幅広い年齢層のユーザーが利用するInstagramは、多くの企業にとって無視できない存在となっています。

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Instagramユーザーは、写真や動画を投稿したり閲覧したりするだけではなく、好きな商品やブランドを探す検索ツールとしても活用しています。Instagramで集客を行えば、ブランド認知度向上や集客、購買意欲の醸成に期待できるのです。

ただ、Instagramで集客を実施する場合、単純なインセンティブを用いたキャンペーンを実施するだけでは、なかなか成果には結びつきにくいかもしれません。

本記事では、Instagramで集客する際のポイントや成功事例を紹介します。

Instagramエンゲージメントレポート

Instagramを集客施策に活用するべき理由

Instagramは、今や多くの企業にとって有効な集客手段として確立しつつあります。主な理由として以下の3つが挙げられます。

  1. 利用者数が多い
  2. 幅広い年齢層が利用している
  3. 集客に便利な機能が実装されている

 

1.利用者数が多い

Instagramの国内月間アクティブアカウント数は3,300万を突破しています。単純に考えると、これは日本人の4人に1人はInstagramを使用していることを意味します。

数あるSNSの中でも利用者数はトップクラスに多く、ビジュアルで言葉の通じない外国人にもアプローチできるため、潜在顧客とのタッチポイントを作るには最適なSNSです。
 

2.幅広い年齢層が利用している

今や幅広い年齢層がInstagramを活用しています。

ある調査では、40代のInstagramの利用率は40.2%、50代は29.4%と判明しています。 Instagramを使えば、あらゆる年齢層とタッチポイントを作れるのです。
 

3.集客に便利な機能が実装されている

多くのマーケターがInstagramに注目している理由は、様々な層のユーザーが集まっている他、集客に最適な機能が実装されているからです。

「ショッピング機能」を使えば、ユーザーはInstagramから直接商品購入を行えます。日本はショッピング機能を世界で最も使う国であり、効果的に商品購入へ誘導できるでしょう。

その他にも、ブランドやキャンペーン認知度を高める広告や顧客とのコミュニケーションを取れるストーリーなどもあります。規模を問わず、多くの企業がこのような機能を活用して、Instagramでの集客を実施しているのです。
 

Instagramのビジネスアカウント開設手順

Instagramで集客に取り組むのなら、ビジネスアカウントの開設が最適です。ビジネスアカウントにすると、分析ツール「インサイト」や広告などの機能が利用できます。

以下では、Instagramのビジネスアカウント開設手順をご紹介します。
 

STEP1.アプリをダウンロード

まずは、App Store・Google Playストア・Windows Phone Storeのいずれかから、Instagramのアプリをダウンロードします。
 

STEP2.サインイン

インスタグラムのビジネスアカウント開設手順1

アカウント未登録の場合は、ユーザーネームとパスワードを設定して、アカウント登録を完了します。ユーザーネームは後から変更可能です。
 

STEP3. [設定]をタップ

インスタグラムのビジネスアカウント開設手順2

画面右上の三本線をタップし、「設定」を開きます。
 

STEP4.[アカウント]をタップ

インスタグラムのビジネスアカウント開設手順3

「アカウント」→「プロアカウントに切り替える」の順にタップします。
 

STEP5.ビジネスアカウントへ切り替え

インスタグラムのビジネスアカウント開設手順4

自社ビジネスに最適なカテゴリを選択し、ユーザーに発見してもらえる確率を高めます。

インスタグラムのビジネスアカウント開設手順5

「連絡先情報」を設定すると、連絡先がプロフィールに表示され、ユーザーからの問い合わせを受けられるようになります。

ビジネスアカウントへの登録が完了したら、インサイトや広告の利用が可能です。
 

Instagramで集客開始前に行うべき4つの準備

インスタグラムで集客開始前に行うべき4つの準備

Instagramでの集客施策を成功させるためには、目的やペルソナ設定などの準備を行う必要があります。ここでは、Instagramで集客開始前に行うべき4つの準備をご紹介します。
 

