示するには、競合サイトよりも質の高いコンテンツの作成が重要です。
競合調査ツールを使うことによって、競合サイトがどのキーワードでどの順位にいるのかなどの情報を知ることができます。
SEOツールの選び方
自社に適したツールを選ぶには、次の2つのポイントを押さえましょう。
求める機能を明確にする
SEOは対策したい目的によって分析すべき範囲が異なります。すべての機能を網羅したツールはないことに留意してください。自社が抱えている課題に応じて必要な機能を明確にし、優先順位をつけてから候補となるツールをリスト化すると、選定が容易になります。
初めてツールを導入する場合は、まずはGoogle 公式のツールを使うのがおすすめです。アクセス解析にはGoogle Analytics、検索順位チェックや内部対策にはGoogle Search Console、キーワード選定にはキーワードプランナーが活用できます。
ツールに慣れるとどのような機能が必要かがわかってくるので、そこから必要なツールを選んでも良いでしょう。
使いやすいツールを選ぶ
ツールを使いこなし、効果的なSEO対策を行うには、担当者のスキルや経験に見合ったツールを選ぶことが重要です。
専門知識を持った担当者なら、オールインワン型のツールを検討すると良いでしょう。SEO初心者であれば、まずは、導入目的を絞ってツールを検討してください。分析結果をもとに自動で改善アドバイスが提供されるツールであれば操作も容易なため、SEO対策に取り組みやすくなります。
また、企業体制によっては、分析結果や診断内容を社内で共有する機会もあるでしょう。レポートの出力形式や複数人で結果をチェックできるシステムが整っているかどうかもあわせてチェックしておきましょう。
無料トライアルを試してみることもおすすめです。担当者が機能面や運用体制をチェックして、使いこなせるツールを選ぶようにしましょう。
【目的別】おすすめのSEOツール22選
ここからは、まず使用したいGoogle の無料ツールと、目的別におすすめのSEOツールをご紹介していきます。
- 内部対策
- 外部対策(被リンク調査)
- コンテンツSEO対策
- 検索順位チェック
- キーワード取得
- 競合調査
無料で使える導入必須のGoogle 公式ツール
SEO対策に取り組むのであれば、Google 公式ツールによる分析は必須です。サイト分析やキーワードの検索ボリュームチェックなどの基本機能を無料で利用できるので活用しましょう。
1. Google Analytics|Webサイト内部診断
【主な機能】
- ユーザー数や流入経路などアクセス関連指標のリアルタイムでの確認
- 蓄積データにもとづく行動予測
【公式HP】
【特徴】
Google Analytics(Google アナリティクス)は、Webサイト内に流入してきたユーザーの動向を分析できるツールです。
トラッキングコードをWebサイトに埋め込むとユーザーの流入経路や滞在時間などのWebサイトでの行動をリアルタイムで確認できるため、コンバージョンにつながるコンテンツや離脱の把握に役立てることが可能です。データにもとづき購買や離脱などのユーザー行動を予測できる「予測指標」「予測オーディエンス」機能も搭載しています。
2. Google Search Console|内部対策
【主な機能】
- 検索パフォーマンスの測定
- コンテンツのインデックス登録
【公式HP】
【特徴】
Google Search Console(Google サーチコンソール)は、サイトの検索トラフィックや検索クエリ(キーワード)に対する掲載順位を測定できるツールです。
ユーザーがWebサイトにアクセスしたキーワードや、Google 検索でのインプレッション数、検索順位を確認できます。また、クロール用のサイトマップや各ページのURLを送信しインデックス登録することが可能です。
Webサイトで問題が検出されると通知が届くアラート機能も搭載しています。Webサイトを最適な状態に保つためにも、導入しておきましょう。
3. Google トレンド|トレンドキーワードの選定
【主な機能】
- トレンドキーワード調査(複数キーワードを検索可能)
