CRMシステムとは|知るべき基本知識と導入すべき会社を徹底解説

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水落 絵理香(みずおち えりか)
水落 絵理香(みずおち えりか)

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CRMシステムを導入することで、ビジネスにおいて取引の土台ともなるあらゆる顧客情報を一元管理し、情報共有できるようになります。

CRMシステムとは|知るべき基本知識と導入すべき会社を徹底解説

CRM・MA導入の事前準備チェックリスト

CRMやMAを導入する際にマーケティング施策別に準備するべきことをチェックリストにしてまとめました。

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    CRMシステムのメリット・デメリト

    蓄積された顧客情報を活用することで、営業・マーケティング・カスタマーサポートなど、さまざまな部署での生産性向上と顧客満足度の向上が期待できるのです。

    ただし、CRMシステムにもさまざまな種類があり、企業規模やニーズなどに合わせて最適なCRMシステムを選ばなければ、「コストだけかかって活用できない」と失敗してしまうかもしれません。

    そこでこの記事では、CRMシステムについての知識を深めるために以下のポイントに重点をおいて解説していきます。

    この記事でわかること

    • CRMシステムの仕組みと機能がわかる
    • CRMシステムを導入するメリット4つを理解できる
    • 企業が選ぶべきCRMシステム9選を比較できる

    CRMという聞きなれない言葉に混乱してしまい「よくわからないから、まだ導入しなくていいかな」と導入を見送ってしまうと、企業成長のチャンスを逃してしまうかもしれません。

    ぜひ、この記事を最後まで読んで、自社の企業成長のチャンスを掴むためにCRMシステム導入を検討してみましょう。

    すぐにCRMシステムを導入するために、最新情報をもとにしたCRMシステム比較をしたい方は、以下のボタンより製品情報をご確認いただけるので、ご利用ください。

    【2024年最新】企業が導入すべきCRMシステム9選はこちら→

    1. CRMシステムとは顧客情報を一元管理・分析できるシステム

    CRMシステムとは、さまざまな顧客情報を一元管理することで、データ管理や分析などを可能にしてくれるシステムのことを指します。

    CRMシステムについて理解を深めるためには、まずは以下の2つについて理解しておきましょう。

    • CRMシステムという言葉の概念
    • CRMシステムの仕組み

    「ビジネスにはCRMシステム導入が欠かせない」といわれていますが、その概念や仕組みを理解していなければ、導入すべき本来の目的を見出せずに後悔してしまうかもしれません。

    CRMシステムをしっかりと理解するためにも、詳しく解説していきます。
     

    1-1. CRMシステムという言葉の概念

    CRMシステムの名称は聞いたことがあるけれど、具体的にどのような意味合いで使われているのかわからないという方もいるのではないでしょうか。

    CRMは、英語のCustomer Relationship Managementの略称で、顧客に関するさまざまな情報を一元管理することで、顧客との関係性を構築・促進することを促すマーケティング手法のひとつとして知られています。

    Customer Relationship Management

    そして、このマーケティング手法をより実行しやすくしてくれるのが、システム化やツール化されている「CRMシステム」です。

    CRMについて調べ始めると、「CRMシステム」「CRMツール」「CRM」などさまざまな名称を見かけるかと思います。

    実際のところは、明確に使い分けられているわけではなく、顧客情報を一元管理できるツールの総称として、同じ意味合いで使われる場合がほとんどです。
     

    1-2. CRMシステムの仕組み

    さまざまな顧客情報を一元管理できるのが、CRMシステムの大きな特徴ですが、具体的には顧客に関するあらゆる情報をデータベース上で一元管理する仕組みになっています。

    CRMシステムの仕組み

    上記の仕組みのイメージ図をみてもわかるように、ひとことでビジネスにおける顧客情報といっても、その内容はさまざまです。

    担当者それぞれが収集した、さまざまな顧客情報は、データベース上で一元管理されます。

    そのデータベースを社内で共有することで、さまざまな担当者が顧客情報の共通認識できるようになるだけでなく、情報を分析することで最適なアプローチを試みることができるのです。

    CRMで一元管理

    CRMシステムを導入していない場合、顧客情報の管理も担当者別で異る場合もあれば、アナログな情報管理になってしまいスムーズに情報共有できないケースも多くあります。

    • 同じ顧客でも、営業担当とサポート担当で情報共有ができていない
    • 見込み客(リード)に対して、何度も同じアプローチ方法を試してしまい、契約に繋がらない
    • 最新の顧客情報を見落としてしまい、営業活動の機会を逃している

    このように、顧客情報を一元管理して分析していないことで、ビジネスにおける損失を生み出してしまう可能性もあるのです。

    このような失敗をしないためにも、ビジネス全体においてCRMシステムを導入して、顧客情報を一元管理・分析していくことが重要になってくるでしょう。
     

    2. CRMシステムの主な機能

    顧客情報を一元管理・分析できるCRMシステムですが、大きくわけると下記の3つの機能を兼ね備えています。

    CRMシステムの主な機能

    • 顧客情報の管理機能
    • 顧客情報の分析機能
    • カスタマーサポート機能

    具体的にどのような機能を使うことで、CRMシステムを活用できるのか詳しく解説していきます。
     

    2-1. 顧客情報の管理機能

    CRMシステムの要ともいえるのが、さまざまな顧客情報をまとめて管理できる機能です。

    もちろん、顧客情報といっても連絡先や会社情報などの基本的なものだけではなく、営業やマーケティング、カスタマーサポートなどさまざまな部門に必要となる情報を一元管理できます。