1. 目的を設定する

Instagramを運用する目的が明確になれば、ターゲットやクリエイティブ内容、インスタの広告戦略などが決まります。主な目的は以下の通りです。

  • ブランドの存在感や認知度の向上
  • ブランディング
  • 新規顧客の創出
  • 顧客エンゲージメントを高める
  • 製品プロモーション
     

2. 顧客理解を深める

目的達成のために、関係を構築するべき人々を考えましょう。

ターゲット層は幅広く設定するのではなく、年齢や性別、ライフスタイルなどを具体的に絞ります。ターゲット・オーディエンスを具体的に絞ることで、顧客理解を深められ、ターゲットが求めるクリエイティブや用いるハッシュタグなどの把握へと繋がるのです。

実際に顧客のアカウントや潜在ターゲットの投稿を確認し、使用しているハッシュタグやフォローしているアカウントを分析するのもおすすめです。
 

3. 投稿コンセプトを決める

現在、消費者は理念やバリューに共感できる企業を選ぶ傾向にあります。ビジュアルとテキストで、効果的にブランドの想いや価値観を発信できるInstagramは、ブランディングに最適なSNSです。

ブランドに共感したユーザーは、自社の投稿をシェアしてくれるようになり、大きな集客効果へと繋がります。この効果を得るためにも、まずはブランドメッセージや目的を軸とした投稿コンセプトを決めましょう。
 

4. プロフィールの最適化

Instagramのプロフィール訪問者の3分の2が非フォロワーであり、42%のユーザーが発見したブランドのプロフィールを閲覧するデータがあります。

ユーザーはプロフィールを見て、フォローの判断をするため、プロフィールの最適化を行うべきです。

プロフィール作成の際は、以下のポイントを意識してください。

  • 企業ロゴなどのプロフィール写真設定
  • 検索しやすいユーザーネーム
  • ブランドのパーソナリティを感じられる自己紹介文(絵文字を含めるなど)
  • ストーリーのハイライトを作成
  • CTAの設置
     

Instagramで集客する8つのポイント

多くの企業がInstagramで集客に取り組んでいます。しかし、自社で取り組むとなると、運用方法で悩むこともあるでしょう。

そこで以下では、Instagramで集客施策をする際に、おさえるべき8つのポイントをご紹介します。
 

1.エンゲージメント率を高めるキャプションを作る

Instagramで投稿できる上限文字数は2,200字です。長文投稿できるのが特徴ですが、初めにユーザーが目にするのは最初の3~4行です。最後まで読んでもらえるとは限らないので、重要な情報は初めの3~4行に含めます。

エンゲージメント率を高めるには、ターゲットにとって価値あるキャプションを制作しなければいけません。ターゲットニーズを考え、ニーズに合った自社ならではの価値をキャプションで提供しましょう。

また、CTAの設置とジオタグもエンゲージメントに寄与します。ジオタグを含めれば、エンゲージメントが79%も多くなると判明しています。
 

2.ハッシュタグを活用する

日本のユーザーはハッシュタグ検索を積極的に使います。 まずはハッシュタグでフォロワー数を伸ばし、アカウント基盤が整ったところで、「発見タブ」に表示される施策を取ると有効です。

ハッシュタグ選定のポイントは、以下の通りです。

  • 自社ビジネスに関連しているかつ潜在顧客が検索で使うハッシュタグを特定する
  • 投稿数が少ないスモール・ミドルハッシュタグからアプローチする

 

3.インフルエンサーを起用する

インフルエンサーの力を借りると、効果的なブランド認知度の向上や潜在顧客へのリーチなどに期待できます。

ある調査によると、消費者の82%がマイクロインフルエンサーが推薦するアカウントをフォローすると判明しています。
 

4.広告を活用する

Instagramの広告を利用すると、ユーザーのフィードやストーリーに自社コンテンツを表示できます。ユーザーは自身の興味関心を広げるためにInstagramを使っているため、広告で多くのオーディエンスにアプローチするのは有効な施策です。