- 検索ボリュームの推移チェック
【公式HP】
【特徴】
Google トレンドは、世界中の検索トレンドをチェックできるキーワード検索ツールです。キーワードの検索結果の推移をグラフで可視化できます。地域や期間、カテゴリに分けて指定し、全体の検索回数に対する検索割合を0~100の数値として表せるため、検索ニーズをチェックしやすいメリットがあります。
また、カテゴリ別の過去のトレンドや直近の急上昇キーワード、検索ニーズの未来予測も可能です。季節性のあるコンテンツを先んじて作成するなどトレンドを意識した記事作りに活用しましょう。
4. キーワードプランナー|キーワード選定
【主な機能】
- キーワードごとの月間検索数のチェック
- 関連するキーワードの調査
【公式HP】
【特徴】
キーワードプランナーは、Google 広告に登録済みのユーザーが利用できる、キーワードのボリューム調査ツールです。検索ボリュームから逆算してコンテンツを制作したい場合に有用です。
Google 広告は広告出稿者に向けたサービスのため、無料利用の場合は、一部機能が制限されます。具体的には、広告運用をしている有料ユーザーであれば、「2,730」というような詳細な予測ボリュームが表示されます。一方の無料ユーザーに対しては、「1000~1万」のように概数が表示されます。
流入を増やすためには、検索需要のあるキーワードの選定が重要です。キーワードプランナーを使用すれば、概数ながらもニーズを判別できます。アクセスの見込みがあるキーワードを絞り込みたいときに活用しましょう。
5. PageSpeed Insights|Webサイトの表示速度を測定
【主な機能】
Webページの表示速度を0~100の数値でスコア化
UXの最適化についての提案
【公式HP】
【特徴】
PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)は、Webページの読み込み速度をスコア表示するツールです。
URLを入力するだけで、Webページの表示速度がスコアとして表示されます。また、UX向上のために改善可能な項目も表示されるため、修正すべき箇所が具体的にわかります。一度の検索で、PCとモバイルの両方のデータを分析可能です。
Webページの表示速度はユーザーの離脱率やCVRにつながります。Webページを最適化するためにも積極的に活用したいツールです。
また、Google が提供しているツールとしては、「Lighthouse」というChrome拡張ツールもあります。PageSpeed Insightsと同様にページのパフォーマンスを評価してくれるため、Chromeをメインブラウザとして使っている方は入れておくのがおすすめです。
内部対策ツール
ここでは、4つの内部対策ツールをご紹介します。
6. Lumar(旧DeepCrawl)
【料金】
要問い合わせ
【無料トライアル】
あり
【主な機能】
- Webサイトをスキャンし自動でモニタリング
- 250以上の内部評価指標にもとづいて診断し、改善点を自動抽出
【公式HP】
【特徴】
Lumar(ルマー)は、クラウドベースのアクセス解析ツールです。
クローラーがWebサイトを巡回し、内部評価指標にもとづいて改善点を自動抽出します。問題点は優先順位をつけて一覧で表示できるため、全体の俯瞰からページ単位での細かい分析まで可能です。
検索エンジンのクロールを自動化し、時系列でデータをチェックできるため、順位変動やトラフィック減少の原因調査も可能です。Google Search Consoleと連携させることで、より詳細な分析が実現します。
7. Screaming Frog SEO Spider
【料金】
- Free Version:無料
- Paid Version:$259/年
【無料トライアル】
あり
【主な機能】
- 内部対策に関する情報を一覧化
- 内部リンクのエクスポートやXMLサイトマップの作成
【公式HP】
【特徴】
Screaming Frog SEO Spider(スクリーミングフロッグSEOスパイダー)は、Webサイトの構造を把握するためのツールです。500URLまでは、無料で利用可能です。