    具体的には、下記のような情報を管理することが可能です。

    基本情報

    ・顧客の氏名
    ・会社名
    ・住所
    ・年齢
    ・性別
    ・家族構成
    ・電話番号
    ・メールアドレス など

    取引情報

    ・購入履歴(取引内容や取引額など)
    ・商談内容や履歴
    ・最新の商談状況
    ・過去の問い合わせ情報
    ・問い合わせ対応状況
    ・見積書や請求書などの作成状況 など

    行動情報

    ・商談会への参加履歴
    ・セミナーの参加履歴
    ・キャンペーンへの応募状況
    ・顧客に関するさまざまな行動履歴 など

    ※上記の具体的な機能は、あくまでも一般的な参考例であり、サービスによって利用できる機能は変わります。

    改めて考えてみると、「顧客情報」にもさまざまな内容があることがわかるかと思います。

    たとえ同じ顧客だとしても、対応する部門や担当者によって必要とする情報は変わってくるからこそ、さまざまな顧客情報を一元管理することが重要です。

    複数の部門や担当者それぞれが収集した顧客情報を、社内あらゆる場所に保管してしまうのではなく、ひとつのデータベースで管理することが、CRMシステムの土台となります。
     

    2-2. 顧客情報の分析機能

    CRMシステムで一元管理されたあらゆる顧客情報を活用できる機能が、顧客情報の分析機能です。

    集めた顧客情報を活用したデータ分析をおこなうことで、営業・マーケティング・カスタマーサポートなど複数の部門において、最適かつ最短距離でのアプローチが可能になるでしょう。

    たとえば、CRMシステムでは収集した顧客情報をもとに、以下のような分析をおこなえます。

    RFM分析

    自社にとっての優良顧客を把握するために、Recency(最新購入日)・Frequency(購入頻度)・Monetary(購入金額)の3つの指標で顧客を分析・評価する。

    デシル分析

    購入比率や売上構成を分析するために、購入金額が多い順に顧客をグループ分けする。

    CTB分析

    顧客目線のマーケティングをするために、Category(カテゴリ)・Taste(テイスト)・Brand(ブランド)の3つの指標をもとに、顧客の趣味嗜好を分析する。

    ※上記の具体的な機能は、あくまでも一般的な参考例であり、サービスによって利用できる分析機能は変わります。

    さまざまな担当者が収集した顧客情報を分析して活用することで、はじめてCRMシステムの本領が発揮されるのです。

    CRMシステムを活用して分析をおこなうことで期待できるメリットについては、3-3. 分析データを参考にして効果的な営業活動ができるで具体的にご紹介していきます。
     

    2-3. カスタマーサポート機能

    代表的なCRMシステムの多くには、顧客からの問い合わせに対応するためのカスタマーサポート機能がついているものもあります。

    たとえばCRMシステムを導入することで、カスタマーサポートに活用できる以下のような機能を使えるようになるのです。

    • 電話やメール、SNSなどツールごとの問い合わせ内容管理
    • 問い合わせ内容の記録保管
    • 問い合わせ対応状況
    • 外部ツールとの連携で通話記録保管 など

    カスタマーサポートは、取引前のフェーズにいる顧客に対しても重要ですが、取引成立後の既存顧客に対するアフターサポートでも欠かせません。

    この機能は、営業担当が使う場合もあれば、サポート担当が使う場合も考えられます。 社内での顧客情報共有ができていない場合は「担当者によって、対応や説明が違う」となってしまい信頼を失ってしまう可能性もあるでしょう。

    しかしCRMシステムを導入しておけば、あらゆる顧客情報が共有されているので、問い合わせに対する対応の質を落とすことなく安定したカスタマーサポートを提供できるのです。

    SFA機能やMA機能もカバーした幅広いCRMシステムもある

    CRMシステムのなかには、SFAやMA機能までもカバーしている、対応範囲がより幅広いCRMシステムもあります。

    • SFA機能:案件情報や進捗状況、売上データの管理などで、営業を支援する機能
    • MA機能:マーケティング自動化のツールで、見込み客との関係構築をサポートする機能

    顧客情報に加えて、売上アップに欠かせない営業活動やマーケティングの支援機能もあるCRMシステムを選ぶことで、ビジネス全体の効率や生産性を底上げできるでしょう。

    それぞれの機能について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にご覧ください。

     

    3. CRMシステムを導入するメリット4つ

    CRMシステムの仕組みや機能について理解できたところで、「CRMシステム導入後のメリットがイメージできない」と導入前に悩んでしまう方も少なくありません。

    CRMシステム導入をしっかりと検討するためにも、以下の4つの導入メリットを理解しておきましょう。

    CRMシステム導入のメリット4つ

    1. 顧客情報の一元管理で質の高い顧客対応ができる
    2. 他部門との情報共有がスムーズになる
    3. 分析データを参考にして効果的な営業活動ができる
    4. 生産性だけでなく顧客満足度の向上につながる

    現在の業務の流れや悩みと照らし合わせながら、CRMシステムを導入するメリットについて理解を深めていきましょう。
     

    3-1. 顧客情報の一元管理で質の高い顧客対応ができる

    CRMシステムの土台ともいえる機能が、顧客情報の一元管理だということをお伝えしてきました。

    2-1. 顧客情報の管理機能でお伝えしたような、あらゆる顧客情報を一元管理することで、トラブルの事前回避だけでなく、ビジネスにおいて質の高い顧客対応ができるようになります。

