HubSpot Marketing Blog

2017年03月26日

コンテンツマーケティングの計画を立てるための手順ガイド

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コンテンツマーケティングを始めたばかりという企業も、長いあいだ利用しているという企業にとっても、2017年は大変な年になりそうです。

その理由は、競争の激化が予想されるからです。米国Content Marketing Instituteによると、アンケート調査の対象となったB2Bマーケターのうち70%が、2017年に前の年よりも多くのコンテンツを作成すると回答したそうです。

そのような状況で、競合企業よりも優位に立つためにまず必要なのは、コンテンツマーケティングの計画を確実かつスマートに立てることです。この先数年の計画をどのように立てるべきか悩んでいるという方、あるいは計画の参考になる新しいアイデアをお探しの方は、この記事をぜひご覧ください。

コンテンツを誰に対して作り、どのような内容を作るかわからない方は、こちらの無料テンプレートをぜひダウンロードしてご利用ください。

今回のブログ記事では、企業がコンテンツマーケティングの計画を立てるべき理由と、計画を立てるために必要な手順について説明します。

コンテンツマーケティングとは?

コンテンツマーケティングとは、見込み客に対して価値のある一貫性を持ったコンテンツを制作し、適切な形で届けることに注力した戦略的マーケティング概念です。見込み客として定義された人たちを惹きつけ、関係性を築き、最終的に売り上げに結びつく行動を促すことを目的としています。

コンテンツマーケティングが重要である理由

企業はコンテンツマーケティングを取り入れることによって、準備や計画に基づくコスト効果の高い方法で、ウェブサイトのトラフィックや見込み客を確実に増やすことができます。

たとえばブログ記事を1本作成しただけでも、その記事が自然検索によるトラフィックを確実に増やしたとすれば、記事に含まれるeBookや無料のツールへのリンクによって、企業はその先も継続的に見込み客を獲得し続けることができます。

このように質の高いコンテンツによってトラフィックや見込み客を着実に増やすことができれば、企業は収益を向上させるための試みとして、有料広告のコンテンツやソーシャルメディアによる広告、有料のコンテンツディストリビューションなど、新しいマーケティング施策を柔軟に取り入れてみることもできます。

それに加えて、コンテンツは見込み客を惹き付けるだけでなく、ターゲットとするプロスペクトを教育したり、ブランドの認知度を高めたりするのにも役に立ちます。

それでは、コンテンツマーケティングの計画を作成する方法について、詳しく説明したいと思います。

コンテンツマーケティングの戦略を立てるための7つの手順

1)目標を決める

コンテンツマーケティングの計画を立てる目的は何ですか? コンテンツを制作する理由や、その計画を立てたいと考えた理由は何でしょうか? 計画を立てる前に、まずその目的を明らかにしておくことで、2017年にベストな戦略は何かを決定するための土台ができます(マーケティング担当者と営業担当者が目標を立てる際に便利な目標計画テンプレートを、こちらからダウンロードできます)。

2)ペルソナ設定のための調査を行う

計画を効果的に立てるためには、コンテンツのターゲットオーディエンス、すなわち「バイヤーペルソナ」を設定する必要があります(バイヤーペルソナ作成のためのテンプレートはこちらからダウンロードできます)。

バイヤーペルソナは、新しい企業や、マーケティングをこれから始めるという企業では特に重要です。ターゲットオーディエンスを理解することで、オーディエンスが読みたいと思うような、そしてコンバージョンにつながるような、興味深く価値の高いコンテンツを作成することが可能になります。

マーケティングを長く続けている企業にも、ターゲットについて改めて検討することをお勧めします。まったく別の新しい人々をターゲットとするか、ターゲットを拡大するか、あるいは同じオーディエンスを引き続きターゲットとするか、などを調査によって決定しましょう。毎年一度は市場調査を行い、オーディエンスについて詳細な情報を集めておくことは、オーディエンスを拡大させるために不可欠です。

3)コンテンツの種類を理解する

コンテンツといえばまずブログ記事、と思うかもしれませんが、何か新しい要素を取り入れたいと、別の種類のコンテンツを試してみる場合は、その対象について検討する必要があります(どのようなコンテンツを作成すれば良いかを策定するためのコンテンツマッピングテンプレートはこちらからダウンロードできます)。

たとえば、ここ数年のあいだ毎週一度ブログ記事の投稿を続けてきた企業であれば、そのすべての記事を集め、何かについて徹底的に解説したガイドを、eBookで作成することができるでしょう。このように情報を別のフォーマットで提供するのも良い方法だと思います。コンテンツのさまざまな種類について、この記事で後ほどご紹介します。

