SEO対策を実施する上で、非常に重要な要素が「キーワード調査」です。SEO施策を実施しているという事業者様の中でも、思うがままにブログを執筆し続け、結果的にトラフィックが集まらないとお悩みの方もいらっしゃいます。

本稿では、「キーワード調査」の実践的な手順を全部で6ステップに分けて、ご紹介していきます。

(SEO対策における)キーワード調査とは?

キーワード調査とは、キーワードを使って人々が実際に検索エンジンに入力している言葉を見つけて調査することを言います。

検索におけるキーワード入力の例

実際に使われている検索ワードを理解することは、有効なコンテンツ戦略に役立つだけでなく、包括的なマーケティング戦略を立てるのにも役立ちます。

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SEO戦略のためにキーワード調査を行う方法

手順1:自社にとって重要かつ関連性があると思われるトピックの一覧を作成する

まずランキング上位に入りたいトピックを複数考えます。自社のビジネスにとって重要だと思われるトピックを5~10つほど選んでください。これらのトピックは後で実際のキーワードを特定していくのに使用します。

ブログのトピックに関しては、営業プロセスでよく話題に上がるトピックやカスタマーサポートなど顧客と接触する機会が多い部署に聞かれるものを選択することが基本戦略になります。

※ブログのトピックの決め方が分からない、とお悩みの方はこちらのブログを是非とも読んでみてください。

具体例をご覧頂いた方が分かりやすとい思いますので、例えばHubSpotのようなマーケティングツールを扱っている会社であれば、一般的に以下のようなトピックが考えています。 

  • 「インバウンドマーケティング」
  • 「 ブログ」
  • 「メールマーケティング」
  • 「リードジェネレーション」
  • 「SEO」
  • 「ソーシャルメディアマーケティング」
  • 「マーケティングアナリティクス」
  • 「マーケティングオートメーション」

また、上記のトピックに対して、トピッククラスター戦略という概念を用いてブログ記事を執筆しています。

 

手順2:各トピックに対してキーワードをリストアップする

フォーカスしたいトピックがいくつか決定したら、それらのトピックに該当するキーワードをリストアップしていきます。ターゲットオーディエンスが検索時に使う可能性が高いため、検索エンジン結果ページ(SERPs)のランキング上位に入ることが重要だと思われるキーワードフレーズを考えてください。

例えば、「マーケティングオートメーション」について考えてみましょう。このトピックに関して人々はどのようなキーワードフレーズを入力するでしょう? 例えば以下のようなフレーズが考えられます。

  • マーケティングオートメーションツール
  • マーケティングオートメーションソフトウェアの使い方
  • マーケティングオートメーションとは
  • マーケティングオートメーションソフトウェアが必要かどうか
  • リードナーチャリング
  • メールマーケティングオートメーション
  • おすすめのオートメーションツール

この段階では、キーワードフレーズの最終的なリストを作成する必要はありません。トピックに関連するコンテンツを検索するために潜在顧客が使う可能性のあるフレーズを出してください。

またトピックが決まった段階で、検索キーワード調査ツールをなどを利用し、そのトピックに対して、どのような検索ニーズが存在するのかを調査する事も可能です。

Googleにより日々キーワードの暗号化が進められている中、重要なキーワードを洗い出すもう1つの賢い方法は、自社のウェブサイトがこれまでにどのようなキーワードで見つけられているかを調べることです。これを行うにはGoogle アナリティクスやHubSpotのアナリティクスツールといったウェブサイト解析ソフトウェアが必要になります。

こちらのSEOラボさんの記事「キーワードの検索数を調べる方法教えます」では、様々なツールを用いて検索数を調べる方法を解説しています。

ウェブサイトへのトラフィックの流入元を分析し、自然検索で流入しているトラフィックがどのようなキーワードを検索して自社のサイトにだどりついているのかを特定します。

上記の作業をトピックごとに実施します。関連する検索ワードが思い浮かばない場合には、現場のスタッフ(営業部門やカスタマーサービス部門)に、見込み客や顧客がどのようなキーワードフレーズを使っているか、またどのような質問をよく聞かれるかを尋ねてみましょう。

 

手順3:関連する検索ワードを調査する

この手順は、キーワードをリストアップする手順2の段階ですでに実行した方もいらっしゃるかも知れません。まだの方はここで実行してください。

特定のトピックに関して人々が使っているであろう検索キーワードがなかなか思いつかない場合は、Google.co.jpへ行きましょう。そして何か検索ワードを入力して、検索結果ページの下部に表示される「(入力した検索ワード)に関連する検索キーワード」の部分を確認します。

ここに表示されたキーワードを参考にすることで、検討すべき他のキーワードを思いつくことができるかも知れません。

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さらに、これらの関連検索キーワードを検索フィールドに入力して、その関連検索キーワードも確認してみましょう。 

手順4:各トピックにビッグキーワードとロングテールキーワードの両方が入ってるかチェックする

ビッグキーワード(ヘッドキーワード、ビッグワード)とロングテールキーワードをご存知ない方のためにご説明しますと、ビッグキーワードは通常1~2語の短く一般的なキーワードのことで、対するロングテールキーワードは、3語以上で構成される長いキーワードのことを言います。

長期目標と短期目標の両方を達成できるバランスのとれたキーワード戦略を構築するには、ターゲットとするキーワードにビッグキーワードとロングテールキーワードの両方を含めることが重要です。

