メルマガは、顧客と良好な関係を築き、売上につなげるための効果的なマーケティング手法です。しかし、「本当に効果があるのか」「どうすれば成果を出せるのか」と、導入や運用に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

メルマガ配信ガイド&事例集
メルマガ(メールマガジン)運用をゼロから始める方法を詳しく解説します。
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本記事では、メルマガ配信で期待できる効果や成果を最大化するためのコツをわかりやすく解説します。メルマガ配信に役立つおすすめツールも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
メルマガ配信で期待できる効果
メルマガ配信には、主に次の5つの効果やメリットが期待できます。
- 顧客との関係強化
- 商品やブランドの認知度向上
- 販売促進
- コンバージョン率の改善
- 顧客ロイヤルティの強化
顧客との関係強化
メルマガは、見込み客や既存顧客との関係性を強化するのに効果的です。継続的に業界の最新情報や課題解決に役立つノウハウなどを提供することで、読者は「いつもためになる情報をもらっている」という満足感が得られます。
メルマガを購読する見込み客は、自社の商品やサービスに何らかの興味をもっている状態です。自社の魅力や商品・サービスの情報を伝えることにより、さらに関心を高められるでしょう。
既存顧客に対しては、新しいサービスや商品の情報などを伝えることで、継続利用や追加購入の促進が期待できます。
商品やブランドの認知度向上
メルマガの定期的な配信は、商品やブランドの認知度向上にも寄与します。購入につなげるためには、まずは商品やブランドについて知ってもらう必要があるためです。継続的に情報を届けることで、顧客が必要とした時に「メルマガで紹介されていた」と思い出してもらうきっかけを作れます。
また、単に新商品の情報を紹介するだけでなく、開発秘話やブランドストーリー、導入事例などを発信することで、読者の関心を引き、記憶にも残りやすくなります。
販売促進
メルマガは、商品の購入やサービスの利用を後押しする販売促進にも有効です。商品・サービスの魅力をわかりやすく伝えることで読者の関心を高められますし、メール内で限定クーポンを配布すれば、直接的な購入や申し込みにつなげることもできます。
ただし、販売目的の情報ばかり配信すると、「売り込まれている」と捉えられやすくなります。配信の間隔を空ける、ノウハウや最新情報を伝える価値提供コンテンツを充実させるなどの工夫をしましょう。
また、メルマガは紙媒体のように印刷などの工程を経ずに作成できるため、スピーディーに配信できます。キャンペーンや新商品の案内など、タイムリーな情報を届けて購買意欲を刺激できる点もメリットといえるでしょう。
コンバージョン率の改善
メルマガ購読者はすでに自社の商品やサービスに興味を持っているため、広告のように大多数の人に届ける施策よりも心理的・時間的な距離が近く、高いコンバージョン率が期待できます。
さらに、読者を属性や行動履歴などのセグメントに分け、パーソナライズ化したコンテンツを配信することも可能です。読者は関連性の高い有益な情報を取得でき、満足度が高まるため、長期的な関係性の維持やさらなるコンバージョン率の向上も期待できるでしょう。
顧客ロイヤルティの強化
メルマガは、既存顧客との関係性を深めるためにも有効な手段です。役立つ情報や最新ニュースを届けることで、顧客の満足度や信頼感を着実に育て、ロイヤリティ向上につなげられます。
また、メルマガを通じてアンケートを実施したり、返信を促したりすることで顧客から意見を集めることもできます。顧客とのコミュニケーションツールとして活用すれば、さらに顧客ニーズに応えた改善も行えるでしょう。
メルマガ配信が効果的なケース
メルマガは、中長期的な取り組みが必要になるBtoBやリピーターが多いBtoCビジネスで特に効果的です。
BtoBは、読者がPCでメールを確認する機会が多いことからメルマガが効果を発揮しやすいといわれています。また、BtoCに比べて商品・サービスの価格が高く、顧客の検討期間が長くなる傾向にあるため、継続的に接点を持ち続けられるメルマガが効果的です。
BtoCでメルマガが有効なのは、ECサイトのように顧客のリピート促進が売上に直結するビジネスです。定期的な情報提供を通じて顧客との接点を持ち続け、信頼関係を深めることで、購買を後押ししやすくなります。
メルマガの効果をより高めるコツ
メルマガは、配信前の準備や工夫によって、成果に大きな差が生まれます。ここでは、メルマガの効果を高めるために、実践したい5つのポイントを紹介します。
- ターゲットを明確にする
- 件名に読者のメリットを記載する
- 配信する曜日・時間帯を工夫する
- 効果測定と改善を繰り返す
- 配信ツールやMAツールを活用する
ターゲットを明確にする
