Google 広告の料金相場はいくら?適切な予算の決め方を解説

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室橋 健(むろはし けん)
室橋 健(むろはし けん)

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検索連動型広告やYouTubeでの動画広告など、さまざまなプラットフォームで広告を配信できるGoogle 広告。しかし、Google 広告に入稿する際に、「予算をどのくらいに設定すれば良いのか」「入札単価の上限額は?」と悩むことも多いでしょう。

Google 広告の料金相場はいくら?適切な予算の決め方を紹介

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予算や入札単価については、公式サイトに記載があるわけではなく、具体的な数値をイメージするのは難しいものです。

そこで本記事では、Google 広告の料金相場や課金方法、予算の決め方を徹底解説します。料金の仕組みや設定方法をよく理解したうえで、Google 広告の費用対効果を最大化しましょう。

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    Google 広告の料金相場

    Google 広告の料金相場

    まずは、Google 広告の料金相場について解説します。代理店に依頼した場合は、出稿料金のほかに手数料が必要です。
     

    広告の出稿料金の相場

    リスティング広告(検索連動型広告・ディスプレイ広告)を出稿する場合、商品やサービスの種類によって金額が大きく異なります。

    Google のリスティング広告には、最低出稿金額が定められていません。そのため、実際に予算案を出す際は、インプレッションやコンバージョンなどの成果と入札単価のバランスを見極めながら考える必要があります。

    小規模事業者の場合、まずは数万円程度からスタートし、費用対効果を見ながら徐々に予算を増額するのも方法のひとつです。
     

    代理店に依頼した場合の手数料の相場

    広告代理店に運用を依頼する場合は、手数料が発生します。手数料は、定額型・成果報酬型・手数料率型の3種類に分かれます。

    定額型や成果報酬型の場合、広告代理店によって手数料に大きな差があります。月額料金は2~6万円、初期費用は5~10万円が目安です。

    一方の手数料率型の手数料は、広告費のおおよそ20%が相場です。基準となる広告費は2種類あり、手数料を差し引いた出稿金額を「ネット」、手数料を合わせた全体の予算を「グロス」と呼びます。

    例えば、グロス金額を基準とする場合、予算(グロス)が30万円であれば、20%の手数料を差し引いた24万円が出稿額(ネット)となります。

    反対にネット金額を基準にすることもあります。その場合は、出稿金額に20%が上乗せされるため、出稿金額(ネット)が25万円だとすれば、予算(グロス)は30万円(25万円+手数料20%)になる仕組みです。

    手数料の基準は広告代理店によって異なるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
     

    Google 広告の料金体系

    Google 広告の料金は、広告主が選択する課金方式によって異なります。

    Google 広告が採用する課金方式は次の4種類です。

    課金方式

    料金発生のタイミング

    クリック課金

    Cost Per Click/CPC

    広告が1回クリックされるごとに料金発生

    インプレッション課金

    Cost Per Mille/CPM

    広告が1,000回表示されるごとに料金発生

    コンバージョン課金

    広告を通じてコンバージョンが発生するごとに料金発生

    広告視聴課金

    Cost Per View/CPV

    動画広告が1回視聴されるごとに料金発生

     

    クリック課金(CPC)

    クリック課金とは、広告が1回クリックされるごとに料金(クリック単価)が発生する課金方式です。Webサイトやランディングページへの流入数を増やしたい場合に有効です。Google 広告のクリック単価は、100~1,000円が相場とされています。

    また、Google 広告では上限クリック単価を設定できます。設定しておくと1クリックあたりの上限額を決められるため、予算を超えてしまう心配がありません。

    コンバージョンにつながる可能性に応じて入札価格を自動調節する「拡張クリック単価」を設定できるのも特徴です。
     

    インプレッション課金(CPM)

    インプレッション課金とは、広告が1,000回表示されるごとに料金(インプレッション単価)が発生する課金方式です。予算の範囲内でたくさん広告を表示できるため、潜在層に向けたアプローチやリーチ拡大を目的とする場合に向いています。

    インプレッション単価の相場は、1,000回表示につき10~500円が目安です。

    ほかの課金方式に比べてコストが安く、初めてGoogle 広告を出稿する方でも取り組みやすいメリットがあります。

    ただし、直接的な成果につながりやすいクリック課金やコンバージョン課金のほうが、費用対効果の面で優れているケースもあります。そのため、インプレッションを増やしてリーチを拡大したい場合はインプレッション課金、ユーザーのアクションを求める場合はクリック課金やコンバージョン課金と、ケースバイケースで使い分けるようにしましょう。
     

    コンバージョン課金

    コンバージョン課金とは、広告を通じてコンバージョンが発生するごとに料金(コンバージョン単価)が発生する課金方式です。コンバージョンが発生しなければ、たとえ広告がクリックされても費用はかかりません。

    費用対効果を見極めやすい課金方式ですが、利用するには過去30日間に100件以上のコンバージョンを獲得している必要があり、予算が少ないと利用できない可能性があります。

    広告費や扱う商材によってコンバージョン単価が大きく変動するため、一概に目安となる金額はありません。
     

    広告視聴課金(CPV)

    広告視聴課金とは、動画広告が1回再生されるごとに料金(広告視聴単価)が発生する課金方式です。媒体ごとに料金が発生する視聴時間が決まっており、Google が運営するYouTube広告では、視聴者が動画を30秒見た時点で料金が発生します。

    これまでの動画広告は、主にクリック課金とインプレッション課金が採用されていました。時代が進むにつれて動画広告を出稿する企業が増えると、今度は「どのくらい動画広告を見てもらえたか知りたい」という需要が高まり、その効果を計測するために広告視聴課金という仕組みが誕生しました。

