顧客のニーズを理解し、最適な提案を行う営業活動は、契約を締結するまでの一連のプロセスを含み、その業務内容は多岐にわたります。多様な業務を効率的に行うためには、営業ツールの活用が欠かせません。営業ツールを活用してフローや顧客データを適切に管理・分析することで、顧客価値の向上にもつながります。
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営業ツールには、CRM(顧客関係管理)やSFA(営業支援)だけでなく、複数の種類があるため、自社の課題に合わせた適切な選定が必要です。
本記事では、営業ツールの種類を説明したうえで、目的別のおすすめツールを紹介します。導入するメリットやポイントも解説しますので、最後までご覧ください。
営業ツールとは
営業ツールとは、営業職に関連する業務の効率化や、営業活動の成果向上を支援してくれるツールのことです。
まずは、営業ツールの概要とツールの種類について詳しく説明します。
営業ツールの概要
営業ツールには、主に下記2つの役割があります。
- 営業活動の効率化
- 営業の成果向上
以前は、営業というと訪問営業や電話営業などが一般的でしたが、近年はクラウド型ツールの登場やリモートワークに対応するため、営業活動を支援するツールは大幅に進歩しています。また、インサイドセールスなどの分業化が進んでいることも、営業ツールの発達と導入が加速化しているひとつの要因です。
営業ツールの種類
営業ツールは、主に次のような種類に大別できます。
- CRM
- SFA
- MA
- 営業活動の強化
- 業務効率化
CRMツール
CRM(Customer Relationship Management)ツールとは、顧客関係管理システムのことです。
関係性強化のために、顧客ごとに基本情報や購買・契約情報、問い合わせ履歴などを管理します。これにより、顧客のニーズや履歴に基づいたパーソナライズされた対応が可能となり、顧客満足度の向上が期待できます。
ツールによっては、顧客情報管理だけでなく、顧客に応じたマーケティングの自動化などの機能が搭載されています。
SFAツール
SFA(Sales Force Automation)ツールとは、営業活動を支援・自動化するシステムです。
進捗管理や予実管理、案件管理といった営業に関するあらゆるデータを一元管理し、チーム全体に共有します。チーム内で情報が可視化されるため、属人化の防止や営業活動の効率化が図れます。
本来は、先述したCRMツールとは別の目的を持ちますが、どちらも情報を可視化・共有化し、分析や管理を行うことで、営業活動や顧客との関係性の改善・向上を目指すものです。そのため、両方の機能を備えているツールが多いです。
MAツール
MA(Marketing Automation)ツールとは、見込み客の創出や購買意欲を醸成するためにマーケティング活動を自動化するツールです。
集客から商談前の見込み客の絞り込みまでをカバーし、段階ごとに次のような機能を持ちます。
- 集客:特定の行動別に、配信する広告を分けたりポップアップを表示したりする
- 見込み客の購買意欲の醸成:セグメントごとにメールを配信する
- 見込み客の絞り込み:見込み客の行動や反応をもとに興味・関心を数値化するスコアリングに加えて、レポート作成や分析を行う
上記はあくまで一例で、サービスごとに機能は異なります。
見込み客の興味・関心に合わせたアプローチを自動化できるため、マーケティング活動の効率化はもちろん、機会損失の削減も実現可能です。
HubSpotは、CRMを基盤としてSFAやMAなどを利用できるカスタマープラットフォームです。営業の効率化・成果向上に役立つさまざまな機能を搭載しています。無料からお使いいただけるので、ぜひお試しください。
その他の営業活動強化・効率化ツール
営業ツールのなかには、法人顧客のデータベースを活用したり、営業トークを自動的に作成したりするほか、オンラインでの商談を実行するなど、営業活動そのものを支援するためのツールがあります。
例えば、次のような機能を備えたツールが挙げられます。
- 法人顧客データベース
- インサイドセールス支援
- オンライン商談
- トークスクリプト自動作成
- 商談トレーニング
- 名刺管理・共有化
- 商談議事録の自動作成
- 企画書・プレゼン資料の自動作成
- 商品やサービスの紹介動画の自動制作
- メール共有
- 経費精算
- 請求書発行
- 動画制作
営業ツールを導入するメリット
