業務中、私はサーチコンソールをブラウザーのタブで開きっぱなしにしており、その数は2~10枚になります。サーチコンソールは、マクロな面でもミクロな面でも役に立つツールです。たとえば、それまでトラフィックが多かったブログ記事で急にトラフィックが落ち込んだ原因を調べたり、当社のウェブサイト全体で毎月獲得しているインプレッション数を確認したりできます。

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私はHubSpotのSEOチームでコンテンツストラテジストを務めており、特にサーチコンソールの恩恵を受ける立場にあります。しかし、ウェブサイトをお持ちの方なら、どなたでもサーチコンソールを試してみることができますし、ぜひそうすることをお勧めします。Googleによると、サーチコンソールは経営者、SEOスペシャリスト、マーケター、サイト管理者、ウェブやアプリの開発者など、さまざまなユーザーの役に立つツールだそうです。

サーチコンソールを初めて開いて圧倒されたときのことは、今でも覚えています。インデックス カバレッジを始め、理解できないラベルが山のようにあるうえ、フィルタがあちこちに隠されており、グラフの意味もよくわかりませんでした。それでも、使い続けていくうちに、だんだん謎が解けていきました。

とはいえ、悪戦苦闘しながら知識を深めるのが嫌な方も(きっと皆さんそうだと思いますが)ご安心ください。このガイドでは、サーチコンソールを使いこなす方法について、私がこれまでに身につけた知識をすべてお伝えします。

このガイドの内容は以下のとおりです。

  • サーチコンソールにウェブサイトを追加する手順
  • 所有者、ユーザー、権限を設定する手順
  • サイトマップを送信する手順
  • 各種ディメンションと指標について
  • フィルターを追加する手順
  • サーチコンソールの活用法23選

さて、まずは準備から始めましょう。サーチコンソールへの登録がお済みでない方のために、登録手順を説明します。

サーチコンソールにプロパティを追加すると、サイトの所有権の確認が完了していなくても、Googleによるデータのトラッキングがすぐに開始されます。

サーチコンソールでサイトの所有権を確認する

サーチコンソールでは、サイトやアプリのパフォーマンスに関する機密性の高い情報を入手したり(さらにはGoogleがサイトやアプリをどのようにクロールするかを設定したり)できるので、自分がそのサイトやアプリの所有権を持つことを最初に証明する必要があります。

所有権の確認を行ったユーザーには、設定したプロパティに対する管理権限が与えられます。サーチコンソールのプロパティごとに最低1人の所有者が確認を行うことが必要です。

また、プロパティの所有権を確認しても、Google 検索の表示順位やパフォーマンスへの影響はないことに注意してください。情報が多ければ多いほど、検索順位が上がりやすくなるのは当然ですが、サーチコンソールにウェブサイトを追加しただけで自動的に順位が上がることはありません。

所有権の確認方法

  1. HTMLファイルをアップロードする場合:「確認の詳細ページ」に表示される手順に従って、確認用のHTMLファイルをウェブサイトの特定の場所にアップロードします。
  2. ドメイン名プロバイダで確認する場合:「お名前.com」などのドメイン登録機関にログインし、DNSのTXTレコードまたはCNAMEレコードを追加します。
  3. HTMLタグを使用する場合:サイトホームページの<HEAD>セクション内に確認用のメタタグを追加します。
  4. Google アナリティクス トラッキング コードを使用する場合:ウェブサイトで使用しているGoogle アナリティクス トラッキング コードをコピーします(この方法にはGoogle アナリティクスの「編集」権限が必要です)。
  5. Google タグ マネージャーのコンテナ スニペット コードを使用する場合:ウェブサイトに関連付けられているGoogle タグ マネージャーのコンテナ スニペット コードをコピーします(この方法では、Google タグ マネージャーでコンテナの表示、編集、管理を行うための権限が必要です)。

BloggerやGoogle サイトなど、Googleがホスティングしているページの確認は自動的に行われます。

ドメインのwwwの有無について

「hubspot.comとwww.hubspot.comは同じドメインである」。さて、この文の内容は正しいでしょうか?

実は、この記述は間違っています。この2つのドメインは別々のサーバーを表しており、URLがよく似ているように見えても、技術的にはまったく異なるドメインなのです。

ところが、ブラウザーのアドレスバーに「hubspot.com」と入力すると、表示されるページは「www.hubspot.com」です。これはいったいどういうことなのでしょうか?