    たとえば、CRMシステムを導入していない従来の方法の場合では

    • 顧客情報
    • 購入履歴
    • 問い合わせ履歴
    • 見積もりの作成状況

    など、その顧客に関する情報は、担当者それぞれは理解しているものの社内で情報共有されない傾向がありました。

    その結果、顧客から問い合わせがきても「〇〇さんしか対応できない」というように属人化されてしまい、機会損失につながってしまうケースも多かったのです。

    しかし顧客情報の一元管理が可能になれば、蓄積された顧客情報や取引履歴をみることで、誰が対応しても質の高い顧客対応ができるようになります。
     

    3-2. 他部門との情報共有がスムーズになる

    CRMシステムを導入することで、部署や部門間での情報共有の壁を取り払い、スムーズな情報共有が可能になります。

    今までは、違う部署や部門に顧客情報を確認する手間が発生したところも、リアルタイムで情報共有されることで、業務効率や対応スピードが格段に上がるでしょう。

    とくに顧客目線での対応が重要な、営業部門・マーケティング部門・カスタマーサポート部門などでは、迅速な対応が必要になるからこそ情報共有にかかる時間は短縮したいものです。

    CRMシステムを導入しておけば、アクセスを許可されている部署・部門・担当者であれば、いつでもデータベースを閲覧できる点は、大きなメリットといえるでしょう。
     

    3-3. 分析データを参考にして効果的な営業活動ができる

    CRMシステムに蓄積されたあらゆる顧客情報を分析することで、データをもとに効果的な営業活動をおこなえるようになります。

    2-2. 顧客情報の分析機能でもお伝えしたように、CRMシステムの醍醐味と言えるのが、蓄積された顧客情報を分析して活用するという点です。

    CRMシステムで分析されたデータをみることで、下記のように効果的な営業活動が可能になるでしょう。

    【参考例】

    • 購入頻度のデータをもとに、新たな商品や提案をアプローチするタイミングを測れる
    • Aを購入後に、Bを購入する顧客が多いというデータをもとに、新たな商品を提案できる
    • 過去の商談内容や問い合わせ内容をもとい、顧客ニーズを満たせる最適な商品を提案できる

    最適なタイミングで、かつ効果的な営業活動をおこなうことができれば、顧客ニーズを満たすことができるので成約率も上がることが期待できます。

    もちろん、顧客によって選ぶべき営業活動や方向性は変わってきます。

    だからこそ、CRMシステムで一元管理された情報を分析し、顧客それぞれに対して効果的な営業活動をしていくことがメリットになるのです。
     

    3-4. 生産性だけでなく顧客満足度の向上につながる

    すでにCRMシステムを導入することで、ビジネス全体の生産性向上が期待できることは理解できたかと思います。

    しかし、生産性向上だけがメリットではありません。
    あらゆる顧客情報を一元管理して顧客目線に立つことで、顧客満足度の向上につながるのです。

    たとえば、以下のように顧客が感じてもらう可能性が高まります。

    【参考例】

    • 顧客の悩みや嗜好にあった、ピンポイントの商品・サービスを提案してもらえる
    • 担当者個人ではなく、企業全体で誠実に対応してくれる
    • 担当者が不在や変更になっても、ストレスを感じることなく引き継ぎしてもらえる

    顧客満足度の向上は、継続受注や新たな成約につながるでしょう。

    ビジネスにおいて、売上アップや事業拡大を考えるのであれば、いかに顧客満足度を上げていくのかが重要になってきます。

    だからこそ、CRMシステムを導入して顧客満足度向上につなげる必要があるのです。
     

    4. CRMシステムを導入するデメリット3つ

    CRMシステムを導入することで、ビジネスにおいて考えられるデメリットは以下の3つです。

    CRMシステム導入のデメリット3つ

    • 導入したらすぐに効果がでるわけではない
    • 初期費用や月額費用が発生する
    • 社内のセキュリティ対策が欠かせない

    CRMシステム導入後に後悔しないためにも、事前に考えられるデメリットについて把握しておきましょう。
     

    4-1. 導入したらすぐに効果が出るわけではない

    CRMシステムを導入したからといって、すぐに顧客満足度が向上したいり、ビジネス全体での生産性が向上するというわけではありません。

    なぜなら、ここまで繰り返しお伝えしてきたように、CRMシステムに蓄積された顧客情報を分析して活用しなければCRMシステムの本領は発揮できないからです。

    • CRMシステムに慣れるまでに時間がかかる
    • 分析できるデータを集めるまでに時間がかかる
    • 実際に成約・売上が立つまでに時間がかかる

    CRMシステム導入後、1週間や数か月で大きな効果を期待するのではなく、長い目でみて将来的にビジネス全体の売上アップや生産性向上などにつながると考えておくべきです。
     

    4-2. 初期費用や月額費用が発生する

    CRMシステム導入には、初期費用や月額費用が発生します。そのため、今までの経費に加えて予算を組んでおかなければいけません。

    CRMシステム導入・運用に関する費用は、利用するシステムはもちろんのこと、どのような方法をとるのかによって費用相場が変わります。

    費用の違いが分かりやすい、2つの運用形態でみると、以下のように費用相場が変わるので注意が必要です。

    クラウド型CRM

    初期費用:無料〜10万円程度
    月額費用:無料〜数万円(ユーザー数などによって変動あり)

    オンプレミス型CRM※

    初期費用:50〜200万円程度
    月額費用:5〜10万円程度(1ライセンスごと)

    ※オンプレミス型CRMとは、社内にサーバーを用意してCRMシステムを自社サーバーに設置する方法

    企業規模や導入目的などによって、選ぶべき運用形態は変わってきます。
    どちらを選んだ場合でも、ほとんどの場合で新たな予算確保が必要になると覚えておきましょう。
     