営業ツールを導入するメリットは、主に次の3つです。
- 営業のコア業務に集中できる
- ナレッジや情報の共有ができる
- 営業プロセスを可視化できる
営業のコア業務に集中できる
営業ツールの導入により、ルーチンワークや営業活動そのものが短時間で行えます。
単純に手作業による作業時間を短縮するだけでなく、効率的に顧客情報を確認する、より見込みのある顧客がわかる、次のアクションを提案してくれる、などさまざまな活動を効率的に実行するツールが有益です。
これによって、営業担当者が注力すべき業務に専念できるようになります。
HubSpotが調査した日本の営業に関する意識・実態調査2024の結果によると、「時間があったらやりたいこと・今よりも時間を割きたい業務」の1位は「顧客との商談」で35.3%という結果でした。また、2位はフォローアップ、3位は戦略の振り返りとなっています。
営業担当者が集中したいコア業務に時間を割くためにも、ツールによる業務効率化は欠かせません。
ナレッジや情報を共有できる
営業ツールは、クラウドで顧客情報や商談の結果などを管理するものが多いため、ナレッジや情報の共有が簡単にできるのが特徴です。
営業部門のメンバー間でナレッジが共有できれば営業の属人化を防げるほか、ナレッジの蓄積により、個々のメンバーのレベルアップも実現できます。
他部門への情報の連携が進めば、会社全体で顧客への対応を最適化できるでしょう。
営業プロセスを可視化できる
営業ツールの活用によって、商談の状況や取引に関する内容が可視化されます。
営業マネージャーがチーム全体の営業状況を早期に把握できると、営業戦略の策定や対策が打ちやすくなります。教育の必要がある営業担当者の商談状況がわかると、課題に対する指導も、一段と行いやすくなるでしょう。
さらに、成果を上げている営業担当者のプロセスや、成約に結びついた商談を研究すれば、全体的な営業プロセスの最適化につながり、より大きな成果を創出できます。
営業ツールのおすすめ32選
ここからは営業ツールの種類別に、おすすめのツールを紹介します。
特徴・概要・料金プランなどを記載していますので、導入したいツールごとに比較してご覧ください。
CRM/SFAのおすすめ営業ツール
HubSpot CRM
出典:HubSpot
【特徴】
- 営業やマーケティングなど、部門ごとに必要な機能を集約した6製品で構成されている
- 6つの製品すべてに無料プランがある
- 個人事業主から大企業まで、幅広いユーザーに向けたセットプランがある
【概要】
営業やマーケティングだけでなく、請求から回収に特化した機能やカスタマーサポートなど、ビジネスの幅広いプロセスをカバーしています。
シンプルで使いやすい操作画面と、自社の仕様に応じたカスタマイズが簡単なのが特徴です。
【料金プラン】
- 無料
- Professional:10,800円~/月
- Enterprise:15,600円~/月
※HubSpotは、Marketing Hub・Sales Hub・Service Hub・Contents Hub・Operations Hub・Commerce Hubの6製品の単体または組み合わせによって契約するツールで、各製品をつなぐHubSpot Smart CRM™で構成されています。
公式サイト:無料のCRMツールで顧客管理を効率化 | HubSpot(ハブスポット)
Sales Cloud
【特徴】
- 見込み客の管理から商談のクローズまでの営業活動をカバー
- 予実管理をリアルタイムに可視化できる
- ワークフロー機能で生産性を向上
【概要】
Salesforceによる世界シェアNo.1の営業支援ツールです。機能や画面の表示など、かなり自由にカスタマイズでき、エンタープライズ企業でもよく使われています。
カスタマイズや設計はやや難易度が高いため、専門の担当者を置くか、外部の開発会社に依頼する必要があるでしょう。
【料金プラン】
- Starter:3,000円(税抜)/ユーザー/月
- Professional:9,600円(税抜)/ユーザー/月
- Enterprise:19,800円(税抜)/ユーザー/月
- Unlimited:39,600円(税抜)/ユーザー/月
- Einstein 1 Sales:60,000円(税抜)/ユーザー/月
※Starter以外のプランはいずれも、年間契約が必要です。
公式サイト:Salesforce
Mazrica Sales(旧 Senses)
【特徴】