HubSpotでは、「www.hubspot.com」を優先ドメイン(正規ドメイン)に設定しています。つまり、検索結果に表示される当社のURLを「www.hubspot.com/……」に統一するようGoogleに要請しているのです。そして、他のサイトから当社のページにリンクが設定されるときも、そのURLは「www.hubspot.com/……」として扱われるはずです。

サーチコンソールで優先ドメインを指定しない場合、Googleがwwwの有無に応じて別々のドメインとして処理することがあります。そしてその結果、ページビューやバックリンク、エンゲージメントが2つのドメインに振り分けられてしまう恐れがあります。これは望ましいことではありません。

(非優先ドメインから優先ドメインへの301リダイレクトの設定がお済みでない場合は、今すぐ設定することをお勧めします)

サーチコンソールの所有者、ユーザー、権限の設定

サーチコンソールでは、プロパティに対する役割に2つの種類があります。本題であるデータの分析を始めるのが待ち遠しいかもしれませんが、役割を正しく設定しておくことが重要です。

  1. 所有者:所有者はサーチコンソールのプロパティを完全にコントロールでき、他のユーザーの追加と削除、各種設定の変更、すべてのデータの閲覧、すべてのツールの利用が可能です。所有者には「確認済み所有者」と「委任された所有者」の2つのタイプがあります。確認済み所有者は、プロパティの所有権を確認する操作を行った所有者のことです。一方、委任された所有者は、確認済み所有者によって所有権を付与された所有者のことです(委任された所有者が、自分以外の委任された所有者を追加することもできます)。
  2. ユーザー:ユーザーには「フルユーザー」と「制限付きユーザー」の2つのタイプがあります。フルユーザーは、ほとんどのデータの表示と一部の操作が可能ですが、制限付きユーザーはほとんどのデータの表示しかできません。また、どちらのタイプのユーザーも、新しいユーザーの追加はできません。

だれにどの権限を付加するかについては、慎重に判断するようにしてください。完全な所有者権限を全員に付与すると、だれかがうっかり重要な設定を変更してしまうような、悲惨な事態を招きかねません。チーム内のメンバーには、必要十分な権限だけを付与するようにしましょう。

たとえば、HubSpotでは、テクニカルSEOマネージャーのVictor Panが確認済み所有者です。私はSEOコンテンツストラテジストなので、サーチコンソールを頻繁に使用していますが、設定変更の権限は必要ありません。そのため、委任された所有者になっています。ブログ作成チームのメンバーは、サーチコンソールを使ってブログや記事のパフォーマンスを分析しているので、フルユーザーに設定されています。

詳しい手順については、サーチコンソールで所有者やユーザーを追加および削除する方法に関するGoogleのヘルプページをご覧ください。

さらに、Google アナリティクスのプロパティをサーチコンソールのアカウントに関連付けることで、サーチコンソールのデータをGoogle アナリティクスのレポートで確認できるようになります。また、サーチコンソールの「リンクレポート」と「サイトリンク」の2つのセクションで、Google アナリティクスのレポートにアクセスすることもできるようになります。

1つのサイトに関連付けられるGoogle アナリティクスのプロパティは1つだけで、また1つのプロパティに関連付けられるサイトも1つだけです。Google アナリティクス プロパティの所有者の方は、こちらの手順に沿ってサーチコンソールのサイトとの関連付けを設定できます

サイトマップはあった方がよいのか

Googleの検索結果にサイトが表示されるには、サイトマップが必要というわけではありません。Googleによると、サイトの構成が適切(つまりページ間のリンク設定がわかりやすいもの)であれば、通常はGoogleのウェブクローラーがほとんどのページを検出するそうです。

しかし、以下のような4つの状況では、サイトマップを作成することで、クローラーがサイトを検出しやすくなります。

  1. サイトの規模が大きい。ページ数が多いほど、ウェブクローラーがサイトの変更や追加を見逃しやすくなります。
  2. 孤立したページが多い。他のページからのバックリンクがほとんどないページは、ウェブクローラーによる検出が困難になります。
  3. サイトが新しい。新しいサイトは他のサイトからのバックリンクが少なく、検出が難しくなります。
  4. リッチ メディア コンテンツを使用している、またはGoogle ニュースに登録している。この場合、サイトマップがあれば、Googleがサイトを読み取り、検索結果に表示することが容易になります。