    4-3. 社内のセキュリティ対策が欠かせない

    CRMシステムでは、あらゆる顧客情報を一元管理するため、常に社内でのセキュリティ対策を意識しなければいけません。

    万が一、顧客情報が漏えいしてしまうと、その後信頼関係にも大きく影響してしまいます。

    • 個人情報の安全な取り扱い方法
    • 情報漏洩回避のための知識
    • 外部からの侵入を回避
    • CRMシステムを使う担当者へのセキュリティ知識の共有

    上記のように、ウイルス対策ソフトの導入や、外部からのアクセスの禁止など社内でのセキュリティ対策は欠かせません。
     

    5. CRMシステムを導入する企業は増加傾向にある

    実際に、私たちHubSpot Japan株式会社が2024年2月に発表した日本の営業に関する意識・実態調査2024によると、CRMシステムを導入している企業は増加傾向にあります。

    同調査を実施した2023年11月段階で、すでにCRMシステムを導入している企業は36.2%でした。
    数字だけ見てしまうと、未だに低い導入率ではありますが、徐々に増加傾向にあります。

    また、同調査によると32%の企業が、顧客の管理方法が明確ではない・わからないと答えていることから、認知が広がることでCRMシステムの導入率も増加することが期待されているのです。

    参考までに、実際に当社HubSpotのCRMツールを導入した企業で、どのような変化があったのかを実例を元にご紹介していきます。
     

    5-1. 【事例1】煩雑なスプレッドシート管理から業務最適化を実現|株式会社マネーフォワード

    クラウド会計ソフトの「マネーフォワード」で知られている、株式会社マネーフォワードでは、CRMシステムを導入したことで業務の効率化と最適化が実現できたというお声をいただきました。

    株式会社マネーフォワードは、取り扱い商品が豊富になるにつれて営業・売上の管理面がより複雑になってきたという課題を抱えていらっしゃいました。

    月額契約の商品と単発商品が混在しており、それらの顧客の管理をスプレッドシート上で担当者それぞれが管理を行っていたのです。

    そこで、豊富な機能を兼ね備えている、CRMシステムを導入したことで、顧客情報だけではなく売上管理などの一元管理が可能になり、ビジネス全体のDX促進も実現できました。

     

    5-2. 【事例2】部署間の情報の一元管理でMRR5倍を達成| PCA株式会社

    PCA株式会社は、組織改変により部署変更や独立などがおきたタイミングで、他部署との連携についての課題を抱えていらっしゃいました。

    すでに、マーケグループではMAツール(マーケティングオートメーションツール)を導入していたものの、組織内でのデータの連携がスムーズに行えていなかったのです。

    そこで、SFA機能やMA機能も兼ね備えているHubSpot CRMに乗り換えたことで、今まで苦戦していた部署間での情報共有の問題を解決できました。

    ひとつの部署だけではなく、組織全体での生産性や効率化が実現したことで、実際にMRR※が5倍になったという実績もでています。

    ※MRRとは:Monthly Recurring Revenueの略称で、月次経常収益(毎月繰り返し得られる収益・売上)を示す指標のこと

     

    5-3. 【事例3】情報の一元管理と可視化で最短距離での成約が可能に|中央日本土地建物株式会社

    中央日本土地建物株式会社では、新たなプロモーションやマーケティングを考えるタイミングで、顧客ニーズの把握漏れや取引などの進捗状況の把握漏れ・対応漏れなどに課題を感じていました。

    そこで、あらゆる顧客情報を一元管理できるCRMシステムを導入することで、顧客情報やプロジェクトの進捗状況を可視化することができるようになったのです。

    顧客への対応漏れがなくなり、プロジェクトなどの進捗状況をつねに共有し把握できるようになったことで、最短距離で成約ができるようになりました。

     

    6. 企業成長のためには、どのビジネスにおいてもCRMシステム導入が欠かせない

    ここまで読み進めてきたことで、顧客情報を一元管理できるCRMシステムの導入が、以下にビジネスにおいて大きな利益を生み出しているのかが理解できたのではないでしょうか。

    これから、企業として成長していきたい・企業規模を拡大したいとと考えている企業こそ、早い段階でCRMシステムを導入してそのメリットを受け取るべきです。

    たとえば、以下のように考え始めたタイミングで、CRMシステム導入を検討してみましょう。

    • 顧客数が増えて、管理が煩雑になってきたことでミスが増えた
    • 担当者それぞれでの顧客情報管理に課題を感じている
    • 組織化により社内の部署が増えて、情報共有コストがかかってきた
    • ビジネス全体でのDX促進を検討しはじめた
    • 「もっと効率化したい」や「〇〇さんじゃなきゃ分からない」を回避したい