- AIが案件のリスク分析や、類似した案件を参考にアドバイスをしてくれる
- 案件管理が直感的で使いやすい
- モバイルアプリからの入力が簡単
【概要】
誰でも使えることをコンセプトにした、使いやすさに特徴のある営業支援ツールです。
マーケティング・セールス・分析に特化し、一気通貫でDXを実現できます。
【料金プラン】
- Starter:27,500円(税抜)~/ユーザー5人含む/月
- Growth:110,000円(税抜)~/ユーザー10人含む/月
- Enterprise:330,000円(税抜)~/ユーザー20人含む/月
※追加ユーザーあたり、Starterは5,500円/月、Growthは11,000円/月、Enterpriseは16,500円/月(いずれも税抜)が、別途でかかります。
公式サイト:Mazrica Sales(旧 Senses)
eセールスマネージャー Remix
出典:eセールスマネージャー
【特徴】
- 一度の情報入力をさまざまなアウトプットに自動反映
- 出張先から会議中まで、シーンを選ばず営業情報を把握できる
- 定着までのサポートが充実
【概要】
国産SFA・CRMの草分け的存在で、見込み客の創出から顧客管理まで、幅広い顧客接点を効率化できます。
5,500社超・185業種以上に採用された豊富な導入実績を誇り、簡単なUI(ユーザーインターフェース)で営業現場の評判が良いのが特徴です。
【料金プラン】
<利用人数 30名以下「Remix MS」の場合>
- グループ(グループウェアのみ):1,000円(税抜)/ユーザー/月
- スタンダード:3,500円(税抜)/ユーザー/月
※スタンダードコースは、最低5名から上限30名まで利用可能です。グループコースのみの利用はできません。
<利用人数 31名以上「Remix Cloud」の場合>
- スケジュールシェア(グループウェアのみ):3,000円(税抜)/ユーザー/月
- ナレッジシェア(閲覧のみ):6,000円(税抜)/ユーザー/月
- スタンダード:11,000円(税抜)/ユーザー/月
公式サイト:eセールスマネージャー
Microsoft Dynamics 365 Sales
【特徴】
- AIが各種機能と連携し、業務の効率化を行える
- Microsoft Teamsや Microsoft 365と連携できる
- 営業やオペレーションのプロセスを素早く変更できる
【概要】
MicrosoftのCRM/SFAツールで、OfficeソフトやTeamsと連携できるのが特徴です。セールスやマーケティングのほか、サプライチェーンや財務状況なども管理できます。
直近ではDynamics 365 Contact Centerの機能を発表し、コンタクトセンターの構築管理にも活用できるようになりました。
【料金プラン】
- Professional:9,745円/ユーザー/月
- Enterprise:14,242円/ユーザー/月
- Premium:20,239円/ユーザー/月
- Microsoft Relationship Sales:20,250円/ユーザー/月
※Microsoft Relationship Salesの利用では、最低10件のシートが必要です。
公式サイト:Microsoft Dynamics 365 Sales
JUST.SFA
出典:JUST.SFA
【特徴】
- ノーコードで自社オリジナルのSFAを構築できる
- 新規開拓やルートセールスなど、さまざまな営業スタイルに対応できる
- 外部システムとスムーズに連携できる
【概要】
案件や顧客管理機能のほか、帳票出力やワークフローが組め、多様な営業スタイルに応じたSFAを構築できます。
プログラミングの知識がなくても、社内でカスタマイズができる手軽さが魅力です。
【料金プラン】
※公式ホームページ上に記載なし(法人専用インフォメーションセンターへ、要問い合わせ)。
公式サイト:JUST.SFA
Sales Crowd
出典:Sales Crowd
【特徴】
- 国内最大級の企業データベースを保有
- MA・SFA・CRMの機能を備える
- ワンクリックで電話の発信やメールの送信が可能
【概要】
独自に構築した約1,000万件の企業データベースを保有しており、新規開拓営業に向いたツールです。
電話やメールなどの機能を備えており、データベースから自動的に自社に最適なリストを作成して、すぐに営業活動を開始できるのがポイントです。
【料金プラン】