サイトマップを作成したら、サーチコンソールのサイトマップ ツールを使って送信します。

サーチコンソールのサイトマップ レポート

Googleによるサイトマップの処理とインデックス登録が完了すると、サイトマップがサイトマップ レポートに表示されます。レポートでは、サイトマップの送信履歴やインデックス登録されたURLの数を確認できます。

サーチコンソールのディメンションと指標

ここからは、サーチコンソールを利用する前に知っておきたい用語を紹介していきます。

サーチコンソールの検索クエリ

Googleの検索結果でウェブサイトの表示(インプレッション)が発生したときの検索語句のことです。検索クエリのデータは、サーチコンソールでのみ確認できます。Google アナリティクスでは確認できません。

表示(インプレッション)

検索結果ページにサイトへのリンクが表示されるたびに、1回の表示(インプレッション)が発生します。ユーザーが検索結果をスクロールしてリンクが実際に表示されることがなかったとしても、表示回数はカウントされます。

クリック

ユーザーがリンクを選択してGoogle 検索以外のページに移動すると、1回のクリックとしてカウントされます。ユーザーがリンクをクリックした後に戻るボタンを押して、もう一度同じリンクをクリックしても、カウントされるのは1回です。さらに別のリンクをクリックした場合、クリックは2回になります。

ユーザーがGoogle 検索内で別のクエリを実行するリンクをクリックした場合は、クリックにカウントされません。

また、Googleの検索連動型広告も対象に含まれません。

平均掲載順位

検索クエリに対してページが表示されたときの順位の平均を指します。たとえば、SEO対策ツールに関するHubSpotブログの記事が、「SEO ソフトウェア」という検索クエリで2位に、「キーワード ツール」という検索クエリで4位に表示された場合、このURLの平均掲載順位は3になります(なお、それ以外にはまったく表示されなかったという前提です)。

CTR(クリック率)

CTRとは、クリック数を表示回数(インプレッション数)で割った値に100を掛けたものです。たとえば、検索結果に20回表示され、そのうち10回でクリックされたブログ記事の場合、CTRは50%になります。

サーチコンソールのフィルタ

サーチコンソールには、データの表示や解析を行うためのフィルタがいくつか用意されています。これらのフィルタは非常に便利ですが、サーチコンソールに慣れないうちはわかりにくい場合もあります。

検索タイプ

検索タイプには、ウェブ、画像、動画の3種類があります。HubSpotブログのトラフィックはほとんどがウェブ検索から流入しているので、私はウェブ検索を指定することが多いのですが、画像検索や動画検索からのアクセスが多い場合は、フィルタの設定を調整するようにしましょう。

また、2種類のトラフィックを比較することもできます。[比較]タブをクリックし、トラフィックを比較するカテゴリーを2つ選択して、[適用]をクリックすれば比較できます。

トラフィックを比較することで、興味深い発見につながる場合があります。たとえば私の場合、こちらの色彩理論の基礎知識に関するブログ記事では、ウェブ検索より画像検索でのインプレッションの方が多い(ただし、クリック数はウェブ検索の方が多い)ということに気付きました。

日付

サーチコンソールでは、最大16か月間のデータを確認できるようになりました(以前は最大90日)。日付の範囲は、あらかじめ設定されている複数の選択肢の中から選択することも、カスタムで指定することも可能です。

検索タイプと同様に、[比較]タブで期間を2つ指定して比較することもできます。

クエリ、ページ、国、デバイス、検索での見え方

日付フィルタの隣にある[新規]をクリックすると、クエリ、ページ、国、デバイス、検索での見え方のフィルタを最大5つまで追加することができます。

これらのフィルタは重ねて使用することができます。たとえば、モバイル検索で表示されたSEO関連のクエリのデータを表示するには、モバイルデバイスのフィルタに加えて「SEO」という文字列を含むクエリのフィルタを追加します。さらに、HubSpotのマーケティングブログの記事に絞って結果を確認するには、「blog.hubspot.jp/marketing」というURLを含むページのフィルタを追加します。

このように、フィルタは非常に細かく設定することができます。さまざまなフィルタの組み合わせを試して、どの組み合わせが有効かを把握することをお勧めします。

インデックス カバレッジ レポート

各ページには、次の4つのステータスのいずれかが設定されます。

  1. エラー:ページをインデックスに登録できなかった場合
  2. 警告:ページはインデックスに登録されているものの、なんらかの問題がある場合
  3. 除外:ページがインデックスに登録されていないものの、エラーではない場合
  4. 有効:ページがインデックスに登録済の場合