    広告視聴単価の相場は、動画1視聴あたり4~7円程度とされています。
     

    Google 広告の予算の決め方

    Google 広告の予算の決め方

    Google 広告の予算を決める場合、1つの計算式を知っておくだけで予算設定が随分と楽になります。ここでは、計算によって予算を求める方法と、シミュレーションツールを活用する方法の2パターンをご紹介します。
     

    想定単価とKPIをかけ合わせる

    Google 広告の予算を決めるには、まず想定単価とKPIを設定します。

    想定単価とは、クリック単価やインプレッション単価などの予測値のことです。KPIとは「計測可能な目標値」のことで、クリック課金ならクリック数、インプレッション課金ならインプレッション数といったように、目標となる数値を設定します。

    想定単価とKPIをかけ合わせたものが予算の目安となります。

    • 想定単価×KPI=予算の目安

    例えば、クリック課金で入稿する際にクリック単価を100円、1か月のクリック数を3,000回と仮定しましょう。この場合の想定予算は次のようになります。

    • 想定単価(100円)×KPI(3,000回)=予算の目安30万円/月

    想定単価やKPIを設定する際は、次にご紹介するシミュレーションツールが有効です。
     

    シミュレーションツールを活用する

    Google が提供するシミュレーションツールを活用すると、平均単価や1か月の予算の予測値がわかります。Google 広告に出稿した経験がなく、想定単価やKPIを予測しづらい場合に効果的です。

    広告の種類によって次の3つのシミュレーションツールが存在します。

    キーワードプランナーの使い方を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

    Google 広告に出稿する場合は、あらかじめツールを使って料金をシミュレーションしましょう。
     

    Google 広告の料金を設定する方法

    Google 広告の料金を設定するには、事前にアカウントを開設しておく必要があります。アカウント作成方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

    Google 広告のアカウント作成後、新規キャンペーンを作る際に予算や入札単価を設定します。設定を行う手順は次の通りです。

    1. 支払方法の設定
    2. 予算の設定
    3. 入札単価の設定
       

    1.支払方法の設定

    管理画面の右上にある「ツールと設定」をクリックし、「料金 > 設定」を選択します。

    ツールと設定

    画面下にある項目で支払方法を追加します。

    項目で支払方法を追加

    選択できる支払方法は次の5種類です。

    • クレジットカード

      決済金額がGoogle 広告アカウントにデポジットされ、広告配信分の料金がデポジット分から差し引かれる仕組み。
    • 毎月の請求書発行

      使用した広告料金が後から請求される仕組み。アカウント登録後1年以上が経過している、過去1年間の支払額が50万円以上などの条件を満たして初めて利用できる。
    • 銀行振込

      指定された銀行口座に広告料金を振り込みする仕組み。
    • コンビニ払い

      提携先のコンビニで広告料金を前払いする仕組み。
    • PayEasy

      インターネットバンキングや金融機関のATMから広告料金を決済する仕組み。

    アカウントによっては一部の支払方法が利用できない場合もあります。 ※2022年8月時点における当アカウントでは、銀行振込とコンビニ払い、PayEasyの表示が確認できませんでした。
     

    2.予算の設定

    続いて、キャンペーンを作成し、予算や入札単価を設定します。

    ここでは予算や入札単価の設定方法を重点的に解説しますので、キャンペーンの全般的な設定方法を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

    キャンペーン作成画面で1日の平均予算を入力します。金額は「1円」から設定可能です。

    平均予算を入力

    Google 広告では、日によって予算の設定額を下回ることもあれば、最大2倍にまで費用が増えることもあります。しかし、最終的には「1日の平均予算×1か月(30.4日)」の金額を超えることはなく、予算の範囲内におさまるよう自動で調整される仕組みです。
     

    3.入札戦略の設定

    そのまま画面を下にスクロールし、入札単価を設定します。

    入札単価を設定

    「重視している要素は何ですか?」という質問に対し、「コンバージョン」や「クリック数」など自社の目的に合う項目を選択しましょう。

    もともとGoogle 広告は、設定予算の範囲内で効果を最大化できるよう、入札価格が自動的に調整される仕組みを採用しています。任意で入札価格を設定したい場合は、「目標コンバージョン単価を設定」にチェックを入れましょう。

    目標コンバージョン単価を設定

    コンバージョンのデータを蓄積したい場合やコンバージョン単価の目安を知りたい場合は、入札価格を任意で設定する方法が有効です。

    これで料金に関する設定は完了です。Google 広告の全般的な入稿・設定方法を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

     

    Google 広告の費用を抑えるコツ

    Google 広告の費用を抑えるコツ

    Google 広告の料金を抑え、費用対効果を高めるには、次のような方法が効果的です。

    • 広告文やランディングページの質を高め品質スコアを向上させる
    • キーワードを厳選して予算の上限にかからないようにする
    • 除外キーワードを設定して意図しない広告表示やクリックを防ぐ
    • 成果の見込めるターゲットに配信対象を絞り込む

    細かい調整を行いながら、PDCAサイクルを回しましょう。成果とのバランスを見ながら徐々に予算を最適化させることが大切です。
     

    適切な予算を組みGoogle 広告の費用対効果を見極めよう

    Web広告のなかでも比較的低コストで出稿できるGoogle 広告は、低予算で出稿できる点が大きなメリットです。しかし、求める成果を出すには、費用対効果をしっかりと見極め、適切に運用する必要があります。

    月々の予算は、想定単価とKPIをかけ合わせて算出できます。Google が提供するキーワードプランナーやパフォーマンスプランナーを使うと、目安となる金額が予測できて便利です。

    適切な予算組みができれば、費用対効果が最適化されたGoogle 広告へと生まれ変わります。

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    Google 広告活用ガイド

    トピック: Google広告

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