- 30 ID付与型:20万円/月
- 50 ID付与型:30万円/月
- 100 ID付与型:50万円/月
公式サイト:Sales Crowd
MAのおすすめ営業ツール
HubSpot Marketing Hub
出典:HubSpot
【特徴】
- HubSpotのCRMに集客された顧客情報の活用
- フォームやメールマーケティング、分析などの豊富な機能
- 学習コンテンツや日本語サポートなどサポート体制が充実
【概要】
多彩な機能を備えたマーケティングツールで、見込み客の創出やマーケティング活動の自動化を行えます。
HubSpotのほか6種類のツールとシームレスにつながり、連携して使用することで、さらなる効率化や顧客との関係性の向上が実現できます。
【料金プラン】
<個人~小規模チーム向け>
- 無料ツール
- Marketing Hub Starter:1,800円~/シート/月
- Starter Customer Platform:1,800円~/シート/月
- Professional:96,000円~/月
※無料ツールは、5人のユーザーまで料金はかかりません。クレジットカードなどの決済情報も不要です。
<企業単位~大規模企業向け>
- Professional:96,000円~/月
- Enterprise:432,000円~/月
公式サイト:MA、LPやフォーム作成を一元管理できるマーケティングツール|HubSpot(ハブスポット)
Marketing Cloud Account Engagement(旧 Pardot)
【特徴】
- 顧客情報や案件情報の一元管理
- 売上予測の可視化
- 顧客情報をグラフやチャートで可視化
【概要】
SFA/CRMにおける世界No.1シェアのSalesforce Sales Cloudと連携できるMAツールです。
多機能でカスタマイズも難しいのですが、使いこなせば大きな成果につながります。
【料金プラン】
- Growth:150,000円(税抜)/月
- Plus:330,000円(税抜)/月
- Advanced:528,000円(税抜)/月
- Premium:1,800,000円(税抜)/月
※いずれのプランも、年間契約が必要です。
公式サイト:Marketing Cloud Account Engagement/
SATORI
出典:SATORI
【特徴】
- 匿名の見込み顧客へアプローチできる
- 導入や操作がシンプルで簡単
- 手厚いサポート体制が整っている
【概要】
問い合わせ前の名前が特定できない利用者にもアプローチできることが最大の特徴です。
Webサイト内の行動履歴を把握し、興味・関心の高い顧客を特定したうえで、アプローチするタイミングを担当者に通知したり、施策を行えたりします。
【料金プラン】
- 初期費用 300,000円(税抜)+月額費用 148,000円(税抜)
※年間契約が必要であり、契約はすべて一括前払いでお願いします。また、従量課金が発生する場合があります。
公式サイト:SATORI
営業活動強化・効率化のためのおすすめ営業ツール
Sales Marker
出典:Sales Marker
【どのようなツールか?】
- 企業データベース
【特徴】
- 企業データベースを搭載
- 潜在的な見込み顧客の興味・関心の高まりを可視化
- 部署や担当者へ直接アプローチすることも可能
【概要】
部署や人物データを含む、約560万件の企業データベースを提供しており、キーパーソンへのアプローチも可能なツールです。
企業の購買意欲を反映したリストを作成できるため、市場調査やリストアップにかかる時間を削減できます。
【料金プラン】
- ライトプラン
- スタンダードプラン
- プロフェッショナルプラン
※いずれのプランも別途、初期費用が必要です。料金自体の詳細は、公式ホームページ上に記載されていませんが、「よくある質問」の回答で、最低料金は40万円前後からと案内されています(問い合わせフォームから要相談)。
公式サイト:Sales Marker
BIZMAPS
出典:BIZMAPS
【どのようなツールか?】
- 企業データベース
【特徴】
- 200万社を超える豊富な企業データベース
- 営業リストの収集・作成が、約30秒で完了する
- 業種・地域・売上などの豊富な情報を保有している
【概要】
国内最大級の企業情報プラットフォームです。新設法人の追加作業など、企業リストの更新も適時行われています。
リスト作成の手間を省き、精度の高い営業用のターゲットリストを用意できます。