サイトマップの送信

サーチコンソールの活用法

  1. トラフィックが多いページを特定する
  2. CTRが高いクエリを特定する
  3. CTRの平均を調べる
  4. 時間の経過に伴うCTRの変化をチェックする
  5. 時間の経過に伴う表示回数の変化をチェックする
  6. 時間の経過に伴う平均掲載順位の変化をチェックする
  7. 検索順位が高いページを特定する
  8. 検索順位が低いページを特定する
  9. 検索順位の変化を確認する
  10. トラフィックが多いクエリを特定する
  11. 検索におけるサイトのパフォーマンスをPC、モバイル、タブレットで比較する
  12. 検索におけるサイトのパフォーマンスを国ごとに比較する
  13. インデックス登録されているページの数を確認する
  14. インデックス登録されていないページとその原因を確認する
  15. インデックス登録済みのページとインデックス登録のエラーの合計をチェックする
  16. モバイルデバイスでの表示に関する問題を特定する
  17. サイト全体のバックリンク数の合計を確認する
  18. バックリンクが多いURLを特定する
  19. 自社のウェブサイトへのリンクが多いサイトを特定する
  20. 外部リンクのアンカーテキストで人気の高いものを特定する
  21. 内部リンクが多いページを特定する
  22. サイト全体の内部リンク数の合計を確認する
  23. AMP(Accelerated Mobile Pages)のエラーを検出して修正する
  24. URLの登録状況を確認する
  25. 旧バージョンのサーチコンソールに移動する

私がサーチコンソールを愛用しているのは、このように多彩な活用法があるからです。では、それぞれの活用法について、詳しく見ていきましょう。


 1.トラフィックが多いページを特定する

  1.  [検索パフォーマンス]をクリックします。
  2.  [クエリ]の横にある[ページ]タブをクリックします。
  3. 日付を[過去 12 か月間]に変更します(1年間全体のデータを検討することで、トラフィックの状況を包括的に把握することができますが、日付の範囲は適宜変更しても差し支えありません)。
  4. [合計クリック数]が選択されていることを確認します。
  5. [クリック数]の横にある、下向きの小さい矢印をクリックすると、クリック数が多い順に並べ替えることができます。

2. CTRが高いクエリを特定する

  1. [検索パフォーマンス]をクリックします。
  2. [クエリ]タブをクリックします。
  3. 日付を[過去 12 か月間]に変更します(1年間全体のデータを検討することで、トラフィックの状況を包括的に把握することができますが、日付の範囲は適宜変更しても差し支えありません)。
  4. [平均CTR]が選択されていることを確認します。
  5. [CTR]の横にある、下向きの小さい矢印をクリックすると、CTRが高い順に並べ替えることができます。

注:この項目は、[表示回数]と組み合わせて確認すると便利です(2つの情報を並べて表示するには[合計表示回数]を選択します)。ページによって、CTRが高くても表示回数が少なかったり、その逆だったりするので、全体像を把握できるように、この2つのデータを両方とも確認することをお勧めします。

3. CTRの平均を調べる

  1. [検索パフォーマンス]をクリックします。
  2. 日付をクリックして期間を調整します。データを表示する期間であれば、どう設定しても差し支えありません([比較]をクリックして2つの期間を一度に分析することも可能です)。
  3. [平均CTR]を確認します。
  4. [検索パフォーマンス]をクリックします。
  5. 日付をクリックして期間を調整します。データを表示する期間であれば、どう設定しても差し支えありません([比較]をクリックして2つの期間を一度に分析することも可能です)。
  6. [合計表示回数]を確認します。
  7. [ステータス]、[検索パフォーマンス]の順に選択します。
  8. 日付をクリックして期間を調整します。データを表示する期間であれば、どう設定しても差し支えありません([比較]をクリックして2つの期間を一度に分析することも可能です)。
  9. [平均掲載順位]を確認します。

4. 時間の経過に伴うCTRの変化をチェックする

CTRは常にチェックして、大きな変化を見逃さないようにすることをお勧めします。CTRが急激に低下しつつ、表示回数が増えている場合、サイトが表示されるキーワードが増えたことで、平均CTRが低下したと考えられます。一方、CTRが上昇しつつ、表示回数が減っている場合は、サイトが表示されるキーワードが減っていることになります。そして、CTRも表示回数も増えているのであれば、サイトの表示が望ましい状態にあります。