調査したいWebサイトのURLを入力すると、サイト内の全ページのURL、タイトルやディスクリプション、タグ設定をチェックできます。リンク切れやサーバーエラーなどの課題抽出も容易に行えるので、メディアの規模が拡大したときに有用です。
8. パスカル
【料金】
- ライト:49,500円/月(税込)
- プロ:66,000円/月(税込)
- アナリスト:88,000円/月(税込)
【無料トライアル】
あり(土日を含まない4日間)
【主な機能】
- SEO作業レポートの作成
- サイト内リンク構造の最適化
【公式HP】
【特徴】
パスカルは、URLとキーワードを指定するだけで、改善が必要な項目とアドバイスが表示されるページ最適化のためのツールです。シンプルな画面構成と分析スピードの速さ(1サイト約1分)に定評があります。
検索上位30~50位の競合分析を行い、上位表示のために必要なキーワードや傾向を自動分析します。サイト内における類似コンテンツの自動判別や正しいリンク構造へのアドバイス表示、独自性の数値指標化などの機能もあるため、上位表示の可能性向上に役立てられるでしょう。
プランにかかわらず、SEOコンサルタントによるサポートがあるため、ツール初心者でも安心して利用可能です。
9. seoマスターProfessional
【料金】
38,500円/月(税込)
【無料トライアル】
なし
【主な機能】
- 100項目以上におよぶページ内部要因のリアルタイム診断
- 10万ページ以上の統計分析にもとづくチューニングアドバイスの提供
【公式HP】
【特徴】
seoマスターProfessionalは、10万以上の統計分析と最新のGoogle のアルゴリズムにもとづいたアドバイスを得られるツールです。
WebサイトのURLと目標キーワードを入力すると、SEO対策のためのアドバイスが表示されます。アドバイスに従ってHTMLコードや内部構造を修正することでページの最適化が行えます。
キーワード候補の提示や上位表示の確率表示機能もあるため、検索上位に表示させるためのキーワード選定ツールとしても活用可能です。
外部対策(被リンク調査)ツール
ここでは、おすすめの外部対策ツールを3つご紹介します。
10. Ahrefs
【料金】
- ライト:12,500円~/月
- スタンダード:25,000円~/月
- アドバンスド:50,000円~/月
- エンタープライズ:125,000円~/月
【無料トライアル】
なし
【主な機能】
- ドメインやURL単位で調査可能なサイトエクスプローラー
- 話題性の高いコンテンツを表示するコンテンツエクスプローラー
【公式HP】
【特徴】
Ahrefs(エイチレフス)は、約27兆ものリンクデータと4020億のページURLにもとづくデータ分析が可能なツールです。自社サイトに加え、競合サイトの被リンクや上位表示のコンテンツ、予測される流入キーワードやソーシャルメディアの反応も分析できます。
データの更新頻度は約15分ごとと高く、新しい情報を常に取得できる点が特徴です。
ページの評価を下げる悪質な被リンクは、即座に気づいて対応することが重要です。Ahrefsでは、被リンクの動向をリアルタイムに通知する仕組みがあるため、被リンクの状況を健全に保つことができます。
11. Majestic
【料金】
- LITE:$49.99~/月
- PRO:$99.99~/月
- API:$399.99~/月
【無料トライアル】
なし
【主な機能】
- 自社サイトや競合サイトの被リンクを分析できるサイトエクスプローラー
- 検索上位における最新リンク状況のマップ化
【公式HP】
【特徴】
Majestic(マジェスティック)は、ドメインやURLを入力するだけで、自社サイトや競合サイトの被リンク分析ができるツールです。
リンクの品質を示すトラストフローや、被リンク数から独自に算出されるサイテーションフローなど、独自の指標をもとにスコア算出を行います。
12. SE Ranking
【料金】
- Essential:7951.17円/月(税込)
- Pro:15756.83円/月(税込)