【料金プラン】
- Free:無料
- 個別購入:ダウンロード数<100件>5,000円(税込)~
- 定額プラン1000:<3か月>9,980円(税込)/月、<6か月>6,980円(税込)/月、<12か月>4,980円(税込)/月
- 定額プラン5000:<3か月>49,900円(税込)/月、<6か月>34,900円(税込)/月、<12か月>24,900円(税込)/月
公式サイト:BIZMAPS
insideSales Navigator
【どのようなツールか?】
- インサイドセールス管理ツール
【特徴】
- インサイドセールス業務を一元管理できる
- 営業アプローチの計画立案をナビゲート
- 営業実績を一元管理して可視化する
【概要】
インサイドセールスに特化して、必要な業務管理機能を網羅した営業支援ツールです。7つのステップを設定することにより、顧客に対するアプローチの計画立案をサポートします。
Salesforceの追加機能として提供されており、連携させることもできます。
【料金プラン】
- 初期料金 50,000円+ライセンス料金 5,000円/ユーザー/月
公式サイト:insideSales Navigator
ビデオトーク
出典:NTTコム オンライン
【どのようなツールか?】
- BtoC向けビデオ会話ツール
【特徴】
- SMSからビデオ通話を始められる
- ユーザー側は、アプリのインストールやアカウントの作成が不要
- 通信環境が悪くても、映像と音声がなめらか
【概要】
SMS経由で届けられたURLをワンタップするだけでビデオ通話が始められるため、BtoCで利用しやすいツールです。
SMSさえつながれば、ユーザー側はその都度URLへのアクセスやアプリのインストールをせずとも、ビデオ通話が可能になるのが特徴です。
【料金プラン】
- 初期費用+月額費用(定額)+ビデオ通話費用(従量課金)
※セッション数(ビデオ通話最大同時接続数)により、月額費用が変わってきます。
公式サイト:ビデオトーク
UKABU
出典:UKABU
【どのようなツールか?】
- 営業スクリプト自動作成ツール
【特徴】
- 顧客に合わせた営業スクリプトの自動作成
- 顧客カルテの自動作成
- 他ツールとの連携
【概要】
AIが顧客情報に応じた営業スクリプトを自動で作成し、営業活動のクオリティを安定させられます。
ヒアリングすべき項目をシートにしたり、商談結果のCSVを出力して他ツールと連携したりすることも可能です。
【料金プラン】
※公式ホームページ上に記載なし(問い合わせフォームから要相談)。なお、1年単位での契約更新を原則としています。
公式サイト:UKABU
エンSXセールスアナリティクス
【どのようなツールか?】
- 営業トレーニングツール
【特徴】
- 営業管理職以上の経験のある講師が講習
- 個人の課題に合わせたトレーニングを実施
- AIが課題を可視化してフィードバック
【概要】
営業担当者の早期戦略化やスキルアップを実現するための営業支援ツールです。
AI技術により、商談時の録画を分析して営業の課題を可視化し、プロの講師による個別トレーニングでスキルアップを実現します。
【料金プラン】
※利用人数やサービス範囲によって費用が異なります。公式ホームページ上に記載なし(問い合わせフォームから要相談)。
公式サイト:エンSXセールスアナリティクス
URIKATA
出典:ウリカタ
【どのようなツールか?】
- 営業トレーニングツール
【特徴】
- 営業部門全体のスキルを向上
- 「売れる営業パーソンの特徴」をテンプレート化
- 質問に答えるだけで個人の課題がわかる
【概要】
売れる営業パーソンを目指すためのスキルアップを目的としたツールです。
「売れる営業パーソンの特徴」をテンプレート化し、AIが営業力の分析をフィードバック。必要な能力を細かく分解したトレーニングも可能です。
【料金プラン】
※公式ホームページ上に記載なし(問い合わせフォームから要相談)。
公式サイト:URIKATA
ホットプロファイル
出典:ホットプロファイル
【どのようなツールか?】
- 名刺管理・SFA・MAツール
【特徴】
- 営業プロセス全体をデジタル化できる
- SFA・MA・名刺管理がセットになっている
- 企業データベースを搭載している
【概要】
見込み客の創出からクロージングまでをデジタル化できる営業支援ツールです。
名刺情報を取り込むだけで顧客情報が作成できます。
【料金プラン】
- Sales