    ビジネスに関する課題を抱えている場合、たとえ目の前に見えている課題を解決したとしても、その後同じような問題がおこってしまうケースも少なくありません。

    今後、企業を成長していくためには表面上の問題だけを解消するのではなく、根本的な問題を解消しなければ意味がないのです。

    だからこそ、どのビジネスでも大事な土台となる顧客情報を一元管理できるCRMシステムの導入が、企業成長のためには欠かせないといえるでしょう。
     

    7. 自社に最適なCRMシステムを選ぶための判断基準

    CRMシステムの導入を決めたけれど、どのCRMシステムが自社にとって最適なのか判断できないと悩む方も少なくありません。

    とくに近年では、SFA機能やMA機能と統合されたものや、AI機能が搭載されたものまで、CRMシステムの種類も豊富になってきています。

    そのため、いかに自社にとって最適なCRMシステムを選べるかが、成果を生み出す第一歩になるのです。

    CRMシステムを選ぶ際には、ぜひ以下の5つのポイントを比較してみましょう。

    最適なCRMシステムを選ぶための判断基準

    • タイプや機能
    • 運用形態
    • 予算
    • 使いやすさ
    • セキュリティ対策

    それぞれについて、具体的に解説していきます。
     

    7-1. タイプや機能

    CRMシステムを選ぶ際に、まずはじめに見ておきたいのが「自社にあったタイプや機能か」です。

    CRMシステムは、大きく分けると主に下記2つのタイプに分かれます。

    汎用型

    一般的な機能を網羅しており、業界問わず利用できるCRMツール

    業界特化型

    機能や使い勝手が各種業界に特化されているCRMツール

    汎用型は「2. CRMシステムの主な機能」で紹介したようなCRMの一般的な機能を網羅しているため、業界問わず利用できます。

    一方で、業界特化型と呼ばれるCRMシステムの中には、コンタクトセンター事業に特化した、FAQ検索、類似コール検索機能が搭載されているものや、人材紹介事業に特化した、マッチング機能、採用プロセス管理機能などが搭載されているものがあります。

    一見すると、似たようなサービスに見えても、細かい機能や搭載している機能の範囲はCRM各社によって異なります。

    そのため、まずは自社にとってどんな機能が必要なのかを考え、合致するタイプのCRMシステムを選択することが重要なのです。
     

    7-2. 運用形態

    次に考えるべきなのが「どの運用形態を選ぶか」です。

    4-2. 初期費用や月額費用が発生するでもお伝えしたように、CRMシステムには主に以下の2つの導入・運用形態から選ぶことができます。

     

    クラウド型

    オンプレミス型

    管理

    インターネット上

    自社設備内(サーバーなど)

    初期費用

    無料〜低い

    高い

    月額費用

    無料〜低い

    高い

    導入期間

    即日〜

    長期

    カスタマイズ

    ある程度の制限あり

    自由度が高い

    サポート体制

    サービス会社のサポートあり

    自社管理が必要になる

    セキュリティ

    強い

    とても強い

    クラウド型とオンプレミス型、どちらを選ぶかによって費用やセキュリティ面、CRM導入までにかかる期間なども大きく変わります。

    自社にIT系の専門知識を持った人材がいる場合や、専門部署で管理してける場合は「オンプレミス型」も選択肢になりますが、はじめてCRMシステムを導入する企業には現実的ではありません。

    そのような企業は専門知識がなくても利用でき、セキュリティ対策もサービス提供会社に任せられる「クラウド型」のCRMシステムの方が向いているでしょう。

    どちらを選ぶのかによって、導入できるCRMシステムサービスも変わってくるので、CRMシステムの導入を検討し始めた段階で決めておくのがおすすめです。
     

    7-3. 使いやすさ

    さまざまなCRMシステムを比較した時に、かならず比較基準にするべきなのが「使いやすさ」です。

    毎日の業務のなかで、さまざまな担当者が利用するCRMシステムだからこそ、誰でも使いやすいCRMシステムを選ぶことも重要視していきましょう。

    あらゆる顧客情報を一元管理するCRMシステムだからこそ、情報量が多すぎてパソコンの画面上がわかりづらくなってしまう場合もあります。

    • どこにどの情報があるのか分からない
    • 入力作業が複雑で、だんだんと情報を入力しなくなってしまう

    せっかくCRMシステムを導入しても、実際に利用する現場の担当者が使いづらくては、顧客情報の収集・蓄積もできず宝の持ち腐れ手になってしまうかもしれません。

    導入を検討しているCRMシステムがある場合は、使いやすさを確認するために以下を確認してみましょう。

    使いやすさを確認できる要素

    • 運用画面のレイアウトは見やすいか
    • 情報入力はスムーズにできるか
    • 求めている情報を簡単に検索できるか
    • 出力される書類や分析データはわかりやすいデザインか

    どのCRMシステムが使いやすいのかは、企業それぞれの規模感や従業員の年齢層などによって大きく変わります。

    無料トライアル期間や体験デモなどを活用して、実際のCRMシステムを触りながら使いやすさを検討するようにしましょう。
     

    7-4. 予算

    運用形態の次に考えなければいけないのが、CRMシステムを導入・運用していくにあたり必要になる「予算」です。

    導入費用はもちろんのこと、運用後の月額費用もしっかりと組み込んだうえで予算を確保しておかなければいけません。

    4-2. 初期費用や月額費用が発生するでもお伝えしたように、CRMシステムの費用相場は運用形態によっても変わります。

    また、下記のように具体的な費用項目がサービス会社によって違うので、しっかりと調べなければいけません。

    代表的なCRMシステムに導入・運用にかかる費用

    • 導入費用(開発費用)
    • 導入コンサル費用
    • 月額固定費用
    • ユーザーやライセンス追加費用
    • データ超過料金 など

    ※サービス提供会社によって、必要になる費用項目は変わります。

    CRMシステムの導入・運用のための予算を考える際には、多くのCRMシステムが従量制の料金プランを採用していることを理解しておく必要があります。

    たとえば、利用するユーザー数に応じて費用が変動する場合もあれば、登録するライセンス数によって費用が増加する場合もあるのです。

    CRMシステム導入を検討しているほとんどの企業は、今後も企業を成長させていき事業拡大をしていきたいと考えているかと思います。

    だからこそ、CRMシステム導入段階の事業規模のみで予算を考えるのではなく、将来的に事業規模が拡大したことも念頭に入れたうえで、予算を確保できるようにしましょう。
     

    7-5. セキュリティ対策

    あらゆる顧客情報を管理するCRMシステムだからこそ、「顧客情報を漏えいさせないセキュリティ対策ができるか」も重要なポイントです。

    4-3. 社内のセキュリティ対策が欠かせないでもお伝えしたように、しっかりとセキュリティ対策できるCRMシステムを選べるようにしましょう。

    ここでは参考までに、実際に世界中でCRMシステムを提供している、当社HubSpotのセキュリティ対策についてみていきましょう。

    当社のセキュリティ対策例

    セキュリティ

    ・標準SSL証明書
    ・シングルサインオン(SSO)
    ・2要素認証
    ・カスタムのドメインセキュリティ設定
    ・ページのパスワード保護
    ・アクセス制限
    ・Webアプリケーションの保護
    ・情弱性スキャンや侵入テスト
    ・転送中および保存中のデータ暗号化
    ・年中無休の無料マルウェアスキャン