Instagramでは、以下の広告フォーマットを利用できます。

  • 写真広告:写真や画像を表示
  • 動画広告:最長60秒の動画を表示
  • カルーセル広告:複数の写真や動画を表示
  • ストーリーズ広告:ユーザーのストーリーズに写真や動画を表示
  • 発見タブ広告:発見タブに写真や動画を表示
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5.キャンペーンを開催する

Instagramでキャンペーンを開催することで、ブランド認知度や新規顧客の創出に期待できます。

例えば、認知度アップが目的なら広告キャンペーン、顧客との関係性を深めるならハッシュタグを活用したフォロワー参加型のキャンペーンが最適です。

他社の事例などを参考にしながら、目的に適したキャンペーンを開催しましょう。
 

6.ストーリーを積極的に活用

Instagram集客では、ストーリーの活用が重要です。

全世界で約400万の企業がストーリーを使い、50%のユーザーがストーリーをきっかけにウェブサイト訪問や商品購入をしたとの調査もあります。

ストーリーでは、企業の裏側や製品プロモーション、ウェブサイト更新のお知らせ、ユーザー交流など様々なコンテンツを投稿できます。

ただし、好きなものを投稿するのではなく、ブランドイメージに沿ったコンテンツを投稿しましょう。
 

7.フォロワーとのコミュニケーション

Instagramでは、顧客と双方のコミュニケーションを取れます。 フォロワーの自社に関する投稿のシェアやコメントへの反応、DM対応などの丁寧なコミュニケーションを重ねることで、安心感や信頼感の醸成を行えます。

また、Instagramのタイムラインは親密度順で並ぶ事実を踏まえると、 顧客との親密性を高めれば、エンゲージメント向上にも繋がります。
 

8.インサイト機能を利用する

ビジネスアカウントに切り替えると、「インサイト」と呼ばれるアナリティクス機能を使えます。インサイトでは、インプレッションやエンゲージメント数などの確認が可能です。

インサイトを活用し、顧客が求める投稿を特定すれば、比較的簡単にエンゲージメントの高いクリエイティブ作成を行えます。
 

Instagramで集客をする際の注意点

インスタグラムで集客をする際の注意点

以下では、Instagramで集客する際の注意点を2つご紹介します。
 

1.手当たり次第にフォローしない

SNS運用でよくあるミスが、相互フォロー目的で手当たり次第にフォローをすることです。この方法だと、フォロワー数こそ増えますが、エンゲージメントしてくれる質の高いフォロワーは集まりません。

Instagramの集客施策では、多くのエンゲージメントを集め、フォロワーに投稿を拡散してもらうことが重要です。 フォロワーの数だけ集めても、目的達成には繋がりません。

ターゲットのニーズに合ったコンテンツの発信を続ければ、自然と質の高いフォロワーが集まります。
 

2.運用体制を整える

Instagram運用前には、社内連携を高める必要があります。

例えば、普段の投稿はマーケティング部が担当し、広告運用はプロモーション部が担当するなど、部署で役割を分ける企業は多いです。

しかし、運用する担当者や部署が異なる場合、同じアカウント運用をしていても、メッセージ内容が矛盾する可能性があります。

一貫性のある発信を行うためには、専用チームの構築や理念に沿った発信を徹底するなどの運用体制を整える必要があります。一貫したメッセージ発信をできれば、ブランドの世界観の構築やフォロワー数の増加などに繋がります。
 

Instagramを使った企業の集客事例3選

Instagramでの集客施策に成功した企業事例をまとめました。
 

1.アキュビュー® ディファイン®

ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンケアカンパニーが展開するカラーコンタクトブランド「アキュビュー® ディファイン®」。同ブランドは需要期に合わせて、Instagramでキャンペーンを実施し、認知拡大と売上の増加を目標にしました。

まず行ったことが、プロフィールページの最適化です。消費者のニーズに合ったオーガニック投稿やストーリーズのハイライト作成などをし、プロフィールに訪れたユーザーにフォローをしてもらう準備をしました。

広告運用にあたっては、ブランドの露出を広めることを狙い、消費者参加型のリポストキャンペーンを実施。 Instagram広告の精度の高さもあいまって、CVR2桁台を達成したのです。
 