- Business:34549.58円/月(税込)
【無料トライアル】
あり(14日間)
【主な機能】
- 参照ドメインやリンクページ、アンカーテキストから被リンクの状況を分析
- 競合他社の被リンクをリストやグラフで可視化
【公式HP】
【特徴】
SE Ranking(エスイーランキング)は、キーワードや競合調査、内部対策、被リンク調査に使える総合ツールです。
被リンクチェッカーでは、参照ドメインやリンクページ、アンカーテキストを分析し、被リンクの価値や被リンク元を把握可能です。自社以外にも競合サイトが受けている被リンクも分析し、リストやグラフで可視化できます。
被リンク監視では、自社サイトに関連するすべての被リンクの状況を把握するため、低品質なリンクを特定可能です。新規リンクと被リンクの喪失の変動やDofollow/Nofollow比率もチェックできるため、リンク管理に最適です。
コンテンツSEO対策ツール
ここでは、4つのツールをご紹介します。
13. tami-co
【料金】
- ライト:43,780円/月(税込)
- スタンダード:82,280円/月(税込)
- ビジネス:109,780円/月(税込)
- プレミアム:132,000円/月(税込)
【無料トライアル】
あり(7日間)
【主な機能】
- キーワード選定
- タイトルや見出しの作成機能
【公式HP】
【特徴】
tami-co(タミコ)は、コンテンツSEO対策に必要な機能を幅広く搭載したオールインワンのSEOツールです。SEOコンサルとコンテンツマーケティングを行うCROCO株式会社によって開発されました。
キーワードや記事のテーマ選定、見出し作成、順位チェックなど検索エンジンに評価されるコンテンツ作成をサポートする機能が備わっています。
SEOの専門知識がなくてもSEO対策を実施した記事を容易に作成できます。
14. ミエルカSEO
【料金】
要問い合わせ
【無料トライアル】
あり
【主な機能】
- コンテンツSEOスコア(5つの指標にもとづく品質判定と改善アドバイス)
- 検索ユーザーのインサイトをキーワードにしてネットワークマップ化
【公式HP】
【特徴】
ミエルカSEOは、キーワードの分析機能が充実したコンテンツ解析ツールです。Webサイトの最適化はもとより、内部対策、コンテンツ作成、CTR向上など幅広い施策に最適です。
ユーザーの検索意図(インサイト)や競合が上位を占めるキーワードをAIによって分析、キーワードマップとして可視化し、自社サイトが行うべき施策を明確にできます。
また、キーワードを登録すると、自動で新たなSEOキーワードを発見する機能も備わっています。サービス名や商品名と一緒に検索されるキーワードも調査できるので、より効果の高いコンテンツSEOの実施に最適です。
15. EmmaTools
【料金】
- for Team:25,000円/月(税込)
- for Team+:58,000円/月(税込)
【無料トライアル】
14日間
【主な機能】
- コンテンツの品質をスコアリング
- AI文章作成
【公式HP】
【特徴】
EmmaTools(エマツールズ)は、SEOライティングに特化したツールです。検索順位チェックやキーワード分析、競合分析、コピー率チェックなど、コンテンツSEOに必要な機能が搭載されています。
コンテンツ分析では競合サイトを分析して、使うべきキーワードの一覧と重要性を表示できます。作成済みコンテンツは、テーマの網羅性や文字量など独自の指標でスコア表示され、改善点も明示されるためです。また、AIによるタイトルや見出し作成などの文章作成支援機能を使えば、効果の高いSEOライティングが可能です。
外部ユーザー向けにアカウント発行ができ、依頼状況も把握できるため、記事作成を外注化する場合にもおすすめです。
16. Marketing Hub
【料金】
- Free:無料
- Starter:5,400円/月(税込)
- Professional:96,000円/月(税込)
- Enterprise:432,000円/月(税込)
【無料トライアル】
あり
【主な機能】
- コンタクト(連絡先)情報やキャンペーンの一元管理