    プライバシー

    ・GDPRに準拠した情報の削除
    ・法的根拠に基づく処理
    ・ニーズに合わせたCookie同意

    参考:HubSpot「セキュリティー、プライバシー、管理・統制」より抜粋
    参考:HubSpot「セキュリティー概要」より抜粋
    ※具体的なセキュリティ対策の内容は、各ページをご覧ください。

    上記は、あくまでの当社がおこなっているセキュリティ対策の一部でしかありません。 CRMシステムで顧客情報を管理するのであれば、個人情報や機密情報漏えいを防ぐために、あらゆるセキュリティ対策をしなければいけないのです。

    また、どのようなセキュリティ対策を行っているか調べる際には「常に最新のセキュリティレベルを維持しているか」も重要です。

    セキュリティ対策を左右する情報の脆弱性は、つねに変化し続けています。だからこそ、常に最新の脆弱性に対応できるセキュリティ対策をしているCRMシステムを選ぶようにしましょう。
     

    8. 【2024最新】企業が導入すべきCRMシステム9選

    CRMシステムについて調べ始めたけれど、さまざまなサービスがあり「数が多すぎて比較するのも大変だ」と感じ始めた方がほとんどではないでしょうか。

    そこで、ここでは2024年最新の情報を参考に、企業が導入すべきCRMシステム9選をご紹介します。

    ここでは、CRMシステムの導入・運用のサポート体制があり、かつセキュリティ対策もしっかりしているCRMシステム9つを厳選しました。

    7. 自社に最適なCRMシステムを選ぶポイント5つでお伝えしたポイントを念頭に、それぞれについて具体的にみていきましょう。
     

    8-1. HubSpot

    HubSpot

    出典:HubSpot「CRM ツール」

    製品名

    HubSpot CRM

    運用形態

    クラウド型

    料金

    【初期費用】無料
    【月額費用】無料ツール:無料(2ユーザーまで)
          Starter Customer Platform:月2,640円
    ※1ユーザー(シート)ごとの利用料金
    ※年間契約の場合は、月間契約より約25%OFF
    ※無料ツールには、利用可能な機能や登録可能顧客数に上限あり

    無料トライアル

    なし
    ※いつでも無料で利用可能で、期間制限なし

    公式サイト

    HubSpot

    出典:HubSpot「HubSpot製品・サービスカタログ」(最終閲覧日:2024年10月23日)
    ※料金は2024年10月段階の税込価格です。

    HubSpot CRMは、無料でも利用できるCRMにもかかわらず多機能で直感的にも使いやすいCRMシステムです。

    米国初のHubSpot CRMは、ビジネスにおける幅広い業務をカバーできる機能を兼ね備えたツールとして、すでに世界120カ国以上の企業で導入されています。

    • 顧客情報管理
    • 営業
    • マーケティング
    • コンテンツ作成(ブログなど)
    • 決済システム
    • カスタマーサポート

    などの機能を搭載しているので、HubSpot CRMを導入することで、ビジネス全体に活用できるのです。

    利用人数や機能に合わせて、無料プラン・有料プラン・他の機能と組み合わせたプランなども用意されており、企業規模やニーズに適した運用コストを実現しています。

    はじめてのCRMシステム導入だからこそ、コストは抑えたいけれど、使える機能は活用していきたいとい方は、HubSpot CRMの無料プランからはじめてみるのもおすすめです。

    HubSpotのCRM
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    8-2. Sales Cloud

    Sales Cloud

    出典:Salesforce

    製品名

    Sales Cloud

    運用形態

    クラウド型

    料金

    【初期費用】無料
    【月額費用】Starter:3,300円
          Professional:10,560円
          Enterprise:21,780円
          Unlimited:43,560円
          Einstein 1 Sales:66,000円
    ※1ユーザーごとの利用料金
    ※プランによって利用できる機能に制限あり

    無料トライアル

    30日間

    公式サイト

    Salesforce

    出典:Sales Cloudでできること(最終閲覧日:2024年10月23日)
    ※料金は2024年10月段階の税込価格です。

    「Sales Cloudを無料で試してみる→(別称:Salesforce/セールスフォース)」は、CRMシステムのなかでもSFA機能(営業支援機能)に特化しているタイプのCRMシステムです。

    顧客情報だけではなく、案件管理・売上予測・売上レポート・決済プロセスの自動化など、「収益をあげること」に重点をおいた機能を取り揃えています。

    また、AI搭載型のCRMシステムとしても知られており、効率よく収益アップを狙うためのCRMシステムを探している企業の可能性を広げてくれるでしょう。

    Sales Cloudを無料で試してみる→
     

    8-3. Oracle Sales

    Oracle Sales

    出典:Oracle Sales

    製品名

    Oracle Sales

    運用形態

    クラウド型

    料金

    【初期費用】要問合せ
    【月額費用】要問合せ

    無料トライアル

    なし

    公式サイト

    Oracle

    出典:Oracle SalesOracle Salesの詳細(最終閲覧日:2024年10月23日)
    ※料金は2024年10月段階の税込価格です。

    「Sales Cloudを無料で試してみる→(別称:Salesforce/セールスフォース)」は、CRMシステムのなかでもSFA機能(営業支援機能)に特化しているタイプのCRMシステムです。