通常ビッグキーワードは頻繁に検索されるため、必ずとは言わないまでもほとんどの場合、非常に競争が激しく、ロングテールキーワードよりランキング上位に入るのが難しくなっています。

例えば、以下の2つのキーワードでは、どちらのほうがランキング上位に入りにくいと思いますか? 検索ボリュームや難易度を確認しなくとも大体見当が付くのではないでしょうか。

  1. 秀逸なブログ記事の書き方
  2. ブログ

皆さんお分かりの通り2番めが正解です。ビッグキーワードは通常検索ボリュームが大きい(つまり潜在的なトラフィックが大きい)ものの、「秀逸なブログ記事の書き方」のようなロングテールキーワードで得られるトラフィックのほうが、望ましい場合が多いのです。

なぜなら、このような明確なフレーズを検索する人は、一般的な単語を検索する人に比べて、プロダクトやサービス(この場合ブログ関連)に関して見込みが高い潜在顧客と言えるからです。

またロングテールキーワードは非常に具体的であることが多いので、検索を行った人が求めているものは何なのかが分かりやすいという利点があります。

一方「ブログ」というビッグキーワードを検索した人は、あなたのビジネスと全く関係のない理由でこのキーワードを検索しているかも知れません。

なので、リストアップしたキーワードを確認して、ビッグキーワードとロングテールキーワードがバランスよく含まれているようにしてください。

ロングテールキーワードで得られる短期的な利益を享受しつつ、より難しいビッグキーワードにも長期的に取り組み少しずつランキングに食い込めるようにしましょう。

 

手順5:リストアップしたキーワードで競合他社のランキングを確認する

競合他社がどのようなキーワードでランキング上位を目指しているかを計測するのは、SEOを施策を実施する上では非常に重要です。

なぜなら、ランキングは常に変動し、上位に入れるかどうかは絶対的ではなく、相対的な評価になるからです。

上位にランキングしている競合他社のブログ記事を調査する際は

  • どのような要素が含まれているのか?(小見出し:h2タグなど)
  • どのようなメッセージを伝えようとしているのか?(結論など)
  • 独自の価値がある情報やノウハウが書かれていないか?(データや事例)

などに気を配りながら確認をしてみてください。上位にランクインをしている5記事ほどを読んでみると、どのようなコンテンツがGoogleに評価をされているのか共通項が見えてくるはずです。

この共通項を情報として記載をする事と自社の独自ノウハウなどのような1次情報(読み手にとって価値のある)などを合わせてリストアップしていきます。

例えば、HubSpotでは、「マーケティングオートメーション」などのブログ記事に対しては、実際に自社でもHubSpotを利用をしてマーケティング活動を実施しているので、マーケティングオートメーションに関する自社の事例や気をつけるべきポイントなどを1次情報として記述しています。

また、競合他社がランキング上位に入っているキーワードを効率良く調べるにはツールが有効的です。ahrefsなどを使えば、入力したドメインがどのようなキーワードで見つけられているかを調査する事ができます。

是非とも、気になる方は活用してみてください。

手順6:Google広告のキーワードプランナーを使ってキーワードを絞り込む

ここまでで、さまざまなキーワードをバランスよくリストアップできたと思いますので、いよいよここから定量データを使ってキーワードを絞り込んでいきましょう。キーワードを絞り込むためには様々なツールがありますが、今回はオススメしたい手法をお伝えいたします。

Google広告のキーワードプランナー(この機能を使うにはGoogle広告のアカウントが必要となります。アカウントを作成しても広告を作成する必要はありません)とGoogle トレンドを組み合わせ使用してみてください。

キーワードプランナーでは、検討しているキーワードの検索ボリュームとトラフィックの予測を確認することができます。

残念ながらGoogleがキーワードツールからキーワードプランナーに移行した際に、多くの有用な機能が削除されていまいました。ただキーワードプランナーで得られた情報をGoogle トレンドで使用することにより、削除されてしまった機能の穴をある程度埋めることが可能です。

まずキーワードプランナーを使い、リストアップしたキーワードのうち、検索ボリュームが小さすぎる(または大きすぎる)ため、上記で説明した適切なキーワードバランスを保つのに役に経たなさそうなキーワードに印を付けます。

これらのキーワードを削除する前に、Googleトレンドを使用して、トレンドの履歴や今後の予測を確認しましょう。検索ボリュームが小さいキーワードでも、今から投資しておけば後から大きく伸びるキーワードがあるかも知れません。

また、キーワードのリストが大きすぎてもう少し絞り込む必要がある場合には、Googleトレンドで上昇傾向にあるキーワードを確認して、それらに力を入れるようにすると良いでしょう。

これで、自社に適したトピックにフォーカスした、短期目標と長期目標の達成に役立つキーワードリストが作成できました。

これらのキーワードは必ず数か月ごとに見直すようにしてください。四半期というのは適切なベンチマークですが、企業によってはもっと頻繁に見直しを行う必要があるかも知れません。一旦SERPs(サープス)でオーソリティが確立できれば、その後は、確立したプレゼンスを維持しつつ、さらに広い範囲に拡大するために、リストにキーワードを追加していくことができます。

他にキーワード調査に関して役立つヒントをご存知ですか? ウェブページのSEO対策を改善されてい方はぜひこちらの無料ガイドをご利用いただき、キーワード改善を促進されてください。

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編集メモ:この記事は、 2019年5月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。Rachel Sprungによる元の記事はこちらからご覧いただけます。

元記事発行日: 2016年9月12日、最終更新日: 2019年6月12日