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検索エンジンといえば何が思い浮かぶでしょうか。日本では、Google、Yahoo!の2トップがほとんどのシェアを占めています。直近1年間のデータを見ると、Googleが約76%、Yahoo!が約15%、Bingが約8%となっています。

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一方で、国外ではこれら以外でも様々な検索エンジンが利用されています。どの国でも、検索エンジンは重要な集客チャネルの1つです。

もし海外進出を考えているのであれば、世界ではどのような検索エンジンが利用されているのか、把握しておいて損はないでしょう。

この記事では、全世界の2020年の上半期検索エンジン人気ランキングTOP10をご紹介します。

注:ランキングの作成にあたり、世界全体のPC向け検索エンジン市場のシェアを調査しました。調査対象期間は2020年1月から2020年6月までです。

検索エンジンの仕組みとは

検索エンジンは、以下の3つによって検索結果を決めています。

  1. クローリング
    クローラーと呼ばれる検索エンジンのプログラムが、ネット上のサイト情報を集めます。サイトを公開すれば基本的にクローラーが巡回に来ますが、いつ来るかはわかりません。少しでも早くクローラーを呼びたいときには、「Google Search Console」を利用します。
     
  2. インデックス
    集めたサイトの情報を、データベースに蓄積します。インデックスされていないサイトは、検索結果に表示されません。サイトの構造にエラーがある場合や、Googleからペナルティを受けている場合はインデックスされないことがあります。
     
  3. ランキング
    インデックスされたサイトは、200種類以上のシグナルでランキングされ、検索順位が決まります。順位を決めるプログラムの詳細は公表されていませんが、上位に表示されるのは、ユーザーニーズにマッチしていると検索エンジンに判断されたコンテンツです。
     

検索エンジン2020年上半期TOP10

ここからは、検索エンジン2020年上半期TOP10をご紹介します。ぜひSEO対策の参考にしてください。
 

1.Google

検索市場シェアの約70%を占めるGoogleは、間違いなく最も人気のある検索エンジンです。モバイル検索に至っては約75%のシェアを獲得しています。トラフィックの規模が大きいので、オーガニック検索や有料検索によるトラフィック獲得を目指すならGoogleを選択するのが現実的でしょう。ただし、ほぼすべての企業がGoogle検索からのトラフィックを巡って競争しているため、上位に表示されるのは難しくなっています。

また、定期的に機能の変更やプログラムのアップデートを行うので、トラフィックを獲得するためには、最新の動向に注意を払う必要があるでしょう。

Google
 

2.Bing

Bingは米Microsoft社の検索エンジン。日本国内シェア第3位となっています。「意志を決定する検索エンジン」として設計され、ユーザーが求めている情報を限定した検索結果を表示するのが特徴です。Windows 10に搭載されているブラウザのデフォルト検索エンジンに設定されているため、今後、利用者が増えていく可能性もあります。

Bing
 

3.Baidu

Baidu(百度)は中国最大の検索エンジンで、日本国内検索市場の約0.2%を占めています。インターフェイスが中国語である点を除けばGoogleに似たデザインで、背景が白、リンクが青、URLが緑で表示されます。Googleと同じく、Baiduも検索結果ページに豊富な機能を盛り込むことを目指しています。

中国の検索市場では約40%という高いシェア率になっているため、中国市場でのアピールに興味があるなら、Baidu対策も検討した方がいいでしょう。しかし、Baiduは特定の画像が検閲で削除され、民主化に関するウェブサイトもブロックされるため、両者を比較するとGoogleの方が幅広い情報を得られます。

Baidu
 

4.Yahoo!

Yahoo!は国内シェア第2位の検索エンジンです。Googleの検索アルゴリズムを採用しているものの、検索結果に自社サービスを表示したり、検索結果に現れる地図が異なったりするなどの違いがあります。

Yahoo!
 

5.Yandex

ロシアでトラフィックを獲得したいのであれば、ロシアの検索トラフィック全体の約44%を占めているYandex対策も必要でしょう。Yandexはウクライナ、カザフスタン、トルコ、ベラルーシでも人気があり、英語やトルコ語のほか、ロシア語などのキリル文字圏の諸言語に対応しています。Yandexはクラウドストレージサービスも提供しているので、ユーザーはYandexの検索バーから自分のファイルを検索することができます。

Yandex
 

6.DuckDuckGo

ターゲティング広告に不安を感じる場合や、検索データを保存させたくない場合は、「あなたを追跡しない検索エンジン」を謳うDuckDuckGoを試してみましょう。この検索エンジンでは、ユーザーの情報が追跡、収集、保存されることがないので、商品を検索した後でターゲティング広告に悩まされることはありません。ただし、ターゲティング広告がないというだけで、広告を出せないわけではないので安心してください。

DuckDuckGoはインターフェイスがすっきりとしていて、検索ページが1つしかないため、他の検索エンジンよりも操作が簡単です。日本国内の検索市場では0.13%のシェアとなっています。

DuckDuckGo
 

7.Ask

Ask.comのシェアは低く、他の検索エンジンに比べると目立たない存在です。しかし、Ask.com(旧Ask Jeeves)は検索結果が質問と回答の形式で表示される、特徴ある検索エンジンです。

Ask.comの検索連動型広告の大部分はGoogleが提供するものですが、Ask.comには人気度よりも専門知識を優先する独自のアルゴリズムも搭載されています。さらに、「スマートアンサー」など、ユーザーの検索クエリに自然言語で回答するユニークな機能も提供しています。

Ask
 

8.Naver

Naverは韓国の検索エンジンです。韓国でのシェア率は約17%で、Googleに次いで第二位となっています。50前後のカテゴリーに分けられているため、一般的なSEO対策は通用しません。Naverでトラフィックを獲得するなら、リスティング広告か、Naverブログを使った集客が効果的でしょう。

Naver
 

9.Ecosia

Ecosiaはドイツの検索エンジンです。「収益は投資家に還元するよりも、地球温暖化対策に使うべき」をモットーとして、検索するたびに広告収入の少なくても80%を植林事業に寄付しています。自分が植えた木の数が右上のバーに表示されるのもユニークです。使いやすさよりも、理念に共感できる方に適した検索エンジンといえるでしょう。

Ecosia
 

10.AOL

AOLは米国の検索エンジンです。2000年代に急成長を遂げましたが、現在ではシェアが低調で、日本国内では事実上ポータルサイトとして運営されています。
 

Google以外の検索エンジンもチェックしておこう

SEO戦略を立案する際には、Google以外の検索エンジンでの対策方法を検討することも重要です。各国のシェア率を意識しながら、検索エンジンに適した対策をすれば、効率的な上位表示も実現するでしょう。Google対策と合わせて、ぜひ他の主要検索エンジンにも目を向けてみてください。

※SEOについて網羅的に知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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元記事発行日: 2020年7月30日、最終更新日: 2020年7月31日

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