    「Oracle Sales」は、アメリカのソフトウェア開発会社が開発した、SFA機能とCRM機能を搭載したCRMシステムです。

    営業支援に特化しており、いかに営業担当の作業を自動化して負担軽減をし、売上アップにつなげることを重要視しているので、Salese Cloudと比較される場合も多くあります。

    売上分析などを行うのを得意としているため、すでに大量の顧客情報を自社で蓄積しており、なかなか情報を行かせていない企業などに適しているでしょう。

    Oracle Salesの無料デモをリクエストする→
     

    8-4. Zoho CRM

    Zoho CRM

    出典:Zoho CRM

    製品名

    Zoho CRM

    運用形態

    クラウド型

    料金

    【初期費用】無料
    【月額費用】無料版:無料(3ユーザーまで)
          スタンダード:2,640円
          プロフェッショナル:4,620円
          エンタープライズ:6,600円
          アルティメット:8,580円
    ※年間契約の場合は、月間契約より約34%OFF
    ※無料プランは、機能やデータ容量に制限あり
    ※1ユーザーごとの利用料金

    無料トライアル

    15日間

    公式サイト

    Zoho CRM

    出典:Zoho CRM「クラウド型顧客管理ソフトで顧客情報の管理を効率化」(最終閲覧日:2024年10月23日)
    ※料金は2024年10月段階の税込価格です。

    「Zoho CRM」は、CRMシステムの基本機能に加えて、SFA機能やMA機能を兼ね備えているのが大きな特徴です。

    CRMシステムを導入するだけで、営業・マーケティング・カスタマーサポートなど、それぞれの部署に特化した機能を利用できるので、トータルコストを抑えることもできます。

    また、自社で開発した追加機能や別システムも豊富なので、さまざまな企業の「こんな機能が欲しい」にも柔軟に対応できるでしょう。

    Zoho CRMは、コストを抑えながらも、SFA機能とMA機能も活用していきたい企業に向いているといえます。

    Zoho CRMを無料で試してみる→
     

    8-5. eセールスマネージャー Remix

    eセールスマネージャー Remix

    出典:eセールスマネージャー Remix

    製品名

    eセールスマネージャーRemix

    運用形態

    クラウド型/ オンプレミス型

    料金

    【初期費用】無料
    【月額費用】スタンダード:12,100円
          ナレッジシェア:6,600円(閲覧のみ)
          スケジュールシェア:3,300円(グループウェアのみ)
    ※1ユーザーあたりの料金
    ※クラウド型の場合の料金

    無料トライアル

    30日間

    公式サイト

    eセールスマネージャーRemix

    出典:eセールスマネージャーRemix「機能一覧」(最終閲覧日:2024年10月23日)
    ※料金は2024年10月段階の税込価格です。
    ※料金は2024年10月段階の税込価格です。
    ※オンプレミス型で運用する場合の料金や機能など、すべて問い合わせが必要になる

    「eセールスマネージャーRemix」は、CRMシステムの基本的な機能とSFA機能を組み合わせた、より営業支援に力を入れられるCRMシステムです。

    営業組織を中心に業務効率の改善をしていきたい場合は、CRM機能とSFA機能を最大限に活用できます。

    また、国産のCRMシステムということもあり、より日本国内の営業スタイルに合わせた機能を利用できるのも特徴のひとつでしょう。

    費用体系も、情報入力と閲覧をするユーザーと情報閲覧のみのユーザーでは月額費用が違うため、少しでも運用コストを抑えたい企業に向いています。

    eセールスマネージャーRemixを無料で試してみる→
     

    8-6. GENIEE SFA/CRM

    GENIEE SFA/CRM

    出典:GENIEE SFA/CRM

    製品名

    GENIEE SFA/CRM

    運用形態

    クラウド型

    料金

    【初期費用】要問い合わせ
    【月額費用】スタンダード:38,280円
          プロ:60,280円
          エンタープライズ:107,800円
    ※月額費用は最低10ユーザー分から、1ユーザー追加ごとに増額

    無料トライアル

    14日間

    公式サイト

    GENIEE SFA/CRM

    出典:GENIEE SFA/CRM「SFA/CRM機能一覧」(最終閲覧日:2024年10月23日)
    ※料金は2024年10月段階の税込価格です。

    「GENIEE SFA/CRM」は、営業組織の業務効率に特化したSFA機能を兼ね備えたCRMシステムです。

    国産CRMシステムということもあり、日本人が直感的に使いやすいシンプルな管理画面になっているため、社内の誰が使っても入力・検索・分析などを直感的におこえます。

    また、企業それぞれの要望にあわせて独自機能を追加開発することもできるので、予算やニーズに合わせて独自のCRMシステムを構築できるでしょう。

    GENIEE SFA/CRMを無料で試してみる→
     

    8-7. Mazrica Sales

    Mazrica Sales

    出典:Mazrica

    製品名

    Mazrica Sales

    運用形態

    クラウド型

    料金

    【初期費用】無料
    【月額費用】Starter:30,250円(5ユーザーまで)
          Growth:121,000円(10ユーザーまで)
          Enterprise:363,000円(20ユーザーまで)
    ※1ユーザー追加ごとに増額
    ※設立5年以内の企業にはスタートアップ支援で最大50%OFF