コンテンツマーケティングに長いあいだ取り組んできた企業には、昨年1年間のマーケティング活動とその結果について、調査することをお勧めします。そして、今年は何をどのように変えるか、また何を目標とするかなどを検討してください。その際、マーケティングチームの目標が企業全体の目標と一致しているか確認することが重要です。

4)CMS(コンテンツ マネージメント システム)を決定する

コンテンツを管理するためのシステムを用意します。コンテンツ管理では、コンテンツの作成、コンテンツの公開、コンテンツの分析などが重要な要素となります。

HubSpotのユーザーの方たちは、コンテンツの計画、作成、公開、および結果の測定をHubSpotソフトウェアだけですべて行うことができます。その他にもCoScheduleWordPressなどのCMSがあります(詳細につきましては、それぞれの説明をご覧ください)。

5)コンテンツのアイデアをブレインストーミングする

ここからはいよいよ、次回のコンテンツプロジェクトのためにアイデアを考えていきます。その目的に利用できるツールをいくつかまずご紹介します。

  • HubSpotのウェブサイトグレーダーHubSpotのウェブサイトグレーダーは、自社のウェブサイトの現状について知りたいときに利用できる、非常に便利なツールです。ブログの作成からソーシャル メディア マーケティングまで、ウェブサイトグレーダーがマーケティングの主要な部分に対して評価を行い、最適化や改善に役立つ詳細なレポートを表示します。このツールを使用して、ウェブサイトのSEO効果を高めるための方法を考えたり、コンテンツのための新しいアイデアを発見したりすることができます。
  • coggleコンテンツ作成のアイデアを考える前に、このツールで頭の準備運動をしましょう。このツールは英語ですが、非常に簡単にサインアップして日本語で利用することが可能です。ツール画面に表示される質問について考えることで、コンテンツのアイデアをブレインストーミングすることができます。そのアイデアをコンテンツマーケティングの計画に取り入れて使用することができます。
  • HubSpotのブログ トピック ジェネレーターHubSpotのブログ トピック ジェネレーターは現在英語対応のみですが、ブログのタイトルのアイデア出しの助け船となるでしょう。記事を作成したいトピックや用語の名詞をツールに大まかに入力するだけで、ブログで実際に使えるトピックをいくつでも表示してくれます。
  • Feedly人気の高いRSSリーダーです。このツールを使用して、トレンドになっているトピックをトラッキングでき、同時にコンテンツのアイデアを考えることもできるため非常に便利です。
  • Buzzsumo人気の高いコンテンツを探したり、コンテンツのアイデアを発見するために使用できます。本ツールも英語仕様ですが、日本語をタイピングしても機能をします。特定の単語をBuzzsumoに入力することによって、どのようなトピックがソーシャルメディアでシェアされているかを調べることが可能です。また、コンテンツに対する反応や好感度を判断します。この情報を基に、どのようなコンテンツを作成すればよいか考えることができます。

6)作成するコンテンツの種類を決める

どの種類のコンテンツを作成するかについては、さまざまな選択肢があります。ここからは、マーケターが特によく作成するコンテンツのフォーマットについて説明し、それぞれの作成に使用できるツールやテンプレートをご紹介します。

コンテンツマーケティングの代表格であるブログ記事

皆さんが今読んでいるのがまさに、ブログ記事です。ブログ記事はウェブサイトで公開され、新しい訪問者を引き寄せるために、定期的に投稿されます。ソーシャルメディアやその他のウェブサイトで記事をシェアしてもらえるように、オーディエンスにとって価値の高い記事を投稿しなくてはなりません。

ブログ記事の長さは1,800文字から3,600文字程度が適当だと思いますが、オーディエンスによって好みが異なりますので、テストを行って最適な長さを調べることをお勧めします。

こちらのブログ記事に、上質な記事を作成する方法が詳しく説明されています。また、何かの方法を説明する記事、リストを紹介する記事、キュレーションの記事、SlideShareプレゼンテーションの記事、およびニュースジャックの記事など、どのようなコンテンツを作成すべきかを決めるために便利な無料のテンプレートをこちらからダウンロードしていただけます。

見込み客獲得を促進する無料eBook

リード ジェネレーション ツールとして作成され、潜在顧客はフォームにコンタクト情報を入力することで、企業が提供するeBookをダウンロードできます。やはりウェブサイトに訪問者を引き寄せるために作成しますが、多くの場合、ブログよりも長文かつ詳細であるため、公開する頻度は少なくなります。

インバウンドマーケティングのプロセスでは、eBookはブログの次のステップとして位置付けられます。つまり、訪問者がブログ記事を読み、その企業から提供される情報に価値があると思ったら、自分のコンタクト情報を送信してeBookを入手します。一方、eBookを作成する企業は新しい見込み客を獲得し、セールスチームに渡してコンタクトしてもらうことができます。