- Marketing
※料金自体の詳細は、公式ホームページ上に記載なし(問い合わせフォームから要相談)。
公式サイト:ホットプロファイル
Sansan
出典:Sansan
【どのようなツールか?】
- 名刺管理DXツール
【特徴】
- クラウドで名刺管理ができる
- Salesforceとの連携が可能
- メール配信などの機能も備える
【概要】
名刺管理を簡単に行えるツールで、AI名刺管理機能によって、全社員の人脈を可視化できます。
名刺管理から手軽にDX化の実現を進められます。
【料金プラン】
価格体系は、以下の項目を合計した費用が必要です。
- 初期費用
- 運用支援費用
- ライセンス費用(月額)
- オプション費用(月額)
- Sansanスキャナ(月額)
※料金自体の詳細は、公式ホームページ上に記載なし(問い合わせフォームから要相談)。なお、Sansanの契約期間は1年です。
公式サイト:Sansan
SENLEN
出典:SENLEN
【どのようなツールか?】
- 関係性構築ツール
【特徴】
- 顧客との関係性構築を重視
- 動画と資料で商談を効率化
- ウェビナーやホワイトペーパーから動画を作成
【概要】
特許を取得した顧客との関係性を構築するための営業DX化ツールです。
顧客が動画を視聴したことがわかり、動画・資料・メッセージを活用して営業活動を自動化します。
【料金プラン】
- ライト:19,800円(税抜)/月
- ベーシック:29,800円(税抜)/月
- プロ:39,800円(税抜)/月
いずれのプランも、契約期間は1年です。
公式サイト:SENLEN
ailead
出典:ailead
【どのようなツールか?】
- AI議事録
【特徴】
- 自動で録画されるAI議事録
- 「Microsoft Teams」「Zoom」「Google Meet」に対応
- AIがデータを分析して可視化
【概要】
既存の会議ツールを使いながら、AIが手間のかかる議事録を作成し、記録できます。
商談中に誰がどのくらい話しているかも分析してくれるため、営業担当者のスキルチェックや指導にも活用できる便利なツールです。
【料金プラン】
※公式ホームページ上に記載なし(問い合わせフォームから応相談)。
公式サイト:ailead
ACES Meet
出典:ACES Meet
【どのようなツールか?】
- AI議事録
【特徴】
- オンラインの商談記録をAIが自動的に録画・文字起こし
- 主要な会議ツールやIP電話と柔軟に連携
- 録音・録画データを解析
【概要】
東京大学の松尾研究室発のスタートアップであるACESが開発したAI議事録ツールで、高精度が売りです。
議事録の作成や商談内容の分析も同時に可能なため、商談を迅速に社内共有できます。
【料金プラン】
※公式ホームページ上に記載なし(問い合わせフォームから応相談)。
公式サイト:ACES Meet
pickupon
出典:pickupon
【どのようなツールか?】
- AI文字起こしツール
【特徴】
- 通話内容を自動でテキスト化
- CRM・SFA・Slackなどへ自動入力やシェア
- AIが通話内容の重要か所をピックアップ
【概要】
会話の内容を重要度に応じて選別し、文字起こしをしてくれるので、サマリーが簡単に作成できます。
会議や商談に利用することで情報共有や議事録の作成作業が楽になります。
【料金プラン】
- 月額費用6,000円~/ID+通話料金
pickuponの初期費用は0円、通話料金は1分5.5円~です。 料金別のオプションはありません。月額6,000円でフル機能を利用できます。
公式サイト:pickupon
メールワイズ
出典:サイボウズ
【どのようなツールか?】
- メール共有ツール
【特徴】
- 共有メールアドレスに届くメールを一元管理
- メールボックスに担当者や対応状況を表示
- 対応業務の分担が可能
【概要】
チームでのメール対応を一元管理できる、サイボウズのメール共有システムです。
ユーザー単位の安価な利用料金で、チームでのメール対応に必要な機能を網羅しています。
【料金プラン】
- スタンダードコース:月額600円(税抜)or 年額7,200円(税抜)/ユーザー
- プレミアムコース:月額1,800円(税抜)or 年額21,600円(税抜)/ユーザー
公式サイト:メールワイズ
メールディーラー
出典:Mail Dealer
【どのようなツールか?】
- メール共有ツール
【特徴】
- メール共有に必要な機能がそろっている