    無料トライアル

    あり(期間に関しては要問合せ)

    公式サイト

    Mazrica

    出典:Mazrica Sales「主要機能」(最終閲覧日:2024年10月23日)
    ※料金は2024年10月段階の税込価格です。

    「Mazrica(マツリカ) Sales」は、営業の現場ファーストに重点をおいて作られた、基本的なCRMシステムの機能はもちろん、さらに営業支援に強い機能を搭載している国産CRMシステムです。

    CRM業界でみると後発組にはなりますが、AI搭載や入力の自動化など、少しでも現場の負担を軽減することに着目している点が特徴といえます。

    顧客情報の一元管理はおこないたいけれど、入力作業だけに時間を費やしたくない場合などは、Mazrica Salesを導入することで現場の工数削減も実現できるでしょう。

    Mazrica Salesを無料で試してみる→
     

    8-8. Synergy!

    Synergy!

    出典:Synergy!

    製品名

    Synergy!

    運用形態

    クラウド型

    料金

    【初期費用】129,800円〜
    【月額費用】22,000円〜
    ※導入時に追加機能を選ぶかによって、初期費用は変わる

    無料トライアル

    14日間

    公式サイト

    Synergy!

    参考:Synergy!「Synergyの機能一覧」(最終閲覧日:2024年10月23日)
    ※料金は2024年10月段階の税込価格です。

    「Synergy!」は、多機能なCRMシステムが増えている中、本当に必要になる機能だけを厳選したシンプルなCRMシステムです。

    Synergy!では営業支援やサポートなどに特化するのではなく、「伝えたいメッセージを顧客に届ける」ことを大切にしています。

    そのため、主要機能は顧客情報を収集して一元管理するだけと、とてもシンプルです。

    さまざまなプラットフォームや外部データから収集・一元管理されている顧客情報を元に、必要に応じて追加機能であるメール配信やLINE配信などで、顧客にアプローチを行なえます。

    このCRMシステムだけで売上アップや業務効率改善を期待するのではなく、分析や活動のサポートとしてあらゆる顧客情報を一元管理したい企業に向いているでしょう。

    Synergy!を無料で試してみる→
     

    8-9. Knowledge Suite

    Knowledge Suite

    出典:Knowledge Suite

    製品名

    Knowledge Suite

    運用形態

    クラウド型

    料金

    【初期費用】無料
    【月額費用】スタンダード:60,500円
          プロフェッショナル:93,500円
          エンタープライズ:170,500円
    ※レコード数(データ数)に上限あり、超過した場合は超過料金が発生する

    無料トライアル

    あり(期間に関しては要問合せ)

    公式サイト

    KnowledgeSuite

    出典:Knowledge Suite「料金」(最終閲覧日:2024年10月23日)
    ※料金は2024年10月段階の税込価格です。

    「Knowledge Suite」は、CRMシステムやSFAシステムなど、ビジネスで活用できるさまざまなアプリケーションをまとめた、統合ビジネスアプリケーションです。

    複数のアプリケーションをまとめたものですが、主要機能としてCRMシステムやSFA機能を搭載しているため、CRMシステムのひとつとしても知られています。

    多くのCRMシステムが、利用数によって費用が変わるなか、Knowledge Suiteは登録アカウント数に制限はありません。
    そのため、利用人数の増減が激しい企業や、そもそもの社員数が多い企業に向いているでしょう。

    Knowledge Suiteを無料で試してみる→

    業界特化のCRMシステムを選ぶ選択肢もある

    汎用性の高いCRMシステム9選を紹介してきましたが、求める機能にあわせて「業界特化型」のCRMシステムを選ぶのもおすすめです。

    たとえば、宿泊業界に特化したCRMシステムや、飲食業界に特化したCRMシステムなど、その選択肢は多数あります。

    「ピンポイントで求める機能をもったCRMシステムを探している」という方は、機能や業界に特化したCRMシステムを導入するのもひとつの選択肢でしょう。

    「【比較表】CRMツール16選を機能・費用・種類別に徹底紹介!」の記事では、本記事では紹介しきれなかった各製品について、主要機能から外部システム連携まで徹底的に解説しています。さらに業界特化型のCRMについてもご紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。

    ぜひ両方の記事を読んで、自社にとって最適なCRMシステムを導入できるようにしていきましょう。

     

    9. 全ビジネスにおいて、CRMシステムの導入が企業成長の鍵となる

    CRMシステムは、どの騎乗においても企業成長を加速化させる「鍵」となるツールになり得ます。

    CRMシステムの軸となっている、ビジネスにおける顧客情報の一元管理は、営業・マーケティング・カスタマーサポートなど、どの部署においても重要な土台です。

    【CRMシステムを導入するメリット】

    • 顧客情報の一元管理で質の高い顧客対応ができる
    • 他部門との情報共有がスムーズになる
    • 分析データを参考にして効果的な営業活動ができる
    • 生産性だけでなく顧客満足度の向上につながる

    とくにこれから業務拡大を目指している企業や、何かしら課題を感じている企業にとって、CRMシステム導入が根本的な問題解決に導いてくれる可能性が高いのです。

    だからこそ、あらゆるビジネスにおいて、CRMシステム導入が重要になってくるでしょう。
    ぜひ、この記事を参考に自社にとって最適なCRMシステムの導入を検討してみてください。

    HubSpotではこの他にもマーケティングやセールスに役立つ資料を無料で公開していますので、ぜひこちらからご覧ください。

     

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    トピック: CRM

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