見込み客が今すぐに利用し時間節約を可能にする無料テンプレート

オーディエンスに多大な価値を提供し、同時に見込み客を獲得することができる、非常に便利なフォーマットです。

オーディエンスはテンプレートを利用することで、時間を節約しながら質の高いコンテンツを作成できるため、その企業により深く関心を示してくれることを期待できます。

大量のデータを視覚的に伝えるインフォグラフィックス

データを言葉だけで説明するよりもわかりやすく、また興味深く表現することができます。大量のデータを明確に理解しやすく表示して説明したい場合に便利な、素晴らしいフォーマットです。

インフォグラフィックスの効果についてもっと知りたい方は、インフォグラフィックスを公開するべき理由について説明したこちらのブログ記事をご覧ください。すぐにでも作成してみたいという方には、美しいインフォグラフィックスを1時間以内で作成できるこちらのテンプレートをどうぞ。

テキストの5,000倍の情報量を伝える動画コンテンツ

ソーシャルメディアなどのウェブサイトでシェアされることの多い、エンゲージメント効果の高いメディアです。動画の作成には、記事を作成するよりも多くの時間と手間がかかりますが、動画を含め、ますます多くのビジュアル要素がマーケティングに活用されていることを考えれば、試してみる価値はあると思います。

最近ではFacebookライブ機能など、動画を活用することによってブランドの認知を高める企業が増加してきました。Facebookライブ機能を活用して動画配信をする方法についてまとめた無料eBookはこちらからダウンロードできます。

音声で役に立つコンテンツを気軽に聞いてもらうためのポッドキャスト

Podcastを始めると、コンテンツを日常的に読むほどの時間や興味のないオーディエンスにも、自分たちのブランドを知ってもらえる可能性が高くなります。Podcastのリスナーは拡大しており、2016年にはひと月に約5,700万人がPodcastを聴いたそうです。

興味深い人たちへのインタビューや対談の内容などをPodcastで配信するのも、新しいコンテンツフォーマットとして有効かもしれません。

外部コンテンツ

自社のサイトで長いあいだコンテンツを定期的に公開している企業なら、外部のサイトでもコンテンツを配信することを検討してみてはいかがでしょうか。例えば次のような方法が考えられます。

  • LinkedInなどのソーシャルメディアサイトでコンテンツを公開する
  • 過去に作成したコンテンツをフォーマットを変えて作り直し、ブログやソーシャルメディアで公開する
  • Mediumなどの外部サイト用にコンテンツを新しく作成する

公開中のコンテンツを別のフォーマットで作り直すことで、トラフィックの増加につなげることができます。

コンテンツの種類をもっと知りたいという方へ。はい、山ほどございます。ウェブサイトをさまざまな種類のコンテンツで彩るために、是非ご参照ください。

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7)コンテンツを公開し管理する

コンテンツを作成して終わりではなく、作成したコンテンツの管理までを、コンテンツマーケティングの計画に含める必要があります。エディトリアルカレンダーを上手に利用し、さまざまな種類のコンテンツをウェブサイトにバランスよく配置して公開しましょう。

また、ソーシャル メディア コンテンツ カレンダーを作成して、コンテンツを自社のウェブサイト以外でも紹介し、管理できるようにしましょう。

今年1年で使える良いアイデアについて、月ごとに考えてみてください。つまり、タイムリーなトピックを見逃さないようにすることが大切です。そのようなコンテンツばかりを作成する必要はありませんが、トラフィックを一時的に大きく増加させる可能性はあると思います。

年末年始や母の日、バレンタインデーなどのイベントをマーケティングに取りれる企業は少なくありません。ですが、それらのイベントに限らず、何か新しい特別な期間が見つかれば、ブログやソーシャルメディアにコンテンツを投稿してみるのも、オーディエンスへのアピールに効果的です。

なお、エディトリアルカレンダーを作成する際、記念日のリストを参照しながら計画を立てることをお勧めします。

これほど多くの情報があるのかと驚いたかもしれませんが、これはまだ始まりにすぎません。時間をかけて情報を収集・整理し、創造力を活かして、コンテンツマーケティングの素晴らしい戦略を立ててください。コンテンツマーケティングの計画を作成する方法について、土台を築くところから、ツールを利用してコンテンツを効率的に管理するところまで説明しました。

ここで紹介した手順や情報を参考にすれば、今年の計画を思ったよりも楽に立てられるはずです。なお、HubSpotによるマーケティング プラン ジェネレーターを利用すれば、12カ月間の戦略をわずか数分で作成できますので、こちらもお試しください。

それでは、素晴らしいコンテンツを作成して、充実した1年にしましょう。

HubSpotの無料マーケティング診断
編集メモ:この記事は、2017年1月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。Justin McGillによる元の記事はこちらからご覧いただけます。

トピック: コンテンツマーケティング

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