5. 時間の経過に伴う表示回数の変化をチェックする

コンテンツを追加し、既存のページを最適化していくにつれ、この数値は増えていくと考えられます(もちろん例外はあります。たとえば、コンバージョン率が平均的なキーワードをいくつもターゲットにするのではなく、コンバージョン率の高い少数のキーワードをターゲットにすることにした場合や、他のチャネルにも集中している場合などです)。

6. 時間の経過に伴う平均掲載順位の変化をチェックする

平均掲載順位は、ミクロのレベルで見ていても意味がありません。平均掲載順位が下がると不安に感じる人が大半ですが、これは目先のことしか見えていない証拠と言えます。ページが表示されるキーワードが増えると、平均掲載順位は下がるのが普通です。というのも、既存のキーワードと同じかそれ以上の順位に入らなければ、順位の平均が下がるのは当然だからです。

この測定指標には、あまり気を揉みすぎないようにしましょう。

7. 検索順位が高いページを特定する

  1. [検索パフォーマンス]をクリックします。
  2. [ページ]タブをクリックします。
  3. 日付を[過去 28 日間]に変更します。これは、ページの最新の状況を正確に把握するためです。
  4. [平均掲載順位]が選択されていることを確認します。
  5. [掲載順位]の横にある、上向きの小さい矢印をクリックし、順位が高い順に並べ替えることができます。

8. 検索順位が低いページを特定する

  1. [検索パフォーマンス]をクリックします。
  2. [ページ]タブをクリックします。
  3. 日付を[過去 28 日間]に変更します。これは、ページの最新の状況を正確に把握するためです。
  4. [平均掲載順位]が選択されていることを確認します。
  5. [掲載順位]の横にある、下向きの小さい矢印をクリックすると、順位が低い順に並べ替えることができます。

ここで見ているのは各URLの平均掲載順位であり、そのページのすべての検索順位の平均値に当たります。たとえば、2つのキーワードで検索結果に表示されているページで、クエリの数が多いキーワードでは1位、少ないキーワードでは43位の場合、平均順位は22位になります。

以上の点を踏まえると、ページの成果を平均掲載順位だけで判断しない方がよいと言えます。

9. 検索順位の変化を確認する

  1. [検索パフォーマンス]をクリックします。
  2. [クエリ]タブをクリックします。
  3. [日付]をクリックして期間を変更し、[比較]タブを選択します。
  4. 同じ長さの期間を2つ選択して、[適用]をクリックします。

以上の操作の後、サーチコンソールでデータを確認するだけでなく、エクスポートすることも可能です。詳細な分析がしやすくなるように、データをエクスポートすることを強くお勧めします。

エクスポートするには、[検索での見え方]の下にある下向きの矢印をクリックして、CSVファイルとしてダウンロードするか、Google スプレッドシートに出力します。

エクスポートしたデータをスプレッドシートで開いたら、列を追加し、掲載順位の差(過去28日間の掲載順位から、その前の28日間の掲載順位をマイナスして求める)を入力して並べ替えます。

差が正の数であれば、そのクエリでのサイトの順位は落ちているのに対し、負の数であれば、順位は上がっています。ただし、掲載順位が0(ゼロ)として表示されている場合は、そのページがそもそも検索結果に表示されていないということなので、この説明は当てはまりません。

10. トラフィックが多いクエリを特定する

  1. [検索パフォーマンス]をクリックします。
  2. [クエリ]タブをクリックします。
  3. [日付]をクリックして期間を指定します。
  4. [合計クリック数]が選択されていることを確認します。
  5. [クリック数]の横にある、下向きの小さい矢印をクリックすると、クリック数が多い順に並べ替えることができます。

検索のトラフィックが多く発生しているクエリを把握しておくと、非常に便利です。検索結果に表示されているページをコンバージョンにつながるように最適化したり、順位を維持できるように定期的に更新したり、有料のキャンペーンを実施したり、そのページよりも順位が低い(けれど同じくらい重要な)関連ページにリンクを貼ったりなど、さまざまな対策を検討できます。

11. 検索におけるサイトのパフォーマンスをPC、モバイル、タブレットで比較する

  1. [検索パフォーマンス]をクリックします。
  2. [デバイス]タブを開きます。
  3. [合計クリック数]、[合計表示回数]、[平均CTR]、[平均掲載順位]が選択されていることを確認します。
  4. PC、モバイル、タブレットのパフォーマンスを比較します。