2.エン・ジャパン

エン・ジャパンは、以下のターゲットに向けてInstagramで広告配信を実施しています。

  • 転職サイト「エン転職」を知らない人
  • 「エン転職」のアプリをダウンロードしていない人
  • アプリをダウンロードしているものの求人を閲覧していない人

広告配信において、エン・ジャパンが重視しているのはクリエイティブです。

AIを活用しながら、月に100ものパターンを制作し、OODA(観察・仮説構築・意思決定・実行のループ)による効果検証を実施することで、CVが高まるクリエイティブを特定します。

具体的な結果こそ公表されていないものの、予算の投資規模がフィード広告で131%、ストーリーズ広告で441%伸びている事実を踏まえると、大きな集客効果をあげていると考えられます。
 

3.コクヨ株式会社

コクヨ株式会社は、文房具やオフィス家具などの製造と販売を手がけます。同社は接着用品「GLOO(グルー)」のプロモーションをInstagramで実施しました。

フォロワー参加型のキャンペーンを開催し、参加者の投稿を自社アカウントで紹介しました。ユーザー巻き込み型のプロモーションを仕掛けることで、キャンペーンサイトへの訪問者数の増加と売上貢献にも寄与できたのです。

ビジュアルで体験をシェアするInstagramの強みを活かした事例となりました。
 

Instagramのおすすめの集客ツール3選

Instagramでの集客を効率化するためには、外部のツールを使うことがおすすめです。ここでは、数ある中から厳選した3つのツールを紹介します。
 

1.SINIS(サイニス)

インスタグラムのおすすめの集客ツール3選1

SINISは連携アカウント数33,000件突破の分析ツールです。フォロワー数やエンゲージメントの推移の確認を行うことができ、CSVでのダウンロードもできます。

全ての投稿に対する反応が横並びで表示されるため、効果的にエンゲージメントの分析と改善を行えます。

競合他社のフォロワー数の推移、投稿のいいねとコメント数の確認も可能で、目標設定の参考として活用することも可能です。

エクセルでの自動レポート作成もできるため、スムーズに運用状況の共有を行えるでしょう。
 

2.Insight Suite

インスタグラムのおすすめの集客ツール3選2

Insight Suiteは、150社のSNSマーケティングを支援するスマートシェアが開発した無料のInstagram分析ツールです。

期間を指定したエンゲージメントやインプレッション、フォロワー属性、地域などの確認を行えます。 Instagramのインサイト機能よりも、細かな分析機能が備わっているため、初めて分析ツールを使う方から上級者にまでおすすめです。
 

3.HubSpot Marketing Hub

インスタグラムのおすすめの集客ツール3選3

Instagramから自社サイトやキャンペーンサイトへ誘導する際は、自己紹介欄にURLを貼り付けると有効です。しかし、Instagramの自己紹介欄で記入できる文字数は150文字までなので、長すぎるURLだと貴重な文字数を失ってしまいます。

HubSpotのMarketing Hub(ProfessionalもしくはEnterprise)を使えば、23字以内にURLの短縮化を行えます整然としたプロフィールを維持できる他、広告管理やSNSへの投稿、URLクリック数のトラッキングなども可能です。

Marketing Hubがあれば、潜在顧客との接点作りから関係構築まで行えるので、ぜひ導入をご検討ください。
 

Instagramを活用して、顧客とのコミュニケーションを深めよう

Instagramでの集客を成功させるためには、顧客理解と丁寧なコミュニケーションが欠かせません。顧客インサイトを反映したクリエイティブの作成、および顧客との関係性を深めることで、ブランドを応援してくれるコミュニティの形成が可能となります。

インスタグラムの多彩なツールを活用し、多面的にブランドストーリーを伝え、集客効果を高めましょう。

HubSpotではこの他にもマーケティングやセールスに役立つ資料を無料で公開していますので、ぜひこちらからご覧ください。

 

Instagramエンゲージメントレポート

 Instagramエンゲージメントレポート

元記事発行日: 2021年10月09日、最終更新日: 2021年10月09日

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