- 対応状況を可視化し返信もれや二重返信を防止
- 年に数回バージョンアップしている
【概要】
株式会社ラクスが提供しているメール共有ツールです。
8,000社以上の利用実績があり、多くのユーザーからのフィードバックをもとに、さまざまな問い合わせに対応できる機能をそろえています。
【料金プラン】
- 初期費用+月額費用
※料金自体の詳細は、公式ホームページ上に記載なし。利用ユーザー数、保存通数に応じて料金が変動します。問い合わせフォーム(無料で詳しい資料をもらう)から応相談。
公式サイト:メールディーラー
STREAMED
出典:STREAMED
【どのようなツールか?】
- 経費精算ツール
【特徴】
- 多くの税理士や会計事務所が利用するクラウド経費精算ツール
- スマートフォンで領収証を読み込むだけで経費精算が完了
- 1営業日以内に仕訳データが作成される
【概要】
全国で6,500以上の会計事務所も利用する経費精算ツールです。
OCRとオペレーターの作業により、領収書やレシートなどから1営業日以内に仕訳データを作成できるため、社内での作業が効率化できます。
【料金プラン】
<会計事務所プラン>
- 基本料金10,000円(税抜)/月+自動データ化20円/仕訳
<企業・個人事業主向けプラン>
- ライト:基本料金950円(税抜)/月+自動データ化30円/仕訳
- ベーシック:基本料金1,950円(税抜)/月+自動データ化20円/仕訳
- プレミアム:基本料金8,950円(税抜)/月+自動データ化20円/仕訳
いずれのプランも、初期費用はかかりません。
公式サイト:STREAMED
ジンジャー経費
出典:jinjer
【どのようなツールか?】
- 経費精算ツール
【特徴】
- 出張時の経費を簡単に精算できる
- 勤怠管理・人事管理など多くのサービスと連携が可能
- カスタマーサービスによるサポートのオプションがある
【概要】
レシートや領収書をアプリで電子化できるので、出張先からでも簡単に経費精算が可能になる、便利なツールです。
経理業務だけでなく、営業担当者など申請者の作業も簡単になります。
【料金プラン】
- 初期費用+希望のサービス利用料300円~/月×利用者数
※料金自体の詳細は、公式ホームページ上に記載なし(見積依頼フォームから要相談)。
公式サイト:ジンジャー経費
楽楽BtoB
出典:楽楽BtoB
【どのようなツールか?】
- クラウド受発注システム
【特徴】
- 受注から発注までの工数を効率化する受発注システム
- 注文用紙をスキャナに取り込むだけでデータ入力が完了
- 取引先ごとに掛け率を設定して卸価を設定
【概要】
電話やFAXなどによる受発注をECサイト化し、受注業務を自動化するBtoB向けの受発注システムです。
営業が仲介しなくても発注側の作業のみで発注可能になるため、営業工数の削減ができます。
【料金プラン】
- Standard:月額39,800円(月払いの場合は49,800円/月)
- Professional:月額69,800円(月払いの場合は89,800円/月)
公式サイト:楽楽BtoB
楽楽明細
出典:楽楽明細
【どのようなツールか?】
- 請求書発行ツール
【特徴】
- 請求書・納品書の発行システム
- データを取り込むだけで自動で帳票を発行
- 取引先ごとにWeb・メール・郵送などの方法を選択可能
【概要】
請求や支払いのデータを一括で取り込むだけで自動で帳票を発行でき、作業時間や紙代などのコストが削減できます。
請求書や納品書以外に、領収書・支払明細などさまざまな帳票が発行でき、レイアウトも編集可能です。
【料金プラン】
- 初期費用100,000円(税抜)+月額費用25,000円(税抜)~
※初期費用は10万円ですが、帳票デザインのカスタマイズが必要な場合は、別途費用がかかります。
公式サイト:楽楽明細
INVOY
出典:INVOY
【どのようなツールか?】
- 請求書発行ツール
【特徴】
- 請求書の発行から受取・支払いができるクラウド請求書プラットフォーム
- ほとんどの機能が無料
- 中小企業や個人事業主向けのシンプルで簡単な画面設計
【概要】
INVOYは請求書の発行、受取、支払いを簡単に行える請求書プラットフォームです。請求書以外に、見積書や発注書などの帳票も作成できます。
請求書の自動作成機能や請求書の消し込みなど、請求書管理に必要な機能が豊富です。
【料金プラン】
- Free:0円/月
- Standard:980円(税込)/月 or 9,800円(税込)/年