効果的なメルマガ配信には、まず配信先のターゲットを明確にすることが大切です。読者の属性や興味関心に合わせて配信内容を変えることで、関心を引きやすくなります。
例えば、年齢や性別、購入履歴などから読者をグループ分けし、それぞれのグループに合った商品や情報を提供すると、読者に「自分のための情報だ」と感じてもらいやすいでしょう。属性で分類するだけでなく、「顧客のニーズ」でグループ分けする方法もあります。
また、顧客が商品を認知してから購入、継続利用に至るまでの一連のプロセスである「カスタマージャーニー」の考え方も参考になります。カスタマージャーニーを設計することで、下記のように顧客の状況にあわせた最適なアプローチが可能です。
- 商品を認知したばかりの段階の見込み客:商品の魅力や基本的な情報を提供
- 比較検討段階の見込み客:導入事例やレビュー、Q&Aといった購入の後押しになる情報を提供
いずれにしても、読者が求める情報を届けることが、反応率向上のポイントです。
件名に読者のメリットを記載する
メルマガを開封してもらうためには、件名に読者が得られるメリットを具体的に記載する必要があります。多くの読者は、件名を見て、一瞬で読むか読まないかを判断します。
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例えば、「新商品のお知らせ」のような一般的な件名よりも、「今だけ〇%OFF」「先着〇名様無料」のように、読者にとっての利益が瞬時にわかる方が、開封したくなるでしょう。
また、受信ボックスで表示される件名は、冒頭の15文字程度のため、特に伝えたいポイントは前半15文字以内に入れるのがポイントです。
読まれるメルマガの件名をつけるコツについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
配信する曜日・時間帯を工夫する
読者のライフスタイルによって、メールをチェックする時間帯は異なります。例えばBtoBなら、ビジネスパーソンが会社のメールをチェックする出勤直後やお昼休憩後の時間帯が開封されやすいとされています。
最適なタイミングは業界や商材によっても変わるため、実際に配信して効果を測定し、自社のターゲット層が最も反応しやすい曜日や時間を見つけましょう。
効果測定と改善を繰り返す
メルマガの効果を高めるためには、配信後に効果測定と改善を繰り返すことが重要です。配信したメルマガが読者のニーズに合っているかを確認し、改善点を見つけ出すことで、より良い関係性を目指しましょう。
具体的には、開封率やクリック率といった数値を定期的にチェックします。そのデータから「開封されやすい件名」や「反応が良い時間帯」などの仮説を立て、次の配信に活かしていきましょう。
配信ツールやMAツールを活用する
メルマガ運用の効果と効率を上げるには、専用の配信ツールやMA(マーケティングオートメーション)ツールの活用がおすすめです。ツールを導入することで、メルマガの作成から配信、効果測定までの一連の作業をスムーズに行えます。
ツールには、読者の属性に合わせてメルマガの内容を自動で変えたり、開封率・クリック率などのデータを簡単に分析したりする機能があります。特に、MAツールはメルマガだけでなく、ほかのマーケティング施策と連動させられるため、見込み客のフォローがしやすい点が魅力です。ツールを上手く活用し、より効果的なメルマガ運用を目指しましょう。
効果的なメルマガ配信に役立つツール
ここでは、メルマガ配信に便利な配信ツールやMAツールを5つ紹介します。料金やサービスは2025年7月時点の情報です。
- Marketing Hub
- Benchmark Email
- 配配メール
- AutoBiz
- List Finder
Marketing Hub
HubSpotのMarketing Hubは、無料プランから使える高機能なメールマーケティングツールを搭載しています。誰でも扱えるドラッグ&ドロップ式のエディタとHTMLテンプレートにより、HTMLやデザインの知識がなくても簡単にブランド一貫性のあるプロ仕様のメルマガ作成が可能です。
特に、HubSpotのCRM(顧客関係管理)ツールと連携したパーソナライズメール配信が強みです。加えて、A/Bテスト機能や、エンゲージメントに応じたワークフローの自動化機能、HubSpotに標準搭載されているAI機能「Breeze」による件名・本文の自動生成も利用できます。
さらに配信後はアナリティクス機能とレポート作成ダッシュボード機能で効果的なメールとそうでないメールが把握でき、改善につなげやすい点も魅力です。無料で利用できるため、ぜひお試しください。
- 特徴
- AI機能「Breeze」による件名・本文の自動生成
- アナリティクス機能とレポート作成ダッシュボード機能で手軽に分析
- 料金
- 無料ツール:0円
- Starter:18,000円/月
- Professional:106,800円/月
- Enterprise:432,000円/月
- 公式サイト:https://www.hubspot.jp/products/marketing/email