12. 検索におけるサイトのパフォーマンスを国ごとに比較する

  1. [検索パフォーマンス]をクリックします。
  2. [国]タブを開きます。
  3. [合計クリック数]、[合計表示回数]、[平均CTR]、[平均掲載順位]が選択されていることを確認します。
  4. 国ごとのパフォーマンスを比較します。

13. インデックス登録されているページの数を確認する

  1. [サマリー]を開きます。
  2. インデックス カバレッジのサマリーの位置まで下にスクロールします。
  3. [有効なページの数]を確認します。

14. インデックス登録されていないページとその原因を確認する

  1. [サマリー]、[カバレッジ]の順にクリックします。
  2. [詳細]まで下にスクロールして、インデックス登録されない原因となっているエラーと、該当するページの数を確認します。
  3. エラーの型をダブルクリックすると、該当するページのURLが表示されます。

15. インデックス登録済みのページとインデックス登録のエラーの合計をチェックする

  1. [サマリー]、[カバレッジ]の順にクリックします。
  2. [エラー]、[有効(警告あり)]、[有効]、[除外]がすべて選択されていることを確認します。

サイト内のインデックス登録済みのページ数の合計は、以下を実施するにつれて増えていくのが通常です。

  • 新しいブログ記事の公開、新しいランディングページの作成、サイトのページの追加など
  • インデックス登録に関するエラーの修正

インデックス登録に関するエラーが急増した場合は、サイトテンプレートの変更が原因の可能性があります(一度に多数のページが影響を受けるため)。あるいは、GoogleがクロールできないURLを含むサイトマップを送信した可能性もあります。クロールできない原因としては、noindexの構文やrobots.txtが使われている場合や、ページがパスワードで保護されている場合などが考えられます。

インデックス登録済みのページ数の合計が減っているにもかかわらず、それに比例してエラーが増えていない場合は、既存のURLへのアクセスがブロックされている可能性があります。

いずれにしろ、除外されたページを確認して、問題の原因を特定するようにしましょう。

16. モバイルデバイスでの表示に関する問題を特定する

  1. [モバイル ユーザビリティ]をクリックします。
  2. [エラー]が選択されていることを確認します。
  3. [詳細]まで下にスクロールして、モバイルデバイスでの表示に関する問題の原因となっているエラーと、該当するページの数を確認します。
  4. エラーの型をダブルクリックすると、該当するページのURLが表示されます。

17. サイト全体のバックリンク数の合計を確認する

  1. [リンク]をクリックします。
  2. [上位のリンクされているページ]のレポートを開きます。
  3. [外部リンクの総数]というラベルの付いたボックスを確認します。
  4. [リンク]の横にある下向きの矢印をクリックすると、バックリンクが多い順に並べ替えることができます。

バックリンクは、コンテンツの信頼性と有用性の高さをGoogleにアピールする材料になります。基本的に、バックリンクが多ければ多いほど、Googleからの評価は良くなります。もちろん、バックリンクの質も重要です。たとえば、オーソリティーの低いサイトからリンクが2つ設定されているより、オーソリティーの高いサイトからリンクが1つ設定されている方が、はるかに効果的です。特定のページに対してリンクを設定しているサイトを確認するには、そのページのURLをレポート内でダブルクリックします。

18. バックリンクが多いURLを特定する

  1. [リンク]をクリックします。
  2. [上位のリンクされているページ]のレポートを開きます。
  3. [リンク]の横にある下向きの矢印をクリックすると、バックリンクが多い順に並べ替えることができます。

あるページの検索順位を上げるには、バックリンクの多いページからリンクを設定すると有効な場合があります。バックリンクの多いページはオーソリティーが高いので、そのページからリンクを設定することで、オーソリティーの高さを利用できます。

19. 自社のウェブサイトへのリンクが多いサイトを特定する

  1. [リンク]をクリックします。
  2. 下にスクロールして、[上位のリンク元サイト]の[詳細]を選択します。

ウェブサイトへのリンクが多いドメインを把握しておくと、キャンペーンを実施するうえで非常に便利です。バックリンクを獲得するキャンペーンは、このようなサイトから実施していくことをお勧めします(MozやSEMrush、Ahrefsなどのツールを使用して、オーソリティーの低いサイトを除外しておくことを忘れないようにしましょう)。