公式サイト:INVOY
SPOKES
出典:SPOKES
【どのようなツールか?】
- 動画制作ツール
【特徴】
- 専門知識なしで動画制作ができる
- カタログやパンフレットが動画制作に利用できる
- 3ステップの操作で完了
【概要】
カタログなどの紙の資料を簡単に音声付きの動画に変換できる、動画資料制作ツールです。
使えるデータは「PowerPoint」だけですが、アップロードするだけで簡単に動画が作成できます。
【料金プラン】
- ミニマム:24,000円(税抜)/月
- エントリー:48,000円(税抜)/月
- ライト:86,000円(税抜)/月
- スタンダード:158,000円(税抜)/月
- バリュー:295,000円(税抜)/月
※初回契約時のみ、初期設定料10万円が別途かかります。 契約期間は1年のサービスになります。支払いは、年払い or 月払い(選択制)です。
公式サイト:SPOKES
cyzen
出典:cyzen
【どのようなツールか?】
- 営業管理ツール
【特徴】
- スマートフォンやタブレットで使える
- 商談の結果などをすぐにスマートフォンで入力できる
- GPS機能によって営業がどこで何をしているかわかる
【概要】
外回りや出張の多い訪問型営業に最適な営業管理ツールです。商談結果や報告書をスマートフォンで簡単に入力できます。
GPS機能も備えており、営業スタッフの状況確認も簡単です。
【料金プラン】
- ライト:1,000円(税抜)~/ID
- ライトプラス:1,300円(税抜)~3,700円(税抜)/ID
- スターター:3,500円(税抜)~/ID
- プロフェッショナル:4,000円(税抜)~/ID
※上記のほか、初期費用が必要です。
公式サイト:cyzen
営業ツールを選ぶ時のポイント
営業ツールは同じ種類でもたくさんのツールがあるため、次のポイントを押さえて選定しましょう。
- 導入目的を明確にする
- 実績のあるツールを選ぶ
- サポート体制を確認する
導入目的を明確にする
ここまで紹介したように、営業ツールの機能や役割はサービスごとに大きく異なるため、まずは導入目的を明確にしましょう。
よくある営業上の課題には、次のようなものがあります。
- 見込み客をより多く創出したい
- 商談数を増やしたい
- 営業活動の課題を把握したい
- 既存顧客との関係性を強化したい
- メンバーをレベルアップさせたい
- 営業活動を効率化したい
課題に対して目的を明確にしたら、それに応じたカテゴリの営業ツールを調べます。
実績のあるツールを選ぶ
選定する際の参考として、導入実績が豊富なツールは安心できます。とくに、似たような営業体制や、同じような商品を扱っている業種・業態で多く導入されているツールであれば、自社にもフィットする可能性が高いでしょう。
どのような効果があったかを、自社の導入目的に沿って導入事例や口コミサイトを確認するのも良い方法です。
次のチェックリストにより該当するかを確認してみてください。
- 営業体制や規模が近い企業で導入されているか
- 同じような商材を扱っている企業で導入されているか
- 同じような業種・業態で導入されているか
- 自社の導入目的に対して効果のあった事例や口コミがあるか
サポート体制を確認する
営業ツールのなかには、CRMやSFAのように導入から定着までに時間がかかるものもあります。複数の部門で使う場合や、利用するメンバーが多い場合は特にそうした傾向が強いです。
サポート体制で気にしておきたいのは、主に以下のような点です。
- サポート方法は何か(電話・チャット・メール・訪問)
- 電話やチャットなど即時対応してくれる窓口はあるか
- 対応時間帯・曜日は十分か
- 年末年始や大型連休時の対応は可能か
導入前に必ず確認しましょう。
自社の課題に沿った営業ツールを導入して営業の成果を向上させよう
営業活動を効率化し、成果を最大化するためには、適切な営業ツールの導入が欠かせません。顧客情報の管理、営業活動の記録、顧客へのフォローアップまでを一元管理することで、営業部門全体の業務を効率化し、組織全体の営業力強化にもつながります。
営業ツールにはさまざまな種類があるため、導入時はまず導入目的を明確にし、似たような営業体制・業種・業態の企業での導入実績やサポート体制をポイントに選定すると良いでしょう。
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