Benchmark Email
Benchmark Emailは、誰でも簡単にプロ仕様のHTMLメルマガを作成・配信できるメール配信システムです。専門知識がなくても、ドラッグ&ドロップの直感的な操作でデザイン性の高いメールを作成できます。AIが文章作成をアシストする「スマートコンテンツ機能」を搭載しており、件名や本文のライティングにかかる時間を短縮できる点も強みです。
また、リアルタイムレポートやA/Bテストによる最適化機能など、継続的な成果改善を支援する機能も充実しています。月間3,500通まで無料で使える点も、初期導入を検討している企業にとって大きな魅力でしょう。
- 特徴
- 「スマートコンテンツ機能」でAIが文章作成をアシスト
- リアルタイムレポートやA/Bテストにより配信を最適化
- 料金(年払いの場合)
- 無料トライアル:0円(月間3,500通まで)
- Proプラン:1,964円/月
- Enterpriseプラン:要問い合わせ
- 公式サイト:https://www.benchmarkemail.com/jp/
配配メール
出典:配配メール
配配メールは、10,000社以上の導入実績を誇り、充実したサポート体制に定評があるメール配信サービスです。電話やメールのほか、個別相談で導入から運用までサポートしてくれるため、初めてメルマガに取り組む企業や操作に不安がある担当者も、安心してメールマーケティングを始められます。
また、開封率の高い曜日や時間帯を色で可視化できる「ヒートマップ分析機能」や、開封・クリック率を業種・業態が同じ企業の平均値と比較できる機能など、視覚的に成果や改善点を把握できる分析機能が充実しています。 さらに、国内最大級の企業データベース「BIZMAPS」のリストを活用し、ターゲットに近い企業リストにアプローチしやすい点も強みです。
- 特徴
- 「ヒートマップ分析機能」や開封・クリック率を平均値と比較できる機能を搭載
- 国内最大級の企業データベース「BIZMAPS」のリストを活用可能
- 料金:要問い合わせ
- 公式サイト:https://www.hai2mail.jp/
AutoBiz
出典:AutoBiz
20年以上の運用実績を持つ、メール配信システムです。大きな特徴は、メールの到達率が高い点です。迷惑メール判定されにくいよう、配信状況をモニタリングしたうえで常に調整を行っており、受信拒否されやすい携帯メールアドレス宛てにも高確率でメールを届けられます。
セグメント配信機能や、誕生日・イベント日の自動配信機能を搭載しており、見込み客の醸成や顧客フォローの自動化に役立ちます。
- 特徴
- 迷惑メール判定されにくくメール到達率が高い
- イベント日の自動配信が可能
- 料金(年払いの場合)
- ライト:初期費用11,000円、2,934円/月
- スタンダード:初期費用11,000円、4,992円/月
- プロ:初期費用11,000円、8,663円/月
- 公式サイト:https://autobiz.jp/
List Finder
出典:List Finder
List Finderは、BtoBに特化したMAツールです。
メール配信後のWebサイトの閲覧履歴といった読者の行動が把握できるほか、見込み客の行動に合わせた配信リストの作成もできます。例えば、「料金ページを閲覧した人」や「特定のセミナー動画を視聴した人」といった条件で対象者を絞り込み、それぞれの関心事に合わせた情報を提供するといった使い方が可能です。
さらに、メールの開封やコンバージョンといった反応も個人単位で把握できるため、関心度の高い見込み客を特定し、営業部門へスムーズに引き継ぐことができます。
- 特徴
- メール配信後の読者の行動が把握できる
- 個人単位でメールの開封やコンバージョンを確認可能
- 料金
- フリー:0円(登録顧客データは100件まで)
- ライト:初期費用100,000円、45,000円/月
- スタンダード:初期費用100,000円、69,000円/月
- プレミアム:初期費用100,000円、92,000円/月
- 公式サイト:https://promote.list-finder.jp/
メルマガで顧客との信頼関係を構築しよう
メルマガは、見込み客との信頼構築や商品・サービスの認知向上などの多面的な効果が期待できるマーケティング手法です。成果を最大化するには、件名や配信タイミングなどの工夫のほかに、効果測定を行い、改善を続けることが欠かせません。
効率的なメルマガ運用のために、目的に合った配信ツールやMAツールの導入も検討すると良いでしょう。顧客のニーズに合った情報提供を心がけて、信頼関係を構築することが大切です。
HubSpotのMarketing Hubは、無料でご利用を開始いただけます。まずはメルマガの効果を試験的に確認したいとお考えの方にとっても、最適なツールです。ぜひご活用ください。
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