- キャンペーンの成果測定に役立つレポート作成ツール
【公式HP】
【特徴】
Markething Hubは、当社HubSpotが提供するSEO&コンテンツ戦略ツールです。Eメールやランディングページ、フォームなどを通じ、適切なタイミングと方法で見込み客とのつながりを繋ぐことで、収益の最大化を図ります。
コンタクトの管理やキャンペーン管理、マーケティングオートメーションの機能を用いることで、エンゲージメントを向上させつつ時間と労力を節約することもできます。アナリティクスやレポート機能を使えば、マーケティング施策の最適化につながるでしょう。
検索順位チェックツール
ここでは、おすすめの検索順位チェックツールを2つご紹介します。
17. GMO順位チェッカー
【料金】
- ずっと無料プラン:無料
- プロ100:485円/月(税込)
- プロ1000:980円/月(税込)
- エージェンシー5000:198,000/年(税込)
- エージェンシー10000:316,800円/年(税込)
- カスタムプラン:要問い合わせ
【無料トライアル】
プロ100のみあり(フリープランとして1か月間)
【主な機能】
- 登録キーワードの順位チェック
- 順位変動のメールアラート通知
【公式HP】
【特徴】
GMO順位チェッカーは、クラウド上で利用できる検索順位チェックツールです。登録したキーワードの順位を毎日自動で取得できます。
順位変動をメールで知らせるアラート機能や、キーワードや競合の調査レポートなど、順位チェックに関する便利な機能が充実しています。
キーワードのSEO難易度を、難しい順に【高・中・低】の3段階で表示可能です。プランによってはキーワードは最大1万語まで登録できます。たとえ複数のキーワードがあってもスピーディに順位を取得できるため、調査するキーワードの数が多い会社におすすめのツールです。
18. GRC
【料金】
- 無料プラン
- ベーシック:495円/月(税込)
- スタンダード:990円/月(税込)
- エキスパート:1,485円/月(税込)
- プロ:1,980円/月(税込)
- アルティメット:2,475円/月(税込)
【無料トライアル】
なし
【主な機能】
- キーワードの検索順位を調査しグラフ化
- 検索結果上位100サイトすべての順位履歴を記録
【公式HP】
【特徴】
GRCは、登録したキーワードの検索順位をチェックするツールです。
ボタンひとつで、すべての検索キーワードの順位調査が可能です。調査スタート日から現在までの検索順位も記録でき、レポート出力にも対応しています。
GRCは、動作は軽快で直感的に操作できるため、ユーザーに定評のあるツールです。無料版でも5つのURLの検索や追跡が可能です。ただし、無料版では機能が制限されてしまうため、必要に応じてライセンス購入を検討しましょう。
キーワード取得ツール
ここでは、キーワード候補の取得に役立つツールを1つご紹介します。
19. Ubersuggest
【料金】
- 無料プラン
- パーソナル:2,999円/月(税込)
- ビジネス:4,999円/月(税込)
- エンタープライズ:9,999円/月(税込)
- ※買い切り型プランもあり
【無料トライアル】
あり(7日間)
【主な機能】
- メインキーワードを入力するとサジェストキーワードや関連キーワードを取得
- CPC(クリック単価)やSEO難易度の表示
【公式HP】
【特徴】
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)は、キーワード調査や競合分析を行えるツールです。
キーワード調査では、競合の強さや上位表示の難易度が一覧で表示されます。結果はCSV出力でき、詳細な分析も可能です。また、検索ボリュームの変化も表示されるため、トレンドチェックにも利用できます。
キーワードに関連するツールには、さまざまなツールがあります。こちらの記事では、キーワードツールを選ぶポイントと、おすすめのツールをご紹介しています。
競合調査ツール
ここでは、競合調査ができるツールを3つご紹介します。
20. Keywordmap
【料金】
- ライト:要問い合わせ