このようなサイトを持つ企業は共同マーケティングキャンペーンやSNSにおけるパートナーシップの相手としてもふさわしい場合があります。

20. 外部リンクのアンカーテキストで人気の高いものを特定する

  1. [リンク]をクリックします。
  2. 下にスクロールして、[上位のリンク元テキスト]の[詳細]を選択します。

アンカーテキストは、できるだけ意味が伝わりやすく具体的なものにしましょう。キーワードが含まれていれば理想的です。自社のページへのリンクを設定してくれているウェブサイトで、「こちらをクリック」「詳しくはこちら」「今すぐチェック」などのアンカーテキストを使用している場合は、テキストの変更を依頼するEメールを送ることも検討しましょう。

21. 内部リンクが多いページを特定する

  1. [リンク]をクリックします。
  2. 下にスクロールして、[上位のリンクされているページ]の[詳細]を選択します。

ページによってバックリンクの数に差があるのは当然のことです。たとえば、アパレルのeコマースサイトを運営している場合、「スカート」のカテゴリーに含まれるすべての製品のページから、「スカート」のカテゴリーの概要ページにリンクを設定することになるでしょう。これにより、カテゴリーの上位に位置するページが最も重要であるということをGoogleにアピールできます(そしてその結果、検索順位が向上します)。

ただし、リンクの分布比率に大きな偏りがあるのは理想的とは言えません。バックリンクのほとんどを集めているページがごく一部に限られていると、残りの大半のページでオーソリティーを利用できず、検索トラフィックを得るのが困難になります。

リンクの分布に大きな偏りがあると、次のような状態になります。

分布が最適な状態にある場合、グラフは次のようになります。

リンクに関するサーチコンソールのデータを活用すれば、リンクの分布状況を把握し、分布のばらつきを減らせるように取り組む必要があるかどうかを確認できます。

22. サイト全体の内部リンク数の合計を確認する

  1. [リンク]をクリックします。
  2. 下にスクロールして、[上位のリンクされているページ]の[詳細]を選択します。
  3. [内部リンクの総数]というラベルの付いたボックスを確認します。

23. AMP(Accelerated Mobile Pages)のエラーを検出して修正する

  1. [AMP]をクリックします。
  2. [エラー]が選択されていることを確認します。
  3. [詳細]まで下にスクロールして、発生しているエラーと該当するページの数を確認します。

AMP(Accelerated Mobile Pages)とは、モバイルサイトの表示を高速化するための手法のことです。Googleでは、[有効(警告あり)]カテゴリーのページを検討する前にエラーを修正するよう推奨されています。既定では、重大度、該当ページ数、検証の状態に応じてエラーのランクが設定されています。

24. URLの登録状況を確認する

  1. ページ上部の白い虫メガネのアイコンをクリックします。
  2. ページのURLを入力します(現在表示しているプロパティに含まれるURLを指定してください)。

検査結果の見方を説明しましょう。Googleに登録されているURLは、インデックス登録が完了しており、検索結果に表示される可能性があります。

ただし、そのURLが実際に表示されるとは限りません。スパム判定を受けた場合や、コンテンツを削除したり一時的にブロックしたりしている場合は表示されなくなります。URLでGoogle 検索を実行して、検索結果に表示されれば、他のユーザーに見つけてもらえる可能性があるということです。

また、[カバレッジ]では、URLに対するGoogleのクロールやインデックス登録の状況を詳しく知ることができます。たとえば、URLが含まれるサイトマップ、そのURLにGooglebotがアクセスしてきた参照元ページ、Googlebotが前回そのURLをクロールしたタイミング、Googlebotによるクロールへの許可の状態、Googlebotによるページの取得状況、そのページのインデックス登録に対する許可の状態、ユーザーが指定した正規URLとGoogleが選択した正規URLを確認できます。

さらに、[拡張]では次の項目をチェックできます。

  • 対象ページのAMPバージョン(存在する場合のみ)とAMP関連の問題
  • 求人情報やレシピなどの構造化データのステータス

24. 旧バージョンのサーチコンソールに移動する

新バージョンのサーチコンソールは直観的に操作することができ、デザインも優れていますが、旧バージョンの機能がすべて含まれているわけではありません。旧バージョンを使用するには、左のサイドバーで[以前のバージョンに戻す]をクリックします。

 

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元記事発行日: 2019年6月27日、最終更新日: 2019年6月27日