- スタンダード:要問い合わせ
- エキスパート:要問い合わせ
【無料トライアル】
あり(7日間)
【主な機能】
- 複数の競合サイトの流入キーワード調査と分析
- 競合サイトの発見
【公式HP】
【特徴】
Keywordmap(キーワードマップ)は、SEO対策やコンテンツ作成を支援するツールです。競合分析機能に優れており、わずか数分で競合調査が完了します。
Keywordmapでは、ビッグデータをもとにユーザーニーズや市場動向を分析し、競合サイトの戦略を明らかにします。自社が見落としていたキーワードや検索流入を獲得しやすいコンテンツを発見したい場合に適したツールです。検索ボリュームやクエリタイプなど、さまざまな条件からキーワードを多角的に分析できるため、自社サイトに最適なキーワード選定が実現します。
クラウド型のサービスなので、インストールやタグ設置など複雑な作業は不要で利用できます。カスタマーサポートも充実しているため、初心者でも導入しやすいツールです。
SEOだけでなく広告のキーワードや広告文の調査もできるため、広告を併用して流入を増やしたい企業にもおすすめです。
21. Semrush
【料金】
- Proプラン:$142.95/月(税込)
- Guruプラン:$274.95/月(税込)
- Businessプラン:$549.95/月(税込)
【無料トライアル】
Guruプランのみあり(14日間)
【主な機能】
- 一元化されたSEO分析機能(競合ドメイン分析やキーワード調査、被リンク調査など)
- 競合分析機能
【公式HP】
【特徴】
Semrush(セムラッシュ)は、コンテンツマーケティングや広告、SNSなどデジタルマーケティングを幅広く網羅したオールインワン型の競合分析ツールです。
Google Analyticsでは把握できない、競合サイトのセッションや流入元を調査・分析するのに最適です。トラフィック分析では、競合ドメインの流入トラフィックや参照元などを調査できるため、自社サイトの強みや弱みの発見に役立てられます。また、キーワードギャップ機能では、競合サイトと自社サイトを比較し、競合サイトがより上位を獲得しているキーワードや競合のみが獲得しているキーワードを発見可能です。
また、ターゲットキーワードを登録すると、最大で20サイト分の順位変動とトラフィックを日次でトラッキングできます。市区町村レベルやデバイス別の検索順位も測定できるため、より詳細な競合分析が実現します。
22. SimilarWeb
【料金】
- スターター:$125/月(税込)
- プロ:$333/月(税込)
- チーム:要問い合わせ
- エンタープライズ:要問い合わせ
【無料トライアル】
あり(7日間)
【主な機能】
- 競合サイトのトラフィックデータとエンゲージメントの分析
- 競合の獲得チャネルの可視化
【公式HP】
【特徴】
SimilarWeb(シミラーウェブ)は、競合サイトの分析ができるマーケティングツールです。
SimilarWebを使うと、自社サイトと競合しているサイトを容易に比較できます。タイトルやコンテンツ量、構成を調査できるため、検索エンジンに評価されやすいコンテンツ作成に活用可能です。分析には、実際のユーザーの行動から取得された最新のデータが用いられているため、マーケティング戦略の構築にも有用です。
また、有料版は、デジタルマーケティングインテリジェンス、デジタルリサーチインテリジェンス、セールスインテリジェンス、ストックインテリジェンス、ショッパーインテリジェンスの各ソリューションを自社の用途に応じてカスタマイズして利用可能です。
まずは無料版を試して、より詳細な分析をしたい場合には有料版を検討すると良いでしょう。
ツールを活用して成果につながるSEO対策を
ツールを利用することで、データの分析の精度が向上し、より有効なSEO対策を実施できます。特に規模の大きなメディアでは、工数削減による効率化や時間短縮にも役立つため、積極的に利用しましょう。
SEOツールを選ぶ際は、求める機能を明確にし、担当者が使いやすいツールを選ぶことが重要です。無料トライアルやデモ版を活用して使用感を確かめながら、成果につながるツールを選びましょう。